グンゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
グンゼ株式会社
Gunze Limited
Gunze head quarters01s3200.jpg
グンゼ綾部本社(登記上の本店)Umeda01s3200.jpg
グンゼ大阪本社
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3002
大証1部(廃止) 3002
略称 GUNZE
本社所在地 日本の旗 日本
530-0001
大阪市北区梅田2丁目5番25号
ハービスOSAKA オフィスタワー
本店所在地 623-8511
京都府綾部市青野町膳所1
設立 1896年8月10日
業種 繊維製品
事業内容 繊維製品の製造・販売
代表者 代表取締役会長 平田弘
代表取締役社長 児玉和
資本金 261億円
発行済株式総数 2億993万5,165株
売上高 単体:1,115億7,600万円
連結:1,366億2,100万円
(2012年3月期)
営業利益 単体:△5億2,300万円
連結:10億2,300万円
(2012年3月期)
純利益 単体:3億7,300万円
連結:5億7,100万円
(2012年3月期)
純資産 単体:1,130億5,200万円
連結:1,101億9,700万円
(2012年3月31日現在)
総資産 単体:1,483億5,000万円
連結:1,685億1,700万円
(2012年3月31日現在)
従業員数 単体 2,114名
連結 8,989名
(2011年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行(株) 16.21%
(株)三菱東京UFJ銀行 3.17%
(株)京都銀行 3.04%
(2011年9月30日現在)
関係する人物 波多野鶴吉(創業者)
羽室嘉右衛門(初代社長)
白井文(社外取締役、前尼崎市長)
外部リンク www.gunze.co.jp
テンプレートを表示
グンゼタウンセンター つかしん
(北東側から「ひがしまち」を望む)

グンゼ株式会社: Gunze Limited)は、大阪府大阪市北区に本社を置く、男性用肌着インナーを主とする日本繊維メーカーである。

概要[編集]

創業者波多野鶴吉が、1896年(明治29年)8月10日に創業地の産業である、蚕糸業の振興を目的に郡是製絲株式會社として設立される。蚕糸・紡績業が国家事業として、力が注がれていた明治期にあって、早くから海外に生糸を輸出し、高い評価を得ると共に、また海外の拠点開設も早い段階で行われていたことから急速に業績を拡大してゆく。

戦後は蚕糸・紡績業の低下に伴い、主力の繊維業の一方で、1952年(昭和27年)にナイロン製の靴下を生産開始したことを発端に、1960年代からはプラスチック製品や電子部品の製造など非繊維分野へと拡大を始め、1970年代以降、ポリエステル等の合成繊維が一般的になったことで、同社も生産を合繊に合わせることになり、以降肌着下着類を主力に据えてゆくことになる。また創業からの主力産業でもあった蚕糸業からは、1987年(昭和62年)に生産終了ならびに完全撤退となった。

現在でも下着や肌着などのインナーでは業界随一の地位を保ち続けており、この他、電子部品でタッチパネル(国内シェア2位)などのシェアを持つ。海外との合弁事業にも積極的な一方、1980年代以降は旧生産拠点の閉鎖に伴う不動産開発事業などの事業もおこなっており、西日本4番目(開業時は3番目)の広さを誇る大型ショッピングモールグンゼタウンセンター つかしん」(兵庫県尼崎市)や「リリカ」(群馬県前橋市)等の運営が挙げられる。他にも顧客の健康促進の為、グループ会社により複合型スポーツクラブ・グンゼスポーツクラブや関西最大級の源泉掛け流し式温泉スーパー銭湯)である湯の華廊も運営している。

最近では、脂肪燃焼の促進・関節痛の緩和などの機能性や快適性などを重視した下着の開発・製造にも注力しており、2009年(平成21年)8月24日アシックスとの共同開発により、身体の動きをサポートし脂肪等の燃焼を促すカラダトレーナーを発表している。

沿革[1][編集]

ネットワーク[編集]

創業地の綾部[編集]

  • 社名の「グンゼ」は創業時の社名「郡是製絲株式會社」に由来する。「郡の是」とは、国の方針である国是、会社の方針である社是のように、創業地の何鹿郡(現・京都府綾部市)の地場産業である蚕糸業を、郡(地域)を挙げて振興・推進していこうという趣旨に基づいている。
  • 綾部駅北口一帯はグンゼの社有地で、研究所、工場のほか、1933年(昭和8年)築の本社、1917年(大正6年)築の旧本社(現グンゼ記念館)、大正初期築の繭蔵(現・グンゼ博物苑)、1917年(大正6年)築のグンゼ本工場正門、大正後期築の郡是製糸蚕事所本館など、グンゼの歴史的建造物が並ぶ。
  • 綾部市内には、予約制の「グンゼ理容室」がある。以前は「グンゼ病院」もあったが、1990年(平成2年)7月に閉院し、役割を「綾部市立病院」にバトンタッチしている。

主な商品[編集]

ほか

CMモデル[編集]

現在
過去

ほか

でべそキャット[編集]

かつてグンゼのマスコットキャラとして活躍していたキャラクター。トラジマ模様のネコで、様々なプレゼント商品にもなった。

でべそキャットをモチーフにしたプレゼント商品
  • まんまるでべそキャット
  • 胴長でべそキャット
  • 親子でべそキャット

関連会社[編集]

その他[編集]

  • 1974年(昭和49年)から1993年(平成5年)までテニス競技大会「グンゼワールドテニス」(毎日放送の主催により、NET(日本教育テレビ・現:テレビ朝日系列)→TBS系列全国ネットでテレビ放送)に協賛していた。
  • 俳優・映画監督のヴィンセント・ギャロはグンゼの白のブリーフをかなり愛用しており、映画「バッファロー'66」で着用している姿が見られる。また雑誌やライブのMCで度々「グンゼ着ようぜ!」と発言している。
  • クール・ビズ(「涼しい」や「格好いい」という意味のクール(cool)と、仕事や職業という意味であるビジネス(Business)の短縮形ビズ(BIZ)をあわせた造語)は元来グンゼが提案した造語であるが、この言葉が日本において夏期に環境省が中心となって行なわれる環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーンの名称として採用され、今や夏の風物詩として定着している。

関連項目[編集]

提供番組[編集]

現在[編集]

テレビ
ラジオ

過去[編集]

脚注[編集]

  1. ^ グンゼHPより一部抜粋

外部リンク[編集]