川崎鶴見臨港バス
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 略称 | 臨港バス |
| 本社所在地 | 〒210-0024 神奈川県川崎市川崎区中瀬3-21-6 |
| 設立 | 1937年11月18日 |
| 業種 | 陸運業 |
| 事業内容 | 乗合バス事業、貸切バス事業、特定バス事業他 |
| 代表者 | 代表取締役社長 谷澤幹男 |
| 資本金 | 1億8,000万円 |
| 主要株主 | 京浜急行電鉄(100%) |
| 主要子会社 | #関連会社参照 |
| 外部リンク | http://www.rinkobus.co.jp/ |
川崎鶴見臨港バス(かわさきつるみりんこうバス)は、主に横浜市北東部・川崎市東部を走る京浜急行電鉄(京急)グループのバス会社である。臨港バスと略す。
目次 |
[編集] 沿革
- 1931年 鶴見臨港鉄道(鶴見線の前身)、バス事業を開始(鶴見駅西口~東寺尾~綱島間、鶴見駅西口~東寺尾~寺谷角~鶴見駅西口間)
- 1937年11月 鶴見臨港鉄道が全額出資の鶴見川崎臨港バスを設立
- 1937年12月 鶴見臨港鉄道が海岸軌道線を廃止し、バスに転換(鶴見駅西口~本山前~潮田~寛政~田辺新田~池上新田~大師河原~大師間)
- 1938年5月 鶴見臨港鉄道より路線譲受 営業開始
- 1938年12月 鶴見臨港鉄道と京浜電気鉄道の系列会社、川崎乗合自動車(通称・銀バス)と合併し、社名の鶴見と川崎を入れ替えて川崎鶴見臨港バスとする(川崎駅以南の路線)
- 1943年 日吉乗合自動車を買収 (川崎駅~尻手駅~江ヶ崎~南加瀬交番前~南加瀬原町~南加瀬住宅前~ひがし前~越路~北加瀬間)
- 1948年 京浜急行電鉄と大和自動車交通が経営に参加
- 1950年 貸切バス事業を始める
- 1954年 京浜急行電鉄の子会社となる
- 1955年 神明町営業所開設
- 1960年 元住吉営業所開設
- 1962年 塩浜営業所開設
- 1970年 鶴見営業所(駒岡)開設
- 1972年 元住吉営業所廃止
- 1978年 系統番号付与
- 1980年 乗合バス冷房車運行開始
- 1986年 鶴見駅西口 川崎駅東口バスターミナル完成
- 1990年 新横浜羽田空港線運行開始
- 1996年 バス共通カード取扱開始
- 1997年 アクアライン高速バス運行
- 1999年 貸切バス事業の大半を京急観光バスへ譲渡
- 2000年6月1日 臨港グリーンバスを設立。同社へ一部路線の移管や運行の委託を行う。
- 2001年4月2日川崎市交通局と合同でワンコインバス運行開始(川崎病院線)(ノンステップバスによる運行)
- 2002年 横浜東扇島線運行開始
- 2006年10月1日 京浜急行電鉄との株式交換により、京急の完全子会社になる
- 2007年3月18日 塩浜営業所、神明町営業所でICカードPASMO利用開始。
- 2007年8月25日 鶴見営業所でICカードPASMO利用開始。
- 2007年10月27日 浜川崎営業所でICカードPASMO利用開始。
- 2007年11月18日 会社設立70周年。記念イベントについては#創立70周年記念キャンペーンを参照。
- 2008年10月16日 新横浜成田空港線に参入。
- 2008年11月10日 本社を川崎区日進町から中瀬へ移転。
- 2010年3月15日 横須賀線武蔵小杉駅開業に伴い、杉51・52系統を運行開始[1]
- 2010年4月1日 臨港グリーンバスより全事業を譲受[2]。同日、定期券サービスの拡充(6か月定期・1年通学定期・全線定期のPASMO/Suica開始)[3]。
- 2010年7月31日 バス共通カードの取り扱いを終了。
[編集] 営業所
(全て神奈川県に所在)
- 本社 - 川崎市川崎区中瀬3丁目
- 塩浜営業所 (記号:A) - 川崎市川崎区塩浜2丁目
- 浜川崎営業所 (記号:H) - 川崎市川崎区鋼管通5丁目
- 鶴見営業所 (記号:T) - 横浜市鶴見区駒岡1丁目
- 神明町営業所 (記号:S) - 川崎市幸区神明町
[編集] 車両
[編集] 一般路線車
ジェイバス(いすゞ・日野)、三菱ふそうの3社の車両が在籍している。 かつては、各営業所の営業エリアにメーカーの工場があったため、浜川崎営業所=日野、塩浜営業所=三菱ふそう、神明町営業所=いすゞ、という明確な区分けがなされていたが、現在大多数はジェイバス(いすゞ)車であり、塩浜営業所・神明町営業所・鶴見営業所に配備されている。 ジェイバス(日野)車は、最近まで浜川崎営業所のみに配備されていたが、2007年秋より、塩浜営業所への配備も開始された。 三菱ふそう車も最近までは塩浜営業所に少数の配備車が残るのみとなっていたが、2007年秋より新車導入が再開され、浜川崎営業所に配備が始まった。 また、従来は大型車しか在籍していなかったが、経営合理化の一環として、乗客数の比較的少ない路線・時間帯には中型車を運行している。 新車導入・既存車体売却のサイクルが非常に早いバス会社として知られている。 低公害車は日野・ブルーリボンシティハイブリッドを浜川崎営業所と塩浜営業所に、三菱ふそう・エアロスターの尿素SCRシステム搭載車(ワンステップ車)を浜川崎営業所に導入している。
[編集] 高速路線・貸切車
三菱ふそう・エアロエースが主力で、少数のいすゞ・ガーラ(初代)が加わる。
[編集] 特定輸送車
川崎市・横浜市に所在する養護学校のスクールバスの運行を受託しており、三菱ふそう・ローザ・エアロミディ・エアロスターを保有する。
[編集] 社番
一般路線車及び特定輸送車の社番は、数字1字(メーカー)+英字1字(営業所)+数字3桁(固有番号)で表記され、1T342ならば、「1=いすゞ車(2:日野、3:三菱ふそう)でT=鶴見営業所所属の342号車」となる。なお、前面にはメーカーを示す数字が省略されたものが記載される。高速路線車及び貸切車は、数字1字(用途)+数字3字(固有番号)で表記され、3015ならば、「3=高速路線車(1:貸切車)の015号車」となる。
[編集] 廃車車両の譲渡
川崎鶴見臨港バスで役目を終えた車両は全国の地方事業者に譲渡されている。
同社は京浜急行バスとともに古くから全国の地方事業者に廃車車両を供給しており、譲渡先は北は北海道から南は沖縄県まで広範囲に存在する。神奈川県を含む首都圏が自動車NOx・PM法による排出ガス規制強化地域に指定された2000年以降はさらに増加していて、近年はワンステップバスも地方事業者へ移籍している。
主な譲渡先は、ジェイ・アール北海道バス、道南バス、苫小牧市交通部、秋北バス、羽後交通、茨城交通、関東自動車、長電バス、川中島バス、中鉄北部バス、九州産交バス、佐世保市交通局、那覇バスなどである。
また、一部の車両はミャンマーなど海外へも輸出されている。
[編集] 乗車運賃
- 川崎市内は1乗車200円(小児100円)、横浜市内は1乗車210円(小児110円)である。
- 川崎・横浜市内の境界バス停は寛政・京町三丁目・池田一丁目・南幸町・鷹野大橋・末吉橋西詰である。
- 横浜、川崎をまたがって利用する場合は横浜市内運賃が適用されるが、川53・川54・川56・川57・川61・川69系統は全区間川崎市内運賃が適用となる。(尻手駅前 - 矢向南町 - 末吉橋、矢向南町 - 江ヶ崎、静翁寺前 - 矢向駅前 - 神田は横浜市内であっても川崎市内運賃を適用する。なお江ヶ崎八幡 - 江ヶ崎は鶴11が横浜市内運賃を、川54が川崎市内運賃をそれぞれ適用する。)
- 深夜バスは運賃が2倍になる。
- 長期休暇やゴールデンウィークなどには小児運賃が50円になる(現金払いのときのみ)。
- 通勤定期券には環境定期制度がある。
- 高速バス、空港連絡バスは区間により運賃が異なる。
- 京急の株主優待券も利用可能。
- 一日乗車券は発売されていない。(2011年1月現在)
[編集] 創立70周年記念キャンペーン
2007年11月18日に会社創立70周年を迎えたことから、「創立70周年記念キャンペーン」と銘打って記念のキャンペーンを実施した。
- キャンペーン内容
- オリジナルグッズ発売
- 「ザ・バスコレクション 臨港バス70周年記念セット」(トミーテック・3,000セット限定・1,200円):日野ブルーリボン(浜川崎・2H050号車)といすゞキュービック(塩浜・1A838号車)の近年の臨港バスの代表的車種2種類セット。即日完売となったため、通販の取り扱いなし。
- 「1/80スケール マスターズコレクション 臨港バス70周年記念モデル」(京商・1,000セット限定・4,000円):日野ブルーリボンシティハイブリッド(浜川崎・2H299号車)がモデル。コールドキャスト製の精密モデル。
- 記念バス共通カード発売
- 1,000円券2枚組で2,000セット限定、2,000円で発売。
- 旧塗装車(銀バス)の復刻
- 昭和50年代中頃まで走っていた、旧塗装(銀色地に紺色帯)を復刻した車両(浜川崎:2H055号車/鶴見:1T079号車)を走らせている。平日は固定ダイヤにはならないものの、土休日は銀バス限定仕業が組まれ、1T079号車が2008年10月19日まで、2H055号車は同年11月24日まで設定されていた。
- 2008年の正月三が日には川崎駅~川崎大師間直行バスに投入された。
- 創立記念日限定ワンコインバス
- 11月18日の創立記念日限定で、川崎木更津線・新横浜羽田空港線・たまプラーザ羽田空港線を除く、川崎・横浜市内均一運賃区間の臨港バスおよび臨港グリーンバスの全路線について、運賃を大人100円・小人50円とする「ワンコインバス」の運行を行った。
[編集] バス以外の事業
関連会社の臨港エステートではJR川崎駅・京急川崎駅近くにあるさいか屋や川崎ルフロンのビル賃貸の不動産業を行っている。関連会社の臨港コミュニティではプロント川崎東口店をフランチャイズ経営している。
[編集] 脚注
- ^ 『杉51・52 小杉線』の運行開始について(川崎鶴見臨港バス)
- ^ 臨港グリーンバス運行路線の引き継ぎについて(川崎鶴見臨港バス)
- ^ 定期券がさらにお得に便利に!新サービスが登場します[リンク切れ](川崎鶴見臨港バス)
[編集] 関連会社
[編集] 参考文献
- ぽると出版 『バスラマ・インターナショナル』 No.105 「バス事業者訪問116 川崎鶴見臨港バス」 2007年12月25日、ISBN 978-4-89980-105-4
[編集] 外部リンク
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