キーンランドカップ
| キーンランドカップ | |
|---|---|
| 開催地 | |
| 施行時期 | 8月下旬 (原則2回札幌4日目) |
| 格付け | GIII |
| 1着賞金 | 3800万円 |
| 賞金総額 | 7200万円 |
| 距離 | 芝1200m |
| 出走条件 | サラブレッド系3歳以上(国際)(指定) 出走資格も参照 |
| 負担重量 | 別定(本文に記載) |
| 第1回施行日 | 2006年8月27日 |
| 特記 | 地方所属馬のみ、上位2着までにスプリンターズステークスの出走権 |
キーンランドカップ(Keeneland Cup)は、日本中央競馬会(JRA)が札幌競馬場の芝1200mで施行する中央競馬の重賞(GIII)競走である。正賞はキーンランド協会賞、札幌馬主協会会長賞。競走名の「キーンランド」は、アメリカ合衆国のケンタッキー州レキシントンにある馬産地で、キーンランド競馬場があることで知られている。本競走は札幌競馬場とキーンランド競馬場との交換競走である。
目次 |
[編集] 概要
1996年に札幌競馬場の4歳(現3歳)以上の競走馬による混合競走・別定重量・特別指定競走のオープン競走・キーンランドカップとして札幌競馬場の芝1000mで施行されたのが始まり。
その後、2006年に年間を通じた短距離路線の整備が行われ、本競走はGIIIに格付けされサマースプリントシリーズの第4戦(2012年からは第5戦)に指定された。指定競走となり、秋のスプリンターズステークスに出走する地方馬にも門戸が開かれた。2009年からは国際競走に指定され、外国調教馬の出走も可能になったため、国際格付けとなっている。
中央競馬の夏季開催で古馬を対象とした短距離重賞は、2005年までは函館スプリントステークスとアイビスサマーダッシュだけで充実していなかった。また、第1回札幌競馬(通常8月中旬-9月上旬)は気候や日程のよさで観光客が多く収入面でもよいのだが、その第1回札幌競馬の3週目だけは重賞競走が施行されていなかった。そこで重賞競走を新設し、より一層の観客増加とスプリント競走における競走資源のより一層の充実を図ることとした。これに伴い、アイビスサマーダッシュを第2回新潟競馬の開幕週に移設された。なお2013年は、札幌競馬場の改修工事に伴い、函館競馬場の芝1200mで施行予定。
スプリンターズステークスには中4週で参戦できることから、セントウルステークスとともに重要なステップ競走として位置付けされている。また、サマースプリントシリーズに指定されてからは、本競走を優勝したワンカラット(2010年)がシリーズチャンピオンに輝いている。
なお地方所属馬に限られるが、上位2着までに限りスプリンターズステークスの出走権(優先出走権ではない)が与えられるトライアル競走である。
出走資格はサラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬、地方所属の競走馬(3頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)。
負担重量は3歳53kg、4歳以上は56kg、牝馬は2kg減を基本とし、
- 日本馬は収得賞金が3,000万円を超過した馬は超過額4,000万円毎に1kg増。
- 外国調教馬はGI競走1着馬は5kg増、GII競走1着馬は3kg増、GIII競走1着馬は1kg(ただし2歳時の成績を除く)。
以上のように斤量が課せられる。
[編集] 歴史
- 1996年 - 4歳(現3歳)以上の競走馬による混合・特別指定交流の別定のオープン競走としてキーンランドカップが施行され、札幌競馬場の芝1000mで施行。
- 2000年
- 施行距離を現在の芝1200mに変更。
- 指定交流競走に変更。
- 負担重量をハンデキャップに変更。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
- 2002年 - 格付けを1000万下条件に変更。
- 2006年
- 3歳(旧4歳)以上の競走馬による混合競走・指定交流競走の別定の重賞(GIII)競走・キーンランドカップが創設され、札幌競馬場の芝1200mで施行。
- サマースプリントシリーズに指定。
- 2007年
- 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
- 馬インフルエンザの影響により中央競馬所属馬のみで施行。
- 2008年 - タニノマティーニがコースレコード1分07秒9で優勝。
- 2009年
- 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は8頭まで出走可能となる。それに伴い、重賞格付け表記をGIIIに戻す。
- 2位入線のモルトグランデが進路妨害により8着に降着。
- 2011年 - 東日本大震災の影響による薄暮競走の中止に伴い、この年は第11競走として施行。
- 2013年 - 札幌競馬場の改修工事に伴い、函館競馬場の芝1200mで施行予定。
[編集] 歴代優勝馬
[編集] オープン特別・1000万下条件
| 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1996年6月23日 | オギティファニー | 牝5 | 0:56.5 | 郷原洋司 | 郷原洋行 | (株)荻伏牧場レーシング・クラブ |
| 1997年8月24日 | エーピーライ | 牡5 | 0:57.2 | 安田康彦 | 武田博 | デルマークラブ |
| 1998年8月30日 | スーパーナカヤマ | 牡4 | 0:58.1 | 田中勝春 | 小西一男 | (株)信和商会 |
| 1999年8月29日 | シンボリスウォード | 牡4 | 0:58.5 | 岡部幸雄 | 藤沢和雄 | シンボリ牧場 |
| 2000年8月27日 | メジロダーリング | 牝4 | 1:09.5 | 武幸四郎 | 大久保洋吉 | (有)メジロ牧場 |
| 2001年8月26日 | エピグラフ | 牡4 | 1:09.4 | 松永幹夫 | 山内研二 | 横山秀男 |
| 2002年8月10日 | ブルーショットガン | 牡3 | 1:09.5 | 松永幹夫 | 武宏平 | (株)荻伏牧場レーシングクラブ |
| 2003年8月16日 | タカオルビー | 牝3 | 1:08.4 | 菊沢隆徳 | 柴崎勇 | (株)寺田工務店 |
| 2004年8月29日 | ロードダルメシアン | 牡5 | 1:09.3 | 松永幹夫 | 伊藤正徳 | (株)ロードホースクラブ |
| 2005年8月28日 | モアザンベスト | 牝3 | 1:08.9 | 五十嵐冬樹 | 二ノ宮敬宇 | 飯田政子 |
[編集] 重賞格付け以後
| 回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2006年8月27日 | チアフルスマイル | 牝6 | 1:08.4 | 岩田康誠 | 池江泰郎 | (株)アカデミー |
| 第2回 | 2007年8月26日 | クーヴェルチュール | 牝3 | 1:08.6 | 横山典弘 | 国枝栄 | (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン |
| 第3回 | 2008年8月31日 | タニノマティーニ | 牡8 | R 1:07.9 | 秋山真一郎 | 須貝彦三 | 谷水雄三 |
| 第4回 | 2009年8月30日 | 牡5 | 1:08.4 | 安藤勝己 | 領家政蔵 | 坂東牧場 | |
| 第5回 | 2010年8月29日 | 牝4 | 1:08.4 | 藤岡佑介 | 藤岡健一 | 青山洋一 | |
| 第6回 | 2011年8月28日 | 牝4 | 1:08.6 | 池添謙一 | 安田隆行 | 鈴木隆司 |
[編集] 本競走からのスプリンターズステークス優勝馬
2006年からスプリンターズステークスの前哨戦として施行されているが1頭がスプリンターズステークスを制覇している。
| 回数 | 馬名 | 性齢 | 着順 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 第6回 | カレンチャン | 牝4 | 1着 |
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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