小倉記念

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小倉記念
2010 Kokura Kinen.jpg
第46回小倉記念(2010年8月1日)
主催者 日本中央競馬会
開催地 日本の旗小倉競馬場
施行時期 8月上旬
(原則2回小倉4日目)
格付け GIII
1着賞金 4000万円
賞金総額 7600万円
距離 芝2000m
出走条件 サラブレッド系3歳以上(国際)(特指)
出走資格も参照
負担重量 ハンデキャップ
第1回施行日 1965年8月29日
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小倉記念(こくらきねん)とは、日本中央競馬会 (JRA) が小倉競馬場2000メートルで施行する中央競馬重賞GIII競走である。農林水産省が賞を提供しており、正式名称は「農林水産省賞典 小倉記念」と表記している。

目次

[編集] 概要

1965年に4歳(現3歳)以上のハンデキャップの重賞競走「小倉記念」として小倉競馬場の芝2000mで施行されたのが始まり。

1984年にはグレード制施行によりGIIIに格付け。1995年からは負担重量を別定に変更された。同年には混合競走に指定され、外国産馬の出走が可能になり、翌1996年からは特別指定交流競走となり、地方馬の出走が可能になった。

2000年に負担重量が再びハンデキャップに戻る。2004年には特別指定交流競走から除外されるが、翌年より再び指定。2006年からは夏競馬を盛り上げるために設定された「サマー2000シリーズ」の第3戦に組み込まれる。2009年からは国際競走となり外国調教馬の出走が可能になった。

当初は8月下旬から9月上旬(1969年のみ年末に施行)に、1994年から2005年まではおもに8月中旬に施行された。2006年より北九州記念と開催日を入れ替え、従来の3回小倉競馬2日目から2回小倉競馬6日目に開催時期を変更している。夏季の小倉競馬では北九州記念と並んで、古馬重賞の競走として長年親しまれている。

かつては、小倉大賞典と北九州記念の2つの競走と共に「小倉三冠」と言われ、2005年にはメイショウカイドウが、史上初の同一年度での小倉三冠を達成した。過去には、アトラス(3年越し)・ロッコーイチ(2年越し)・ミヤジマレンゴ(3年越し)が小倉三冠を達成している。しかし、2006年に北九州記念が1200mに距離短縮されたのに伴い「小倉三冠」の呼称は使われなくなった。

この競走を2回制覇したのはロサード(第37回・第39回優勝)とメイショウカイドウ(第40回・第41回優勝)の2頭のみで、連覇となるとメイショウカイドウただ1頭のみである。

出走馬の活躍傾向としてクラシックや古馬GI戦線で苦戦を強いられている伏兵馬や牝馬の活躍が目立っている。サマー2000シリーズに指定されてからは本競走を制したスウィフトカレント(2006年)、イタリアンレッド2011年)がシリーズのチャンピオンに輝いている。

現在の優勝レイは紫色の地に黄色の文字が使われている。

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)以上で、施行日当日の1週前から過去1年前までの期間内に1回以上出走のJRA所属の競走馬、JRAに認定された地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(9頭まで)。

負担重量は、ハンデキャップである。

[編集] 歴史

  • 1965年 - 小倉競馬場の芝2000mの4歳(現3歳)以上のハンデキャップの重賞競走、小倉記念として創設。
  • 1966年 - 名称を農林省賞典小倉記念に変更。
  • 1978年 - 農林省の名称変更により農林水産省賞典小倉記念に変更。
  • 1982年 - 小倉競馬場の改修工事により京都競馬場の芝内回り2000mで施行。
  • 1984年
    • グレード制施行によりGIIIに格付け。
    • 柳田次男調教師として史上初の連覇。
  • 1995年
    • 負担重量を別定に変更。
    • 混合競走に指定。
  • 1996年 - 特別指定交流競走に指定され、地方所属馬は2頭まで出走可能となる。
  • 1998年 - 小倉競馬場の改修工事により京都競馬場の芝外回り1800mで施行。
  • 2000年 - 負担重量をハンデキャップに戻す。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
  • 2003年 - ロサードが当競走で史上初の2度目の優勝。
  • 2004年
    • 混合競走から除外。
    • 「日本中央競馬会創立50周年記念」の副称を付けられて施行。
  • 2005年
    • 混合競走に再び指定。
    • 薄暮競走実施により、関西主場においての最終レースの発走時刻を16時50分に設定したことに伴い、当競走の競走番号を第11競走から第10競走に変更。
    • メイショウカイドウが史上初の2連覇かつ当競走で史上2頭目の2度目の優勝。
    • 武豊騎手として史上初の2連覇。
    • 坂口正大が調教師として史上2人目の2連覇。
  • 2006年 - サマー2000シリーズの第3戦に指定。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
  • 2009年 - 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は9頭まで出走可能となる。それに伴い、重賞格付け表記をGIIIに戻す。
  • 2011年
    • 「小倉競馬場開設80周年記念」の副称を付けて施行。
    • 東日本大震災の影響による薄暮開催の中止に伴い、第11競走として施行。
  • 2012年
    • 夏季競馬の開催日割変更に伴い、開催時期を1週遅める。
    • JRA2連福対象競走に指定。
    • 「近代競馬150周年記念」の副称を付けて施行。

[編集] 歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1965年08月29日 ヒロタカクマ 牝4 2:05.3 松田康弘 田之上勲 前畑邦夫
第2回 1966年07月31日 ワカクモ 牝3 2.05.8 杉村一馬 杉村政春 吉田一太郎
第3回 1967年09月10日 タフネス 牡3 2.03.1 須貝彦三 日迫清 北前米子
第4回 1968年08月25日 ペロバツク 牝3 2.02.6 田島良保 谷八郎 有馬静雄
第5回 1969年12月28日 アトラス 牡5 2.05.2 武邦彦 武田作十郎 松岡重雄
第6回 1970年08月23日 オープンツバメ 牝3 2.03.7 藤岡範士 田之上勲 (株)オープン 
第7回 1971年09月05日 カーチス 牡4 2.04.7 四位満教 柳田次男 野中竹次郎
第8回 1972年09月10日 ワイエムチャイナ 牡3 2.03.2 久保一秋 吉永猛 ワイエム観光(株)
第9回 1973年09月02日 マツカオリ 牝5 2.03.8 須貝四郎 橋田俊三 松井新一
第10回 1974年08月25日 ホウシュウミサイル 牡3 2.01.7 武田悟 夏村辰男 上田清次郎
第11回 1975年08月31日 ロッコーイチ 牡5 2.02.1 武邦彦 服部正利 水上力夫
第12回 1976年08月29日 ミヤジマレンゴ 牡3 2.02.7 武田悟 夏村辰男 曽我薫
第13回 1977年08月28日 ベル 牡4 2.02.4 楠孝志 橋田俊三 増田佳成
第14回 1978年08月27日 ショウフウグリーン 牡3 2.01.1 山内研二 田中良平 松本市三郎
第15回 1979年08月26日 リネンジョオー 牝5 2.03.0 武邦彦 戌亥信義 戸山光男
第16回 1980年08月24日 スズカシンプウ 牡5 2.07.9 松田博資 白井寿昭 永井永一
第17回 1981年08月23日 ラフオンテース 牝4 2.01.2 岩元市三 布施正 小柴タマヲ
第18回 1982年08月29日 ロングワーズ 牡5 1.59.8 飯田明弘 小林稔 中井長一
第19回 1983年08月28日 スナークアロー 牡4 2.02.1 西浦勝一 柳田次男 杉本仙次郎
第20回 1984年08月26日 オーゴンタケル 牡6 2.04.1 樋口弘 柳田次男 (株)小倉ホース
第21回 1985年08月25日 シャダイチャッター 牝5 2.01.4 岩元市三 布施正 吉田善哉
第22回 1986年08月24日 ヤクモデザイヤー 牡4 2.01.7 佐野清広 田所稔 (有)山崎牧場
第23回 1987年08月30日 ゴルデンビューチ 牡6 2.01.3 加用正 瀬戸口勉 小野森洋
第24回 1988年08月28日 プレジデントシチー 牡5 2.02.1 岩元市三 中尾謙太郎 (株)友駿ホースクラブ
第25回 1989年08月27日 ダンツミラクル 牝4 2.02.8 田島信行 梶与三男 山元哲二
第26回 1990年08月26日 スノージェット 牡4 2.01.2 安田隆行 梅内忍 松木俊隆
第27回 1991年08月25日 ナイスネイチャ 牡3 2.02.7 松永昌博 松永善晴 豊嶌正雄
第28回 1992年08月30日 イクノディクタス 牝5 2.01.0 村本善之 福島信晴 勝野憲明
第29回 1993年08月29日 マルブツサンキスト 牡6 2.00.5 河内洋 白井寿昭 大澤毅
第30回 1994年08月14日 ホクセイアンバー 牡5 2.01.8 小原義之 小原伊佐美 (有)ビッグ
第31回 1995年08月13日 スプリングバンブー 牝5 2.00.2 岸滋彦 田島良保 (有)バンブー牧場
第32回 1996年08月11日 ヒシナタリー 牝3 2.00.7 角田晃一 佐山優 阿部雅一郎
第33回 1997年08月10日 ゲイリーイーグル 牡4 2.00.6 河内洋 増本豊 芳賀満男
第34回 1998年08月16日 テイエムオオアラシ 牡5 1.46.0 福永祐一 二分久男 竹園正繼
第35回 1999年08月15日 アンブラスモア 牡5 1.58.5 須貝尚介 須貝彦三 (株)萩本企画
第36回 2000年08月13日 ミッキーダンス 牡4 1.59.7 佐藤哲三 服部利之 三木久史
第37回 2001年08月12日 ロサード 牡5 2.00.2 小牧太 橋口弘次郎 (有)社台レースホース
第38回 2002年08月11日 アラタマインディ 牡5 1.59.7 飯田祐史 新川恵 荒木みち
第39回 2003年08月17日 ロサード 牡7 2.00.7 武幸四郎 橋口弘次郎 (有)社台レースホース
第40回 2004年08月15日 メイショウカイドウ 牡5 1.58.5 武豊 坂口正大 松本好雄
第41回 2005年08月14日 メイショウカイドウ 牡6 1.58.0 武豊 坂口正大 松本好雄
第42回 2006年07月30日 スウィフトカレント 牡5 1.57.8 福永祐一 森秀行 (有)社台レースホース
第43回 2007年07月29日 サンレイジャスパー 牝5 1.58.7 佐藤哲三 高橋成忠 永井啓弍
第44回 2008年08月03日 ドリームジャーニー 牡4 1.57.9 池添謙一 池江泰寿 (有)サンデーレーシング
第45回 2009年08月02日 日本の旗 ダンスアジョイ 牡8 1.58.3 角田晃一 松永幹夫 加藤泰章
第46回 2010年08月01日 日本の旗 ニホンピロレガーロ 牡7 1.57.9 酒井学 服部利之 小林百太郎
第47回 2011年07月31日 日本の旗 イタリアンレッド 牝5 1.57.3 浜中俊 石坂正 (株)東京ホースレーシング

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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