福島記念

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福島記念
開催地 福島競馬場
施行時期 11月中旬 - 下旬
(原則3回福島10日目)
格付け GIII
1着賞金 4000万円
賞金総額 7600万円
距離 芝2000m
出走条件 サラブレッド系3歳以上(国際)(特指)
出走資格も参照
負担重量 ハンデキャップ競走
第1回施行日 1965年8月29日
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福島記念(ふくしまきねん)は、福島競馬場2000mで施行される競馬重賞競走。正賞は農林水産大臣賞、福島県知事賞。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は農林水産省賞典福島記念と表記される。

目次

[編集] 概要

1965年に重賞競走として創設され、芝2000mの距離は現在まで引き継がれている。当初は夏季に施行されていたが(1969年1971年は秋季)、1973年以降は秋季の開催に定着し、現在では福島競馬の1年間を締めくくる競走として親しまれている(ただし、福島競馬場改修工事の影響により1995年1996年・さらに東日本大震災に伴う福島競馬の開催中止による2011年新潟競馬場で施行)。

主場ではGI競走が行われている時期に従場で施行されるハンデキャップ競走のためGI級の実力馬の出走は少なく、既にGI(級)競走を優勝している馬の当競走での優勝も1977年ディアマンテ[1]1980年ハワイアンイメージ[2]による2例しかない。(当レースを優勝した後にGIを制覇した馬を含めても、1984年スズパレード[3]のみ。)

出走資格サラ系3歳(旧4歳)以上で、施行日当日の1週前から過去1年前までの期間内に1回以上出走のJRA所属の競走馬、JRAに認定された地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)である。

負担重量はハンデキャップである。

[編集] 歴史

  • 1965年 - 福島競馬場の芝2000mのサラブレッド系4歳(現3歳)以上のハンデキャップの重賞競走、福島記念として創設。
  • 1966年 - 名称を「農林省賞典福島記念」に変更。
  • 1968年 - 増沢末夫騎手として初の連覇。
  • 1970年
    • スイジンが史上初の連覇。
    • 町田精生が騎手として2人目の連覇。
    • 田中和夫が調教師として初の連覇。
  • 1974年 - この年から11月に開催となる。
  • 1978年 - 農林省の名称変更により「農林水産省賞典福島記念」に変更。
  • 1979年 - ファニーバードとマイエルフが同着優勝。
  • 1984年 - グレード制施行により、GIIIに格付け。
  • 1995年 - 福島競馬場の改修工事により、新潟競馬場の芝2000mで施行。
  • 1996年 - 福島競馬場の改修工事により、新潟競馬場の芝2000mで施行。
  • 1998年 - 特別指定交流競走に指定され、地方所属馬は2頭まで出走可能となる。
  • 1999年 - 混合競走に指定(ただし、2003年2004年は混合競走に指定されず)。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
  • 2006年 - 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は4頭まで出走可能となる。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
  • 2008年 - 月曜日振替休日)に開催。
  • 2009年
    • 外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
    • 重賞格付け表記をGIIIに戻す。
    • 1着に吉田隼人騎乗のサニーサンデー、2着に兄吉田豊のトウショウシロッコが入り吉田兄弟で初の重賞ワンツーフィニッシュを達成。
  • 2010年 - ダンスインザモアが優勝し、JRAにおける最長記録となる5年8ヶ月ぶりの重賞制覇を達成。
  • 2011年
    • 土曜日開催から2005年以来の日曜日開催に変更。
    • 東日本大震災の影響による福島競馬の開催中止に伴い、新潟競馬場の芝2000mで施行[4]。このため、福島県知事賞の寄贈を行わない。
    • ゼッケンに片一方「がんばろう福島!」が記される。
  • 2012年
    • JRA2連福対象競走に指定。
    • 「近代競馬150周年記念」の副称を付けて施行。

[編集] 歴代優勝馬

回数 年月日 優勝馬 勝時計 性齢 斤量 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1965年08月29日 ウイステリヤ 2分04秒8 牝3 49 古山良司 茂木為二郎 藤田正明
第2回 1966年09月04日 セフトウエー 2分04秒3 牡4 59 野平祐二 野平富久 鈴木晴
第3回 1967年08月27日 ネイチブランナー 2分04秒1 牡4 53 増沢末夫 山岡寿恵次 増田伝三郎
第4回 1968年08月11日 ハクセンショウ 2分08秒1 牡4 55 増沢末夫 尾形藤吉 柏誠四郎
第5回 1969年11月23日 スイジン 2分05秒3 牡4 55 町田精生 田中和夫 渡辺君江
第6回 1970年08月09日 スイジン 2分03秒1 牡5 54 町田精生 田中和夫 渡辺君江
第7回 1971年11月21日 ダッシュリュー 2分01秒2 牡5 57 矢野照正 阿部正太郎 松田豊
第8回 1972年08月27日 キクノハッピー 2分02秒6 牡4 54 嶋田功 山岡寿恵次 田中伊三郎
第9回 1973年10月07日 オカザキジョウ 2分04秒9 牡4 53 菅原泰夫 茂木為二郎 ホースマンクラブ
第10回 1974年11月24日 ノボルトウコウ 2分04秒3 牡5 58.5 徳吉一己 加藤朝治郎 渡辺喜八郎
第11回 1975年11月23日 ツアールターフ 2分05秒7 牡4 57 小島太 高木良三 佐藤重治
第12回 1976年11月21日 ウエスタンバード 2分06秒3 牡5 53 東信二 柴田欣也 西川商事(株)
第13回 1977年11月20日 ディアマンテ 2分03秒7 牝4 53 嶋田功 稲葉幸夫 佐藤弘嘉
第14回 1978年11月19日 シュランダー 2分06秒4 牡4 57 東信二 柴田欣也 加藤博史
第15回 1979年11月18日 ファニーバード 2分08秒7 牝3 51 徳吉一己 鴨田次男 原井義雄
マイエルフ 牝4 53 大崎昭一 田中和夫 (株)ラツキーフイールド
第16回 1980年11月23日 ハワイアンイメージ 2分06秒0 牡3 57 増沢末夫 鈴木勝太郎 (株)大関
第17回 1981年11月22日 フジマドンナ 2分01秒9 牝5 56 竹原啓二 松山康久 藤野隆四郎
第18回 1982年11月21日 ネオキーストン 2分02秒3 牡5 56 増沢末夫 佐藤征助 高野稔
第19回 1983年11月20日 スイートカーソン 2分04秒2 牝4 56 増沢末夫 大和田稔 和田共弘
第20回 1984年11月18日 スズパレード 2分01秒4 牡3 56 田村正光 富田六郎 小紫芳夫
第21回 1985年11月17日 ブラックスキー 2分01秒9 牡3 54 小迫次男 矢野照正 笹原貞生
第22回 1986年11月16日 ランニングフリー 2分02秒9 牡3 50 小迫次男 本郷一彦 藤島泰輔
第23回 1987年11月22日 ミスターブランディ 2分01秒7 牡5 53 津留千彰 大和田稔 吉田善哉
第24回 1988年11月20日 レイクブラック 2分05秒7 牡5 54 増沢末夫 和田正道 岡田弘夫
第25回 1989年11月19日 ミスターブランディ 2分03秒8 牡7 58 津留千彰 大和田稔 吉田善哉
第26回 1990年11月18日 ハシノケンシロウ 2分00秒9 牡3 51 大塚栄三郎 八木沢勝美 橋本中
第27回 1991年11月17日 ヤグラステラ 2分01秒2 牝6 55 田島裕和 中尾謙太郎 矢倉敏夫
第28回 1992年11月22日 アラシ 2分02秒1 3 54 土肥幸広 加藤敬二 東五郎
第29回 1993年11月21日 ペガサス 2分00秒6 牡3 52 安田富男 大和田稔 阿部善男
第30回 1994年11月20日 シルクグレイッシュ 2分01秒3 牡3 50 後藤浩輝 大和田稔 (有)シルク
第31回 1995年11月19日 マイネルブリッジ 2分01秒9 牡3 54 坂本勝美 伊藤正徳 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第32回 1996年11月17日 マイヨジョンヌ 2分01秒8 牡6 57 坂井千明 畠山重則 柴原榮
第33回 1997年11月16日 テイエムオオアラシ 2分03秒0 牡4 56 土肥幸広 二分久男 竹園正繼
第34回 1998年11月22日 オーバーザウォール 2分04秒0 牝4 51 中舘英二 佐々木晶三 (有)社台レースホース
第35回 1999年11月21日 ポートブライアンズ 2分04秒6 牡5 54 和田竜二 岩元市三 水戸富雄
第36回 2000年11月18日 ゴーイングスズカ 2分04秒1 牡7 57.5 芹沢純一 橋田満 永井啓弍
第37回 2001年11月17日 ミヤギロドリゴ 1分59秒0 牡7 53 大西直宏 高市圭二 菅原光博
第38回 2002年11月17日 ウインブレイズ 2分01秒2 牡5 56 木幡初広 宗像義忠 (株)ウイン
第39回 2003年11月16日 メイショウドメニカ 1分58秒6 騸6 56 大西直宏 高橋成忠 松本好雄
第40回 2004年11月14日 セフティーエンペラ 2分00秒3 騸5 54 長谷川浩大 小野幸治 池田實
第41回 2005年11月13日 グラスボンバー 2分01秒2 牡5 57 勝浦正樹 尾形充弘 半沢(有)
第42回 2006年11月11日 日本の旗 サンバレンティン 2分03秒9 牡5 55 佐藤哲三 佐々木晶三 吉田勝己
第43回 2007年11月10日 日本の旗 アルコセニョーラ 2分00秒6 牝3 51 中舘英二 畠山重則 中村政勝
第44回 2008年11月24日 日本の旗 マンハッタンスカイ 2分00秒1 牡4 56 芹沢純一 浅見秀一 (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
第45回 2009年11月21日 日本の旗 サニーサンデー 1分58秒6 牡3 51 吉田隼人 谷原義明 宮﨑守保
第46回 2010年11月20日 日本の旗 ダンスインザモア 1分58秒9 牡8 56 丸田恭介 相沢郁 木浪巖
第47回 2011年11月20日 日本の旗 アドマイヤコスモス 1分59秒1 牡4 56 上村洋行 橋田満 近藤利一

[編集] その他

  • 2006年の番組改編(施行日が土曜日に変更)までは、長らくGI競走(エリザベス女王杯またはマイルチャンピオンシップ)と同一日に行われていたことから、重賞競走でありながらスーパー競馬(現・みんなのKEIBA)では生中継は流されず、結果のみの放送であったが後に「スーパー競馬」で生中継するようになった(その後2005年まで中継)。2011年からは再び施行日が日曜日となり、マイルチャンピオンシップと同日開催となった。

[編集] 脚注

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  1. ^ 前年のエリザベス女王杯優勝馬
  2. ^ 同年の皐月賞優勝馬
  3. ^ 1987年の宝塚記念優勝馬
  4. ^ 10月から11月にかけて新潟競馬場でのレース開催は新潟県競馬組合主催でのレース以来10年ぶり。
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