フローラステークス

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フローラステークス
(オークストライアル)
Flora Stakes 20070422.jpg
第42回フローラステークス
開催地 東京競馬場
施行時期 4月下旬
(原則2回東京2日目)
格付け GII
1着賞金 5000万円
賞金総額 9500万円
距離 芝2000m
出走条件 サラブレッド系3歳牝馬(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量 馬齢(54kg)
第1回施行日 1966年昭和41年)5月3日
特記 上位3着までに優駿牝馬(オークス)への優先出走権
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フローラステークスは、日本中央競馬会(JRA)東京競馬場2000mで施行する中央競馬重賞GII競走である。サンケイスポーツを発行する産業経済新聞社が優勝杯を提供しているため、正式名称はサンケイスポーツ賞フローラステークスと表記される。競走名は英語で植物(一部地域では)を意味する「Flora」から。

目次

[編集] 概要

1966年(昭和41年)に牝馬限定のクラシック競走優駿牝馬(オークス)の前哨戦として4歳(現3歳)牝馬限定の定量のトライアルの重賞競走、4歳牝馬特別(正式名称はサンケイスポーツ賞4歳牝馬特別)として創設、第1回は現在とは違い東京競馬場の芝1800mで施行され、上位3着までに入賞した競走馬には優駿牝馬の優先出走権が与えられた。

1967年(昭和42年)は厩務員の労働組合が行ったストライキの影響による振替開催として、中山競馬場の芝1800mで施行、1968年(昭和43年)は東京競馬場の改修工事により6月9日に中山競馬場の芝1800mで振替開催、1970年(昭和45年)は中山競馬場の芝1800mで施行された。

1972年(昭和47年)は流行性の馬インフルエンザの影響で6月11日に順延開催、1983年(昭和58年)には現在のフィリーズレビューにあたる阪神4歳牝馬特別が4歳牝馬特別(正式名称は報知杯4歳牝馬特別)に変更した事に伴い、競馬ファンや競馬関係者からは、4歳牝馬特別(東)と呼ばれた。

1984年(昭和59年)からはグレード制施行によりGIIに格付け、1987年(昭和62年)からは施行距離を現在の芝2000mに変更、1991年(平成3年)には優先出走権の見直しにより、上位3着までに入賞した競走馬に優駿牝馬の優先出走権が与えられるように変更された。1995年(平成7年)からは指定競走に指定、地方所属の競走馬も出走可能になり、2001年(平成13年)には競走馬の年齢表示の国際基準に変更に伴う競走名の変更により現在のフローラステークスに変更、2003年(平成15年)からは負担重量を定量から馬齢重量に変更、更に外国産馬の活躍による出走資格の見直しの一環により、外国産馬が優駿牝馬に出走可能になった事に伴い、混合競走に指定、外国産馬の出走が可能になった。

スイートピーステークスと並びオークストライアルではあるが桜花賞からの直行組が優駿牝馬でも好走する傾向があるため、本競走から優駿牝馬を制覇した出走馬は数少ない。近年では第36回競走で2着のレディパステル、第45回競走で優勝したサンテミリオンが優駿牝馬を制覇している。

また2001年(平成13年)にフローラステークスに名称を変更するまでは、本競走とは別に中山競馬場の芝1200mの4歳(現3歳)牝馬限定の混合・特別指定の別定のオープン特別競走、フローラステークスが施行されていたが、2001年(平成13年)から競走名が「菜の花賞」に改称されている。

現在の優勝レイの配色は赤色地に金色文字(4歳牝馬特別時代より継続)で、文字の周囲に若葉模様の縁取り・レイ上部にフジサンケイグループ目玉マークがあしらわれる。これは、同じくフジサンケイグループが協賛するオールカマーの優勝レイと全く同意匠のデザインである。

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)のJRA所属の牝馬の競走馬(外国産馬含む)、地方所属の牝馬の競走馬(3頭まで)、及び外国調教馬(9頭まで)。上位3着まで入賞した競走馬には優駿牝馬の優先出走権が与えられる。

負担重量は馬齢重量で54kgである。

[編集] 歴史

  • 1966年(昭和41年) - 東京競馬場の4歳(現3歳)牝馬限定の定量の芝1800mのオークストライアルの重賞競走、サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別として創設。
  • 1967年(昭和42年) - ストライキの影響で中山競馬場の芝1800mで振替開催。
  • 1968年(昭和43年) - 東京競馬場の改修工事により中山競馬場の芝1800mで振替開催。
  • 1970年(昭和45年) - 中山競馬場の芝1800mで振替開催。
  • 1972年(昭和47年) - 流行性の馬インフルエンザの影響で6月に順延開催。
  • 1974年(昭和49年) - ストライキの影響で5月に順延開催。
  • 1983年(昭和58年) - 新関力が調教師として史上初の連覇。
  • 1984年(昭和59年)
    • グレード制施行によりGIIに格付け。
    • 大崎昭一騎手として史上初の連覇。
  • 1987年(昭和62年) - 施行距離を芝2000mに変更。
  • 1991年(平成3年) - オークスの優先出走権取得条件が上位5頭から上位3頭の入賞馬に変更。
  • 1995年(平成7年) - 指定交流競走に指定され、地方馬は3頭まで出走可能となる。
  • 1997年(平成9年) - 施行日を土曜日に変更。
  • 2000年(平成12年) - 施行日を日曜日に戻す。
  • 2001年(平成13年)
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳牝馬」から「3歳牝馬」に変更。
    • 名称をフローラステークスに変更。
  • 2003年(平成15年)
    • 混合競走に指定。
    • 負担重量を馬齢重量に変更。
  • 2005年(平成17年) - JRAの芝コースで行われる3歳重賞レースを優勝した地方馬が出走可能となる。
  • 2006年(平成18年) - JRAの2歳GIレースを優勝した地方馬が出走可能となる。
  • 2007年(平成19年) - ICSCの勧告に伴う格付け表記の変更により、グレード表記をJpnIIに変更。
  • 2009年(平成21年)
    • 内田博幸が騎手として2人目の連覇。
    • 田村康仁が調教師として2人目の連覇。
  • 2010年(平成22年) - 国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで出走可能となる。これに伴い、グレード表記をGIIに戻す。
  • 2011年(平成23年) - 4月24日施行予定が、皐月賞東日本大震災の影響により4月24日に順延されたことに伴い、4月23日に開催。これによって1999年(平成11年)以来、12年振りの土曜日施行となる[1]

[編集] 歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師
第1回 1966年5月03日 メジロボサツ 牝3 1:52.0 矢野一博 大久保末吉
第2回 1967年4月29日 キクノフドウ 牝3 1:53.9 伊藤竹男 久保田金造
第3回 1968年6月09日 ハードウエイ 牝3 1:51.9 小島太 柄崎義信
第4回 1969年4月27日 シャンデリー 牝3 1:51.7 保田隆芳 尾形藤吉
第5回 1970年4月26日 プリーズターフ 牝3 1:52.8 関口健太郎 小西喜蔵
第6回 1971年5月16日 ナスノカオリ 牝3 1:50.2 嶋田功 稲葉幸夫
第7回 1972年6月11日 タカイホーマ 牝3 1:49.2 大崎昭一 仲住達弥
第8回 1973年4月29日 レデースポート 牝3 1:49.7 小島太 稲葉幸夫
第9回 1974年5月04日 キャッシュボア 牝3 1:50.5 郷原洋行 田村駿仁
第10回 1975年4月27日 トウホーパール 牝3 1:50.7 小島太 稲葉幸夫
第11回 1976年5月02日 シービークイン 牝3 1:51.2 吉永正人 松山吉三郎
第12回 1977年5月01日 メイワロック 牝3 1:49.5 大崎昭一 山岡寿恵次
第13回 1978年4月30日 ヒロノスキー 牝3 1:48.6 郷原洋行 秋山史郎
第14回 1979年4月29日 シルクスキー 牝3 1:50.3 蓑田早人 伊藤修司
第15回 1980年4月27日 コマサツキ 牝3 1:49.4 根本康広 橋本輝雄
第16回 1981年5月03日 カバリエリエース 牝3 1:50.2 岡部幸雄 佐藤勝美
第17回 1982年5月02日 リーゼングロス 牝3 1:50.3 清水英次 新関力
第18回 1983年5月01日 ダスゲニー 牝3 1:49.9 大崎昭一 新関力
第19回 1984年4月29日 レイクビクトリア 牝3 1:52.5 大崎昭一 藤原敏文
第20回 1985年4月28日 ユキノローズ 牝3 1:50.3 郷原洋行 佐々木猛
第21回 1986年4月27日 メジロラモーヌ 牝3 1:50.8 河内洋 奥平真治
第22回 1987年5月03日 マックスビューティ 牝3 2:01.6 柴田政人 伊藤雄二
第23回 1988年5月01日 アラホウトク 牝3 2:01.4 河内洋 庄野穂積
第24回 1989年4月30日 ファンドリポポ 牝3 2:02.5 西浦勝一 夏村辰男
第25回 1990年4月29日 キョウエイタップ 牝3 2:01.5 横山典弘 稗田研二
第26回 1991年4月28日 ヤマニンマリーン 牝3 2:02.2 柴田善臣 中村均
第27回 1992年5月03日 キョウワホウセキ 牝3 2:02.7 武豊 武邦彦
第28回 1993年5月02日 ヤマヒサローレル 牝3 2:01.5 猿橋重利 湯浅三郎
第29回 1994年5月01日 ゴールデンジャック 牝3 2:03.1 四位洋文 北橋修二
第30回 1995年4月30日 サイレントハピネス 牝3 2:02.6 橋本広喜 藤沢和雄
第31回 1996年4月28日 センターライジング 牝3 2:03.4 四位洋文 伊藤雄二
第32回 1997年4月26日 オレンジピール 牝3 2:01.2 河内洋 山内研二
第33回 1998年5月02日 マックスキャンドゥ 牝3 2:00.3 蛯名正義 伊藤雄二
第34回 1999年5月01日 スティンガー 牝3 2:01.4 岡部幸雄 藤沢和雄
第35回 2000年4月23日 マニックサンデー 牝3 2:02.5 小野次郎 中野隆良
第36回 2001年4月22日 オイワケヒカリ 牝3 2:01.5 小林淳一 柴崎勇
第37回 2002年4月21日 ニシノハナグルマ 牝3 2:04.0 左海誠二 萱野浩二
第38回 2003年4月27日 シンコールビー 牝3 2:00.6 郷原洋司 湯窪幸雄
第39回 2004年4月25日 メイショウオスカル 牝3 2:01.1 後藤浩輝 安達昭夫
第40回 2005年4月24日 ディアデラノビア 牝3 2:01.8 武豊 角居勝彦
第41回 2006年4月23日 ヤマトマリオン 牝3 2:01.7 菊沢隆徳 安達昭夫
第42回 2007年4月22日 ベッラレイア 牝3 2:00.8 秋山真一郎 平田修
第43回 2008年4月27日 レッドアゲート 牝3 2:00.5 内田博幸 田村康仁
第44回 2009年4月26日 ディアジーナ 牝3 2:02.2 内田博幸 田村康仁
第45回 2010年4月25日 日本の旗サンテミリオン 牝3 2:00.2 横山典弘 古賀慎明
第46回 2011年4月23日 日本の旗バウンシーチューン 牝3 2:03.3 三浦皇成 田島俊明

[編集] 本競走からの優駿牝馬(オークス)優勝馬

創設年から優駿牝馬(オークス)のトライアル競走として施行されているが12頭が優駿牝馬(オークス)で優勝をしている。

回数 馬名 性齢 着順 備考
第4回 シャダイターキン 牝3 2着 -
第6回 カネヒムロ 牝3 8着 桜花賞15着
第7回 タケフブキ 牝3 2着 -
第8回 ナスノチグサ 牝3 2着 -
第10回 テスコガビー 牝3 3着 桜花賞優勝馬
第13回 ファイブホープ 牝3 3着 -
第14回 アグネスレディー 牝3 2着 桜花賞6着
第21回 メジロラモーヌ 牝3 1着 牝馬3冠達成
第22回 マックスビューティ 牝3 1着 桜花賞優勝馬
第24回 ライトカラー 牝3 5着 桜花賞8着
第36回 レディパステル 牝3 2着 -
第45回 サンテミリオン 牝3 1着 アパパネと同着

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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  1. ^ 通常の開催競馬場の中山競馬場の春開催が中止になったほか、福島競馬場の春開催を新潟競馬場に振り替えた。

[編集] 外部リンク

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