川崎競馬場
川崎競馬場 |
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| 施設情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1 |
| 座標 | 北緯35度31分56.5秒 東経139度42分38.4秒座標: 北緯35度31分56.5秒 東経139度42分38.4秒 |
| 開場 | 1949年 |
| 所有者 | よみうりランド |
| 管理・運用者 | 神奈川県川崎競馬組合 |
| コース | |
| 周回 | 左回り |
| 馬場 | 1周1200メートル |
川崎競馬場(かわさきけいばじょう)は、神奈川県川崎市川崎区に所在する地方競馬の競馬場。現在の競馬の主催者は神奈川県川崎競馬組合(神奈川県と川崎市で構成する一部事務組合)で、土地および施設はよみうりランドから賃借している。
本項では併設されている中央競馬の場外勝馬投票券発売所であるウインズ川崎(川崎競馬場内)(ウインズかわさき かわさきけいばじょうない)についても記述する。
目次 |
[編集] 競馬場概要
前身は横浜市の戸塚競馬であり、川崎競馬場は1949年に開設され1950年から競馬が開催されている。1967年度まで横浜市営競馬及び平塚市営競馬、2000年度まで神奈川県営競馬及び川崎市営競馬が行われ、かつては自治体ごとに別々に主催していたが、2001年度以降は神奈川県川崎競馬組合営競馬として開催されている。
マスコットは馬で騎手スタイルの「カツマルくん」。SPAT4加盟競馬場。
[編集] コース概要
- 馬場:1周1200m 左回り平坦、砂厚8.5cm
- 直線(4コーナーからゴール板まで): 300m
- コース幅: 25m
- 距離設定: 900m、1400m、1500m、1600m、2000m、2100m
- 最大出走頭数(フルゲート): 1500m、1600m、2100mは14頭、それ以外は12頭である。
ダートコースの砂は従来は仙台産のものが使用されていたが、2011年5月から青森産の砂に入れ替えられている[1]。
[編集] 施設概要
- スタンド
- 1号スタンド(1983年12月竣工)、2号スタンド(1997年4月竣工)、3号スタンド(1971年3月竣工)があるが3号スタンドは2010年11月から外向きのグッズ売場を除いて閉鎖されている[2]。指定席は1号スタンド4階(特別観覧席B 2000円)、2号スタンド3階(指定席 1000円)、4階(特別観覧席A 2500円)にある(ただし、2011年度は節電対策のため2号スタンド3階の指定席は閉鎖されている)。指定席についてはCNプレイガイドで事前予約可能となっている。
- 1号スタンドでは、ウインズ川崎としてJRAの馬券発売および払戻を行っている。
- 2号スタンド1階には、日本最多勝利数の記録を持つ佐々木竹見元騎手を記念するギャラリーが設置されている。
- 敷地
- 全国の競馬場で最も敷地面積が狭く、全国の競馬場で唯一向正面の奥に大型ビジョンが設置されている(簡単に言うならば競艇場などと同様のレイアウトである)。このため、内馬場の芝生スタンドからも大型ビジョンによりオッズなどの情報を容易に取得する事ができる。
- 2003年6月に設置された「キングビジョン」は、面積496m²、最大視認距離は250m。設置当時は世界最大の大型ビジョンであった。その後、2006年に東京競馬場に設置されたターフビジョンが面積660m²で、世界最大となっていたが、川崎ではキングビジョンと旧大型映像装置の筐体を一体的に活用して、2009年6月に改めて世界最大面積1152m²の「川崎ドリームビジョン」として再整備され[3]、2010年にギネス・ワールド・レコーズに認定された(2011年現在はドバイのメイダン競馬場のものが最大である。)。メーカーは富士通フロンテック。フルゲート14頭立ての競走でも馬単の全オッズが1画面で表示可能である。
内馬場地区の東半分は一般駐車場となっている。コース東側の入り口から、地下通路を通って入場する。この駐車場利用者の為の入場門が内馬場にある。また西半分は投票所と芝生スタンドとして開放され、メインスタンド側とは地下通路で繋がっている。なお、芝生スタンドの芝は施設所有者であるよみうりランドのゴルフ場のノウハウを用いた手入れが行き届いている。
[編集] ウインズ川崎
2011年12月3日より1号スタンドにJRAのウインズが設置され、JRAの開催日に全レースが発売されることになった[4][5]。正式呼称はウインズ川崎(川崎競馬場内)[6]で、発売は100円単位。なお川崎競馬の開催に関わらず平日払戻は行われない。
[編集] 発売する馬券の種類
○…発売 ×…発売なし
| 単勝 | 複勝 | 枠番連複 | 枠番連単 | 馬番連複 | 馬番連単 | ワイド | 3連複 | 3連単 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 川崎競馬 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ウインズ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
[編集] 場外発売所
- 自場の管理としては初の場外勝馬投票券発売所となる。
その他の詳細は大井競馬場#場外馬券売場を参照。
他
[編集] 主な競走
[編集] ダートグレード競走
- 川崎記念(JpnI)
- 関東オークス(JpnII)
- エンプレス杯(キヨフジ記念)(JpnII)
- ホクトベガメモリアルスパーキングレディーカップ(JpnIII)
- 全日本2歳優駿(JpnI)
- 2006年にはジャパンブリーディングファームズカップが開催された。
[編集] 重賞競走
- ロジータ記念(SI、2011年から地方交流となる)
- 報知オールスターカップ(SIII)
- クラウンカップ(SIII、開催時期変更のため2010年度は施行なし)
- 川崎マイラーズ(SIII)
- スパーキングサマーカップ(SIII)
- 戸塚記念(SIII、2011年からSII)
- ローレル賞(SIII、2011年から地方交流となる)
- 鎌倉記念(SIII、2007年から地方交流)
[編集] 騎手交流戦
- 佐々木竹見カップ・ジョッキーズグランプリ(2003年から開催中)
[編集] JRA2歳認定競走
- (JRA認定)新馬(認定初出走:1着2,000,000円)
[編集] 所属騎手
- 伊藤裕人(いとう ひろと)
- 岩城方元(いわき まさゆき)
- 金子正彦(かねこ まさひこ)
- 今野忠成(こんの ただなり)
- 郷間勇太(ごうま ゆうた)
- 酒井忍(さかい しのぶ)
- 佐藤博紀(さとう ひろのり)
- 山林堂信彦(さんりんどう のぶひこ)
- 田中涼(たなか りょう)
- 中地雄一(なかち ゆういち)
- 拜原靖之(はいばら やすゆき)
- 藤江渉(ふじえ わたる)
- 本田紀忠(ほんだ のりただ)
- 増田充宏(ますだ みつひろ)
- 町田直希(まちだ なおき)
- 森下博(もりした ひろし)
- 山崎誠士(やまざき せいじ)
[編集] 小向厩舎
川崎競馬場は施設が狭いために厩舎が併設されておらず、厩舎は幸区小向仲野町の多摩川沿いの一画にある。また、厩舎地区と多摩沿線道路を挟んだ向かい側の多摩川の河川敷に1周1200mの調教用のダートコースがあり、調教はこのコースで行われる(地図上では川崎競馬練習馬場と表記されている)。
- 馬がコースと厩舎を行き来する際は、厩舎前の多摩沿線道路を横断することになる。
厩舎前には横断歩道と押しボタン式信号機が設置されており、信号が青に変わった際には馬が警備員の誘導で横断歩道を渡って馬場へ行き来している(なお、今のところ馬と車の接触事故は発生していない)。 - 調教用コースは公開の河川敷であるため、土手や河川敷から調教風景を眺めることができる。また、走路等禁止された区画でなければ内馬場に相当する区画にも立ち入ることができる。
- 調教用コースは左回りで使用する日と右回りで使用する日が1日おきに定められている。
- このコースは台風や大雨で多摩川が増水するとしばしば水没するのが関係者の悩みの種だという。
- かつては小向厩舎地区の馬房数不足を補うために調教師が競馬場周辺に独自の厩舎(外厩)を開設することが認められていたが、調教師の人数が減ったため2001年11月にこの形の外厩制度は廃止された。
[編集] 備考
- 競馬場としてはコースの奥行きが無い構造である事から、向正面や3コーナーなどの仕掛け所をスタンドから一目瞭然に見渡す事が可能である。その為、仕掛けやハンドリングについて騎手の巧拙がはっきりと観客の目にも判るという特徴がある。またコーナーが極めてきつく人気馬であっても勝利させるには高い騎乗技術が必要であり、馬の能力と同様に騎手の腕も大きく問われる。
- 「牝馬の川崎」という異名がある。これは大レースに牝馬限定戦が多いことと、サブタイトルを含めてレース名に名を残す3頭(キヨフジ・ロジータ・ホクトベガ)がいずれも牝馬であることに由来する。
- 1995年の年末には、テレビ番組に関連する企画イベントとしてポニー競馬のGIレースを開催した。
- 2004年11月25日には、映画「レディ・ジョーカー」のロケがここで行われたことを記念した競走「レディ・ジョーカーカップ」が開催された。表彰式では、合田刑事役の徳重聡がプレゼンターとして登場した。
- 2006年にはジャパンブリーディングファームズカップ(JBC)が開催された。11月2日(夜間開催・マイル)と3日(昼間開催・クラシック)の2日間に分けての開催となった。ただし、コース形態の問題で競馬場に1200m戦の距離設定が無いことから、JBCスプリントは1600mのJBCマイルとして開催された。また2000m戦の場合フルゲートが12頭であり、14頭の出走枠を確保するためJBCクラシックは2100mとなった。
- 定期的に毛色限定競走を実施している。年末には芦毛・白毛馬限定競走のホワイトホース賞(開催時期によってはホワイトクリスマス賞)が行われる。他に青毛・青鹿毛・黒鹿毛馬のレースくろうま賞、栗毛限定のゴールデンホース賞が行われている。なお、ホワイトホース賞ではレース名にちなんで、くじ引きで入場者にウイスキーのホワイトホースのプレゼントが行われた事もある。
- 場内食堂の食べ物が豊富なことでも知られる。名物として知られるものにはタンメンや焼きそば(超大盛・辛口)があるが、パドック横の手造りコロッケやチキンフライも人気がある。またスタンド内にも中華料理や蕎麦・カツ・モツ煮込み・立ち食い寿司等の店が立ち並び、そのバラエティの広さは東日本地域の全公営競技でも有数といわれる。ちなみに、現在では競馬場内で名物と銘打ってたんめんを提供する店舗が複数存在するが、場内タンメン屋の実質的な元祖と言えるタンメン専門店の「国広」は2004年3月31日に閉店しており、現存しない。(店主の引退によるもの。現在は同じ場所に別の店主が出店。)
- 所属騎手は年々少なくなってきているが、今野忠成が南関東リーディング上位に立ったり、中央競馬でも活躍する他、ベテランの森下博や金子正彦、中堅の酒井忍に若手の山崎誠士、町田直希も他場や中央競馬で騎乗しては結果を残すなど、川崎本場や川崎競馬以外でも川崎所属騎手の活躍は目立っている。
- 2008年10月31日より今までの南関東4競馬場ホームページとは別に、川崎競馬場独自のホームページを開設した。今までも携帯電話によるオンラインクーポン(携帯電話サイト「競馬総合チャンネル」との提携による)で入場料が無料になったが、11月3日開催より「無料入場券」を印刷して競馬場入場門で渡せば同じく無料になる。くわしくは無料入場券を参照。
- 駐車場は有料(500円)と無料の場所があるが、場外発売時は全て無料。同競馬場での開催や場外発売が行われない週末では、馬場内駐車場を利用したフリーマーケットがしばしば開催されている。また馬場内駐車場は近隣の川崎競輪場が開催されている時にも利用されている(競輪場までの無料送迎バスあり)。
- 2010年6月の開催より個人協賛競走が実施されている。実施には最低5人グループ(1人1万円、計5万円の費用)での申し込みが必要で、1開催につき2競走程度実施されている。なお南関東4競馬場では初の個人協賛競走実施場となった[8]。
- 同じく2010年からは『クラシックジュニアカップ』という「出走馬の父が中央競馬の牡馬クラシック三冠(皐月賞・東京優駿・菊花賞)優勝馬」のみという競走が行われている。
- 2011年9月4日には、川崎フロンターレのファン感謝デーに使用された。
[編集] ポイントサービス
2007年10月8日より来場するたびにポイントがもらえる「カツマルくんカード」を無料で発行している。カード発行条件は20歳以上で、身分を証明するもの(運転免許証や保険証など)を持って、1号スタンド1階のファン案内所にある申込用紙に必要事項を記入して提出する。1回来場すると、「来場回数」が加算され、「カツマルくんポイント」=10ポイント(重賞レース開催日は20ポイント)、ヤマダ電機で使用できる「ヤマダ引換ポイント」=50ポイント(重賞レース開催日も50ポイント)がそれぞれもらえる。なお、ポイントは各入場門およびファン案内所にあるポイントカードリーダーにカツマルくんカードを投入すると加算される。ただし、ポイント加算は川崎競馬開催中の1日につき1回で、有効期限は最後にポイントを加算した日から1年間である。
- 貯めたカツマルくんポイントに応じて川崎競馬場の特別観覧席のチケットやオリジナルグッズもしくは商品(ハム詰め合わせなど)と交換ができる。また、PeX(ペックス)ポイント[9][10]に交換することもできる。
- ヤマダ引換ポイントの使用については下記の手続きが必要である。
- カツマルくんカードとヤマダ電機のポイントカードを持ってファン案内所に行き、ヤマダポイント引換券をもらう。
- ヤマダ電機のポイントカードとヤマダポイント引換券を持って全国にあるヤマダ電機またはダイクマのレジに行き、ポイントを加算してもらう。なお、ポイント引換期間は引換券をもらった翌日から3週間以内である。
- 川崎記念開催週にある「大抽選会」の抽選券が1枚もらえる。また、来場回数5回ごとに抽選券が1枚追加される。
[編集] 初代・川崎競馬場について
現在の川崎競馬場の地に最初に競馬場ができたのは、1906年のことである。板垣退助を中心とした京浜競馬倶楽部によって競馬が開催された。ところが、1908年に政府が馬券発売禁止令を公布して馬券の発売を禁止したため、競馬を開催できなくなってしまった。実質的な開催日数はわずか15日だけであったという。跡地には当時の川崎町長によって富士瓦斯紡績の工場が誘致され、1915年に操業を開始する。工場であった時代の1930年には、工場の労働争議を支援するため、煙突男が出現して世間の話題となった。その後、1939年に工場は東京電気(現・東芝)に譲渡されたが、太平洋戦争中の空襲により焼失し、戦後再び競馬場が復活することになった[11]。
[編集] アクセス
[編集] 脚注
- ^ “川崎競馬場本馬場の砂の入替について” (2011年5月10日). 2011年7月7日閲覧。
- ^ “3号スタンド閉鎖による売店移動”. 川崎競馬倶楽部ブログ (2010年11月17日). 2011年7月7日閲覧。
- ^ 場内大型新ビジョンの設置について~ 6月、世界最大のビジョンにリニューアル ~
- ^ “日本中央競馬会勝馬投票券の発売開始について ~ウインズ川崎(川崎競馬場)のオープンについて~” (2011年11月7日). 2011年11月8日閲覧。
- ^ “12月3日(土)から川崎競馬場でJRAの勝馬投票券を発売” (2011年11月7日). 2011年11月8日閲覧。
- ^ 日本中央競馬会勝馬投票券の発売開始について~ウインズ川崎(川崎競馬場)のオープンについて~。
- ^ 場外発売所「ジョイホース横浜」の開設について
- ^ 川崎競馬公式サイト 個人協賛レースの募集について - 2010年5月15日閲覧。
- ^ PeXポイントとは
- ^ カツマルくんポイントをPeXポイントに交換
- ^ “かわさき区の宝物シート・川崎競馬場 (PDF)”. 川崎区ウェブサイト. 2011年7月8日閲覧。
- ^ 羽田京急バス(京浜急行バス)
- ^ 川崎鶴見臨港バス
[編集] 外部リンク
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