クボタ

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株式会社クボタ
Kubota Corporation
Headquater of Kubota.JPG
本社大阪市浪速区
種類 株式会社
市場情報
東証1部 6326 1949年5月16日上場
大証1部(廃止) 6326 1949年5月14日上場
NYSE KUB 1976年11月上場
FWB Kubota 2009年4月16日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
556-8601
大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
設立 1930年昭和5年)12月22日
(株式会社久保田鉄工所)
創業 1890年明治23年)2月
(大出鋳造所として)
業種 機械
事業内容 農業機械エンジン・産業機械
パイプ・バルブ
素形材
環境施設・ポンプ
住宅機材、空調機器
代表者 木股昌俊※
資本金 840億70百万円
発行済株式総数 12億5641万9千株
売上高 連結:1兆1,676億28百万円
単独:6,747億39百万円
2013年3月期)
営業利益 連結:1,131億61百万円
単独:511億60百万円
(2013年3月期)
純利益 連結:736億88百万円
単独:418億46百万円
(2013年3月期)
純資産 連結:8,106億08百万円
単独:4,795億61百万円
(2013年3月31日現在)
総資産 連結:1兆7,436億70百万円
単独:8,826億63百万円
(2013年3月31日現在)
従業員数 連結:31,436人 単独:10,033人
(2013年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 9.60%
日本生命保険相互会社 6.03%
明治安田生命保険相互会社 4.76%
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 4.55%
(2013年3月31日現在)
主要子会社 クボタシーアイ(株) 70.0%
関係する人物 久保田権四郎(創業者)
小田原大造
廣慶太郎
三野重和
外部リンク http://www.kubota.co.jp/
特記事項:※益本康男代表取締役会長社長)急逝の為、副社長として社長代行を経て、2014年7月8日付で就任した。なお、当面会長職は空席とする。
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アステ A-175トラクター(2007年現在絶版)

株式会社クボタ: Kubota Corporation)は、大阪府大阪市浪速区に本社を置く産業機械農業機械[1]建設機械等)、建築材料鉄管、産業用ディーゼルエンジンのメーカーである。

かつてはコンピュータスーパーコンピュータワークステーション)やエレクトロニクス機器、プレハブ住宅事業も手掛けていたことがあったが、撤退した。このうちプレハブ住宅は三洋電機に譲渡し、「三洋ホームズ」に改称した。


スローガン[編集]

2010年(平成22年)2月の創業120周年を記念して、グループ共通の新スローガン「For Earth,For Life」が制定された。

過去のスローガンは「国づくりから米づくりまで」、「ゆたかな人間環境づくり」、「技術でこたえる確かな未来」(以上旧久保田鉄工時代のもの)、「ヒューマニティテクノロジー:Hu-Tech」、「美しい日本をつくろう」、「LOVE THE EARTH MORE:もっと地球を愛したい」、「水と土と空と、地球のために。」、「社会の底力。」などであった。

事務所所在地[編集]

沿革[編集]

  • 1890年2月 - 久保田権四郎鋳物メーカー「大出鋳造所」として創業。
  • 1897年 - 「大出鋳造所」を「久保田鉄工所」に改称。
  • 1953年 - 「久保田鉄工株式会社」に社名変更。
  • 1957年 - 住宅建材の製造販売を開始。
  • 1960年 - 国産初の畑作用乗用トラクター「T15」を開発・商品化。1962年には水田用乗用トラクター「L15R」も開発・商品化される。
  • 1971年 - 世界最小[2]の水冷・直列2気筒によるディーゼルエンジンを搭載し、更に業界初の4輪駆動を用いた[3]小型乗用トラクター「ブルトラ」シリーズを発売。発売直後、瞬く間に同社のベストセラー商品となる。
  • 1990年 - 創業100周年に伴い「株式会社クボタ」に社名変更。同時にブランドロゴ(CI)を刷新。
  • 1997年 - 農耕用乗用トラクターとしてハーフトラクター[4]「パワクロ」を30年ほど前に設定していた井関農機に引き続き商品化。以後、同社の最小クラス - 最大クラスのトラクターに幅広く設定される。
  • 2008年 - 108PSのディーゼルエンジンを搭載し、業界トップクラスの超高速刈りを実現した自脱形最強コンバイン「エアロスター ダイナマックス」シリーズを発表。

諸問題[編集]

  • 2008年
    • 4月、トラクター「キングウェル」(KL#)シリーズのリコールを発表。
    • 9月30日、偽装請負問題対策として期間限定の雇用契約を結んだのは違法として、同社恩加島事業センター(大阪市)の外国人労働者ら15人が全日本港湾労働組合との活動の中で大阪地裁に雇用期限後の従業員としての地位確認を求める訴えを起こす[6]
      • この訴訟に関連して、同社が、訴訟の原告となっている労働者について、非正規従業員に対し支払う『契約終了慰労金』の対象から除外する方針を示しており、「裁判妨害」の意図があると疑われている[7]
  • 2010年
    • 1月、前述の旧神崎工場の周辺に住んでいた住民の一人が、大量のアスベスト吸引が原因と見られる石綿肺を発症していたことが判明、同工場の職務従事者以外では初の発症例となった。この住民は、同社に対し救済金を請求する書類を提出[8][9]

主要製品[編集]

クボタ製バックホー
  • 農業機械
  • 建設機械
  • 建築材料
  • 鉄管
  • 産業用ディーゼルエンジン
発電溶接機 - 他社に多くのディーゼルエンジンを供給している。自社製品の発電溶接機にも自社開発エンジンを搭載している数少ないメーカーである。
  • 自動販売機

マスコットキャラクター[編集]

マスコットキャラクターは「元氣村の仲間たち」でCMでも放送されている。

  • 元氣くん
  • ひまわりちゃん
  • オレンジ
  • ウエール
  • カール
  • 豊作おじいさん
  • 豊お父さん
  • あさひお母さん

現在のマスコットキャラクターはスッピー君。

ネットワーク[編集]

  • 支社:全国6ヶ所(北海道・東北・中部・中国・四国・九州)
  • 支店:1ヶ所(横浜)
  • 営業所・出張所:全国4ヶ所(和歌山・熊本・沖縄・山口)

製造拠点[編集]

グループ会社[編集]

CMキャラクター(過去のCMキャラクターを含む)[編集]

  • 橋幸夫(トラクター「ブルトラ」シリーズ、トラクター「L」シリーズ、コンバイン「NX」シリーズ)
  • アンディ・フグ(トラクター「キングウェル」シリーズ)
  • 谷亮子(コンバイン「エアロスター」シリーズ、クボタ農業機械 全国試乗キャンペーンほか)
  • 室伏広治(コンバイン「エアロスター」「エアロスター ダイナマックス」シリーズ、クボタ農業機械 全国試乗キャンペーンほか)他

この他、企業イメージキャラクターとして、日比野克彦安田成美利根川進などを起用したこともあった。

2010年(平成22年)3月からは、農業機械部門の新キャラクターとして、前述したマペット人形による「元氣村の仲間たち」が登場した。 架空の「元氣村」にて、トラクターの「オレンジ」、田植機の「ウエール」、コンバインの「カール」などが登場し、村の人々と共に農業を元気にする、と言う設定である。

スポンサー番組(過去の番組も含む)[編集]

現在[編集]

過去[編集]

提供番組の移り変わり[編集]

  • 日本テレビ系:「太陽にほえろ!」から長らく筆頭複数社の提供番組が続いていたが、かつて1987年ごろに「全日本プロレス中継」を土曜夜7時で放送していた時期に30秒別枠で提供していたときがあった。「はだかの刑事」終了以降は30秒に縮小されてシューイチまで番組提供を継続してきたが、2013年4月改編で「シューイチ」の時間枠拡大などを理由に提供を降板、1977年頃~続いてきた番組提供が一旦途切れて現在に至る。
  • テレビ朝日系:腸ねん転解消前のネット局毎日放送制作の「野生の王国」(放送当時弊社は住友グループと共同提供していた。)と金曜21時枠時代劇のスポンサーだったが、1975年3月31日の腸ねん転解消後以降は1枠は「13時ショー」→「徹子の部屋」の前半枠複数社提供、もう1枠は朝日放送制作の「土曜の朝に」の筆頭複数社提供社の1社として流れていたが、その後の提供番組は色々と変わっていった。時期により「サンデープロジェクト」の前半枠複数社提供の1社だったり、「ザ・スーパーサンデー」からしばらく数年間日曜19時からの2時間ワイド番組のスポンサーだったりしていたが、2000年代に入りアスベスト問題で提クレ自粛という悲惨な時期もあった。2007年3月末で「サンデープロジェクト」を途中降板、一旦テレビ朝日系で番組提供が「旅の香り」や日曜深夜のスポット扱いなどになるが、2013年4月に「シルシルミシルさんデー」で提供番組復帰し、現在に至る(過去に大阪開催時代の「全日本大学女子駅伝」の複数社提供1社として提供した年が度々あった)。
  • TBS系:かつて「JNNニュースデスク」やいくつかの複数社提供番組が存在していたが、次第に提供番組が減らされていき年によっては北海道放送(HBC)制作のスキージャンプ大会→全国ネット特番だけ提供していた。しかし、2000年代に入り平日朝ワイドの複数社提供→MBS・TBS共同制作の日曜22時台複数社提供などで綱を渡りながら番組提供していた。しかし、2012年10月改編で再び平日朝ワイドの複数社提供へ戻されて現在に至る。
  • テレビ東京系:「独占!スポーツTODAY」の頃から何かしらの提供番組が続いているが、テレビ大阪の開局以降はテレビ大阪の開局記念特番の筆頭複数社の1社として提供されている。それが縁で「感涙!時空タイムス」のスポンサーにもなったが、同番組終了後は時折特番提供などでテレビ東京系で登場しており現在に至る。
  • フジテレビ系:芙蓉グループの1企業でもあり、「FNNニュースレポート23:00,23:30」の複数社提供1社でもあったので、1970年代~1990年代は提供番組が多かったが、「感動!エクスプレス!!」の不定期単発特番終了後以降「Mr.サンデー」の複数社提供1社になるまでは関西テレビ制作の全国ネット特番しか提供できなかった時期もあった。過去に1月3日の午前中に全国ネットで放送されていた正月特番「日本放送演芸大賞」の複数社提供1社としてスポンサーをしていた時もあった。(関西テレビが制作に関わっていた年~1987年まで)2012年10月関西テレビ放送との共同制作の「Mr.サンデー」に途中から提供開始して現在に至る(2013年9月末で降板)。
  • その他地方局:「クボタ民謡お国めぐり」をネットしていた放送局が多かった。

脚注[編集]

  1. ^ 農業機械メーカーとしては2009年平成21年)現在、最大手のメーカーである。
  2. ^ 1971年当時。
  3. ^ ただし、従来の2輪駆動も設定。
  4. ^ 前輪・ホイール式 / 後輪・クローラー式、いわゆるセミクローラー式(ヤンマーはハーフクローラー(ちなみに当初はヰセキからのOEM、のちに自主開発の「エコトラデルタ」シリーズに移行)、ヰセキはセミクロ、三菱はハフクロ(ヤンマー同様、ヰセキからのOEM))とも呼ばれる。
  5. ^ 現在の本社阪神事務所、兵庫県尼崎市。
  6. ^ 偽装請負:問題対策「雇用形態変更は違法」 外国人労働者ら、クボタを提訴--大阪 毎日新聞 2008年9月30日
  7. ^ クボタ:継続雇用訴訟中の原告労働者 慰労金対象外に 毎日新聞 2009年2月7日
  8. ^ 石綿肺:職場の従事者以外で初の確認 クボタに救済金請求 毎日新聞 2010年1月7日
  9. ^ 石綿肺発症を初確認 クボタ旧神崎工場周辺の住民 産経新聞 2010年1月7日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]