取手競輪場

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取手競輪場
Toride-keirin-1.jpg
基本情報
所在地 茨城県取手市白山6-2-8
座標 北緯35度54分7.14秒 東経140度3分22.63秒 / 北緯35.9019833度 東経140.0562861度 / 35.9019833; 140.0562861座標: 北緯35度54分7.14秒 東経140度3分22.63秒 / 北緯35.9019833度 東経140.0562861度 / 35.9019833; 140.0562861
電話投票 23#
開設 1950年(昭和25年)2月25日
施行者 茨城県取手市
走路 400m
重勝式投票 Kドリームス
公式サイト 取手競輪場
実況
担当 相良徹[1]
所属 東京電設工業
記念競輪
名称 水戸黄門賞
開催月 6月
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取手競輪場(とりでけいりんじょう)は茨城県取手市にある競輪場で、施設所有および主な主催は茨城県(取手市も主催)。競技実施はJKA競輪競技実施事業本部東日本地区本部関東競技部。実況は東京電設工業で担当は相良徹

概要[編集]

かつては取手競馬場として競馬の開催を行っていたが、昭和20年代の競輪ブームで競馬の開催が不調になったため、競輪場に変更したものであり、1950年(昭和25年)2月25日に開設された旧競馬場のコースは現在の駐車場で痕跡が残っている。

特別競輪は2001年共同通信社杯競輪2005年東王座戦2009年共同通信社杯競輪秋本番をそれぞれ開催した。

記念競輪 (GIII) の名称は『取手銀輪王座争奪戦』であったが、2006年より『水戸黄門賞』の名称で開催されている。これにちなんで、開催2日目のシード優秀競走は「助さん格さん賞」の名称で行われる。近年は開催月が移動しているが、2014年はかつての開催月だった6月に開催される。

トータリゼータシステム日本トーターを採用している。なお2009年10月16日より重勝式投票にあたるKドリームスの発売が開始された。

マスコットキャラクターは2007年より新キャラクター「砦の森のバンク」が登場しており、メインキャラクターはウサギの「バンク」。それ以前のキャラクターはウサギの「りんたろう」と「銀りんたろう」で、「バンク」は「りんたろう」の孫という設定になっている。

場内改修[編集]

取手競輪場ではホーム側スタンドの老朽化から、バック側スタンドをメインとして使用するためホームとバックの直線入れ替えが検討されていた。2011年3月11日東日本大震災で施設が被災し、場外発売は6月30日から再開されたが、ホーム側スタンドが特に損傷し本場開催に支障を及ぼしたことから、場内の復旧と共に直線の入れ替え工事を並行して行なうことになり、2011年度内は本場開催を行なわないことになった[2][3]

この間に主催の茨城県は取手開催分の代替を松戸競輪場で行なっており、2011年8月24日からのFI開催と9月17日からの記念の2開催は松戸に移して実施した。またKドリームスは松戸での茨城県営による代替開催についても取手競輪分と同じように扱った[4]

その後バックスタンドの改修に時間がかかることが判明したことから、先にメインスタンドを取り壊し仮設の審判棟を建設することで開催する方針に変更され[5]2012年10月22日より本場での開催を再開し[6]、記念競輪も11月9日から開催された。

そして2013年9月25日からの開催よりバンクの直線入れ替えが行われ、改装された旧バックスタンドは新メインスタンドとしてリニューアルオープンされた。

バンク特徴[編集]

1周は400m。直線が短い訳でもなく、カント(走路の傾斜)が然程きつい訳でもないのでクセがなく、選手には走りやすいバンクだと言われている。そのためどの戦法でも戦いやすく、力勝負のレースが多い。

競りは現3 - 4(旧1 - 2)コーナーでは意外とアウト側を走る選手のほうが有利だが、バックストレッチまで縺れれば断然イン側の選手が有利となる。現バック(旧ホーム)側直線には地元選手が知る「秘密の伸びるコース」があり、後方からの強襲を決めると波乱が起きやすかった。

利根川の畔にあるためか、冬場は風が寒さでも強さでも「辛い」と言われており、特に現バック(旧ホーム)では向かい風でバンクが重く感じる選手も多い。しかし他の季節では風の影響は少なく、その点では走りやすい。ただし改修により現バック(旧ホーム)側スタンドなどの施設が撤去されているため、その影響に注意を払う必要がある。

大画面映像装置は現1センターのバック直線側寄りに設置されている。

アクセス[編集]

無料送迎バス関東鉄道が運行している。

入場門は正門と南門の2箇所である。以前は東門があったが老朽化の為、現在は閉鎖されている。

他場との関係[編集]

距離的に近い松戸競輪場との間では入場者の奪い合いにならない様に開催日を調整しており、台風等で開催が順延する以外は松戸競輪場と一緒に本場開催される事はない。

これを利用して従業員の共有を行っており、取手競輪場に勤めると自動的に松戸競輪場、更には千葉競輪場でも働く事ができ、ビッグレース開催時にはこれらの競輪場から応援を呼べるため、開催側従業員側双方にメリットがある。

なお松戸競輪場の最寄駅北松戸駅までは取手駅から列車で23分と比較的近い。

場外車券売場[編集]

放送[編集]

記念競輪以上のビッグレースでは地上波でも放送されるが、茨城県には県域民放テレビ局がないためチバテレビが撮影や番組制作を行う場合が多い(画面の上に「CTC」とロゴが入る)。 また1990年代、千葉テレビが開催日の午後10時45分から15分間、レースダイジェストを放送。

CS放送はSPEEDチャンネルだけでなくEXエンタテイメントで放送されることもある。

歴代記念競輪優勝者[編集]

優勝者 登録地
2002年 小倉竜二 徳島
2003年 濱口高彰 岐阜
2005年 三宅伸 岡山
2006年 武田豊樹 茨城
2007年 佐々木則幸 高知
2008年 武田豊樹 茨城
2010年 伏見俊昭 福島
2011年[7] 岩本俊介 千葉
2012年 武田豊樹 茨城
2013年 長塚智広 茨城
2014年 伊藤保文 京都
※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。

イベント開催[編集]

同じ市内に所在する東京藝術大学取手キャンパスとの産学連携で「自転車とアートのコラボネーション」を目指した企画を立ち上げ、自転車フェスティバルとアート展示会を併催する「サイクルアートフェスティバル」を年に一度開催している。また、別のイベントとして「取手蛍輪」という有志による自転車発電機を漕ぐことによって電飾を点灯して楽しむイベントも運営されている。

注釈[編集]

外部リンク[編集]