シマノ

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株式会社シマノ
SHIMANO INC.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 7309
大証1部 7309
略称 シマノ
本社所在地 590-8577
大阪府堺市堺区老松町3丁77番地
電話番号 072-223-3330
設立 1940年1月29日
業種 輸送用機器
事業内容 自転車部品、釣具、冷間鍛造品およびスノーボード用品の製造販売
代表者 代表取締役社長 島野容三
資本金 356億13百万円
売上高 単体1,891億円、連結2,351億円
(2008年12月期)
純資産 単体901億円、連結1,657億円
(2008年12月)
総資産 単体1,169億円、連結1,932億円
(2008年12月)
決算期 12月31日
外部リンク www.shimano.com
  

株式会社シマノSHIMANO INC.)は、大阪府堺市堺区に本社を置くアウトドアスポーツ用品会社。自転車部品と釣具の製造をその主要な事業とし、自転車パーツメーカーとしては世界最大である。また、釣り用リールや竿も安定した人気がある。

近年、スノーボードビンディングなどに事業範囲を拡大しつつある。

また、取扱品目の性格上、従業員の自転車通勤も積極的に奨励している。

目次

[編集] 沿革

[編集] 自転車部品

ロードバイク向けの最上位コンポーネント「デュラエース」は、イタリアカンパニョーロ社の「レコード」、アメリカSRAM社の「Red」と並ぶ、プロ用コンポーネントである。

1980年代中ごろ、手加減でおこなっていた変速を、変速レバーにラチェットを設けることで容易かつ正確にした(シマノインデックスシステム:SIS)。チェーンホイールやスプロケットに加工を施し、変速を容易にするハイパーグライドシステムの開発により、シマノ製品で部品を統一する方が変速が容易になったため、ライバルのサンツアー(マエダ工業)、スギノテクノなどが苦戦することになった。

変速レバーとブレーキレバーを一体化して、ハンドルから手を離さずに変速できる「デュアルコントロールレバー」の開発により、他社に決定的な差をつけた(シマノトータルインテグレーション:STI)。サンツアーが製造していたハンドルバーのブレーキレバー付近に付ける方式の手元シフトレバー「コマンドシフター」はこれに食われ、「エルゴパワー」で追従したカンパニョーロ社以外のライバルは事実上消滅した。

マウンテンバイク向けには最上位グレードXTRを筆頭に市場をほぼ独占。ロード用で培った技術をMTBにも応用し高い人気を誇っている。近年、MTB向けにもブレーキ/シフトレバー一体のデュアルコントロールレバーを投入したが、ロード用STIほどには受け入れられず、苦戦している。

他にも強力な制動力を持つVブレーキをはじめ、独自の機構、規格の部品を多数開発している。

2009年モデルからロードバイク用の電動コンポーネントを発売する事を発表した。

[編集] 長所

  • 故障が少なく、操作が楽で日本国内では補修部品が細かい単位で入手できる。
  • 性能・品質に対して価格が抑えられており、なおかつ性能は高いレベルにある。
  • モデルチェンジ後も旧来のパーツ使用者のための製品を製造し続けており、新しい製品に買い換えずに長年使用することが出来る(カンパニョーロも部品のストックはあるが互換性を持った製品を追加供給することはない)。

[編集] 短所

  • 新しい規格を次々に開発し製品化する為、自社が過去に製造した製品との互換性が無くなることが多い(こうした傾向を指して「シマノ商法」と呼ばれることも多い)[要出典]
  • 補修部品は種類が多く、どの部品を注文するのか確認に手間がかかり、注文しても時期によっては欠品が多く、入手に時間がかかってしまう事が多い[要出典]
  • 製品ラインナップが競合他社と比べ豊富であるにもかかわらず、互換性をあまり重視していない。そのため多くの規格が存在し、パーツ交換の際に互換性の確認を怠ると使用出来ないことになる。(例えばロード用部品のデュラエースの7900シリーズと7800シリーズは同じ変速段数にもかかわらず多くの部品で互換性がない)
  • アルミ加工技術が高く中空クランク等で軽量化を果たしてきたが、最近では他社がより軽量なカーボン製パーツを多く製造しているため、重量面ではアドバンテージがなくなっている。

[編集] コンポーネント

  • コンフォートバイク向けコンポーネント
    • ALFINE
    • NEXAVE
    • NEXUSシリーズ - 国産の高価格帯の完成車に搭載されることが多い。
  • BMX向けコンポーネント
    • DXR

[編集] 自転車部品の互換性

本節ではスポーツ自転車用の部品について、互換性を解説する。

[編集] 変速系

2008年現在シマノの変速系には、ロードレーサー用として10速、9速、8速用のものが、またマウンテンバイク用として9速と8速用のものが存在する。

変速段数が異なる製品間の互換性は、10速、9速、8速用の間には公式な(シマノ自身が認めた)互換性は存在しない。ただしチェーンリング、前後ディレイラーなどはユーザーの経験上、融通が利くことも知られている。

ロードレーサー用とマウンテンバイク用の場合、変速段数の互換性と同じく公式な互換性は存在しないが、チェーンリング、前後ディレーラーなどは可能。

なお、社外品としてSRAM社のチェーンおよびカセットスプロケットはシマノ社のものとの間に互換性がある。チェーンリングについてはシマノ純正品以外にも、FSA[要曖昧さ回避]スギノテクノが互換品を販売している。

[編集] チェーン

シマノのチェーンには4種類が存在する。マウンテンバイク用の8速はIGチェーン、ロードレーサー用の8速はHGチェーンである。9速用のチェーンはマウンテンバイク用とロードレーサー用は共通である。10速のチェーンはロードレーサー用のみ存在する。これらのチェーンの間に互換性は無い。コネクトピンも全て異なるので注意が必要である。

[編集] 制動装置

シマノが販売している制動装置のうち、スポーツ自転車に用いられるのはキャリパーブレーキ、Vブレーキ、カンチレバーブレーキ、ディスクブレーキの4種類である。ロードレーサーにはキャリパーブレーキが、ツーリング車やシクロクロス車にはカンチレバーブレーキが、マウンテンバイクやクロスバイクにはVブレーキもしくはディスクブレーキが主に用いられる。ディスクブレーキは基本的にマウンテンバイク用である。

注意しなければならないのは、ブレーキとブレーキレバーには推奨される組み合わせと推奨外の組み合わせが存在するという点である。具体的に言うと、ロードレーサー用のブレーキレバーではキャリパーブレーキとカンチレバーブレーキ、ミニVブレーキ以外は推奨されていない。ただし、マウンテンバイク用のディスクブレーキ(機械式)をロードバイクのデュアルコントロールレバーで引くセッティングの例もある[1]。またVブレーキにはVブレーキ専用あるいはVブレーキとワイヤー式ディスクブレーキの切り替えが可能なマウンテンバイク用ブレーキレバーが必要である。ディスクブレーキにはワイヤー式と油圧式があり、これらの間に互換性は無い。

[編集] ワイヤー類

ワイヤー類にはシフトケーブルとブレーキケーブルが存在する。これらのケーブルは更にインナーケーブルとアウターケーブルに分けられる。

シフトケーブルはロードレーサー用とマウンテンバイク用でインナー、アウターとも共通である。ブレーキケーブルはアウターケーブルについてはロードレーサー用とマウンテンバイク用は共通であるが、インナーケーブルはロードレーサー用とマウンテンバイク用で異なっており、互換性は無い。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク