デンソー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社デンソー
DENSO CORPORATION
種類 株式会社
市場情報
東証1部 6902
大証1部 6902
名証1部 6902
略称 デンソー
本社所在地 448-8661
愛知県刈谷市昭和町一丁目1番
電話番号 0566-25-5511(案内)
設立 1949年12月16日
業種 輸送用機器
事業内容 自動車部品の研究・開発・生産
代表者 加藤宣明(取締役社長
資本金 1,874億57百万円(2008年3月31日現在)
売上高 単体 2兆4,780億円
連結 4兆251億円
(2008年3月期)
総資産 単体 2兆7,825億円
連結 3兆6,434億円
(2008年3月31日現在)
従業員数 単体 35,557人
連結 118,853人
(2008年3月31日現在)
決算期 3月末日
主要株主 トヨタ自動車株式会社 24.53%
株式会社豊田自動織機 8.54%
ロバートボッシュ・インダストリー・アンラーゲン有限会社 5.84%
デンソー従業員持株制度会 1.48%(2008年3月31日現在)
主要子会社 アスモ株式会社
アンデン株式会社
株式会社デンソークリエイト
浜名湖電装株式会社
株式会社デンソーウェーブ
ジェコー株式会社 他
外部リンク www.denso.co.jp/ja/
  

株式会社デンソーDenso Corporation )は、愛知県刈谷市に本社を置くトヨタグループ自動車部品メーカーであり、自動車部品メーカーとして世界最大である[1]

目次

概要

主な製品は自動車熱機器関連、エンジン関連、電気機器関連、電子機器関連、ITS関連である。自動車部品を広範囲に扱っており、技術力には定評がある。トヨタ自動車だけでなく、国内外の自動車会社にも広く製品を供給している。

1970年代はNDで始まる(Nippon Densoから)型番のアマチュア無線機器を生産、またKDDIを中心に携帯電話端末も供給していた。2007年まで細々とではあるがNTTドコモの自動車電話「デジタル・カーホン」を生産していた。

最近携帯電話にURIなどを転送する際に使われる、QRコードの開発を行ったのも同社であり、QRコードは同社の子会社である株式会社デンソーウェーブ登録商標である。

2007年度の製品別売上高構成(連結)は以下のようになっている。

  • 熱機器 32.0%
  • パワートレイン機器 23.4%
  • 情報安全 16.2%
  • 電気機器 9.1%
  • 電子機器 8.7%
  • モーター 6.7%
  • 産業機器 1.5%
  • その他 2.4%

代表取締役

歴代社長にはデンソー生え抜きが就任しているという、トヨタグループの中では異例の企業である[2]

  • 会長 - 齋藤明彦(2007年6月~)
  • 副会長 - 深谷紘一(2008年6月~)
  • 社長 - 加藤宣明(2008年6月~)

主要製品

自動車分野

かつてIDO向け端末として製造した 528G DIGITAL minimo (1998年)

新事業分野

沿革

国内事業所(下段各事業所主要製品)

  • 本社(愛知県刈谷市)(1949年)
  • 池田工場(愛知県刈谷市)(1965年)
    • ラジエータ、オイルクーラ、インタークーラ
  • 広島工場(広島県広島市)(1965年)
    • ラジエータ、電動ファン、吸気モジュール、ヒータコア
  • 安城製作所(愛知県安城市)(1967年)
    • スタータ、オルタネータ
  • 西尾製作所(愛知県西尾市)(1970年)
    • カーエアコン、ラジエータ、ディーゼル燃料噴射装置、EFI用制御製品
  • 高棚製作所(愛知県安城市)(1974年)
    • メータ、ディスプレイ、ナビゲーションシステム
  • 大安製作所(三重県いなべ市)(1982年)
    • 点火装置、安全走行機器、O2センサ、各種アクチュエータ、センサ
  • 豊橋製作所(愛知県豊橋市明海町)(1987年)
    • カーエアコン、自然冷媒(CO2)ヒートポンプ式給湯器
  • 幸田製作所(愛知県額田郡幸田町)(1987年)
    • IC、電子制御製品
  • 阿久比製作所(愛知県知多郡阿久比町)(1990年)
    • 生産設備、ロボット
  • 善明製作所(愛知県西尾市)(1998年)
    • 電子制御式燃料噴射装置
  • デンソー基礎研究所(愛知県日進市)(1991年)
    • 半導体エレクトロニクス、情報通信、ヒューマンマシンインターフェース等

中国人従業員の機密持ち出し被疑

2007年3月、愛知県警に横領の疑いで逮捕された中国人の技術部係長が、データを社外に持ち出しているおそれがあることが県警の捜査で判明した。被疑者が1980年代後半に中国の軍事関連企業に勤務していたという理由で、デンソーはデータが中国に漏洩したおそれがあると訴えていた。被疑者は前年10月から12月にかけてデンソーのデータベースからセンサーや産業ロボットなど製品の電子図面約13万件のデータを社有のノートパソコンにダウンロードした上で、自分のパソコンにコピーする目的で自宅に無断で持ち帰ったという。

デンソーが被疑者に貸与したパソコンを県警で押収し分析したところ複数の記憶媒体が接続された形跡を発見したが、自宅や職場への家宅捜索で見つかった複数の記憶媒体と照合した結果、自宅の記憶媒体の他にも記憶媒体があることが分かった。

ダウンロードが増えた前年10月以降に2回帰国し、デンソーが事情を聞いた直後の2007年2月16日にも一時帰国していたため、デンソーはデータが中国に持ち出されたおそれがあると訴えていた。名古屋地方検察庁は嫌疑不十分として不起訴処分と決定した。

提供番組(過去に提供されたのも含む)

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 二位はドイツボッシュ
  2. ^ 毎日新聞中部朝刊 (2008-04-18). "デンソー:「グローバル体制を強化」--成長持続へ、加藤新社長 - 毎日jp(毎日新聞)". 毎日新聞. 2008-04-19 閲覧。

関連項目

外部リンク