シマノ

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株式会社シマノ
SHIMANO INC.
Shimano.svg
種類 株式会社
市場情報
東証1部 7309
大証1部 7309
略称 シマノ
本社所在地 日本の旗 日本
〒590-8577
大阪府堺市堺区老松町3丁77番地
設立 1940年1月29日
業種 輸送用機器
事業内容 自転車部品、釣具、冷間鍛造品およびスノーボード用品の製造販売
代表者 代表取締役社長 島野容三
資本金 356億13百万円
売上高 単体1,421億円、連結1,866億円
(2009年12月期)
純資産 単体828億円、連結1,665億円
(2009年12月)
総資産 単体1,023億円、連結1,908億円
(2009年12月)
決算期 12月31日
外部リンク www.shimano.com
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株式会社シマノ: SHIMANO INC. )は、大阪府堺市堺区に本社を置くアウトドアスポーツ用品会社。自転車部品と釣具の製造をその主要な事業とし、自転車パーツメーカーとしては世界最大である。また釣り用リールや竿も製造している。

スノーボードビンディングやブーツも製造販売していたが2009年3月31日をもって終了した。

取扱品目の性格上、従業員の自転車通勤も積極的に奨励している。

目次

[編集] 沿革

[編集] 生産拠点

[編集] 日本国内

[編集] 直営

  • 下関工場(山口県下関市)

[編集] 子会社・関連会社

  • シマノ熊本株式会社(熊本県山鹿市)
  • 釣り竿の生産

[編集] 海外

  • G.LOOMIS, INC. (アメリカ)
  • 釣り竿の製造。
  • INNOVATIVE TEXTILES, INC.(アメリカ)
  • 釣り糸の製造。
  • SHIMANO (SINGAPORE) PTE. LTD.(シンガポール)
  • SHIMANO COMPONENTS (MALAYSIA) SDN. BHD.(マレーシア)
  • 釣り用リール等の製造。
  • P.T. SHIMANO BATAM(インドネシア)
  • 釣り竿等の製造。
  • SHIMANO (KUNSHAN) BICYCLE COMPONENTS CO.,LTD.(中国)
  • 自転車用品の製造。
  • SHIMANO (KUNSHAN) FISHING TACKLE CO., LTD. (中国)
  • 釣り竿等の製造。
  • SHIMANO (TIANJIN) BICYCLE COMPONENTS CO., LTD.(中国)
  • 自転車用品の製造。

[編集] 販売拠点

[編集] 日本国内

[編集] 直営

  • 釣具営業所
  • 北海道営業所(北海道札幌市)
  • 仙台営業所(宮城県仙台市)
  • 埼玉営業所(埼玉県上尾市)
  • 東京営業所(東京都大田区)
  • 静岡営業所(静岡県沼津市)
  • 名古屋営業所(愛知県名古屋市)
  • 大阪営業所(大阪府堺市)
  • 中国営業所(岡山県岡山市)
  • 四国営業所(香川県観音寺市)
  • 九州営業所(佐賀県鳥栖市)
  • アミニティ・ゴルフショップ アイフィー(大阪府大阪市)
  • ライフ・クリエーション・スペース OVE(東京都港区)

[編集] 子会社・関連会社

  • シマノセールス株式会社(大阪府堺市)
  • 公益財団法人シマノ・サイクル開発センター/自転車博物館(大阪府堺市)

[編集] 海外

  • SHIMANO AMERICAN CORPORATION (アメリカ)
  • SHIMANO CANADA LTD. (カナダ)
  • SHIMANO EUROPE HOLDINGS B.V.(オランダ)
  • SHIMANO EUROPE FISHING HOLDING B.V.(オランダ)
  • SHIMANO EUROPE BIKE HOLDING B.V.(オランダ)
  • SHIMANO BENELUX B.V.(オランダ)
  • SHIMANO EUROPE B.V. (オランダ)
  • SHIMANO GERMANY FISHING GMBH. (ドイツ)
  • SHIMANO U.K. LTD. (イギリス)
  • SHIMANO BELGIUM N.V.(ベルギー)
  • SHIMANO ITALY FISHING S.R.L.(イタリア)
  • SHIMANO NORDIC CYCLE AB(スウェーデン)
  • SHIMANO NORDIC CYCLE OY(ノルウェー)
  • SHIMANO NORDIC CYCLE AS(フィンランド)
  • SHIMANO (SHANGHAI) BICYCLE COMPONENTS CO.,LTD. (中国)
  • SHIMANO TAIWAN CO.,LTD. (台湾)
  • SHIMANO AUSTRALIA PTY. LTD.(オーストラリア)
  • DUNPHY HOLDINGS PTY. LTD.(オーストラリア)
  • DUNPHY SPORTS/FISHING IMPORTS PTY. LTD.(オーストラリア)

[編集] 自転車部品

1921年、わずか1台の工作機械で後輪用1枚ギアの製造からスタートした。実用車からスポーツサイクルまでの主要な構成部品を数多く生産し、世界最大の自転車パーツメーカーであり、日本国内においても自転車業界唯一の東証・大証一部上場企業である。

1980年代中頃変速レバーにラチェットを設けることで変速を容易かつ正確にしたシマノインデックスシステム(SIS)、またチェーンホイールやスプロケットに加工を施し変速を迅速にするハイパーグライドシステムを開発、シマノ製品で部品を統一する方が変速が容易になった。その結果今までバラバラで扱われていた各部品を統合して販売するシステムが確立していき、特定の部品に特化して製造販売していたメーカーはシマノに市場を奪われ、ライバル関係にあったサンツアー(マエダ工業)、スギノテクノなどが次第に苦戦することになった。

さらに変速レバーとブレーキレバーを一体化したデュアルコントロールレバーでハンドルから手を離さずに変速できるシマノトータルインテグレーション(STI)の開発により他社に決定的な差をつけた。サンツアーが製造していたハンドルバーのブレーキレバー付近に付ける方式の手元シフトレバー「コマンドシフター」はこれに食われ、「エルゴパワー」で追従した伊カンパニョーロ以外のライバルは事実上消滅した。

初期のマウンテンバイク市場にも積極的に商品を投入し、最上位グレードXTRを筆頭に市場をほぼ独占した時期もあった。ロード用で培った技術をMTBにも応用し高い人気を誇っている。近年MTB向けにもロードバイクのSTIを模して、ブレーキレバー自体を操作することで変速できるタイプのデュアルコントロールレバーを投入したが、ロード用ほどには普及していない。

他にも強力な制動力を持つVブレーキをはじめ、独自の機構、規格の部品を多数開発している。また2009年モデルからロードバイク用の電動コンポーネント(パワーシフター)を発売することを発表した。なお競輪用の部品も製造しておりクランクやハブなどを販売しているが、フレームは製造していない。

[編集] 長所

  • 故障が少なく、操作が楽で日本国内では補修部品が細かい単位で入手できる。
  • 性能・品質に対して価格が抑えられており、なおかつ性能は高いレベルにある。
  • モデルチェンジ後も旧来のパーツ使用者のための製品を製造し続けており、新しい製品に買い換えずに長年使用することが出来る。

[編集] 短所

  • 製品ラインナップが豊富であるが、世代間の互換性をほとんど重視していない。そのため一つのシステムで世代毎に違った規格が数多く存在し、パーツ交換の際に使用できないことも多い(例えばデュラエースは7900シリーズと7800シリーズで、同じ変速段数にもかかわらず多くの部品で互換性がない)。
  • 補修部品はネジ一本に至るまでスモールパーツ単位での発注が可能であり、部品に割り振られたパーツナンバーさえ分かれば発注により一般ユーザーにも入手が可能であるが、その数は膨大な数に上り、欠品や生産中止、繁忙期などの入手時間の遅れがある。

[編集] コンポーネント(2011年現在)


  • コンフォートバイク向けコンポーネント
    • ALFINE
    • NEXAVE
    • NEXUSシリーズ - 国産の高価格帯の完成車に搭載されることが多い。
  • BMX向けコンポーネント
    • DXR

[編集] スポーツ用自転車部品の互換性

[編集] 変速機

2010年現在ロードレーサー用、マウンテンバイク用ともにリアディレイラー10速仕様、9速仕様、8速仕様、7速仕様がある。変速段数が異なる製品間、ロードレーサー用とマウンテンバイク用間の公式な互換性は一部[1]を除きほぼ存在しない。

社外品としてSRAMのチェーンおよびカセットスプロケットは互換性がある。チェーンリングについてはFSAやスギノテクノが互換品を販売している。

[編集] チェーン

シマノのチェーンには後ろギアの変速数や規格に応じた様々な種類が存在する。マウンテンバイク用の7速/8速はIG/UG/HGチェーン、ロードレーサー用の8速はHGチェーンである。9速用のチェーンはスーパーナローHG。10速用のチェーンはロードレーサー用がスーパーナロー10速用HG、マウンテンバイク用はHG-Xチェーンとまた異なっている。コネクトピンは異なるものがあるので注意が必要である。

[編集] 制動装置

シマノが販売している制動装置のうち、スポーツ自転車に用いられるのはキャリパーブレーキ、Vブレーキ、カンチレバーブレーキ、ディスクブレーキの4種類である。ロードレーサーにはキャリパーブレーキが、ツーリング車やシクロクロス車、古いマウンテンバイクにはカンチレバーブレーキが、近年のマウンテンバイクやクロスバイクにはVブレーキもしくはディスクブレーキが主に用いられる。

注意しなければならないのは、ブレーキとブレーキレバーには推奨される組み合わせと推奨外の組み合わせが存在するという点である。具体的に言うと、ロードレーサー用のブレーキレバーではキャリパーブレーキとカンチレバーブレーキ、以外は推奨されていない。またVブレーキにはVブレーキ専用あるいはVブレーキとカンチブレーキの切り替えが可能なマウンテンバイク用ブレーキレバーがある。これは相互のブレーキのロープ引き量の違いがあるためである。ただしマウンテンバイク用のディスクブレーキ(機械式)をロードバイクのデュアルコントロールレバーで引くセッティングの例もある[2]。ディスクブレーキにはワイヤー式と油圧式があり、これらの間に互換性はない。

[編集] ワイヤー類

ワイヤー類にはシフトケーブルとブレーキケーブルが存在する。これらのケーブルは更にインナーケーブルとアウターケーブルに分けられる。

シフトケーブルはロードレーサー用とマウンテンバイク用でインナー、アウターとも共通である。ブレーキケーブルはアウターケーブルについてはロードレーサー用とマウンテンバイク用は共通であるが、インナーケーブルはロードレーサー用とマウンテンバイク用で異なっており、互換性はない。(ケーブル先端の「タイコ」の形状の違いによる) グレードによって、鉄製、ステンレス製、ステンレス製かつコーティングが施されたものがある。

[編集] 釣り具

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1970年2月釣具業界に参入し、主にリールの製造を開始した。1995年には日本フィッシングタックル株式会社 (NFT) を吸収合併、1997年には米Gルーミスの株式を取得、2007年にはフィンランドのラパラVMCと共同出資で会社を設立、2009年に米イノベーティブテキスタイルの買収、2010年ジャッカルと提携を行なうなど、現在では総合釣具メーカーとして世界的に展開している。

特徴として、耐久性が高いことが上げられる。他社に比べ強度基準が非常に高い中で製造されており、リールやロッドの軽量化が進む中、耐久性ありきの軽量化がモットーであり、たとえ5g軽くできても著しく耐久性が落ちてしまうなら軽量化しないというのがシマノの方針である。
この耐久性の高さが長期使用においてもユーザーの満足感を生み、北米やオーストラリアでは高く評価され高いシェアを獲得している。

自転車事業も手がけるシマノの強みとしてカーボンやアルミの加工技術に優れており、コールド・フォージングのリールシートや、カーボン素材CI4をリールの一部やリールシートに採用するなど他業種を手がけるシマノならではのアプローチがなされている。

製品にはライフサイクルがあり、スピニングリールは、基本的に3年でモデルチェンジされるようになっており、ベイトリールやロッドに関しては同様に3年程度でモデルチェンジもしくは追加モデルという形でリリースされる。ルアーや浮き、釣り糸などの用品に関しては、人気になることが少なくすぐに廃盤になることが多い。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ DURA-ACEの7700系の9速シフターで7400番台の後ろ変速機を使い8段ギアをインデックスに沿って変速出来る等の過渡期の規格がいくつか存在する。
  2. ^ リカンベント写真館(OPTIMA)

[編集] 外部リンク

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