多摩川サイクリングロード

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稲城大橋から見た多摩川サイクリングロード。

多摩川サイクリングロード(たまがわサイクリングロード)・多摩川サイクリングコース(たまがわサイクリングコース)は、多摩川の両岸を走るサイクリングコース群の通称である。特に右岸では「サイクリングコース」と名付けられていることが多い。多摩サイの略称がある。

目次

[編集] 概要

「たまリバー50キロ」の表示その1
「たまリバー50キロ」の表示その2
「たまリバー50キロ」の案内板

「多摩川サイクリングロード」を正式名称とする一本の道路があるわけではなく、各自治体によって正式にサイクリングコースと設定されている道、およびそれらの途切れている箇所を繋ぐ一般道・遊歩道、河川敷や、堤防上に道が無い場合の迂回路、場合によっては道と呼ぶのが憚られるような箇所(堤防の上り下り・川の横断・森の中・等々)も含めた総称が「多摩川サイクリングロード」である。

左岸(東岸・北岸)
海老取川河口(多摩川に注ぐ)の旧穴守稲荷鳥居前(東京都大田区羽田空港、最寄り駅は東京モノレール京急空港線天空橋駅)から始まり、羽村市玉川上水取水堰(最寄り駅は青梅線羽村駅)まで続く小道である。狛江市内を除き、自治体によって整備された歩行者自転車専用道が多いが、すべて繋がっている訳ではない。
右岸(西岸・南岸)
多摩運河終点(多摩川に注ぐ)の三愛石油川崎ガスターミナル裏(神奈川県川崎市川崎区殿町、最寄り駅は京急大師線小島新田駅)から始まり、羽村市の羽村郷土博物館旧下田家住宅裏まで続く小道である。未整備・未舗装の区間が左岸より多く、悪路を走れる自転車であればある意味魅力的である。支流の河口付近に橋が無く、大回りを強いられる事が多い。

近年、スポーツ自転車のブームに伴い、いずれの岸でも利用者が激増している。ただし老朽化・工事その他の理由で、路面が荒れていたり途切れている区間が所々に存在しており、特にロードレーサー愛好者は両岸を行き来しながら利用している。なお一部区間については河原にマラソンコース(多摩川緊急用道路、一般車両通行禁止)が並行しており、歩行者の通行はこちらが推奨されている。

[編集] たまリバー50キロ

2008年5月、東京都都市整備局は多摩川の東京都側(左岸)で羽田から羽村までのおよそ50キロについて、「ウオーキング、ランニング、散策などが連続して楽しめるよう、案内表示施設の設置や案内マップの作成などを検討」すると発表。このコースの名称を公募した。[1]この公募には487件の応募があり、7月に入選作として「たまリバー50キロ」が発表された。[2]

[編集] 走行時の注意

  • 各道路は主に堤防上や河川敷に敷設されているため、街灯等・反射板などの設置はなく、夜間走行を想定していない。そのため夜間は路面が見えないばかりか、歩行者や時には無灯火自転車が走っている場合があり、慣れない者の走行は危険を伴う。
  • 自治体の財政悪化等の理由で整備が行き届かない箇所もある。
  • この道を生活道路や散歩道にしている歩行者も多く、また老人や子供、障害者施設の入所者などが歩いていることも少なくない。一方で道幅は決して広いものではないので、特にロードレーサートラックレーサー、競技用車椅子などで走行する場合は自車の周辺状況に常に気を配り、必要に応じて充分に減速する運転が必須である。
  • 野鳥などの生活環境にも近接するので、野生動物への配慮も求められる。
  • 急カーブが多く、見通しの悪い場所や路面に砂が散らばっているような場所もある。
  • 河川敷では花火大会やマラソン大会などが実施されることがあり、その際に通行止めになる場合がある。
  • 晩春から初夏にかけて及び秋の休日には、大半の区間が歩行者・自転車・車いす・一輪車ローラーブレードなどで非常に混雑するので、高速走行には適さない。府中市内の区間では、2007年に自転車の減速を呼びかける立て看板が大量に立てられている他、路面にハンプ舗装が施された。なお休日の交通量が少ないのは、真夏の日中、晩秋から冬にかけて、及び年間を通じての早朝である。

[編集] 区間解説

以下は基本的に、下流から上流へ走った場合を仮定して記述する。

[編集] 河口から大師橋

左岸
河口 - 高速大師橋 - 大師橋
自転車で行ける多摩川沿いで河口に最も近いのは環八通りの羽田空港トンネル手前だが(この場合の最寄り駅は東京モノレール新整備場駅)、環八通りの歩道をサイクリングロードとみなすことはまずなく、旧穴守稲荷の大鳥居前または弁天橋の大師橋側を起点とする事が多い。
堤防上を舗装済みの道が走っているが、弁天橋から多摩川岸までの区間の歩道のみ非舗装の遊歩道である(通常は脇の車道を通る)。多摩川岸に達した少し先で管理用道路に入り、一般道から離れる。
右岸
(河口 - 高速大師橋・大師橋)
全区間舗装路が通る。多摩運河側は行き止まりになっており、他の道路との接続が無いため、起点でありながら終点である。
端点より1.4kmの地点(ヨドバシカメラアッセンブリーセンター裏、旧いすゞ自動車川崎工場)から川崎市管理区間である川崎市多摩川河口青少年サイクリングコースが始まる。沿道の公園などに水洗トイレあり。

[編集] 大師橋から六郷橋

左岸
(大師橋 - 六郷橋
大師橋を過ぎてすぐに大田区管理の多摩川青少年サイクリングロードが始まる。全区間舗装路だが、大師橋緑地までの区間は短い間隔で車止めが設置されているため、自転車に乗ったままの通過は困難になっている。
大師橋緑地や六郷橋緑地の付近は散歩・ジョギングなどの歩行者が多く、また河川敷の野球場からボールや子供が飛び出す事があるため、高速走行は極めて危険である。
右岸
(大師橋 - 六郷橋)
舗装路が通るが、大師橋付近は防災拠点建設工事のため迂回路(一部未舗装)になる。
川崎河港水門(川崎市川崎区鈴木町)の手前で川崎市管理区間は終わり、水門の先から六郷橋までの数百メートルは未舗装路になる。すぐ脇を舗装道路が通るものの、こちらも一部荒れている。

[編集] 六郷橋から多摩川大橋

左岸
(六郷橋 - 京急本線橋梁 - 東海道本線橋梁京浜東北線橋梁 - 多摩川大橋
全区間舗装路。途中堤防上から河川敷に下りる箇所があり、多摩川緑地の運動場に接近する。運動場にトイレあり。
右岸
(六郷橋 - 京急本線橋梁 - 東海道本線・京浜東北線橋梁 - 多摩川大橋)
堤防上に未舗装路があるが、京急本線橋梁の地上高が約1mと非常に低く通り辛い。また、東海道本線京浜東北線は堤防に接しており完全に通行不能である。軽量の自転車なら河川敷へ下り、橋梁を潜ってから再度上がる(国道409号の歩道に出る)事も可能。但し一般道も狭く、自動車の排出ガスが充満し幅寄せにも晒される大変危険な区間であるため、左岸へ移ることがより望ましい。
幸町交番前交差点から再び堤防上に未舗装路があるが、スーパー堤防工事・マンション建設工事のためすぐ隣の河原町交差点で一般道に戻される。戸手町交差点からは砂利道が多摩川大橋まで続く。
上流から下流へ走る場合
戸手町交差点まで未舗装路。以降も堤防上を走れるように見えるが、すぐに工事用地に遮られて土手上で立往生する事になる。そこから国道409号を走り、六郷橋を過ぎたところで堤防上に戻ることができる。

[編集] 多摩川大橋からガス橋

左岸
(多摩川大橋 - ガス橋
快適な舗装路が続く。河原の球場にトイレあり。
右岸
(多摩川大橋 - ガス橋)
ここから神奈川県管理区間である多摩川青少年サイクリングコースが始まる。全区間舗装路だが、狭いわりに通行者が多い。

[編集] ガス橋から丸子橋

左岸
(ガス橋 - 品鶴線橋梁東海道新幹線橋梁 - 丸子橋
快適な舗装路が続く。河原の球場にトイレあり。ただし道幅は狭い上に交通量が多い。特に休日は子供を連れた家族連れが通行する。東京高校辺りは野球見物の保護者がロードまではみ出してくる。
品鶴線・東海道新幹線橋梁を潜ってすぐに大田区管理区間の終点となり、丸子橋までの短い区間は多摩堤通りの車道に出る。
右岸
(ガス橋 - 品鶴線橋梁・東海道新幹線橋梁 - 丸子橋)
舗装路であるが、品鶴線橋梁から東急東横線橋梁にかけては道が狭く、また一般道や河川敷の施設への出入口などがあり入り組んでいるため、特に夜間の走行は大変危険である。

[編集] 丸子橋から新二子橋

左岸
(丸子橋 - 東急東横線橋梁 - 第三京浜新多摩川大橋 - 二子玉川駅二子橋 - 野川河口 - 新二子橋
多摩堤通りの多摩川側は路側帯が狭く、また河原の運動場へ降りる階段が路肩すぐのところに設置されていたりするため、非常に危険である。但し、野毛二丁目バス停の交差点(第三京浜新多摩川橋の直前)から側道は多摩堤通りを離れるので、そこからは多摩堤通りに戻らなければならない。新多摩川橋から二子玉川駅にかけては左側に側道があるが、凹凸が激しい上に雨天の後はぬかるみになるなど左岸で最悪レベルの悪路である。
上流から下流へ走る場合
多摩堤通りを走り、野毛二丁目バス停の交差点から側道に入る。丸子橋に近付くと側道が無くなる。以降、車道は交通量が多く歩道は狭い。
右岸
(丸子橋 - 東急東横線橋梁 - 第三京浜新多摩川大橋 - 東急田園都市線橋梁・二子橋 - 新二子橋)
丸子橋付近は河原のコンクリート護岸の上を走る必要があり、路面には凹凸が多い。
等々力緑地付近から二子橋までは堤防上の舗装路を通るが、道幅が狭く通行者や野鳥も多い区間。等々力交差点でコースを降りると等々力緑地に入ることができトイレあり。また下野毛付近には100円飲料自販機が多数ある。
二子橋からは二子新地駅(エレベータ設置駅)が近い。

[編集] 新二子橋から多摩水道橋

左岸
(新二子橋 - 東名高速道路多摩川橋 - 小田急小田原線橋梁 - 多摩水道橋
コヤマ自動車学校を過ぎたところで左折し野川を越えると、堤防下の車道に出る。堤防上に未舗装路があり、もう少し先の地点から世田谷区管理のサイクリングロードになる(駒沢大学付近が堤防上に上りやすい)。舗装路であり交通量も少なく走りやすいが、一部に配管埋設のため大きな起伏がある。
二子玉川駅の直後で野川を渡り、兵庫島公園へ入る事もできる。道が入り組んでいる上に歩行者が非常に多く、快適とは言いがたいが、自販機やトイレがある。二子多摩川緑地運動場の途中から堤防に上がる事ができる。
狛江市に入ると、交通量の少ない車道とダート(狛江ダート)が交互に現れる。
上流から下流へ走る場合
世田谷区管理区間を過ぎると、一般道から二子多摩川緑地運動場への出入口を横断して未舗装路になる。その先は行き止まりであり、自転車を抱えて降りる(段差があるので少し飛び降りる)事になる。一般道に出るか運動場を経由するなど、迂回が必要である。
右岸
(新二子橋 - 平瀬川河口 - 東名高速道路多摩川橋 - 小田急小田原線橋梁 - 多摩水道橋)
堤防上に舗装路が通る。
平瀬川河口の付近は見通しの悪い急カーブになっている。
二ヶ領用水宿河原堰・二ヶ領せせらぎ館付近はの名所になっており、時季によっては混雑する。二ヶ領せせらぎ館・小田急小田原線橋梁付近にトイレあり。
多摩水道橋手前の河原に茶屋があり、この付近は猫のたまり場になっている。また、多摩水道橋から登戸駅(エレベータ設置駅)が至近。ただし登戸駅は工事中のため、小田急小田原線で輪行する場合は向ヶ丘遊園駅(同じくエレベータ設置駅)が利用しやすい。
上流から下流へ走る場合
平瀬川河口の急カーブが下り坂の直後に位置するため、スピードを出しすぎるとコースアウトする可能性がある。ガードレールなどは無く、川がすぐ目の前なので非常に危険である。

[編集] 多摩水道橋から多摩川原橋

左岸
(多摩水道橋 - 京王相模原線橋梁 - 多摩川原橋
狛江市内は交通量の少ない車道とダートが交互に現れる。「狛江ダート」と呼ばれ忌み嫌われる区間である。ロードレーサーは堤防下の一般道に避難するか、ダートを徐行することになる。この区間の堤防下の一般道は、時間帯によって通行可かどうか決まっており(通行不可時間帯は道路が封鎖される)、又路面状況も悪く交通量が多いため自転車で通行する場合十分な注意が必要である。
調布市管理区間は、道幅はやや狭くなるが快適な舗装路になっている。トイレあり。
京王相模原線やや手前で河原に降り、川原橋下を通過する。河原は運動場のため、子供の飛び出しへの厳重警戒が求められる。
右岸
(多摩水道橋 - 三沢川河口(布田橋) - 京王相模原線橋梁 - 多摩川原橋)
二ヶ領用水・上河原堰(布田橋)までは堤防上に舗装路が続く。この付近まで来ると通行者が減ってくる。布田橋にトイレあり。
神奈川県管理区間は布田橋で終点となり、以降は未舗装路があるが、ガードレール外側の極めて狭い路肩を通らなければ進入できず、非常に危険である。布田橋以降の多摩沿線道路は稲田公園付近までガードレールが途切れず、また交通量が多いため右側走行は不可能である。京王相模原線の橋梁下から菅公園までの区間のみ舗装路になっている。
土地勘のある者は三沢川沿いの道へ抜けて稲田公園の裏を通り多摩川原橋まで出る道路(全区間舗装道路)を走ってゆくが、それ以外の場合は多摩沿線道路を走るか、または多摩水道橋で左岸に迂回しておく必要がある。

[編集] 多摩川原橋から是政橋

左岸
(多摩川原橋 - 稲城大橋 - 是政橋
調布市から舗装路がそのまま府中市管理区間(府中多摩川かぜのみち)に続いている。府中市内(石田大橋の手前まで)は全域でコースが整備されており、最も快適な区間である。ただし交通量は相当に多い。
是政橋手前の僅かな区間だけ、多少舗装が荒れ気味になっている。
右岸
(多摩川原橋 - 稲城大橋 - 是政橋)
ここから東京都稲城市となる。稲城市サイクリングコース「アカシアコース」「サクラコース」が通っており、全区間舗装路となっているが一部区間はやや道幅が狭く路面の荒れた箇所がある。交通量はあまり多くない。
沿道数ヶ所にトイレあり。桜の開花時季は花見客が多い。

[編集] 是政橋から関戸橋

左岸
(是政橋 - 南武線橋梁武蔵野貨物線橋梁 - 新関戸橋関戸橋
全線を通じて最も交通量が多い区間である。是政橋から府中市郷土の森公園までは河原を走るが、球場が併設されているので子供の飛び出しに厳重警戒しなければならない。球場付近の土手の階段は猫のたまり場である。
府中市郷土の森公園付近はバーベキューの名所であり、サイクリングロードを横断する歩行者が極めて多い。この区間は徐行が必要である。
関戸橋下では毎年4月と10月の第3土曜日に、自然発生的にサイクリストによるフリーマーケットが開催されている(「関戸橋フリーマーケット」)。
右岸
(是政橋 - 南武線橋梁・武蔵野貨物線橋梁 - 大栗川河口 - 新関戸橋・関戸橋)
連光寺(聖蹟)付近の希少な森が残る自然保護地域のため、大丸堰までは未舗装路があるものの、以降は歩行者も立入禁止になっている。是政橋で左岸に避難するか、川崎街道で迂回しなければならない。
川崎街道に回る場合は是政橋手前で左折し、大丸交差点を右折して川崎街道に入る。ここから連光寺坂上交差点までは適度な上り坂が2キロメートルほど続くので、ヒルクライムの練習にこのコースを使う者も多い。新大栗橋交差点を右折すると関戸橋に出る。
新大栗橋交差点を左折し大栗川に沿って多摩川に戻ると、関戸橋より手前からサイクリングロードに復帰できる。この付近には交通公園や牧場、警察犬訓練所などがある。子供が多い。またヤマセミ生息地のため野鳥観察小屋も設けられている。

[編集] 関戸橋から府中四谷橋

左岸
(関戸橋 - 京王本線橋梁 - 府中四谷橋
比較的交通量も少なく舗装状態も良いので、最も快適な区間である。
右岸
(関戸橋 - 京王本線橋梁 - 府中四谷橋)
サイクリングロードは堤防上を走る。全区間舗装路だがやや舗装の悪い箇所がある。

[編集] 府中四谷橋から石田大橋

左岸
(府中四谷橋 - 石田大橋
最も快適な区間である。途中にはセブン-イレブンとY'sバイクパーク府中店が隣接している地点があり、サイクリストが常に滞留している。
セブンイレブン前では、軽快車やスポーツ自転車による走行の初心者が唐突に減速したり針路変更をすることがある。
右岸
(府中四谷橋 - 程久保川浅川根川河口 - 石田大橋)
3つの支流に行く手を阻まれる。程久保川は上ってすぐ(約0.2km)に玉川橋があるが、浅川は浅川サイクリングロードを経由して新井橋まで迂回しなければならない(約1.7km)。根川は浅川河口付近まで戻ったところに橋があるが、この近辺のみダートである。

[編集] 石田大橋から立日橋

左岸
(石田大橋 - 中央自動車道多摩川橋 - 根川河口(根川貝殻坂橋) - 日野橋 - 立日橋
国立市に入り、サイクリングロードは中央自動車道多摩川橋のやや先で一旦途切れる。無理に進むと住宅地を縫うように走るダートになる(「狛江ダート」と並ぶ難所である)。府中用水の北、青柳稲荷沿いの一般路を走って迂回できる。
いずれの道を通っても、根川貝殻坂橋を渡ってサイクリングロードに復帰する。ここから立川市であり、舗装路になっている。
右岸
(石田大橋 - 中央自動車道多摩川橋 - 日野橋 - 立日橋)
右岸で最も快適な区間である。道は堤防上を走っている。日野橋の手前で河原に降りるが、日野橋の先はMTBかシクロクロスバイク以外は通行できない難所が続く。

[編集] 立日橋から多摩大橋

左岸
(立日橋 - 中央本線橋梁 - 多摩大橋
ほぼ全区間が舗装路であるが、路面状態はさほど良くない。多摩大橋の手前よりしばらく未舗装路になる。
多摩大橋下のダート区間は舗装はされていないものの十分自転車通行可能。ただしロードレーサーによる通行の場合高速での通行は避けた方がよい。代替ルートとして昭島市立福島中学校の西側を通って突き当たりを左折し、多摩大橋手前の地下道を抜けるものがあるが、住宅街の中を通る。直接多摩大橋を横断する場合、横断歩道などがなく交通量が多いため非常に困難である。
右岸
(立日橋 - 中央本線橋梁 - 多摩大橋)
暫くは快適な舗装路が続くが、中央本線橋梁で突然道が無くなり、一旦河川敷に下りなければならない。堤防と河川敷を上り下りする道は舗装されているが、河川敷及び中央本線を越えてからの堤防上は未舗装である。河川敷は台風9号によって冠水した影響で、大量の石に覆われているなど、非常に路面が悪くなっている。
谷地川合流部から新旭橋(谷地川最下流の橋)までは舗装路となる。新旭橋を越えると再びダートである。

[編集] 多摩大橋から拝島橋

左岸
(多摩大橋 - 八高線橋梁 - 拝島橋
ほぼ舗装路であるが、大神公園運動場を過ぎると多摩川遊歩道になり、舗装がやや悪化、道幅も狭く、林の中のため見通しも悪くなる。
右岸
(多摩大橋 - 八高線橋梁 - 拝島橋)
多摩大橋は工事中のため、下を潜る事ができない。少し離れた横断歩道まで行って車道を渡る必要がある。
全域を通じて未舗装路。特に八高線橋梁下は低い(約1.5m)上に狭く、通りにくい。
日野堰を過ぎて少し行くと、畑の脇にある獣道のようなところを通って森の中へ入って行く。昭島市清掃センター付近に抜けるが、本質的に自転車で通るような道ではない。日野堰付近で一般道に抜け西武滝山台団地を経由するか、多摩大橋から久保山中央通りを通って国道16号に抜ける事で迂回できる。

[編集] 拝島橋から睦橋

左岸
(拝島橋 - 拝島水道橋 - 睦橋
福生市に入ると福生南公園、そこにある野球場脇を通る。
ちなみに2008年頃、福生南公園内に2ヶ所、自転車減速用と思われる車止めが新たに設置された。
拝島町5丁目に、過去の霞堤らしき、堤防が途切れて平行している箇所があるため、オフロード車は砂利道になっている部分を通ってそのまま渡ることができるが、オンロード車の場合は舗装路を通って迂回して渡ることになる。
右岸
(拝島橋 - 拝島水道橋 - 秋川河口 - 睦橋)
滝が原運動場専用道路を通る。車道だが道幅が広く、走りやすい。
運動場を過ぎると農道になり、狭い道が複雑に入り組む中を自動車もそれなりに通るため、一転して走りづらくなる。運動場を抜けた直後から堤防上の未舗装路に上がる事ができる。
秋川沿いに進み、円通寺に通じる道との交点から舗装路になる。東秋川橋を越えて多摩川に戻ると、あきる野市屎尿処理場の裏からまた未舗装路である。

[編集] 睦橋から多摩橋

左岸
(睦橋 - 五日市線橋梁 - 多摩橋
舗装路が続くが、多摩橋手前で多摩川中央公園に下りてから公園を抜けるまでの短い区間のみダートになっている。
ちなみに2008年頃、五日市線鉄橋下付近に1ヶ所、自転車減速用と思われる車止めが新たに設置された。
右岸
(睦橋 - 五日市線橋梁 - 平井川河口(多西橋) - 多摩橋)
堤防上に未舗装路が続くが、睦橋のすぐ先から河川敷に舗装路が現れる。五日市線橋梁下からしばらく未舗装になり、堤防に上がって平井川沿いの荒れた舗装路を通る。多西橋を渡ると多摩橋に出る。多摩橋は橋梁下を通れない(平井川を下っても行き止まりである)。

[編集] 多摩橋から永田橋

左岸
(多摩橋 - 永田橋
舗装路が続くが、分岐点に案内が無いため、道を外れて福生柳山公園に入ってしまうと非舗装路になる。
永田橋は橋梁下を潜る道がなく、車道を渡る必要がある。2008年4月永田橋横断歩道に信号が完成。
右岸
(多摩橋 - 永田橋)
サイクリングロードは無い。草花通りを通る事になるが、通りの入口が判り辛い。住宅地を抜けると永田橋西詰めを跨ぐ陸橋を渡るので、坂を降りて永田橋に達する。工事中のため橋梁下は通れない。

[編集] 永田橋から羽村大橋

左岸
(永田橋 - 羽村大橋
舗装路が続くが、妙源院付近の公園内のみ未舗装路。
右岸
(永田橋 - 羽村大橋)
永田橋脇の住宅地の裏手に回ると、堤防上にサイクリングロードが現れる。しばらく進むと一般道に合流する。道が複雑。

[編集] 羽村大橋から羽村堰堤・羽村市郷土博物館

左岸
(羽村大橋 - 羽村堰下橋 - 羽村堰堤
舗装路が続くが、羽村堤下公園内は未舗装。
右岸
(羽村大橋 - 羽村堰下橋 - 羽村市郷土博物館
堤防上に未舗装路があるが、羽村大橋側から道が繋がっていない。一般道からは羽村堰下橋の口で上がることができ、ここから舗装路になる。羽村市郷土博物館・旧下田家住宅の裏手で道が途切れる。

[編集] 羽村堰堤から阿蘇神社

左岸
(羽村堰堤 - 阿蘇神社
羽村堰堤脇で階段を通過しなければならない。軽量の自転車以外は羽村堰下橋付近まで戻り、奥多摩街道で迂回する。
旧奥多摩街道を経由して阿蘇神社南門に到達する。参道は凹凸が激しく、自転車での走行は困難である。

[編集] 参考文献

  • 自転車生活ブックス編集部編『多摩川すいすい自転車旅マップ―東京、神奈川、山梨を流れる多摩川全138km完全ガイド (自転車生活ブックス 7)』ロコモーションパブリッシング、2008年
  • 自転車生活ブックス編集部編『東京・武蔵野 自転車散歩マップ (自転車生活ブックス02)』ロコモーションパブリッシング、2005年

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 多摩川河川敷等を利用する50キロメートルコースの名称を募集します
  2. ^ 多摩川河川敷等を利用する50キロメートルコース名称決定