甲斐市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

甲斐市
かいし
日章旗 日本
地方 中部地方甲信越地方
関東地方
都道府県 山梨県
団体コード 19210-4
面積 71.94km²
総人口 74,085
推計人口、2009年6月1日)
人口密度 1,030人/km²
隣接自治体 甲府市韮崎市南アルプス市
北杜市昭和町
市の木 未定
市の花 未定
他のシンボル
甲斐市役所
所在地 〒400-0192 山梨県
甲斐市篠原2610番地
電話番号 055-276-2111
外部リンク 甲斐市
{{{位置画像}}}
テンプレート(ノート・解説・ウィキプロジェクト)

甲斐市(かいし)は、山梨県北西部の。人口は7万人を超え、県内では甲府市に次いで第2位であり、人口密度は県内で第1位である。2004年に旧竜王町、旧敷島町、旧双葉町が合併し誕生した。市章は、旧三町を表現する三枚の葉で頭文字の「K」を形作り、ハートの造形を図案化したもの。

目次

[編集] 地理

甲府盆地の中西部からやや北寄りに位置。旧町名でいう竜王町(中巨摩郡)、敷島町(中巨摩郡)、双葉町(北巨摩郡)から構成され、南北に伸びる細長い形状。旧敷島町にあたる北部は森林資源の豊富な山岳や丘陵地帯。中南部は釜無川の左岸に展開する平野部で、市街地が形成されている。

東側は同じく南北に長い形状の甲府市(県庁所在地)と完全に隣接し、JR中央本線や国道20号など諸道によって接続されており、同市のベッドタウンとして人口が急増している。北西部は旧双葉町地域を通じて韮崎市と隣接する。釜無川を境に南西部の南アルプス市と隣接し、国道52号からの双田橋や信玄橋、アルプス通りからの開国橋によって結ばれている。南部は中巨摩郡昭和町と隣接。また、東部の山岳地帯を通じて北西部の北杜市とも隣接している。

市名は、山梨県の旧国名甲斐国に由来するが、このあたりが「甲斐」の中心地となったという歴史はない。また、甲府市や山梨市に加えて平成の大合併で誕生した甲州市など、類似した市名が並立している問題が指摘される→日本の市町村の廃置分合#合併後の名称問題

下今井(旧双葉町)には、競輪の場外車券発売所のサテライト双葉がある。

[編集] 地域区分

  • 双葉
    • 菖蒲沢
    • 田子新居
    • 宇津谷
    • 岩森
    • 大垈
    • 志田
    • 下今井
    • 龍地
  • 敷島
    • 上芦沢
    • 下芦沢
    • 神戸
    • 上福沢
    • 下福沢
    • 安寺
    • 上菅口
    • 下菅口
    • 打返
    • 漆戸
    • 獅子平
    • 千田
    • 亀沢
    • 島上条
    • 大下条
    • 中下条
    • 長塚
    • 吉沢
    • 大久保
    • 牛句
    • 天狗沢
  • 竜王
    • 竜王
    • 竜王新町
    • 名取
    • 篠原
    • 西八幡
    • 玉川
    • 万才
    • 富竹新田


[編集] 歴史

旧竜王町域では縄文時代から定住の痕跡があり、古墳時代後期には盆地北西部勢力の一角を示す赤坂台古墳群が築かれている。平安時代には皇室料の八条院領篠原荘に含まれ、戦国時代には武田氏の大名権力により釜無川の治水が行われ、信玄堤が築かれ竜王河原宿が開発された。続く近世も新田開発が行われ開発が進み、養蚕甲州煙草の栽培が普及し、甲州街道沿いの地域は宿場としても機能した。

近代は農業と養蚕を中心とする農村で、大正・昭和戦前期には県内でも特に小作争議が激化した地域として知られ、戦中には都市部からの疎開先となった。戦後には甲府市の発展により甲府郊外として宅地化や商業地域化が進み、工業団地の造成や情報通信産業の誘致などが行われている。→竜王町 (山梨県)#歴史

旧敷島町域は亀沢川流域の山間地を中心に縄文時代からの遺跡が数多く分布し、弥生時代には南部平坦地の金の尾遺跡が県内でも代表的な集落遺跡として知られる。古墳時代から古代にも多くの遺跡があり、天狗沢瓦窯跡は古代甲斐における仏教文化の浸透を示す遺跡として注目されている。中世から近世には城下町甲府の近郊として材木などの資源を供給し、近世には北山筋12か村が御用を務めた。→敷島町#歴史

旧双葉町域は茅ヶ岳南麓の水利に恵まれない地域であったため定住が送れたが、旧竜王町域の赤坂台地と隣接する町域南部には赤坂台古墳群が分布している。中世には信濃国へ至る穂坂路が通り、戦国時代には武田氏に関する伝承や史跡が数多く存在する。近世には用水堰の開削が行われる。戦後には甲府近郊として都市化が進んでいる。→双葉町 (山梨県)#歴史

  • 1946年(昭和21年)10月17日 - 敷島町が町制施行。
  • 1954年(昭和29年)10月17日 - 敷島町に中巨摩郡睦沢村と清川村、吉沢村が合併。
  • 1955年(昭和30年)3月5日 - 北巨摩郡塩崎村と登美村が合併した双葉町が誕生。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 中巨摩郡竜王村と玉幡村が合併して竜王町が誕生。
  • 1958年(昭和33年)8月1日 - 竜王町に敷島町の大下条・長塚の一部を、敷島町に竜王町竜王新町の一部を編入。双葉町宇津谷の一部が韮崎市に編入。
  • 2004年(平成16年)9月1日中巨摩郡竜王町、敷島町、北巨摩郡双葉町が合併して誕生。

[編集] 人口

甲斐市と全国の年齢別人口分布図(比較) 甲斐市の年齢・男女別人口分布図
紫色は甲斐市
緑色は日本全国
青色は男性
赤色は女性
1980年 45,337人
1985年 54,291人
1990年 60,765人
1995年 66,628人
2000年 71,706人
2005年 74,062人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 観光

[編集] 産業

  • o2c(IT関連)
  • フジヒロ(建築業)

[編集] 行政

  • 市長保坂武(2008年10月3日-)
  • 前市長:藤巻義麿(2004年10月3日-2008年10月2日)
  • 市長
    • 収入役
      • 会計課
    • 副市長
      • 企画部
      • 総務部
      • 市民部
      • 環境経済部
      • 福祉保健部
      • 都市建設部
  • 竜王支所(旧竜王町役場)
  • 敷島支所(旧敷島町役場)
  • 双葉支所(旧双葉町役場)


[編集] 教育

小学校
  • 甲斐市立竜王小学校
  • 甲斐市立竜王南小学校
  • 甲斐市立竜王西小学校
  • 甲斐市立竜王北小学校
  • 甲斐市立竜王東小学校
  • 甲斐市立敷島小学校
  • 甲斐市立敷島南小学校
  • 甲斐市立敷島北小学校
  • 甲斐市立双葉東小学校
  • 甲斐市立双葉西小学校
  • 甲斐市立玉幡小学校
中学校
  • 甲斐市立敷島中学校
  • 甲斐市立竜王中学校
  • 甲斐市立竜王北中学校
  • 甲斐市立双葉中学校
  • 甲斐市立玉幡中学校
高等学校
専門学校
図書館
  • 竜王図書館
竜王図書館は市役所に併設されている北部公園の一角に位置する。地下一階地上二階の構造で、二階には視聴覚室や読書室、会議室などがあり、上映会など各種イベントを開催している。甲斐市のなかでも収蔵資料が最も多い図書館で一般書架のほか郷土資料も充実し、二階には信玄堤や山県大弐など旧竜王町に関する寄贈図書を集成した「本竜王文庫」が置かれている。
  • 敷島図書館
  • 双葉図書館
社会教育施設
  • 敷島総合文化会館
  • 双葉ふれあい文化館
  • 竜王歴史民俗資料館(山県神社内)
  • 双葉歴史民族資料館
  • 釜無川レクリエーションセンター
  • 神明温泉志麻の湯
  • 百楽泉
  • 赤坂台総合公園(ドラゴンパーク)
公民館
  • 竜王北部公民館
  • 竜王中部公民館
  • 竜王南部公民館
  • 敷島公民館
  • 清川地域ふれあい館
  • 睦沢地域ふれあい館
  • 吉沢地域ふれあい館
  • 双葉公民館

[編集] 交通

[編集] 鉄道

竜王駅(新駅舎)

[編集] 道路

中央道

[編集] 関連有名人

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク