富士メガネ

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株式会社 富士メガネ
FUJIMEGANE CO., LTD
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 富士メガネ
本社所在地 日本の旗 日本
北海道札幌市中央区南2条西1丁目3番地 北専ビル9F
設立 1939年昭和14年)10月18日(富士眼鏡商会)
業種 小売業
事業内容 眼鏡、サングラス、補聴器、弱視眼鏡、光学機器の販売ならびに加工
代表者 代表取締役会長社長兼任 金井昭雄
資本金 1億円
売上高 80億6,000万円(2009年現在)
従業員数 534名(男328名、女206名)平成20年1月1日現在
関係する人物 金井武雄
金井昭雄
外部リンク www.fujimegane.co.jp
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富士メガネの店舗例(札幌市狸小路本店)
富士メガネの店舗例(札幌市・円山店)

富士メガネ(ふじ-)は、北海道札幌市中央区に本店を置き、北海道を中心に68店舗を展開するメガネ補聴器の専門店チェーンである。

1939年昭和14年)10月18日樺太豊原市にて金井武雄によって創業。戦後、札幌狸小路4丁目に移り、再出発した。

現在、創業者の息子である金井昭雄が会長・社長を兼任(一時は社長職を創業家外に禅譲していた)。金井昭雄は、1972年(昭和47年)にアメリカ・カリフォルニア州のドクター・オブ・オプトメトリーのライセンスを取得している。

社員の半数以上の300名が社団法人日本眼鏡技術者協会認定の認定眼鏡士の資格を持つ。メガネ専門店のボランタリーチェーンAJOCに参加している。

1983年(昭和58年)からは海外難民視力支援活動を開始。四半世紀にわたり国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)とパートナーシップを取りながら継続している。2006年平成18年)には長年の活動が評価され、金井昭雄が日本人として初めて「UNHCRナンセン難民賞」を受賞した。

目次

[編集] 沿革

  • 1939年昭和14年)10月 - 樺太豊原市において創業者・金井武雄が富士眼鏡商会を創立。
  • 1946年(昭和21年)1月 - 札幌・狸小路にて営業再開。
  • 1958年(昭和33年)4月 - ボランタリーチェーンAJOC(アジョック)を組織、その主力メンバーとなる。
  • 1972年(昭和47年)6月 - アメリカ「サザン・カリフォルニア・カレッジ・オブ・オプトメトリー(SCCO)」に留学していた金井昭雄がドクター・オブ・オプトメトリーのライセンスを取得。
  • 1976年(昭和51年)7月 - 東京・大手町ビル1階に東京大手町ビル店開設。
  • 1983年(昭和58年)9月 - 第1回タイ・インドシナ難民視力支援活動(以後第11回まで継続)。
  • 1984年(昭和59年)4月 - 外務大臣より感謝状が贈られる。
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月 - 第1回中国残留日本人孤児眼鏡寄贈活動(以後第27回まで継続)。
    • 11月 - 各店にコンピューター端末を設置し、全店オンライン化。
  • 1988年(昭和63年) 9月 - 富士メガネグランドホテル前ビル竣工(地下2階・地上7階・延222坪)。
  • 1992年平成4年) 7月 - 外務大臣表彰受賞。
  • 1994年(平成6年)10月 - 第1回(通算第12回)ネパール・ブータン難民視力支援活動(以後第8回まで継続)。
  • 1995年(平成7年) 6月 - 厚生大臣より感謝状が贈られる。
  • 1996年(平成8年) 1月 - 札幌商工会議所・産業経済栄誉賞受賞。
  • 1997年(平成9年)
    • 4月 - WCO総会で「International Optometrist of the Year Award」受賞。
    • 9月 - 第1回(通算第15回)アルメニア・アゼルバイジャン系難民・国内避難民視力支援活動(以後第3回まで継続)。
    • 10月 - SCCO1997「Distinguished Alumnus of the Year Award(最優秀同窓生賞)」受賞。
  • 1998年(平成10年)12月 - UNHCR(国連難民高等弁務官)事務所より感謝状が贈られる。
  • 2000年(平成12年)2月 - 外務大臣より感謝状が贈られる。
  • 2004年(平成16年)
    • 6月 - UNHCRハイコミッショナーより20年のパートナーシップ記念の盾が贈られる。
    • 10月 - 第1回「朝日企業市民賞」受賞。
    • 11月 - 富士総合情報システム(FTIS)スタート。
  • 2005年(平成17年)5月 - 第1回(通算第23回)アゼルバイジャン・周辺国からの難民・国内避難民視力支援活動(以後第3回まで継続中)。
  • 2006年(平成18年)
    • 4月 - 金井昭雄が会長に就任(2007年(平成19年)より会長・社長兼任)
    • 10月 - 金井昭雄が日本人初のUNHCR「ナンセン難民賞」受賞。
  • 2007年(平成19年)11月 - 第61回「北海道新聞文化賞(経済部門)」受賞。
  • 2009年(平成21年)5月 - 金井昭雄が平成21年春の褒章において 緑綬褒章を受章。

[編集] 海外難民視力支援活動

1983年(昭和58年)より世界各地の難民や国内避難民にメガネを贈る活動をはじめた。それから約25年、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの要請もあり現在まで継続されている。2008年(平成20年)5月現在、112,626組の新しいメガネと、30,920組の使用済みメガネを難民に寄贈している。

また、2007年(平成19年)にはUNHCR「ナンセン難民賞」の賞金を使用して、国内避難民居住区に井戸を完成。

[編集] 視援隊

坂本龍馬の「海援隊」から命名した「視援隊」を編成し、社内からボランティアを募り、毎年難民キャンプを訪問して眼鏡寄贈活動を行っている。会長の金井が隊長となり、社員4~5名で編成される。社員は有給休暇を利用して自主的に参加。今までに122名が訪問している。

[編集] 難民視力支援訪問地

タイ・インドシナ難民キャンプ 1983年(昭和58年)〜1993年(平成5年)
インドシナ紛争では1970年代後半から多くの難民が生まれ、タイの難民キャンプに保護された。視援隊は1983年(昭和58年)に、キャンプにメガネを持ち込み、視力の検査とケアに取り組んだ。難民からの反響が大きく、1984年(昭和59年)からは国連の要請により活動を継続することとなった。
ネパール・ブータン難民キャンプ 1994年(平成6年)〜2007年(平成19年)
1994年(平成6年)、迫害によってブータンから逃れたネパール系の難民を支援するために、UNHCRの要請で始まった。2003年(平成15年)春には富士メガネの援助による眼科クリニックも完成。現地の住民や難民の視力ケアを担っている。
アルメニア・アゼルバイジャン系難民・国内避難民 1997年(平成9年)〜2004年(平成16年)
ソ連紛争後の混乱の中でアゼルバイジャンからアルメニアに入った難民に対して、1997年(平成9年)、UNHCRの要請を受けてスタート。
アゼルバイジャン周辺国からの難民・国内避難民 2005年(平成17年)〜
1990年代初頭から続くアゼルバイジャンとアルメニアとの紛争によって故郷を追われた国内避難民や近隣国からの難民のために、2005年(平成17年)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の要請で始まった。

[編集] 使用済み眼鏡の寄贈

店舗にて、使用済みのメガネの寄付を受け付けている。

[編集] エピソード

松下幸之助
1965年(昭和40年) 、松下幸之助のメガネがいつも下がっていたので、創業者の金井武雄が面識のないにもかかわらずメガネを直したいと申し入れる。メガネに対する深い思いを感じた幸之助から「世界一のメガネ屋さん」[1]と評された。
司馬遼太郎
1978年(昭和53年)、北海道に滞在中の司馬遼太郎がメガネを置き忘れたために、富士メガネグランドホテル前店でメガネをあつらえた。その時の感想を『街道を行く』の中でこう評している。

「めがね屋というよりも、めがねに関する技術者の組織という感じがした。」[2]

「検査部門は全部マスターしているという透き通った信頼感を感じました。」[3]

麻生太郎
2007年(平成19年)麻生太郎が、外交フォーラム・イン・京都にて、「麻生外務大臣と語る120分-日本外交の新機軸」という講演の中で、富士メガネの金井昭雄の社会貢献活動に言及している。

「海外で、無償でメガネをあつらえる活動をされている、眼鏡屋の会長さんと社員の皆さん。各地で感謝されています。「うれし涙とともに記憶される日本人でありたい」そんな精神で「自由と繁栄の弧」づくりに向かってまいります。」[4]

[編集] オプトメトリストドクター

富士メガネには2名のアメリカ 「ドクター・オブ・オプトメトリー」が所属している。

金井昭雄
金井宏将

[編集] CMに出演した有名人

羽田、昇太ともに、愛知県にあるキクチメガネのCMにも出演したことがある。

[編集] 注釈

  1. ^ 松下幸之助著『縁、この不思議なるもの—人生で出会った人々』(PHP文庫)より
  2. ^ 『街道をゆく (15)北海道の諸道』(朝日文芸文庫)より
  3. ^ 『街道をゆく 夜話』(朝日文芸文庫)より
  4. ^ 「外交フォーラム イン 京都 −麻生外務大臣と語る120分−日本外交の新機軸(概要)」より

[編集] 外部リンク

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