コニカミノルタ

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コニカミノルタ株式会社
KONICA MINOLTA, INC
JPタワー(2012年6月24日)
本社が入居するJPタワー
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4902 1949年5月16日上場
大証1部(廃止) 4902 1949年6月10日 - 2013年7月15日
略称 コニカミノルタ
本社所在地 100-0005
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号
設立 1936年(昭和11年)12月22日
(小西六写真工業株式会社)
業種 電気機器
事業内容 複合機(MFP)、プリンター、印刷用機器、ヘルスケア用機器、産業用・医用計測機器、産業用インクジェットヘッド、テキスタイルプリンターなどの開発・製造・販売、並びにそれらの関連消耗品、ソリューション・サービスなど
電子材料(TACフィルムなど)、照明光源パネル、機能性フィルム(遮熱フィルムなど)、光学デバイス(レンズユニットなど)の開発・製造・販売など
代表者 山名 昌衛(取締役代表執行役社長
資本金 375億19百万円
売上高 連結:8,130億73百万円
単独:355億67百万円
(2013年3月期)
純資産 連結:4,664億16百万円
単独:2,504億87百万円
(2013年3月期)
総資産 連結:9,405億53百万円
単独:4,930億17百万円
(2013年3月期)
従業員数 連結:41,844名 単独:230名
(2013年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 6.28%
日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 5.16%
(株)三菱東京UFJ銀行 2.62%
日本生命保険相互会社 2.25%
ジェーピー モルガン チェース バンク385167 2.24%
(2013年3月31日現在)
外部リンク www.konicaminolta.jp
特記事項:旧商号はコニカ株式会社。2003年(平成15年)8月5日にコニカミノルタホールディングス株式会社となったのち、2013年(平成25年)4月1日に事業子会社を合併し、商号変更。
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コニカミノルタ株式会社KONICA MINOLTA, INC.)は、日本の電気機器メーカーである。

2003年8月に写真関連商品、及び複写機などのオフィス製品などを製造していたコニカ(東京)とミノルタ(大阪)の経営統合により発足した持株会社コニカミノルタホールディングス株式会社を前身とするが、2013年4月に事業子会社7社を吸収合併して事業会社に移行、商号変更された。

概要[編集]

企業ロゴマークは「グローブマーク」といい、ソウル・バスがデザインした旧ミノルタ時代のロゴマークを継続して用いている。地球をイメージしたデザインに「光学」「化学」「電気」「機械」「ソフトウェア」の画像情報の分野における技術力の総結集をイメージした5本のラインと、楕円形はユーザーに対する信頼と安心を提供し、また技術力の結集と調和を表すシンボルとしている。またシンボルカラーは独創的な発想を促す「イノベーションブルー」である。

コミュニケーションメッセージ(スローガン)は「Giving Shape to Ideas(ギヴィング・シェイプ・トゥ・アイディアズ)」で、顧客と共に新しい価値の創造を目指す企業姿勢を表現している。なお、経営統合時から2011年9月まで使われていたコミュニケーションメッセージは「The essentials of imaging(ジ・エッセンシャルズ・オブ・イメージング)」で、これも旧ミノルタのコミュニケーションメッセージを継承したものであった。

かつては子会社のコニカミノルタフォトイメージング株式会社を通じて、カメラデジタルカメラ、フィルムなど写真関連用品も扱っていたが、2006年3月限りで、(事業譲渡にともなって)撤退した。カメラは、旧コニカ、旧ミノルタの歴史を引き継いでいたが、(事業譲渡にともなって)ソニーに引き継がれた。

みどり会の会員企業である。

事業拠点[編集]

本社・支社[編集]

事業所[編集]

コニカミノルタでは、事業所のことをサイトという名称で統一している。

  • コニカミノルタ東京サイト八王子(東京都八王子市
  • コニカミノルタ東京サイト日野(東京都日野市
  • コニカミノルタ厚木サイト(神奈川県厚木市
  • コニカミノルタ甲府サイト(山梨県中央市
  • コニカミノルタ三河サイト(愛知県豊川市
  • コニカミノルタ瑞穂サイト(愛知県豊川市)
  • コニカミノルタ豊川サイト(愛知県豊川市)
  • コニカミノルタ高槻サイト(大阪府高槻市
  • コニカミノルタ堺サイト(大阪府堺市堺区
  • コニカミノルタ大阪狭山サイト(大阪府大阪狭山市
  • コニカミノルタ伊丹サイト(兵庫県伊丹市
  • コニカミノルタ神戸サイト(兵庫県神戸市西区
  • コニカミノルタ神戸第2サイト(兵庫県神戸市西区)
  • コニカミノルタ西神サイト(兵庫県神戸市西区)

沿革[編集]

持株会社化以前の沿革については、「コニカ」および「ミノルタ」を参照
  • 2003年4月1日 - コニカ株式会社を持株会社へ組織変更。会社分割により事業子会社6社(コニカビジネステクノロジーズ株式会社、コニカオプト株式会社、コニカフォトイメージング株式会社、コニカテクノロジーセンター株式会社、コニカビジネスエキスパート株式会社)を設立。ミノルタも事業準備子会社としてミノルタカメラ株式会社とミノルタセンシング株式会社を設立。
  • 2003年8月5日 - コニカ株式会社が株式交換によりミノルタ株式会社を完全子会社化。コニカ株式会社をコニカミノルタホールディングス株式会社へ社名変更。
  • 2003年10月1日 - ミノルタ株式会社を事業ごとに当社の事業子会社に分割後、ミノルタ株式会社を当社へ吸収合併。事業再編を受けなかったコニカメディカルアンドグラフィック株式会社をコニカミノルタエムジー株式会社に変更するとと同時に、他の当社傘下の事業子会社8社も「コニカミノルタ」を冠した社名に商号変更したことで、一連のグループ再編を完了。
  • 2004年4月1日 - 当社子会社のコニカミノルタフォトイメージング株式会社がコニカミノルタカメラ株式会社を吸収合併。
  • 2005年1月5日 - 当社子会社のコニカミノルタテクノロジーセンター株式会社の産業向けインクジェットプリンタ用プリントヘッド・テキスタイルプリンタ事業を分社化し、新たな事業会社となるコニカミノルタIJ株式会社を設立。
  • 2006年3月31日 - 前身のコニカ、ミノルタ時代から展開し、子会社のコニカミノルタフォトイメージング株式会社を通じて事業を行っていたカメラ事業・フォト事業を同日付で撤退。翌4月1日から事業譲渡やアフターサービスの委託を実施。
    • デジタル一眼レフカメラ関連事業は2005年7月から共同開発を進めていたソニー株式会社へ譲渡され、併せて、これまでのカメラ製品や関連製品のアフターサービス業務も同社へ委託。
    • ミニラボ及び関連機器のサービスメンテナンス業務をノーリツ鋼機へ委託。
    • 35mmフィルムのサービスプリント事業を除くラボ事業とグループ会社直営の子供写真スタジオ事業を「カメラのキタムラ」で展開する株式会社キタムラの子会社である株式会社ラボネットワークへ事業譲渡。
    • 証明写真事業と写真関連製品の国内販売事業を大日本印刷株式会社へ事業譲渡。
    • カメラフィルム事業に関しては2007年3月まで品種を縮小し販売を継続
  • 2006年10月1日 - 小田原サイト(印画紙製造事業)を大日本印刷株式会社に売却。
  • 2007年3月31日 - 写真フィルム事業を大日本印刷株式会社子会社の株式会社DNPフォトマーケティング(現・株式会社DNPフォトルシオ)に譲渡。
  • 2008年5月9日 - 東京国税局から、約20数億円の所得隠しを指摘されていたことが明らかになる。
  • 2010年4月1日 - カメラ製品のアフターサービス委託先をソニー株式会社から株式会社ケンコー(現・株式会社ケンコー・トキナー)に変更(2011年3月1日より同社へカメラ製品のアフターサービスを継承)。
  • 2011年3月31日 - 当社事業子会社のコニカミノルタフォトイメージング株式会社を解散。
  • 2012年4月1日 - 有機EL照明などの新機能材料の事業化推進部門「LA事業推進室」を簡易吸収分割により子会社のコニカミノルタオプト株式会社へ承継[1]。さらに、同社の光学事業を分割し、コニカミノルタセンシング株式会社へ承継。併せて、事業内容をより明確にするため、コニカミノルタオプト株式会社はコニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社に、コニカミノルタセンシング株式会社はコニカミノルタオプティクス株式会社にそれぞれ商号変更[2]
  • 2013年4月1日 - グループ経営体制再編に伴って、事業子会社7社(コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社、コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社、コニカミノルタオプティクス株式会社、コニカミノルタエムジー株式会社、コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社、コニカミノルタビジネスエキスパート株式会社、コニカミノルタIJ株式会社)を吸収合併して事業会社化。併せて、コニカミノルタ株式会社に社名変更。
  • 2014年1月1日 - パナソニック ヘルスケアより超音波診断機器事業を譲受[3]

国内グループ会社[編集]

開発・生産・販売[編集]

プラネタリウム機器およびコンテンツなどの開発・製造・販売、プラネタリウム建設並びに運営サービス(「コニカミノルタプラネタリウム"満天" in Sunshine city」や「コニカミノルタプラネタリウム"天空" in 東京スカイツリータウン」の経営)

販売[編集]

  • コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社
  • コニカミノルタビズコム株式会社
  • キンコーズ・ジャパン株式会社 - 元々は「フェデックス キンコーズ」の日本法人だったが、2012年6月に買収による株式譲渡を受けて子会社化し、商号変更。
  • コニカミノルタヘルスケア株式会社

生産[編集]

  • 株式会社コニカミノルタサプライズ
  • コニカミノルタサプライズ関西株式会社
  • コニカミノルタ電子株式会社
  • 豊橋精密工業株式会社
  • コニカミノルタケミカル株式会社
  • コニカミノルタオプトプロダクト株式会社
  • コニカミノルタオプトデバイス株式会社
  • コニカミノルタガラステック株式会社
  • コニカミノルタテクノプロダクト株式会社

その他[編集]

  • コニカミノルタ情報システム株式会社
  • コニカミノルタソフトウェア研究所株式会社
  • コニカミノルタテクノサーチ株式会社
  • コニカミノルタ物流株式会社
  • コニカミノルタビジネスアソシエイツ株式会社
  • コニカミノルタエンジニアリング株式会社

諸問題[編集]

公害の発生
コニカミノルタビジネスエキスパート社は2006年12月10日、コニカミノルタ伊丹サイト(伊丹市高台/旧ミノルタ)の敷地内で、土壌環境基準の約280倍のヒ素、同160倍の、同36倍のカドミウム、同19倍のホウ素、同6.5倍のフッ素を検出し、土壌汚染があることを発表した。同社は汚染物質の周辺への拡散はないと言う。

陸上競技部[編集]

コニカミノルタ陸上競技部は、1970年に小西六(コニカ)の陸上競技部として発足、近年では坪田智夫太田崇松宮隆行松宮祐行前田和之など有力長距離ランナーを数多く揃える強豪チームとなっている。全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)では2001年-2003年(3連覇)、2005年・2006年(連覇)、2008年、2013年・2014年(連覇)と歴代2位の8回の優勝を誇り、ニューイヤー駅伝の中継などで「21世紀の駅伝王者」と称されている。なおコニカミノルタホールディングス時代から「コニカミノルタ」名での登録となっている。

かつてはエリック・ワイナイナアトランタオリンピック男子マラソン銅メダル、シドニーオリンピック男子マラソン銀メダル)が所属していたことでも知られている。

陸上競技部 のふれあい活動として、2006年度よりランニングプロジェクトを始動。"走る"ことを通じて、多くの人たちに走る楽しさ、夢、感動を提供することをめざしている。

コニカミノルタグループ各社の福利厚生を始めとする総務部門を担うビジネスエキスパート部門(旧コニカミノルタビジネスエキスパート)の所管であり、同社の本社がある東京都八王子市に拠点を置いている。練習会場は秋留台陸上競技場(あきる野市)、上柚木競技場(八王子市)、高尾山多摩川サイクリングロード等で行っている。

宣伝活動[編集]

朝日放送主催『日本女子プロゴルフ選手権大会』筆頭スポンサーとしてABC制作・テレビ朝日系列のテレビ提供を行っている。また、2014年7月より『WBS』(テレビ東京)のレギュラー提供を行っている。

出典[編集]

  1. ^ 連結子会社との簡易吸収分割に関するお知らせ - コニカミノルタホールディングス株式会社 ニュースリリース 2012年1月31日(2013年4月21日閲覧)
  2. ^ グループ内組織再編及び連結子会社の商号変更に関するお知らせ - コニカミノルタホールディングス株式会社 ニュースリリース 2012年2月21日(2013年4月21日閲覧)
  3. ^ コニカミノルタと超音波診断機器に関する事業譲渡契約を締結パナソニック ヘルスケア ニュースリリース 2013年7月26日(2013年7月27日閲覧)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]