松本駅

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松本駅
お城口(2007年9月)
お城口(2007年9月)
まつもと - Matsumoto
所在地 長野県松本市深志一丁目1-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
アルピコ交通
電報略号 モト
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 4面8線
乗車人員
-統計年度-
(JR東日本)-2013年-
16,299人/日(降車客含まず)
(アルピコ交通)-2011年-
1,768人/日(降車客含まず)
開業年月日 1902年明治35年)6月15日
乗入路線 4 路線
所属路線 篠ノ井線(JR東日本)
中央本線直通含む)
キロ程 13.3km(塩尻起点)
南松本 (2.4km)
(8.3km) 田沢*
所属路線 大糸線(JR東日本)
キロ程 0.0km(松本起点)
(0.7km) 北松本
所属路線 アルピコ交通上高地線
キロ程 0.0km(松本起点)
(0.5km) 西松本
備考 共同使用駅(JR東日本の管轄駅)
直営駅管理駅
みどりの窓口
標高:586.0m
* この間に平瀬信号場有り(当駅から4.2km先)。
駅ビルMIDORI
駅ビルMIDORI
松本駅構内にたくさん掲げられていた開業110周年を感謝する旗
松本駅構内にたくさん掲げられていた開業110周年を感謝する旗

松本駅(まつもとえき)は、長野県松本市深志一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・アルピコ交通である。

概要[編集]

長野県第二の都市・松本市の中心駅。周辺に多くの観光地があり、当駅はその拠点駅となっている。駅周辺には繁華街が広がり多くの企業、また高等学校、信州大学をはじめとする各種学校の最寄駅でもあり、利用者層は幅広く平日は朝夕を主として、休日は日中を含めて混雑が見られる。土休日には観光ツアーの団体客、旅行客等の利用で賑いをみせる。

JR東日本の篠ノ井線大糸線、アルピコ交通の上高地線が乗り入れている。JRの駅としての所属線は篠ノ井線であり[1]、大糸線と上高地線は当駅を起点としている。篠ノ井線の列車については、塩尻駅を介して中央本線(中央東線・中央西線)へ直通する列車も多数設定されている。

特急列車は、東京方面とを結ぶ「あずさ・スーパーあずさ」と、名古屋・長野方面とを結ぶ「しなの」の全列車が停車するほか、土休日に運転される「はまかいじ」が発着する。「あずさ・スーパーあずさ」については大糸線に直通する一部列車を除き当駅を始終着としている。

当駅以南、塩尻駅を経由し中央本線甲府東京方面[2]東京近郊区間に入る。なお、当駅は中央本線、篠ノ井線系統では東京近郊区間の末端にあたる。

歴史[編集]

  • 1902年明治35年)6月15日 - 国鉄篠ノ井線 当駅 - 西条駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
  • 1915年大正4年)4月5日 - 信濃鉄道(現在の大糸線)(現在のしなの鉄道とは無関係)南松本駅(現在の篠ノ井線の南松本駅とは別)が開業。のちに松本駅に統合。
  • 1921年(大正10年)10月2日 - 筑摩鉄道島々線(後の松本電気鉄道→現在のアルピコ交通上高地線)が開業。
  • 1937年昭和12年)6月1日 - 信濃鉄道が国有化。
  • 1942年(昭和17年)4月 - 駅舎改築。
  • 1947年(昭和22年)2月4日 - 夕方に駅舎内から出火[3]し、木造2階建300坪が全焼。出火原因は漏電が疑われている。田沢駅南松本駅で折り返し運転を行った。
  • 1948年(昭和23年)4月 - 駅舎改築。
  • 1964年(昭和39年)4月1日 - 松本電気鉄道浅間線廃止。後に駅前広場を改良。
  • 1965年(昭和40年)10月1日 - みどりの窓口設置。
  • 1968年(昭和43年)6月1日 - 貨物の取扱を廃止。
  • 1978年(昭和53年)7月 - 駅舎改築。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本の駅となる。
  • 2006年平成18年)5月20日 - 東西自由通路一部供用開始(改札口供用開始、西口バリアフリー化、みどりの窓口移転)、自動改札機稼動開始。
    • 2006年5月19日以前は、東口は3階に改札口、みどりの窓口等がある橋上駅舎、西口は6・7番線ホームに直接接続する地上駅舎であった。びゅうプラザは東口を出て右側に設けられていた。
    • 旧自由通路は駅コンコースとは独立しており、西口からは旧西口改札口横の階段を、東口からは駅ビル内を通り抜けるか、駅お城口北側、駅ビル北側入り口付近の自由通路を利用する必要があった。
  • 2007年(平成19年)1月頃 - 6番線・松電線ホーム連絡通路の工事開始。
    • 4月26日 - 自由通路全面供用開始(これに伴い元東口を閉鎖)。
    • 6月- 西口整備竣工。
    • 9月1日 - 駅舎改築完成。
  • 2010年(平成22年)- 駅ビル前のオアシス風の広場を解体し、銅像もどこかへ移設、広場が整備される。将来的にはバス乗場や駐車場などが整備変更になる。
  • 2011年(平成23年)4月1日 - 松本電気鉄道が「アルピコ交通」に社名変更。それによりアルピコ交通上高地線となる。
  • 2012年(平成24年) - 駅前広場整備事業が完成。
    • 6月16日 - 篠ノ井線開業110周年記念イベントが開催される。
  • 2014年平成26年)4月1日 - 東京近郊区間に編入され、 Suica利用可能駅になる。

駅構造[編集]

当駅はJR東日本とアルピコ交通が構内を共用する共同使用駅で、JR東日本が駅を管轄している。標高は586.0メートル。

0番線から7番線(0・6・7番線は切欠きホーム)まで、各ホームに2線ずつ、計4面8線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。

改札口は1箇所で3階にある。その他3階に、JR東日本の設備として駅事務室・みどりの窓口(通常2 - 3窓口、営業時間:5:30 - 23:00)・びゅうプラザ松本(営業時間:平日10:00 - 18:00、土休日10:00 - 17:30)、VIEW ALTTEATM)がある。また、自動券売機(8機、うち2機は上高地線にも対応)、指定席券売機(みどりの窓口内 5機(内、クレジットカード専用1機)自由通路側 2機)、自動改札機(6通路、Suica対応)を設置している。松本市も設備を有しており、市民サービススペース(自動交付機コーナー)と観光案内所がある。

駅舎の店舗は、駅ビル「MIDORI」と2階・3階で接続しているほか、3階にスターバックスコーヒー、NEWDAYS(土産屋を併設)がある。改札脇には精算窓口があり、運賃精算のほか、車急式急行券(急行列車運転時のみ)、車急式自由席特急券、おはようライナー乗車整理券が購入できる。

改札の外には、お城口(東口)・アルプス口(西口)それぞれにエスカレーターエレベーターが設置され、車椅子利用者単独での利用が可能である。

改札の中の通路及びホーム上にNEWDAYS、各種売店がある。駅そばは0・1番線と6・7番線にあるが、前者は更級で後者は黒い冷凍麺。改札の中には、すべてのホームにエレベーターが、6・7番線を除く各ホームにエスカレーターが設置されている。特急列車が発着するホームの長野方には喫煙ルームが設置されている。

2007年5月1日に松本市制施行100周年を迎えるにあたって、駅舎・駅前広場の改良工事が行われた。お城口に三代目駅舎の表札が掲示されており、これは当時南安曇郡豊科町(現安曇野市豊科)在住の俳句宗匠・篆刻家の曽山環翠による揮毫木彫である。

のりば[編集]

0 - 5 篠ノ井線・中央本線 塩尻甲府新宿東京中津川名古屋方面
2 - 5 明科聖高原篠ノ井長野方面
3 - 6 大糸線 穂高信濃大町白馬南小谷糸魚川方面
7 アルピコ交通(旧松本電鉄)上高地線 新村波田新島々方面
  • 名古屋方面特急「しなの」は、全列車1番線に到着する。(大糸線直通臨時しなの号は除く)
  • 1番線からも長野方面行きや塩尻方面行きの列車が発車する。大糸線と塩尻方面を直通する列車は、線路配置の関係から1番線には進入できず、2 - 5番線から発車する。
  • 発車メロディはかつては長野駅と同じ相模線海老名駅で使われている接近チャイムが3回流れるものであった。その後東洋メディアリンクスのWater Crownに変更された後、現在は五感工房製のJR-SH1が使用されているが、音程が少し高いバージョンとなっている(7番線を除く)。

駅弁[編集]

安曇野釜めし

駅前のホテル飯田屋1階にある業者「イイダヤ軒」で調製される物と塩尻駅前「カワカミ」で調製される物がある。販売場所は両社の商品を売るコンコースにある売店「あずさ」とイイダヤ軒店舗がある。かつては2・3番線ホームに売店「しなの」が営業していたほか、時間帯によっては立ち売りも見られたが、現在はホーム上からは駅弁を購入できない。主な駅弁は下記の通り[4]

イイダヤ軒[編集]

  • 安曇野釜めし
  • 安曇野ちらし
  • 地鶏めし
  • 月見五味めし - 松本駅を代表する駅弁
  • あずみ野四季彩
  • 信州あずみ野物語
  • 山賊焼
  • 櫓膳
  • 海老天重 - 駅ビルMIDORI4階いいだや店舗での限定駅弁

カワカミ[編集]

塩尻駅と同じ駅弁である。

  • とりめし
  • 小さな信濃路
  • 山菜釜めし
  • とり釜めし
  • うなぎ釜めし
  • 岩魚ずし
  • 信州牛和風牛肉弁当
  • 信州黄金シャモめし
  • アルプスの四季
  • 山のおにぎり弁当

利用状況[編集]

  • JR東日本 - 1日平均乗車人員 16,299人(2013年度)
    • 長野県内では長野駅に次ぐ第2位である。
  • アルピコ交通 - 1日平均乗車人員 1,768人(2011年度)[5]
年度 JR東日本 アルピコ交通
(旧・松本電鉄)
1996年 19,177
1997年 18,475
1998年 17,285 1,836
1999年 17,899 1,787
2000年 17,459 1,792
2001年 16,983 1,838
2002年 16,620 1,775
2003年 16,240 1,689
2004年 15,923 1,614
2005年 15,493 1,608
2006年 15,367 1,614
2007年 15,780 1,694
2008年 15,601 1,719
2009年 14,868 1,685
2010年 14,919 1,762
2011年 15,367 1,768
2012年 15,864
2013年 16,299

駅周辺[編集]

お城口(東口)[編集]

アルプス口(西口)[編集]

バス路線[編集]

東口[編集]

松本バスターミナル(駅前、エスパ1階)

松本駅美ヶ原口(タクシープール横)

  • (1) 駅寄り
    • 松本周遊バス 周遊南線[220]…相澤医院→西筑摩→ゆめひろば庄内→ライフスクエアコモ庄内→相澤病院→国府町→松本駅美ヶ原口
    • 松本周遊バス 周遊西線[230]…伊勢町Mウィング→松本駅アルプス口→なぎさライフサイト→丸の内病院→合同庁舎→渚二丁目→松本駅アルプス口→松本駅美ヶ原口
  • (2) 時計台寄り
    • 松本周遊バス 周遊北線[200]…大名町→丸の内→松本城→旧開智学校→伊勢町Mウィング→松本駅東口
    • 松本周遊バス 周遊東線[210]…時計博物館→蔵の街仲町→蚕糸公園東→あがたの森公園→松本市美術館→松本駅美ヶ原口
  • (3) 交番近辺
    • 扉温泉送迎バス 扉温泉線…大名町→桜町→惣社→船付橋北→大手橋→大和合→三城口→扉温泉
    • ホテル翔峰送迎バス 里山辺線…大名町→桜町→惣社→ホテル翔峰玄関前

松本駅前(駅前大通り沿い)

松本駅お城口(日本たばこ産業前)

  • トラビスジャパン:新宿南

アルプス口[編集]

松本駅アルプス口

  • 松本周遊バス 周遊西線[230] なぎさライフサイト→丸の内病院→合同庁舎→渚二丁目→松本駅アルプス口→松本駅美ヶ原口
  • 合同庁舎線[急行] 松本駅アルプス口→合同庁舎

隣の駅[編集]

駅名標
東日本旅客鉄道
篠ノ井線
快速「おはようライナー
村井駅松本駅田沢駅
快速(「みすず」以外は田沢方のみ運転)
村井駅 - (一部は南松本駅) - 松本駅 - 田沢駅
普通
南松本駅 - 松本駅 - (平瀬信号場) - 田沢駅
大糸線
快速(上り1本のみ運転)
(篠ノ井線)南松本駅 ← 松本駅北松本駅
普通
松本駅 - 北松本駅
アルピコ交通
上高地線
松本駅 - 西松本駅

その他[編集]

  • NHK連続テレビ小説おひさま」第103回で、1947年(昭和22年)頭の設定で、松本駅が炎上し、市内の主人公宅のそば屋が、足止めを余儀なくされた人たちに対して炊き出しをする場面があった。上がる炎が見えるのみで、駅自体は登場しなかった。

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 塩尻~辰野岡谷間の辰野支線(旧線)も含む
  3. ^ 出火時間・場所は朝日新聞では「午後3時40分頃」・「電信室と出札室の間」、読売新聞では「午後4時50分頃」・「電信室の天井裏」としている。共に縮刷版1947年2月5日付より。
  4. ^ JR時刻表2010年8月号(交通新聞社刊)218ページ
  5. ^ 平成24年版 松本市統計書(運輸・通信) 私鉄松本市内各駅乗降客の状況

関連項目[編集]

外部リンク[編集]