ヴィクトリアマイル

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ヴィクトリアマイル
The 4th Victoria Mile 20090517.jpg
第4回ヴィクトリアマイル
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 東京競馬場
創設 2006年5月14日
2015年の情報
距離 芝1600m[1]
格付け GI[1]
賞金 1着賞金9000万円[1]
出走条件 サラ系4歳以上牝馬(国際)(指定)
負担重量 定量(55kg)
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第3回ヴィクトリアマイル(2008年5月18日 エイジアンウインズ優勝)

ヴィクトリアマイルVictoria Mile)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬重賞競走GI)である。

競走名の「ヴィクトリア(Victoria)」は、ローマ神話に登場する勝利の女神[2]

正賞は日本馬主協会連合会会長賞[1]

概要[編集]

競走馬生産の原点である牝馬は従来、早期に引退させて生産界へ戻すべきと考えられており、古馬牝馬にとって目標となる競走も長らく設けられていなかった[2][3]。その後1996年にエリザベス女王杯が条件変更され、4歳(現3歳)以上牝馬のGI競走として行われるようになってからは、牝馬重賞競走の増設やローテーションの整備など競馬番組の充実が図られるようになり、競走馬として長く活躍する牝馬が多くなった[2]。一方、こうして長く現役として活躍した牝馬からも優秀な産駒が誕生するようになったことにより生産界の考え方にも変化が生じてきた[2]ほか、ヨーロッパでも競走馬としての牝馬の価値を重視する傾向が強まってきた[2]。こうした流れの中、2006年に4歳以上牝馬による春季のチャンピオン決定戦として本競走が新設された[2][3]。なお、本競走の創設に関してJRA内では「内国産競走馬のレベル向上のため、強豪牝馬は早く引退して繁殖牝馬になるべき。レースに出ては故障してしまう」という反対意見もあった[4]

創設時より国際競走として外国馬が出走可能[3]なほか、ステップ競走で所定の成績を収めた地方競馬所属馬も出走が可能となっている[3]

競走条件[編集]

以下の内容は、2015年現在[1]のもの。

出走資格:サラ系4歳以上牝馬

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(9頭まで、優先出走)

負担重量:定量(55kg)

出馬投票を行った馬のうち、優先出走権(次節参照)をもつ馬から優先して割り当て、その他の馬は「通算収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI・JpnI競走の収得賞金」の総計が多い順に出走できる。

優先出走権[編集]

外国調教馬[5]、およびレーティング順位の上位5頭(2012年より。106ポンド以上であることが条件)は優先出走できる。

地方競馬所属馬は同年に行われる下表の競走のいずれかで2着以内の成績を収めた馬に、優先出走権が与えられる[6][5]

競走名 競馬場 距離
阪神牝馬ステークス GII 日本の旗阪神競馬場 芝1400m
福島牝馬ステークス GIII 日本の旗福島競馬場 芝1800m

上記のほか、高松宮記念で2着以内の成績を収めた地方競馬所属馬は本競走か安田記念のいずれか1競走に優先出走できる[6][5]。また、指定された外国の国際G1競走(2歳G1競走は除く)、および地方競馬で行われるダート交流GI・JpnI競走(2歳GI・JpnI競走は除く)を優勝した地方競馬所属馬には本競走の出走資格が与えられる[3]

賞金[編集]

2015年の1着賞金は9000万円で、以下2着3600万円、3着2300万円、4着1400万円、5着900万円[1]

歴史[編集]

  • 2006年 - 4歳以上牝馬によるGI[注 1]競走として創設[3]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIに変更[3]
  • 2009年
    • 外国調教馬の出走枠が9頭に拡大[3]
    • 格付表記をGI(国際格付)に変更[3]
  • 2012年 - 出走馬選定方法が変わり、レーティング上位5頭に優先出走を認める。

歴代優勝馬[編集]

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2006年5月14日 東京 1600m ダンスインザムード 牝5 1:34.0 北村宏司 藤沢和雄 (有)社台レースホース
第2回 2007年5月13日 東京 1600m コイウタ 牝4 1:32.5 松岡正海 奥平雅士 (有)前川企画
第3回 2008年5月18日 東京 1600m エイジアンウインズ 牝4 1:33.7 藤田伸二 藤原英昭 太田美實
第4回 2009年5月17日 東京 1600m ウオッカ 牝5 1:32.4 武豊 角居勝彦 谷水雄三
第5回 2010年5月16日 東京 1600m ブエナビスタ 牝4 1:32.4 横山典弘 松田博資 (有)サンデーレーシング
第6回 2011年5月15日 東京 1600m アパパネ 牝4 1:31.9 蛯名正義 国枝栄 金子真人ホールディングス
第7回 2012年5月13日 東京 1600m ホエールキャプチャ 牝4 1:32.4 横山典弘 田中清隆 嶋田賢
第8回 2013年5月12日 東京 1600m ヴィルシーナ 牝4 1:32.4 内田博幸 友道康夫 佐々木主浩
第9回 2014年5月18日 東京 1600m ヴィルシーナ 牝5 1:32.3 内田博幸 友道康夫 佐々木主浩
第10回 2015年5月17日 東京 1600m ストレイトガール 牝6 1:31.9 戸崎圭太 藤原英昭 廣崎利洋

レース記録[編集]

  • レースレコード:1分31秒9(2011年優勝馬アパパネ)[3]

脚注・出典[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 平成27年第2回東京競馬番組(第7日 - 第12日) (PDF) - 日本中央競馬会、2015年5月11日閲覧
  2. ^ a b c d e f 2015年度第2回東京競馬特別レース名解説(第8日) (PDF) - 日本中央競馬会、2015年5月11日閲覧
  3. ^ a b c d e f g h i j 今週の注目レース(第10回ヴィクトリアマイル:プレイバック) - 日本中央競馬会、2015年5月11日閲覧
  4. ^ 優駿 2006年1月号
  5. ^ a b c 平成27年度競馬番組一般事項 (PDF) - 日本中央競馬会、2015年3月14日閲覧
  6. ^ a b 「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について(平成27年度) (PDF) - 日本中央競馬会、2015年3月14日閲覧

各回競走結果の出典[編集]

外部リンク[編集]