トライアル競走

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トライアル競走( - きょうそう)とは、公営競技の主要競走の出走順位の決定、あるいは優先出走権獲得を目指すいわゆる予選相当の競走のことをさす。単にトライアルと表記する方が多い。

目次

[編集] 競馬

中央競馬の場合、3歳のGI競走皐月賞東京優駿(日本ダービー)、菊花賞桜花賞優駿牝馬(オークス)、秋華賞NHKマイルカップ)に直結する重賞(通常はGI競走を含まない)、あるいは指定オープン特別競走で上位2-4頭に入った競走馬に優先出走権利を与える競走を言う[1]

1981年中央競馬クラシック三冠トライアル競走においてサンエイソロンが3勝を挙げており、「トライアル三冠」と呼称された[2]

また古馬の主要競走でも優先出走権は制定しないが、それに直結する競走をトライアル競走に準じている場合もある[3]

地方競馬でも3歳限定競走やジャパンブリーディングファームズカップ (JBC)でトライアル競走を設定している。

[編集] 競輪

以前、日本選手権競輪で「ダービートライアル」を開催したことがあった。これは出走資格のあるS級選手の出走選考順位を決定するためのもので、各選手は全国9ヵ所(各会場につき27人ずつ)に分かれて3日間競走を行う。これを1選手2ヶ所走り、その合計獲得ポイントによって選考順位を決定し、上位27人は初日、2日目の特別選抜戦に進出できるというものだった。このダービートライアルは共同通信社杯競輪の開催時期移行(1996年からダービートライアルと同じ1月に開催されるようになった。現在は10月)に伴って廃止された。

2001年からグレード制が採用されるようになると、ふるさとダービー読売新聞社杯全日本選抜競輪の、共同通信社杯競輪が競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦の、東西王座戦は次年度の高松宮記念杯競輪の優先出走選手を決定するトライアルとして開催されるようになったが、ふるさとダービーは2005年から読売新聞社杯全日本選抜競輪のトライアル競走ではなくなった。

[編集] 競艇

年末に賞金獲得順上位12人を対象とする賞金王決定戦が行われるが、最終日の出走枠を選定するための予選を「トライアル」と言う。3日間の競走成績を得点に置き換えて、上位6人が決定戦、7位から12位は順位決定戦にコマを進める。

その他、これに直結する競艇王チャレンジカップ競走を賞金王決定戦出場のためのトライアル競走と位置づける場合もある。

[編集] オートレース

年末にスーパースター王座決定戦が行われるが、この競走に出場する選手を選定するための予選を「トライアル」と言う。4日間の競走成績を得点に置き換えて、上位8人がスーパースター王座決定戦に出場できる。

[編集] 主なスポーツ

ほとんどのスポーツはオリンピック世界選手権の代表選考会を兼ねている。例えばマラソンの場合、女子は東京国際女子マラソン大阪国際女子マラソン名古屋国際女子マラソン、男子は福岡国際マラソン東京国際マラソンびわこ毎日マラソンを実施、そこである条件を満たした選手などが日本代表として選ばれる。

[編集] 脚注

  1. ^ 対象となるトライアル競走については各項参照。なお以前は出走頭数が多かった関係で更に5-7頭程度の優先出走枠があった競走も存在する。
  2. ^ 第30回スプリングステークス-皐月賞トライアル、第29回NHK杯-東京優駿トライアル(当時)、第29回京都新聞杯-菊花賞トライアル。
  3. ^ 但し、地方競馬所属馬が当該競走を優勝または重賞の場合は2着以内に入線した場合は優先出走権を獲得できる。