東ソー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
東ソー株式会社
TOSOH CORPORATION
東ソー.gif
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4042
本社所在地 日本の旗 日本
郵便番号:105-8623
東京都港区芝三丁目8番2号
本店所在地 郵便番号:746-8501
山口県周南市開成町4560番地
設立 1935年2月11日
業種 化学
事業内容 基礎原料事業、石油化学事業、機能商品事業
代表者 代表取締役会長 土屋隆
代表取締役社長 宇田川憲一
資本金 406億33百万円
売上高 連結 6,684億円
単体 4,451億円
営業利益 連結 244億円
単体 178億円
純利益 連結 168億円
単体 147億円
純資産 連結 2,192億円
単体 1,296億円
総資産 連結 7,351億円
単体 4,978億円
従業員数 連結 11,238名
単体 2,801名
(2012年3月)
決算期 3月末
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 4.98%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 3.97%
みずほコーポレート銀行3.61%
三井住友海上火災保険3.44%
(2012年3月)
主要子会社 関連会社参照
外部リンク http://www.tosoh.co.jp/
特記事項:特記の無い各種経営指標は2013年3月期
テンプレートを表示

東ソー株式会社(とうソー、: TOSOH CORPORATION)は、日本の総合化学メーカー。本社は東京都港区にあるが、登記上本店は山口県周南市(旧・新南陽市)。旧社名は東洋曹達工業東京証券取引所一部上場。

同社の企業メッセージは「明日のしあわせを化学する」である。

概要[編集]

苛性ソーダ塩化ビニルモノマー(VCM)ポリウレタンといった「ビニル・イソシアネート・チェーン」事業に加え、石油化学事業(オレフィンポリエチレン、合成ゴム等)や機能商品事業(無機・有機ファイン製品、計測・診断製品、スパッタリングターゲット、電解二酸化マンガンジルコニアセラミックス石英ガラスなど)をコアとして事業展開を行っている。

南陽事業所は、単一工場としては日本最大規模となる敷地面積(3km²)と自家発電設備(825,000kW)を有し、周南コンビナートの中核をなしている。

設立当初から日本興業銀行(現・みずほ銀行)と関わりが深く、4代目から7代目の社長は同行の出身者だった。

塩ビモノマーの生産能力は2011年現在、120万トンで日本国内の3割強を占めている[1]

沿革[編集]

事業所[編集]

支店・営業所[編集]

事業所・事務所[編集]

研究所・技術センター[編集]

  • 南陽研究所・技術センター(山口県周南市)
  • 四日市研究所(三重県四日市市)
  • 東京研究センター(神奈川県綾瀬市

社長[編集]

歴代の東ソー社長(含・東洋曹達社長)
代数 氏名 在任期間 出身校 出身母体
初代 岩瀬徳三郎 1935 - 1944 九州帝国大学 日本曹達工業(創業者)
第2代 別府良三 1944 - 1944 海軍機関学校 海軍燃料廠
第3代 今井富之助 1944 - 1947 東京帝国大学 三井化学工業
第4代 貞永敬甫 1948 - 1952 東京帝国大学 日本興業銀行
第5代 二宮善基 1954 - 1968 東京帝国大学 日本興業銀行
第6代 青木周吉 1968 - 1979 東京帝国大学 日本興業銀行
第7代 森嶋東三 1979 - 1984 東京帝国大学 日本興業銀行
第8代 山口敏明 1984 - 1992 一橋大学 生え抜き
第9代 田代圓 1992 - 2001 東京大学 生え抜き
第10代 土屋隆 2001 - 2009 東京工業大学 生え抜き
第11代 宇田川憲一 2009 - 東京工業大学 生え抜き

事故[編集]

平成23年11月13日午後3時24分頃、南陽事業所(山口県周南市関成町)第2塩ビモノマープラントで、塩ビモノマーなどを抜き出す作業中に爆発事故が発生した。火災により塩化水素ガスが漏れたため、周南市、下松市の住民には屋内待機が呼びかけられた[2][3]。爆発事故により、規制値の155倍にあたる二塩化エタンを含む排水が海に流出した[4][5]。また、この事故で男性社員1人が死亡した。事故で焼けた設備の再建には100億円単位が必要となる見通しが明らかにされている[6]。11月25日、事故調査対策委員会が東ソーにより設置された[7]

その後、東ソー南陽事業所内に爆発で吹き飛んだプラント設備の一部がモニュメントとして置かれている。

関連会社[編集]

主な連結子会社[編集]

主な持分法適用関連会社[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ “東ソー爆発事故、塩ビ生産に影響”. MSN産経ニュース (産経デジタル). (2011年11月15日). オリジナル2011年11月16日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20111116082942/http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111115/biz11111506550005-n1.htm 2011年12月4日閲覧。 
  2. ^ “山口の化学工場で爆発 1人不明 周辺住民屋内待機”. MSN産経ニュース (産経デジタル). (2011年11月13日). オリジナル2011年11月13日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20111113192553/http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111113/dst11111323120015-n1.htm 2011年12月4日閲覧。 
  3. ^ “爆発事故の東ソー社長「大変申し訳ない」と謝罪会見”. MSN産経ニュース (産経デジタル). (2011年11月14日). オリジナル2011年11月15日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20111115024821/http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111114/biz11111411060000-n1.htm 2011年12月4日閲覧。 
  4. ^ “規制超える排水徳山湾に流れる、東ソー工場爆発事故 : 最新ニュース特集 : 九州発”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2011年11月19日). オリジナル2011年11月21日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20111121093133/http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111119-OYS1T00247.htm 
  5. ^ “東ソー工場爆発:社長が知事に謝罪「安全と信頼取り戻したい」”. 毎日jp (毎日新聞社). (2011年12月3日). http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20111203ddlk35040438000c.html 2011年12月4日閲覧。 [リンク切れ]
  6. ^ “東ソー爆発事故 再建費は100億円単位 社長が会見”. asahi.com (朝日新聞社). (2011年11月15日). オリジナル2012年7月28日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/hxEC 2011年12月4日閲覧。 
  7. ^ “東ソー、爆発火災事故で調査対策委を設置”. MSN産経ニュース (産経デジタル). (2011年11月25日). オリジナル2011年11月26日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20111126054332/http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111125/biz11112514340009-n1.htm 2011年12月4日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]