いすゞ・エルガ

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エルガ ノンステップTypeA
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Keikyubus-m1610-mr50-rear-20070921.jpg
PJ-LV234L1 京浜急行バス

エルガ(ERGA)は、ジェイ・バスが製造し、いすゞ自動車が販売している路線・自家用大型バス。2000年にキュービックからフルモデルチェンジした現行生産モデル。

現在はいすゞと日野自動車のバス製造事業統合に伴い、日野・ブルーリボンIIとの統合車種となっている。

なお、エルガの9m大型路線バスはいすゞ・エルガLTを、中型路線バスはいすゞ・エルガミオを、いすゞにOEM供給されていた日野自動車設計のエルガJは日野・レインボー#レインボーHR系を参照のこと。

目次

[編集] 概要

[編集] 登場時

中型路線バス・エルガミオ
エルガと部品が共通化されている。

日本の長期規制(平成11年排出ガス規制)に合わせキュービックをフルモデルチェンジし2000年6月20日に登場した。外観は前年にフルモデルチェンジされた中型路線バス・エルガミオと同様に、全体的に四角く、コーナーに丸みを帯びたボディーとなっている。また、ヘッドランプも視認性向上のために同じく横置きから縦置き4灯式に変更になった。これらは、エルガミオとの部品共通化によるコスト削減を念頭においている。

床形状としては、キュービックに引き続き、フルノンステップバスワンステップバスツーステップバス(路線仕様・高速仕様)が設定されが、新たに前中ノンステップのtype-Aが新たに追加された。type-Aは、後半パワートレーン部分をワンステップバスと構造共通化することによってコスト削減を図っており、以後のノンステップバスの主流となるものである(UDトラックス(旧:日産ディーゼル)UA(当時)のGタイプと同一構造)。一方、キュービックの時代に設定されたトルコンAT搭載、横置きエンジンの床面フルフラットノンステップバスはtype-Bとなった。ホイールベースは4.8m(L尺)・5.3m(N尺)・5.8m(Q尺)の3種類が設定されているが、Q尺のノンステップバスは製造されていない。

サスペンションエアサスペンションが標準仕様。リーフサスペンションはオプション設定とされたが、2002年にリーフサスペンション車は生産を中止した。

2002年1月にはCNGノンステップバスが発売開始され、こちらはtype-A・type-B双方に設定された。また、自動車教習所向けの教習車も製造されており、多くがツーステップバスとなっている。

[編集] メーカー標準仕様「ERGA-VP」の設定

2002年にコスト削減を目的として、メーカー標準仕様である「ERGA-VP」が設定された。「ERGA VALUABLE PACKAGE」の略で、どの運行事業者でも使いやすいように仕様を統一し、部品の共通化を図ることでコスト削減を行い、排出ガス規制強化に伴うコスト増大の影響を最小限にとどめることを目的としている。

これに伴い、リーフサスペンション車とツーステップ路線バスの製造が中止となった。ツーステップ路線バスに関しては、後に交通バリアフリー法の制定に伴い、製造ができなくなることを見越してのものとされる。

[編集] その後の大きな動き

OEM/統合車種の日野・ブルーリボンII(左:KL-KV280L1改)は、エルガ(右:KL-LV280L1改)とほぼ同一の車種である。(西東京バス) OEM/統合車種の日野・ブルーリボンII(左:KL-KV280L1改)は、エルガ(右:KL-LV280L1改)とほぼ同一の車種である。(西東京バス)
OEM/統合車種の日野・ブルーリボンII(左:KL-KV280L1改)は、エルガ(右:KL-LV280L1改)とほぼ同一の車種である。(西東京バス

その後の動きは、排出ガス規制や燃費基準が強化されていくことに伴う、コスト低減を図った動きが多く見られる。

初期のころは、一部の例外を除いていすゞバス製造で製造されていたが、いすゞ自動車と日野自動車のバス製造事業統合に伴い、2004年10月1日より両社合同資本のジェイ・バス宇都宮事業所(元いすゞバス製造)で製造が行われている。そのため開発はいすゞ自動車が一括して担当している。

また、車種に関してもOEM供給を経て現在は統合車種となっている。2004年8月にtype-Aのノンステップバスを日野にブルーリボンIIとしてOEM供給を開始。2005年1月14日からは統合車種となり、日野にワンステップバス・ツーステップバス(教習車を含む)も提供されることになった。ただし、CNGノンステップバスの供給はこれまで行われたことはない。

ノンステップバスに関しては、CNGバスも含んだtype-Bの製造が2005年8月をもって製造打ち切りとなり、type-Aに一本化された。これは通路の傾斜角が交通バリアフリー法の新たな規定に適合できなかったことや、トルコンATなどを使用することで販売価格が高く、事業者のニーズに沿わなかったことが要因である。

[編集] 車名の由来

ラテン語で「~に向かって」と言う意味を持ち、新たな時代に向かって走り始めた路線バスをイメージして名付けられた[1]

[編集] シリーズの変遷

車種に関しては、type-Aのノンステップバス・ワンステップバス・ツーステップバスは型式名称が同一である一方、フルフラットノンステップバス・type-Bに関しては大きく異なるので、前者を先に掲載し、後者に関しては別記とする。

[編集] KL-LV280/380系

エルガ ワンステップ
Kokusai kogyo bus 6090.JPGKokusai kogyo bus 6090-2.JPG
KL-LV280L1 国際興業バス

2000年6月20日に発売開始された、長期規制(平成11年排出ガス規制)適合車。前述のように路線バスとしては、ノンステップバス(type-A)・ワンステップバス・ツーステップバスが設定され、自家用車も製造された。エンジンは、路線バスでは珍しいV形8気筒の8PE1で、いすゞキュービックと同型(出力は177kW (240PS) および210kW (285PS) )を搭載している。エアサス車が標準仕様であり、リーフサス車はオプション仕様であった。

型式はエアサス車がKL-LV280系でリーフサス車がKL-LV380系である。ワンステップバス・ツーステップバスに関しては3種類の尺がある一方、ノンステップバスはL・Nの2種類のみである。なお、LV280Q1の納入事業者は国際興業じょうてつ東京ベイシティ交通奈良交通など数えられるほどしかない。また、中国JRバスクレアライン等の近距離高速路線(社内では「準高速バス」と称する)用として導入した。

2002年にはCNGノンステップ車が設定されたほか、前述の通り「ERGA-VP」が設定されたことに伴い、路線用ツーステップバスやリーフサスペンション車の設定が消滅した。

日野自動車へのOEM供給は2004年8月に開始され、ノンステップバスのKL-KV280系が供給された。KL-LV280系との識別は極めて困難である。

型式は以下のとおり。

  WB4.8m WB5.3m WB5.8m
エアサスワンステップ
エアサスツーステップ
KL-LV280L1 KL-LV280N1 KL-LV280Q1
リーフサスワンステップ
リーフサスツーステップ
KL-LV380L1 KL-LV380N1 KL-LV380Q1
エアサスノンステップ
CNGエアサスノンステップ
KL-LV280L1改 KL-LV280N1改

[編集] PJ-LV234系

エルガ CNGノンステップ
Tobu bus adachi2732.JPGTobu bus adachi2732-2.JPG
PJ-LV234L1改 東武バスセントラル
エルガの運転席(アリソン製AT搭載車)

2004年12月21日に発売された、新短期規制(平成16年排出ガス規制)適合車。平成12年排出ガス規制に対して粒子状物質75%低減レベル車となっており、超低PM車(☆☆☆適合)となっている。

エンジンは中型車と同じ6HK1-TCC(191kW/260PS)への過給器搭載に変更されたことでトルクが細くなったため、5速MT車のトランスミッションがOD(オーバードライブ)付き5速(トップギア:5速の減速比が1:1未満)から直結5速(5速の減速比が1:1)に、ファイナルギアも減速比を大きく(ローギヤード化)して補っている。また、トランスミッションは6速MT・5速MT・5速ATとなり、ATはtype-BのZFからアリソンに変更された。

対応が遅れていた高出力車及び自家用系と近距離高速路線車のSEも後日に発売された。エンジンは6HK1-TCH(221kW/300PS)で、従来車に比べて出力は11kW/15PS向上、最大トルクは若干下がった一方、中型車用の軽量コンパクトなエンジンに載せ換えたこと、トランスミッションがOD付6速になったことで発進性も遜色はなく、燃費性能向上が大きな特徴になっている。

CNGノンステップ車も後日に発売された。エンジンはディーゼル車とは違い、LV280系と同様のV8仕様で8PF1(177kW/240PS)となり、5速MTのみの設定である。

LV280系との相違点は側面リフレクター(反射器材)の有無と後部のエンジングリル開口部が左側から右側に移ったこと、運転席のエンジン回転計が4000回転まで刻んであること、車内の空調ダクトが最後部まで続いている点で識別できる。

日野自動車のブルーリボンIIとは統合車種という位置づけになり、2005年1月14日からKV234系として供給が開始された。これにより、CNGノンステップバスを除いた全車種が供給されている。識別が困難なのは変わっておらず、ハンドルや製造銘板に「HINO」とあればブルーリボンIIと判別できる程度である。

型式は以下のとおり。すべてエアサス車である。

  WB4.8m WB5.3m WB5.8m
ノンステップ PJ-LV234L1 PJ-LV234N1
ワンステップ
ツーステップ
PJ-LV234L1 PJ-LV234N1 PJ-LV234Q1
CNGノンステップ PJ-LV234L1改 PJ-LV234N1改

[編集] PKG-/PDG-LV234系

エルガ ノンステップ
Tobu bus 2800.JPGTobu bus misato2800-2.JPG
PKG-LV234L2 東武バスセントラル

2007年2月22日に発売開始された、新長期規制(平成17年排出ガス規制)適合車。基準に対して、PMの10%減を達成している。車両総重量14トン以上のMT車の一部は平成27年燃費基準に適合しており、自動車取得税が2%免除される。高出力車に関しても同年8月7日に追加設定されたが、同様に燃費基準をクリアしている車両、していない車両が発売されている。なお、2007年8月31日までPJ-LV234系の登録が可能であったことから、実際にはこの後に多く納入されている。

2灯式になったブルーリボンII(左:PKG-KV234L2)。エルガ(右:PKG-LV234L2)との識別が容易になった。(西東京バス) 2灯式になったブルーリボンII(左:PKG-KV234L2)。エルガ(右:PKG-LV234L2)との識別が容易になった。(西東京バス)
2灯式になったブルーリボンII(左:PKG-KV234L2)。エルガ(右:PKG-LV234L2)との識別が容易になった。(西東京バス)

エンジンは標準出力車が6HK1-TCC(191kW/260PS)、高出力車が6HK1-TCS(221kW/300PS)となっているが、VGSターボ採用により先代よりもトルクは大幅に向上している。トランスミッションは6速MT、5速MT、5速AT(アリソン製)の3種類である。また、路線バス仕様のほかに自家用仕様も用意されており、定員が異なる。これら違いにより同じホイールベースの車両でも多種多様なラインナップが存在し、燃費が各々異なっている。

今回の車種から、ワンステップバスのサスペンションがノンステップバスのものと同一になり、コストの削減が行われている[2]。また、公式側にエンジンルーバーが新設されており、PJ-LV(日野・ブルーリボンIIはPJ-KV)系との識別が可能になっている。ノンステップバスでは非公式側の最後部窓が拡大され、こちらからでも従来の車両との識別が可能。

なお、日野自動車のブルーリボンIIも同時にマイナーチェンジ(型式がPKG-/PDG-KV234系に変更)しているが、日野ブルーリボンIIのヘッドライトが2灯式に変更されたことなどの点でエルガとの外観上の区別ができるようになった。

CNGノンステップバス
PDG-LV234L2改
東京モーターショー2007出品車

さらに、2007年11月30日にはCNGノンステップ車が追加された。新長期規制(基準に対して、NOx10%減)に適合している一方、平成27年重量車燃費基準には適合していない。エンジンは新開発の6HF1-TCS(180kW/245PS)を搭載し、燃料システムMPI(マルチポイントインジェクション)の採用やPMを全く排出しない点が特筆すべき点であるほか、トランスミッションが5速ATとなっている点も特徴である。なお、日野へは供給されていない。

車内のスタンションポール(握り棒)の取り付けが変更され、見た目がスッキリしたほか、個別仕様による位置変更が容易になった。また、従来はステンレス製だったポール素材が粉体塗装のオレンジ色パイプになった[3]

型式は以下のとおり。すべてエアサス車で、燃費基準達成車が「PKG-」、非達成車が「PDG-」となる。

  WB4.8m WB5.3m WB5.8m
ノンステップ PKG-LV234L2
PDG-LV234L2
PKG-LV234N2
PDG-LV234N2
ワンステップ
ツーステップ
PKG-LV234L2
PDG-LV234L2
PKG-LV234N2
PDG-LV234N2
PKG-LV234Q2
PDG-LV234Q2
CNGノンステップ PDG-LV234L2改 PDG-LV234N2改

[編集] LKG-/LDG-LV234系(現行車種)

エルガ ノンステップ
ShizutetsuJustline 643.jpgShizutetsuJustline 643 rear.jpg
LKG-LV234N3 しずてつジャストライン

2010年8月4日発売開始。排気ガス浄化装置の改良と尿素SCRシステムの採用により、平成21年排出ガス規制(ポスト新長期規制)適合し、併せてトランスミッションの全車6速化により燃費性能を改良し、新たに高出力(300PS)エンジン搭載オートマチック車が平成27年燃費基準に追加適合させている。今回のマイナーチェンジよりノンステップ車の座席配置はこれまでの近郊型が廃止となり、新たに中扉から後方の座席を2人掛けから1人掛けとし立席スペースを拡大した「ラッシュ型」が設定され、安全面ではABSが全車に標準装備されている[4]

運転席の計器類は今回より配置が変更となり、照明がLED化され、燃費、尿素水残量、3速発進警告(オプション)などが表示可能な「マルチインフォメーションディスプレイ」が装備される。

PKG-/PDG-車とは異なり、公式側ルーバーが廃止されており、非公式側のホイールベース間の窓が固定窓となった[5]。また、今回のマイナーチェンジより新・ISO方式のディスクホイールを採用しているため、ホイールのナット座ピッチ直径(PCD; Pitch Circle Diameter)が従来より大きくなっている[6]ことでも識別可能である。

同年10月5日にはCNGノンステップ車が追加設定された。ディーゼル車のポスト新長期規制に相当する「圧縮天然ガス自動車の排出ガス技術指針(2008)」に適合しているほか、ATが6速化された。

型式は以下のとおり。すべてエアサス車で、燃費基準達成車が「LKG-」、非達成車が「LDG-」となる。

  WB4.8m WB5.3m WB5.8m
ノンステップ LKG-LV234L3
LDG-LV234L3
LKG-LV234N3
LDG-LV234N3
ワンステップ
ツーステップ
LKG-LV234L3
LDG-LV234L3
LKG-LV234N3
LDG-LV234N3
LKG-LV234Q3
LDG-LV234Q3
CNGノンステップ LDG-LV234L3改 LDG-LV234N3改

[編集] KL-LV834系(フルノンステップバス/type-B)

ノンステップtype-B
Keiseibus 5192.jpgKeiseibus 5192back.jpg
KL-LV834L1 京成バス

エルガが発売開始された、2000年6月20日に同時発売された車種で、type-Bと称される。このタイプは前述の通り床面フルフラットタイプのノンステップバスであり、最後部にエンジンを垂直横置きし、後輪の車軸にドロップアクスルを採用し最後部までノンステップを実現している。構造的には前モデルのキュービックノンステップ(KC-LV832系)に準じている。

エンジンはKL-LV280系が8PE1型なのに対し、こちらは6HK1-TCCエンジン(260PS)を搭載している。トランスミッションはZFトルコン式オートマチック車となる。

CNGフルフラットノンステップバスは2002年1月に設定された。6HA1エンジン(190PS)を採用しており、こちらもトルコン式オートマチック車となっている。 だが、名古屋市交通局に2001年3月にCNGモデルが1両KL-LV834N1改(NS-20)先行導入されている。

しかしながら、フルフラットノンステップバスはこの代のみにとどまり、新短期規制適合を行わず2005年8月をもって生産を終了した。これは床下機器の搭載位置変更による、特注部品使用によるコスト増大や中扉以降のスペース減少などの難点があったため、普及が進まなかったためである。これに伴い、国土交通省はtype-Aに準じた標準仕様ノンステップバスを制定することになった。

型式は以下のとおり。すべてエアサス車である。

  WB4.8m WB5.3m
ノンステップ KL-LV834L1 KL-LV834N1
CNGノンステップ KL-LV834L1改 KL-LV834N1改

[編集] エルガハイブリッド

東京モーターショー2011にてエルガハイブリッドが出展された。出展車は試作車扱いでLV234L3である。従来のハイブリッドノンステップバスでは、ハイブリッドシステム用バッテリーが屋根上設置だったが、エルガハイブリッドは最後部の非公式側の2席分にバッテリーを搭載している。このため、座席が30席→28席へと減小している。ディーゼル車と同形式の6HK1-TCC(260PS)エンジンを搭載しており、トランスミッションは、AMT(自動変速式マニュアルトランスミッション)を採用している[7]ブルーリボンシティハイブリッド同様、パラレルハイブリッドシステムを採用している[7]

2008年9月30日にもプロトタイプ(試作)のハイブリッドも開発しており、エアロスターエコハイブリッドと同様のシリーズハイブリッドシステムを採用している[8]。このため6HK1エンジンではなく4HK1-TCS(210PS)を採用している。ハイブリッドバッテリーは屋根上設置している。CNG同様のカバーを採用しているため、識別するのが困難である。

[編集] 教習車

エルガ 教習車
Tsuchiura-Ergakyosyu.jpgTsuchiura-Ergakyosyurear.jpg
KL-LV280N1改 土浦自動車学校

エルガ/ブルーリボンIIからは、乗合や貸切用途のほかに大型第二種免許向けの教習車のラインナップが設定されている。それまでは全長9mのバス(いすゞ・エルガLTいすゞ・キュービックLTなど)が用いられてきたが、中型免許新設に伴って各地の教習所の車両が全長11mの車両に代替されることになったことによるものであり、2003年に先行導入された神奈川県運転免許試験場を皮切りに発売を開始した。

ラインナップはこれまでの乗合車種同様、排出ガス規制ごとにあわせたラインナップになっており、PDG-KV系からはヘッドランプが2灯式に変更された(日野へはPJ車から供給開始)。すべて全長11m・N尺のツーステップバスとなり、改造扱いとなる。教習車らしい特徴的な仕様が設定され、前扉がカットされてその部分に助手席が設定されているほか、当然ながら補助ブレーキや教官用のメーター類なども整備されている。また一部には2ステップトップドアのエルガから、方向幕をうめた教習用バスも存在する(エルガの前型式であるキュービックにも存在する)。

型式は以下の通り。すべてホイールベース5.3m、ツーステップ中扉仕様、エンジン出力191kW (260PS) 、エアサス車である。

  エンジン いすゞ・エルガ 日野・ブルーリボンII
2003年 - 2005年 8PE1 KL-LV280N1改
2005年 - 2007年8月 6HK1-TCC PJ-LV234N1改 PJ-KV234N1改
2007年8月 - 2010年8月 6HK1-TCC PDG-LV234N2改 PDG-KV234N2改
2010年8月以降の現行車種 6HK1-TCC LDG-LV234N3改 LDG-KV234N3改

[編集] 富士重工・西日本車体工業架装車

エルガ 富士重工車体
Tobu bus misato2523.JPGTobu bus misato2522..JPG
KL-LV280L1 東武バスセントラル

ほとんどの車両が純正のいすゞバス製造あるいはジェイ・バスで製造されており、純正のボディーで架装されているが、一部には富士重工業西日本車体工業で架装された車両が存在する。なお富士重工業製、西日本車体工業製とも純正ボディではないため「エルガ」とは称さない。

富士重工業の多くはワンステップバスかノンステップバスのいわゆるtype-Aだが、東武バスおよび京成バスに富士重工ボディのいわゆるtype-Bを架装した例があり、2003年3月に同社がバスボディ製造から撤退するまで製造された。

西日本車体工業架装車は、ジェイ・バスでの製造になってからしばらく製造が行われていなかったが、2005年頃から発売を再開し、2010年に同社が解散するまで製造された。2003年4月以降の架装車種に関しては、西日本車体工業#2003年4月以降に日産ディーゼル以外にボディ架装を行った例を参照のこと。

[編集] 脚注

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  1. ^ “いすゞ 新大型路線・自家用バス 『エルガ』 を発売” (プレスリリース), いすゞ自動車, (2000年6月20日), http://www.isuzu.co.jp/press/2000/6_20erga.html 2011年4月11日閲覧。 
  2. ^ バスラマインターナショナル 101 P9 - ぽると出版
  3. ^ バスラマインターナショナル 101 P10 - ぽると出版
  4. ^ “いすゞ 大型路線バス・大型自家用バス『エルガ』、大型観光バス『ガーラ』をポスト新長期排出ガス規制に適合させ発売” (プレスリリース), いすゞ自動車, (2010年8月4日), http://www.isuzu.co.jp/press/2010/8_4bus.html 2010年8月14日閲覧。 
  5. ^ 「いすゞエルガ&日野ブルーリボンII ポスト新長期規制に適合」、『バスラマ・インターナショナル』第121号、ぽると出版、2010年9月、 p. 7。但し、非公式側の窓については事業者により従来タイプで納入される場合がある。
  6. ^ 大型トラック・バスの新・ISO方式ホイールについて”. 一般社団法人 日本自動車工業会. 2011年4月11日閲覧。
  7. ^ a b ISUZU:東京モーターショー2011 エルガ ハイブリッド”. いすゞ自動車. 2012年4月6日閲覧。
  8. ^ 「いすゞ、ハイブリッドバスのプロトタイプを開発」、『バスラマ・インターナショナル』第110号、ぽると出版、2018年11月、 p.96。

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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