防府競輪場

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防府競輪場
防府競輪場(2006年11月)
地図
基本情報
所在地 山口県防府市国分寺町8-2
座標 北緯34度4分1.4秒 東経131度34分43.1秒 / 北緯34.067056度 東経131.578639度 / 34.067056; 131.578639座標: 北緯34度4分1.4秒 東経131度34分43.1秒 / 北緯34.067056度 東経131.578639度 / 34.067056; 131.578639
電話投票 63#
開設 1949年(昭和24年)9月22日
施行者 防府市
走路 333m
重勝式投票 オッズパークLOTO
公式サイト 防府競輪
実況
担当 宮原英治
和田年弘(モーニング競輪)
記念競輪
名称 周防国府杯争奪戦
開催月 秋季(次回は2024年11月)
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防府競輪場の位置(山口県内)
防府競輪場
防府競輪場の位置(山口県)

防府競輪場(ほうふけいりんじょう)は山口県防府市にある競輪場。施設所有および主催は防府市。競技実施はJKA西日本地区本部中四国支部。

概要[編集]

防府競輪場は1949年に開設された。地元出身の作家である伊集院静は 「日本一小さな競輪場」と自著に記している[1]。マスコットキャラクターは『ホープくん』。

記念競輪GIII)として『周防国府杯争奪戦』が開催されており、過去は9月に開催されていたが、近年は9月から11月の間に開催されている。なお、2023年度の記念競輪は改修工事の兼ね合いもあり玉野競輪場を借り上げて開催された。また現役時代はマーク屋としてならした石村正利を称え『石村正利賞』が開催されている。その他のFI競走には『毛利賞』『山頭火賞』などがあり、中国地区・四国地区で持ち回りの『W・Jカップ』も開催されている。

特別競輪は1996年2002年2006年ふるさとダービー2015年には共同通信社杯が開催された。今後は、2026年3月19日から22日まで初開催のウィナーズカップの開催が決まった。

2012年11月からは『モーニング競輪』の開催が一部で実施されている。現在は、F2開催の全てをモーニングで行っている。

実況は宮原英治、和田年弘(株式会社JPF)が担当している。かつては宮本隆与が実況を担当していた(現在は山陽オートレース場でミッドナイトオートレースの実況を担当している)。

トータリゼータシステム日本トーターを採用している。2011年5月14日の開催からはオッズパークにおいて重勝式投票の「セレクト5・7」を発売し、2012年12月3日からの開催より「ランダム7」が追加で発売される。

2022年11月の「開設73周年記念周防国府杯争奪戦」開催終了後から2024年11月にかけて、スタンド改築工事を実施するため本場開催は休止している。なお、その期間中は場外発売のみ実施する[2][3]

バンク[編集]

333mを使用している。直線はやや短めだがクセの少ないバンクである。また、競輪場の周囲三方は山(西は天神山)に囲まれており、立地による風の影響がある。

交通アクセス[編集]

場外車券売場[編集]

  • 駅前サービスセンター - 防府市天神1-1-30(防府駅から徒歩3分)
  • サテライト宇部 - 宇部市大字東岐波字横尾1519-8 ※2011年12月1日オープン

歴代記念競輪優勝者[編集]

優勝者 登録地
2003年 加倉正義 福岡
2004年 市田佳寿浩 福井
2005年 富弥昭 山口
2007年 加倉正義 福岡
2008年 山口富生 岐阜
2009年 浅井康太 三重
2010年 井上昌己 長崎
2011年 平原康多 埼玉
2012年 井上昌己 長崎
2013年 浅井康太 三重
2014年 岩津裕介 岡山
2016年 北津留翼 福岡
2017年 和田真久留 神奈川
2018年 清水裕友 山口
2019年
2020年
2021年[4]
2022年[5]
2023年[注 1][6]
2024年
※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。

脚注・出典[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 改修工事の為、玉野競輪場での代替開催。

出典[編集]

関連項目[編集]

  • 防府市設野球場(防府市営球場) - 隣接地にあった野球場。現在は競輪場の駐車場。
  • Odds Park LOTO - 本場が参加している重勝式車券。

外部リンク[編集]