社台レースホース
 社台レースホースの勝負服 | |
| 種類 | 有限会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
 日本〒106-0032 東京都港区六本木5丁目17-9 北緯35度39分38.7秒 東経139度44分12秒 / 北緯35.660750度 東経139.73667度座標: 北緯35度39分38.7秒 東経139度44分12秒 / 北緯35.660750度 東経139.73667度 |
| 業種 | サービス業 |
| 法人番号 | 9010402006742 |
| 事業内容 | 社台サラブレッドクラブより現物出資を受けた競走馬の出走・管理 |
| 代表者 | 吉田哲哉（代表取締役）[1][2] |
| 資本金 | 4,500万円 |
| 主要株主 |
吉田哲哉 吉田照哉 |
| 外部リンク | https://www.shadaitc.co.jp/ |
| 特記事項：登録番号：関東財務局長（金商）第1598号（クラブ法人） | |
有限会社社台レースホース（しゃだいレースホース、Shadai Race Horse Co. Ltd.）は、日本中央競馬会に馬主登録をしているクラブ法人である。愛馬会法人「有限会社社台サラブレッドクラブ」より匿名組合契約に基づく競走馬の現物出資を受けて、中央競馬などの競走に出走させている[1]。
1980年に設立[3]。勝負服の柄は黄、黒縦縞、袖青一本輪、冠名は特に用いないが、かつては日本ダイナースクラブと提携していた関係で「ダイナ」という冠名で知られていた。1987年頃に出走を開始した馬からは冠名を用いず、現在では欧米の競走馬のように父母の名前からの連想でつけているものが多い。
歴史[編集]
- 1980年 - 愛馬会法人「有限会社社台ダイナースサラブレッドクラブ」、クラブ法人「有限会社社台レースホース」を設立[3]。
- 1982年 - ダイナカールが優駿賞最優秀3歳牝馬に選出される。
- 1983年 - ダイナカールが優駿牝馬（オークス）を制覇。法人馬主として初のクラシック競走及び八大競走制覇。
- 1985年 - ギャロップダイナが天皇賞（秋）を制覇。グレード制が導入されてからのGI初制覇。
- 1986年
- ダイナガリバーが東京優駿（日本ダービー）を制覇[3]。東京優駿初制覇。
- ダイナガリバーが優駿賞年度代表馬に選出される。
- 2000年 - 愛馬会法人の名義を「有限会社社台サラブレッドクラブ」へ変更。
- 2001年 - ステイゴールドが香港ヴァーズを制覇[3]。海外G1初制覇。
- 2004年 - ダンスインザムードが桜花賞を制覇。これによりクラシック競走を完全制覇。
日本中央競馬会（JRA）収得賞金[編集]
- 2001年 収得賞金：21億9540万円(1位)
- 2002年 収得賞金：20億5887万円(1位)
- 2003年 収得賞金：32億3573万円(1位)
- 2004年 収得賞金：33億3401万円(1位)
- 2005年 収得賞金：29億4652万円(2位)
- 2006年 収得賞金：28億9052万円(2位)
- 2007年 収得賞金：24億9762万円(2位)
- 2008年 収得賞金：32億9467万円(1位)
- 2009年 収得賞金：32億4999万円(1位)
- 2010年 収得賞金：30億6187万円(2位)
- 2011年 収得賞金：28億4651万円(2位)
- 2012年 収得賞金：23億2566万円(2位)
- 2013年 収得賞金：23億7888万円(2位)
- 2014年 収得賞金：24億2695万円(3位)
- 2015年 収得賞金：21億2539万円(3位)
- 2016年 収得賞金：18億2389万円(3位)
- 2017年 収得賞金：18億8313万円(3位)
- 2018年 収得賞金：20億5338万円(4位)
- 2019年 収得賞金：21億3108万円(4位)
- 2020年 収得賞金：21億4099万円(4位)
- 2021年 収得賞金：22億620万円(4位)
- 2022年 収得賞金：25億3780万円(4位)
- 2023年 収得賞金：34億3845万円(3位)
主な所有馬[編集]
現役馬（重賞優勝馬のみ）[編集]
太字はGI競走を示す
- 2016年生まれ
- 2017年生まれ
- 2018年生まれ
- 2019年生まれ
- 2020年生まれ
- ライトクオンタム（シンザン記念）[10]
- ソールオリエンス（京成杯、皐月賞）[11]
- シングザットソング（フィリーズレビュー）[12]
- マスクトディーヴァ（ローズステークス、阪神牝馬ステークス）
- ソーダズリング（京都牝馬ステークス）[13]
- 2021年生まれ
馬主変更による移籍[編集]
引退馬[編集]
GI・JpnI競走優勝馬（グレード制導入前も含む）[編集]
- イスラボニータ - 2014年皐月賞[17]
- オールブラッシュ - 2017年川崎記念[18]
- キャプテントゥーレ - 2008年皐月賞
- ギャロップダイナ - 1985年天皇賞（秋）、1986年安田記念
- グレープブランデー - 2011年ジャパンダートダービー、2013年フェブラリーステークス[19]
- ゴールドアリュール - 2002年ジャパンダートダービー、ダービーグランプリ、東京大賞典、2003年フェブラリーステークス
- サッカーボーイ - 1987年阪神3歳ステークス、1988年マイルチャンピオンシップ
- ザッツザプレンティ - 2003年菊花賞
- ジェニュイン - 1995年皐月賞、1996年マイルチャンピオンシップ
- スクラムダイナ - 1984年朝日杯3歳ステークス
- ステイゴールド- 2001年香港ヴァーズ
- ソウルスターリング - 2016年阪神ジュベナイルフィリーズ、2017年優駿牝馬[20]
- ソングオブウインド - 2006年菊花賞
- ダイナカール - 1983年優駿牝馬（オークス）
- ダイナガリバー - 1986年東京優駿（日本ダービー）、有馬記念
- ダイナコスモス - 1986年皐月賞
- タイムパラドックス - 2004年ジャパンカップダート、2005年川崎記念、帝王賞、JBCクラシック、2006年JBCクラシック
- ダンスインザダーク - 1996年菊花賞
- ダンスインザムード - 2004年桜花賞、2006年ヴィクトリアマイル
- テレグノシス - 2002年NHKマイルカップ
- ネオユニヴァース - 2003年皐月賞、東京優駿（日本ダービー）
- ハーツクライ - 2005年有馬記念、2006年ドバイシーマクラシック
- バブルガムフェロー - 1995年朝日杯3歳ステークス、1996年天皇賞（秋）
- ファイングレイン - 2008年高松宮記念
- ベルシャザール - 2013年ジャパンカップダート
- マルセリーナ - 2011年桜花賞
- メーデイア - 2013年JBCレディスクラシック
- リトルアマポーラ - 2008年エリザベス女王杯
- レジネッタ - 2008年桜花賞
その他の重賞優勝馬[編集]
- アイドルマリー
- アーバニティ
- アプリコットフィズ
- アリゼオ
- アルティマトゥーレ
- アンドラステ
- アンドゥオール
- ヴァンセンヌ[21][22]
- ヴァンドギャルド[23]
- ウイングレット
- ヴゼットジョリー[24]
- エキストラエンド[25]
- エクスペディション
- エリザベスタワー[26]
- オーバーザウォール
- オレンジピール
- カッティングエッジ
- ガリバルディ[27]
- ギベオン[28]
- ギュスターヴクライ
- クォークスター
- グランデッツァ[29]
- クランモンタナ[30][31]
- クリスザブレイヴ
- グレートリーフ
- グローバルダイナ
- ケープリズバーン
- ゴールスキー[32]
- ゴールデンチケット
- サイレントプライド
- サイレントメロディ[33]
- サニーサイドアップ
- サマーサスピション
- サンカルロ
- サンプレイス
- ジェルミナル
- シェーングランツ
- シックスセンス
- シビルウォー
- シャーベットトーン
- シャムロックヒル[34]
- シングウィズジョイ[35][36]
- スウィフトカレント
- スカーレットリボン
- スキーキャプテン
- スターバレリーナ
- スティッフェリオ[37]
- ステイフーリッシュ
- ステラリア[38][39]
- スルーオダイナ
- センリョウヤクシャ
- ダイナアクトレス
- ダイナアルテミス
- ダイナエイコーン
- ダイナオレンジ
- ダイナカーペンター
- ダイナカンパリー
- ダイナサンキュー
- ダイナシュート
- ダイナシュガー
- ダイナシュペール
- ダイナチョイス
- ダイナフェアリー
- ダイナブリーズ
- ダイナマイン
- ダイナレター
- タケミカヅチ
- タスカータソルテ
- ダービーフィズ[40][41]
- ダンスファンタジア
- デアリングハート
- ディクターランド
- ディスコホール
- デゼル
- トゥナンテ
- トロワゼトワル
- ニフティダンサー
- ノーザンコンダクト
- ノーザンドライバー
- ハッピーパス
- バトルライン
- ファイナルフォーム
- ファッションショー
- フェイトフルウォー
- フェデラリスト
- フォーカルポイント
- ブラウンビートル
- フリートーク
- プレミアムボックス
- プロストライン
- プロモーション
- ベストアクター
- ベストディール
- ヘッドライナー
- マジックキャッスル[42]
- マーブルカテドラル[43]
- ミッドナイトベット
- ミュゲロワイヤル
- ミリオンディスク
- ムーヴオブサンデー
- メインキャスター
- ユールシンギング[44]
- ヨカグラ
- ラシルフィード
- ラピッドオレンジ
- ランブリングアレー
- リストレーション
- リバティハイツ
- リミットレスビッド
- ロサギガンティア[45]
- ローズバド
- ローゼンカバリー
- ロサード
- ロゼカラー
- ローエングリン
- ロワジャルダン[46]
社台サラブレッドクラブ（愛馬会法人）[編集]
設立当初から日本ダイナースクラブと提携し、「有限会社社台ダイナースサラブレッドクラブ」と呼ばれていたが、2000年に外資のシティグループに買収されたのを機に現在の名称へ変更した。
募集馬は社台ファーム及び白老ファーム生産馬が中心である。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c “会員規約”. 社台サラブレッドクラブ (2014年6月1日). 2014年9月3日閲覧。
- ^ 社台G3代目のお値打ち良血馬戦略グノシー、2015年11月24日閲覧
- ^ a b c d “クラブの歴史”. 社台サラブレッドクラブ. 2014年9月3日閲覧。
- ^ “シルヴァーソニック”. JBISサーチ. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “ファルコニア”. www.jbis.or.jp. JBISサーチ. 2022年9月11日閲覧。
- ^ “ヒートオンビート”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年5月28日閲覧。
- ^ “ソーヴァリアント”. 日本軽種馬協会. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “プログノーシス”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年3月12日閲覧。
- ^ “ゼッフィーロ”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年11月5日閲覧。
- ^ “ライトクオンタム”. JBISサーチ. 2023年1月10日閲覧。
- ^ “ソールオリエンス”. JBISサーチ. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “シングザットソング”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年3月12日閲覧。
- ^ ソーダズリングJBISサーチ、2024年2月17日閲覧
- ^ “ジャンタルマンタル｜JBISサーチ（JBIS-Search）”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年11月11日閲覧。
- ^ “イーグルノワール”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年11月23日閲覧。
- ^ “イフェイオン”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2024年1月7日閲覧。
- ^ イスラボニータの登録抹消についてラジオ日経、2017年12月25日閲覧
- ^ オールブラッシュnetkeiba.com
- ^ グレープブランデーが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2017年8月30日閲覧
- ^ ソウルスターリングnetkeiba.com
- ^ 2015年東京新聞杯レース結果 - netkeiba.com、2015年2月16日閲覧
- ^ ヴァンセンヌが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2016年3月11日閲覧
- ^ 【注目馬動向】20年富士S優勝のヴァンドギャルドが屈腱炎で引退 海外で種牡馬入りの予定スポーツ報知、2023年4月14日配信・閲覧
- ^ ヴゼットジョリーnetkeiba.com、2016年8月29日閲覧
- ^ エキストラエンド種牡馬入りへ 海外からオファー日刊スポーツ、2016年12月22日閲覧
- ^ エリザベスタワーが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2022年11月24日閲覧
- ^ ガリバルディnetkeiba.com、2016年7月25日閲覧
- ^ “18年NHKマイルC2着ギベオン引退、乗馬に 重賞2勝”. netkeiba.com (2022年12月18日). 2022年12月19日閲覧。
- ^ グランデッツァが競走馬登録抹消 - 日本中央競馬会、2015年11月5日閲覧
- ^ 2016年小倉記念netkeiba.com、2016年8月8日閲覧
- ^ クランモンタナが競走馬登録抹消 - 日本中央競馬会、2018年7月22日閲覧
- ^ ゴールスキーが競走馬登録抹消 - 日本中央競馬会、2016年6月28日閲覧
- ^ サイレントメロディが競走馬登録抹消 - 日本中央競馬会、2015年5月8日閲覧
- ^ シャムロックヒルが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2023年1月27日配信・閲覧
- ^ 2015年フローラステークスレース結果 - netkeiba.com、2015年4月27日閲覧
- ^ 開催競馬場・今日の出来事（1月22日）日本中央競馬会、2017年1月22日閲覧
- ^ “【福島記念】スティッフェリオが好位抜け出しで重賞初制覇！”. サンケイスポーツ (2018年11月11日). 2018年11月11日閲覧。
- ^ “ステラリア”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年4月22日閲覧。
- ^ ステラリアが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2023年5月26日配信・閲覧
- ^ 2015年函館記念結果 - netkeiba.com、2015年7月21日閲覧
- ^ ダービーフィズが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2017年5月24日閲覧
- ^ “マジックキャッスルがゴール前捕らえ重賞初Ｖ！”. ヤフー競馬 (2021年1月16日). 2021年1月16日閲覧。
- ^ マーブルカテドラルが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2016年3月11日閲覧
- ^ 13年セントライト記念など重賞2勝馬のユールシンギングが現役引退スポーツ報知、2016年5月12日閲覧
- ^ ロサギガンティアが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2017年12月20日閲覧
- ^ 2015年みやこステークスnetkeiba.com、2015年11月9日閲覧