アルピコ交通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上高地線の電車
|
|
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
|
| 略称 | 松電、松本電鉄 |
| 本社所在地 | 〒390-0831 長野県松本市井川城2丁目1番1号 |
| 設立 | 1920年5月29日 |
| 業種 | 陸運業 |
| 事業内容 | 鉄道業、乗合バス事業、貸切バス事業、航空サービス業、飲食・小売業、不動産業、ホテル業、 他 |
| 代表者 | 代表取締役社長 古田龍治 |
| 資本金 | 4億1,000万円(2009年3月31日現在) |
| 売上高 | 62億4,777万円(2008年3月期) |
| 従業員数 | 363名(2009年9月30日現在) |
| 主要株主 | アルピコホールディングス(株) 100%(2009年3月31日現在) |
| 関係する人物 | 上條信(筑摩鉄道創業者) 伊原五郎兵衛(松本電気鉄道初代社長) |
| 外部リンク | www.alpico.co.jp/traffic/ |
| 特記事項:社名の変遷:筑摩鉄道→筑摩電気鉄道→松本電気鉄道 | |
アルピコ交通株式会社(アルピコこうつう、ALPICO Kotsu Co.,ltd.)は、長野県松本市井川城二丁目1番1号に本社を置き、長野県で鉄道・バス事業を中心に営む会社である。アルピコホールディングス株式会社の完全子会社であり、アルピコグループの中核企業である。旧社名は松本電気鉄道(まつもとでんきてつどう)。
目次 |
概要[編集]
ALPICOの中心的存在松本バスターミナル
2011年(平成23年)4月1日をもって、諏訪バス、川中島バスを合併し、商号を改めた。かつては、浅間線という松本市東郊の浅間温泉までの軌道(路面電車)も経営していた。
3社合併前よりグループ共通でコーポレートアイデンティティを実施しており、現社名はグループ名であるALPICO(アルピコ)から採られている(アルプスの会社の意)。主たる営業エリアは長野県の松本地域・諏訪地域・長野地域および東京都で、それぞれに松本支社・諏訪支社・長野支社・東京支社を置いている。
鉄道は「Highland Rail」(ハイランドレール=高原鉄道)、高速・貸切バスは「Highland Express」(ハイランドエクスプレス=高原急行)、一般路線バスは「Highland Shuttle」(ハイランドシャトル=高原路線バス)と標高の高い地域が営業エリアであることを押し出したキャッチコピーで統一されている。
歴史[編集]
- 1920年(大正9年)5月29日 - 筑摩鉄道として設立。
- 1921年(大正10年)10月2日 - 島々線 松本 - 新村間が開業。
- 1922年(大正11年)
- 1924年(大正13年)4月19日 - 浅間線開業。
- 1932年(昭和7年)12月2日 - 松本電気鉄道に社名変更。
- 1943年(昭和18年) - 松本自動車を合併。
- 1955年(昭和30年) - 島々線を上高地線に改称。
- 1964年(昭和39年)4月1日 - 浅間線を廃止。
- 1978年(昭和53年)4月 - 松本バスターミナルをバスターミナルビルにし、松電ストアやイトーヨーカドーが開店する。
- 1983年(昭和58年)9月28日 - 上高地線の新島々 - 島々間が災害で休止に。翌々年の1985年(昭和60年)1月1日付けで廃止。
- 1992年(平成4年)5月 - グループアイデンティティ(GI)導入、グループ名をアルピコグループに決定。
- 2007年(平成19年)12月25日 - アルピコグループの他18社とともに、メインバンクの八十二銀行に対し、私的整理ガイドラインに則った再生支援を要請。
- 2011年(平成23年)4月1日 - グループの川中島バス・諏訪バスを吸収合併、アルピコ交通に社名変更[1]。
- 2012年(平成24年)11月 - 東京支社東京営業所開設
歴代社長[編集]
- 初代 上條信:1920年(大正9年) - 1928年(昭和3年) 筑摩鉄道時代、筑摩電気鉄道前期
- 2代 伊原五郎兵衛:1928年(昭和3年) - 1944年(昭和19年) 筑摩電気鉄道後期、松本電気鉄道初期
- 3代 百瀬藏六:1944年(昭和19年) - 1947年(昭和22年)
- 4代 山本寅雄:1947年(昭和22年) - 1950年(昭和25年)
- 5代 瀧澤知足:1950年(昭和25年) - 1987年(昭和62年)
- 6代 瀧澤至:1987年(昭和62年) - 1998年(平成10年)
- 7代 瀧澤徹:1998年(平成10年) - 2008年(平成20年)
- 8代 堀籠義雄:2008年(平成20年) - 2010年(平成22年)
- 9代 古田龍治:2010年(平成22年) -
- 先代の堀籠義雄とはアルピコホールディングスの社長のまま交代
鉄道事業[編集]
北アルプスを望みながら走る上高地線の列車(2008年2月撮影)
路線[編集]
現有路線[編集]
廃止路線[編集]
車両[編集]
現有車両[編集]
過去の車両[編集]
- 5000系電車 - 旧東急5000系
- モハ10形・クハ10形電車
- ED40形電気機関車 - 1971年に岳南鉄道に譲渡
- ED30形電気機関車 - 旧西武鉄道A1形←国鉄ED22形・1両。2005年9月廃車。
- ハニフ1形客車 - 元甲武鉄道のデ963形電車で、信濃鉄道(大糸線の前身)を経てハフ1・2として2両が入線、1932年(昭和19年)にハニフ1・2となった。うちハニフ1は1955年の廃車後も新村車庫に長らく保存されていたが、2007年(平成19年)に埼玉県さいたま市の鉄道博物館に寄贈された。寄贈にあたっての復元作業は行われておらず、新村車庫に保存されていた状態のまま展示されている。デ963形への復元は今後検討するとしている。
- このほかにもデワ2という元伊那電気鉄道の4輪単車の有蓋電動貨車が在籍していたことがある。
バス事業[編集]
本社管内・松本支社管内(松本電鉄バス)・東京支社については「松本電鉄バス」を、諏訪支社管内(諏訪バス)については「諏訪バス」を、長野支社管内(川中島バス)については「川中島バス」を参照
脚注[編集]
- ^ 松電、川中島バス、諏訪バスを合併 4月「アルピコ交通」に 信濃毎日新聞「信毎web」:2011年2月21日