福山競馬場
福山競馬場 |
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| 施設情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 広島県福山市千代田町一丁目1-1 |
| 座標 | 北緯34度27分58.3秒 東経133度22分4.9秒座標: 北緯34度27分58.3秒 東経133度22分4.9秒 |
| 開場 | 1949年9月18日 |
| 所有者 | 福山市競馬事務局 |
| 収容能力 | 21,479人 |
| コース | |
| 周回 | 右回り |
| 馬場 | ダート |
福山競馬場(ふくやまけいばじょう)は広島県福山市千代田町一丁目にある地方競馬の競馬場である。主催者は福山市(競馬事務局)。D-Net加盟。
目次 |
[編集] 概要
福山競馬場は1949年(昭和24年)9月18日に開設された。開設当初は福山市のほか、広島県、広島市、呉市も主催者だった[1]。1968年から福山市の単独開催となる[1]。1967年からアラブ専門の競馬場となり[2]、名馬としてローゼンホーマやスイグンを輩出し、前者の名を冠した重賞競走(ローゼンホーマ記念)もあった。またかつては山陽杯と題し、兵庫県競馬組合(園田競馬場、姫路競馬場)との交流戦を開催したこともある。
日本の競馬場の中で最後までアングロアラブ種のみで競馬番組が編成されてきた競馬場であったが、アングロアラブ種の生産頭数の急減の煽りを受ける形で、2005年12月4日よりサラブレッド種による競走が開始された。それに先駆け、2005年7月17日に高知競馬場所属のサラブレッドを招いて交流競走を実施[3]。以降も同競馬場とは人馬の交流が続き、2009年度からは地方競馬全国協会の協力のもと[4]、連携が一段と強化されている。
経営状況は厳しく、2010年に「福山市営競馬検討委員会」が設置され、競馬事業の存廃についての議論が行われている[5]。6月10日に開かれた会合で、廃止を前提とした答申をまとめることが決定された[6]。福山競馬関係者側は存続を訴えていた[7]が、9月29日に実質単年度収支の黒字確保が条件での事業継続が答申された[8]。
2012年1月には、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で東北・関東エリアの競馬開催が中止になり、インターネット勝馬投票券の販売収入を増えたこともあり、『2011年度の競馬開催等に於ける実質単年度収支の黒字が見込まれる』ことなどを理由として、福山市市長の羽田皓が1月20日の記者会見にて、『2012年度も競馬開催を継続する』ことを表明した[9]。
[編集] 実況
実況はエヌ・エス・エル・ナカシマの中島啓(なかしま けい)とFMふくやま RADIO BINGO西田茂弘が担当。また、2008年・2009年には代打として園田・姫路競馬を主に担当している竹之上次男が、さらに2009年に行われた南関東騎手交流戦「南関東騎手交流ファンタジスタカップ」では耳目社の及川サトルが担当。また2010年、高知競馬との連携「よさこいシリーズ」では高知競馬実況の橋口浩二が務めた(逆に高知競馬場で福山所属限定の「鞆の浦シリーズ」には西田茂弘が実況した)。
- 2011年5月8日後半レースでは、元岩手競馬(盛岡・水沢)担当の長田信也が担当。
- 2011年9月25日(日)は前半レースが元岩手担当の長田信也が、後半レースが園田・姫路競馬を主に担当している竹之上次男(2年ぶり実況)が代打で担当した。
2010年度まではパドック解説がすべてのレースで行われたが、2011年度より後半第6レースより最終レースまでに変更となった。
- パドック解説者 福山エース・山本義典 福山特報・マナブTM 福山キンキ・なか宏之
また2010年、高知競馬との連携「よさこいシリーズ」でのパドック解説は、高知競馬新聞協会「福ちゃん」岩崎周吾が解説・進行は高知実況の橋口浩二が務めた。本馬場入場後には福山担当西田アナと高知担当橋口アナのコンビでのかけ合いがあった
[編集] 走路
- 全周1000 m、幅員18 - 25 m、右廻り平坦、ゴール前直線距離200m、フルゲート10頭
- 施行可能距離 800m,1130m,1250m,1600m,1800m,2250m,2600m
コーナーがきつく、長方形の四隅を丸めたような独特の形状になっているため「弁当箱の様なコース」と揶揄されることもある。
しかし後述のコース改修により4コーナーは以前と比べかなり緩くなり、高崎競馬場にて騎乗経験がある騎手は、「高崎の方がコーナーが厳しかった」と口を揃え、以前のコースで多くの騎乗経験のある小牧太騎手も緩くなったという旨の発言をした。元々ゴール前直線は220mであったが、コーナーを緩くする改修に伴い、200mに短縮された。
そのため、先行馬がペースを落とさずコーナーを曲がれるので、後ろからの馬は届かない場合が多い上、更に近年の経費削減の一環として砂補充を敬遠する傾向があり、より先行有利な馬場となっている。
2009年7月19日の開催から1130mの設定が追加された[10]。
[編集] 発売する馬券の種類
○…発売 ×…発売なし △…広域場間場外発売時のみ ☆…インターネット発売のみ
| 単勝 | 複勝 | 枠番連複 | 枠番連単 | 馬番連複 | 馬番連単 | ワイド | 3連複 | 3連単 | 重勝式 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ○ | ○ | △ | △ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ☆ |
※重勝式は2010年1月23日から、3連複は2010年4月10日から発売を開始する。
[編集] アクセス
[編集] 場外発売所
- 福山駅前場外発売所 - 広島県福山市三之丸町
- シャトル神辺 - 広島県福山市神辺町大字十三軒屋
- シャトル柳津 - 広島県福山市柳津町
また、所有する以下の場外馬券売場を2006年4月1日より日本レーシングサービスに運営委託している。
2005年12月に新しい「シャトル」を岡山県津山市と広島県廿日市市に計画中である事が発表されたものの、頓挫した。
[編集] サラブレッドの導入
通常、地方競馬のレースを開催し継続するためには、小さな競馬場と言われるところでも少なくとも400頭以上は確保することが必須条件である。福山競馬場はそのコースの小ささ、カーブのきつさもあり、サラブレッドよりは速度の遅い、ただし故障・消耗に強いアングロアラブ種のみで長年この頭数を確保してきた。
しかし、中央競馬のアングロアラブ系の競走の廃止に端を発して、アラブ系種の馬の生産が激減、2005年にはわずか78頭の生産にとどまるなど、アラブ系のみでは必要数を揃えることが遠からず不可能になることが明白なこと、また全国的にも中央競馬との競走馬、騎手などの人馬の交流が活発化していることなどの時代的背景から、当競馬場を管理する福山市は2005年10月に開いた市議会の特別委員会でサラブレッドを導入することを正式に決定、11月1日より導入を開始した。サラブレッド本格導入のために必要な設備の改善として、第3・第4コーナー付近をスパイラルカーブの形状に変更するための改修工事を2006年2月から4月にかけて実施した。2007年からはJRA認定競走も開催されている。
アラブ系単独の競走の編成は、アラブ系競走馬の在籍頭数が40頭以下となったため、一般競走は2009年9月13日、重賞競走は同年9月27日の開設60周年記念アラブ特別レジェンド賞(優勝馬はザラストアラビアン)をもって終了した[11][12]。
[編集] 主な競走
[編集] 重賞競走(2011年度)
- 福山桜花賞(サラ系4歳上)
- 福山ダービー(サラ系3歳)
- 西日本グランプリ(サラ系4歳上) - 西日本地区交流
- 福山チャンピオンシップ(サラ系3歳) - 中国・四国地区交流
- 福山スプリントカップ(サラ系4歳上)- 中国・四国地区交流
- 金杯(サラ系3歳以上、ファン投票) - 中国・四国地区交流
- 福山3歳牝馬特別(サラ系3歳牝馬)- 中国・四国地区交流
- 鞆の浦賞(サラ系3歳) - ダービーグランプリ指定競走
- 福山2歳優駿(サラ系2歳) - 未来優駿
- 福山菊花賞(サラ系3歳上)
- 福山王冠(サラ系3歳)
- ヤングチャンピオン(サラ系2歳) - 中国・四国地区交流
- 福山大賞典(サラ系4歳上選抜)
- クイーンカップ(サラ系4歳上牝馬)
- マイル争覇(サラ系3歳上) - 安田記念ステップ東海・北陸・近畿・中国地区ブロック代表馬選定競走
- 若駒賞(サラ系3歳)
- いろは丸賞(サラ系4歳上) - 近畿・中国・四国地区交流、黒船賞トライアル競走
- 福山プリンセスカップ(サラ系3歳牝馬)
- 福山牝馬特別(サラ系4歳上牝馬) - ヴィクトリアマイルステップ東海・北陸・近畿・中国地区ブロック代表馬選定競走
- 福山弥生賞(サラ系3歳)
- 大高坂賞(サラ系4歳上)- 中国・四国地区連携競走
- 若草賞(サラ系3歳牝馬) - 地方全国交流、オークストライアル東海・北陸・近畿・中国地区ブロック代表馬選定競走
- ファイナルグランプリ(サラ系4歳上、ファン投票) - 中国・四国地区交流
- 太字は2011年度新設重賞
[編集] 休止・廃止重賞競走
- ローゼンホーマ記念(アラブ系4歳上)
- タマツバキ記念アラブ大賞典(アラブ系4歳上全馬、地方全国交流)
- 銀杯(アラブ系3歳)
- 新春賞(サラ系4歳以上A2)
- アラブ新春賞(アラブ系4歳以上A2)
- アラブ王冠(アラブ系3歳)
- 福山アラブダービー(アラブ系3歳)- 2007年のみ実施された。
- 紅葉賞(アラブ系3歳上)
- 福山アラブマイラーズ(アラブ系4歳上)
- 福山マイラーズカップ(サラ系4歳上)
- 福山さつき賞(アラブ系A1)
- アラブ特別(アラブ系A1)
- 瀬戸内賞(サラ系4歳上全馬)
- キングカップ(サラ系3歳牡・せん馬)
[編集] JRA2歳認定競走
- エリートストーリー(認定新馬)
- プライドストーリー(認定未勝利)
[編集] 所属騎手
- 池田敏樹
- 池本徳子(2011年3月で引退)
- 嬉勝則
- 岡崎準
- 岡田祥嗣
- 片桐正雪
- 黒川知弘
- 﨏畑雄一郎(2011年3月で引退)
- 佐原秀泰
- 鋤田誠二(2009年5月で引退)
- 周藤直樹
- 楢崎功祐
- 野田誠
- 藤本三郎
- 松井伸也
- 三村展久
- 山田祥雄
- 渡辺博文
[編集] テレビ中継
2009年7月4日からスカパー!255chの鉄道チャンネル(開始当時はACCESS)で「福山競馬中継(快闘乱馬)」として開催時の10:00から17:00まで中継放送されている(無料放送)。ただし、園田・姫路競馬と開催が重複する場合は放送されない。
- 2010年は毎週日曜(重賞開催日の月曜も含む)13:00スタートで、最終レース終了までの放送になっている。高知けいば開催時はその後リレー中継を行う。
[編集] 公式応援ソング
- 「One day」「じゃあ また明日」(2005年10月10日)(歌・mYm(ミューム))
[編集] 脚注
- ^ a b 地方競馬全国協会『地方競馬』1986年8月号、p.38
- ^ 『地方競馬』1986年8月号、p.39
- ^ 福山競馬でサラブレッド招待交流レースを実施(Keiba.go.jp、2005年7月4日)
- ^ 中四国連携強化へKOU-FUKU KEIBA始動(Keiba.go.jp、2009年5月1日)
- ^ 福山市営競馬検討委が発足 存廃の協議開始(山陽新聞、2010年2月2日)
- ^ 福山競馬 廃止前提に答申へ - 中國新聞
- ^ 福山競馬存続へ 緊急集会 - 中國新聞
- ^ 検討委、福山競馬継続を答申(中國新聞、2010年9月30日)
- ^ 福山競馬、新年度継続と発表 中国新聞 2012年1月20日閲覧
- ^ 福山競馬場に新距離が誕生(Keiba.go.jp、2009年7月15日)
- ^ アラブのレース編成について(ふくやまけいば、2009年8月18日)
- ^ アラブクライマックスシリーズ開催! - ふくやまけいば
[編集] 外部リンク
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