ダンスインザムード

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ダンスインザムード
2006年10月29日 東京競馬場
品種 サラブレッド
性別
毛色 青鹿毛
生誕 2001年4月10日
サンデーサイレンス
ダンシングキイ
生国 日本北海道千歳市
生産 社台ファーム
馬主 社台レースホース
調教師 藤沢和雄美浦
競走成績
生涯成績 25戦6勝
中央21戦5勝)
(海外4戦1勝)
獲得賞金 5億3741万円(中央)
+1603万9800円(海外)換算
  

ダンスインザムードDance in the Mood、香港表記:隨心起舞)は、日本の元競走馬で現在は繁殖牝馬

目次

[編集] 戦績

[編集] 2歳~3歳

2003年12月20日中山の2歳新馬戦を6馬身差勝利でデビューすると、3歳初戦となった若竹賞も勝利。この時騎乗していた岡部幸雄に復帰後[1]初勝利をもたらした。その後武豊を主戦に据え、フラワーカップを制し重賞初勝利。牝馬クラシック競走に向かう。その緒戦、桜花賞では単勝2.9倍の1番人気に支持され、2着アズマサンダースに2馬身差をつけて4戦無敗で桜花賞を制した。これはメジロラモーヌ以来となる18年ぶりの関東馬[2]の桜花賞勝利ともなった。この後東京優駿(日本ダービー)に出走するのではないかと騒がれたが、優駿牝馬(オークス)に出走する。単勝1.4倍の圧倒的1番人気に推されるもののダイワエルシエーロに逃げ切りを許し4着に敗退。レース前から大量の発汗が目立つほどイレ込んでいた。また馬体重も+12kgと増えていた。このころから気性難が騒がれ始める。優駿牝馬後は日本調教の3歳牝馬としては異例のアメリカ遠征を選択。そのアメリカンオークス招待ステークスでは惜しくも2着となった[3]。帰国後は牝馬三冠目の秋華賞にぶっつけで挑み、単勝1.7倍の1番人気に支持されるがスイープトウショウの4着に敗れる。調教師藤沢和雄が次走に選択したのは天皇賞(秋)。ここでは単勝13番人気となるが、ゼンノロブロイの2着に好走し藤沢厩舎所属馬のワンツーとなった。その後はマイルチャンピオンシップに挑み、デュランダルの2着に入る。マイルチャンピオンシップの後は香港国際競走香港カップに出走し、14頭中13着と惨敗するも、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬を受賞した。

[編集] 4~5歳

藤沢は「スタンド前発走が合わない」と語っており、4歳の初戦は京王杯スプリングカップとなったが9着、続く安田記念はシンガリ負けを喫するなど、ここからしばらく掲示板にも載れないという惨敗を続けるようになった。府中牝馬ステークスでは初騎乗となった北村宏司騎手の判断で、今までと違い最後方からの競馬を行い8着に敗れるが、出走馬最速の上がり3ハロン32秒7の末脚を繰り出す。結果的にこのレースを境に好調時の勢いを取り戻した本馬は次の天皇賞(秋)でヘヴンリーロマンスの3着と久々に好走し、続くマイルチャンピオンシップでも4着となった。 2006年初戦は読売マイラーズカップ。秋華賞以来、武豊が騎乗したが、ダイワメジャーの2着に敗れた。しかし次走、この年に創設されたJRAGIヴィクトリアマイルでは北村宏司の手綱に導かれ、内から鋭く伸びて優勝。GI2勝目を挙げ、当レースの初代女王、北村は初のGI勝利となった。続いて安田記念に出走するも5着に敗れる。その後、アメリカンオークスへ出走するアサヒライジングに帯同する形で再びアメリカへ遠征、キャッシュコールマイル招待ステークス(G3)では3コーナーから大外を追い上げ、4コーナーで先頭に立つとそのまま押し切り優勝した。日本に帰り、毎日王冠に出走。ダイワメジャーと再び競り合う形となったが最後はクビ差敗れて2着となった。続いての天皇賞(秋)では最後の直線コースで伸びを欠き6着に敗れた。次走は得意のマイル戦のマイルチャンピオンシップに挑戦し、またもダイワメジャーにクビ差届かず2着となった。その後、引退レースとなった香港マイルに挑戦したが、内の馬の煽りもあってか12着に敗れた。2006年12月21日付けで競走馬登録を抹消され、繁殖牝馬としての今後が期待されている。なお、この年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬に選ばれている。

[編集] 競走成績

年月日 競馬場 競走名


オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2003 12. 20 中山 2歳新馬 16 1 2 1.3(1人) 1着 O.ペリエ 54 芝1600m(良) 1:36.0(36.6) -1.0 (ジョリーダンス)
2004 1. 25 中山 若竹賞 12 3 3 1.2(1人) 1着 岡部幸雄 54 芝1600m(良) 1:34.3(35.1) -0.1 (ツィンクルヴェール)
3. 20 中山 フラワーC GIII 15 6 10 1.2(1人) 1着 武豊 54 芝1800m(重) 1:50.9(36.5) -0.2 ヤマニンアラバスタ
4. 11 阪神 桜花賞 GI 18 5 9 2.9(1人) 1着 武豊 55 芝1600m(良) 1:33.6(34.2) -0.3 (アズマサンダース)
5. 23 東京 優駿牝馬 GI 18 3 5 1.4(1人) 4着 武豊 55 芝2400m(稍) 2:27.8(35.0) 0.6 ダイワエルシエーロ
7. 3 ハリウッド アメリカンオークス G1 13 6 2.4(1人) 2着 武豊 55 芝2000m(良) 0.0 Ticker Tape
10. 17 京都 秋華賞 GI 18 1 2 1.7(1人) 4着 武豊 55 芝2000m(良) 1:59.3(35.7) 0.9 スイープトウショウ
10. 31 東京 天皇賞(秋) GI 17 2 4 38.3(13人) 2着 C.ルメール 54 芝2000m(稍) 1:59.1(34.9) 0.2 ゼンノロブロイ
11. 21 京都 マイルCS GI 16 8 15 7.2(4人) 2着 C.ルメール 54 芝1600m(良) 1:33.3(34.4) 0.3 デュランダル
12. 12 沙田 香港C G1 14 14 13着 O.ペリエ 54 芝2000m(良) 2:04.9 1.6 Alexander Goldrun
2005 5. 15 東京 京王杯SC GII 18 7 15 3.6(1人) 9着 K.デザーモ 56 芝1400m(良) 1:21.4(34.9) 1.1 アサクサデンエン
6. 5 東京 安田記念 GI 18 3 5 7.5(3人) 18着 K.デザーモ 56 芝1600m(良) 1:36.0(38.2) 3.7 アサクサデンエン
8. 14 札幌 クイーンS GIII 14 5 8 3.3(2人) 8着 藤田伸二 57 芝1800m(良) 1:47.8(36.8) 1.1 レクレドール
8. 21 札幌 札幌記念 GII 14 7 12 6.0(3人) 12着 横山典弘 55 芝2000m(良) 2:03.6(39.1) 2.5 ヘヴンリーロマンス
10. 16 東京 府中牝馬S GIII 17 2 4 5.3(2人) 8着 北村宏司 56 芝1800m(稍) 1:47.4(32.7) 0.7 ヤマニンアラバスタ
10. 30 東京 天皇賞(秋) GI 18 6 12 53.9(13人) 3着 北村宏司 56 芝2000m(良) 2:00.1(33.3) 0.0 ヘヴンリーロマンス
11. 20 京都 マイルCS GI 17 4 8 17.8(5人) 4着 北村宏司 55 芝1600m(良) 1:32.3(34.8) 0.2 ハットトリック
2006 4. 15 阪神 マイラーズC GII 11 6 6 4.5(2人) 2着 武豊 55 芝1600m(稍) 1:36.3(34.6) 0.1 ダイワメジャー
5. 14 東京 ヴィクトリアマイル GI 18 1 1 3.9(2人) 1着 北村宏司 55 芝1600m(稍) 1:34.0(33.8) -0.2 エアメサイア
6. 4 東京 安田記念 GI 18 1 2 7.3(4人) 5着 北村宏司 56 芝1600m(良) 1:33.3(34.2) 0.7 ブリッシュラック
7. 1 ハリウッド キャッシュコールM G3 8 9 1着 V.エスピノーザ 55.5 芝1600m(良) 1:33.3 0.0 (Sweet Talker)
10. 8 東京 毎日王冠 GII 16 5 10 5.5(2人) 2着 北村宏司 56 芝1800m(良) 1:45.5(34.4) 0.0 ダイワメジャー
10. 29 東京 天皇賞(秋) GI 16 2 4 7.1(5人) 6着 北村宏司 56 芝2000m(良) 1:59.3(35.5) 0.5 ダイワメジャー
11. 19 京都 マイルCS GI 18 4 7 6.7(3人) 2着 武豊 55 芝1600m(良) 1:32.8(34.5) 0.1 ダイワメジャー
12. 10 沙田 香港マイル G1 14 14 12着 武豊 55.5 芝1600m(良) 1:34.5 The Duke

[編集] 繁殖入り後

2007年より社台ファームで繁殖入りし、初年度はファルブラヴと交配された。2008年4月2日に初仔を出産し、この産駒の父ファルブラヴはG1競走を8勝しており、母のダンスインザムードもGI競走を2勝していることからG1競走10冠ベイビーとして話題になっている。

[編集] 繁殖成績

馬名 誕生年 毛色 厩舎 馬主 戦績
第1子 ダンスインザムードの2008 2008年 鹿毛 ファルブラヴ


[編集] エピソード

2006年は、マイラーズカップ、安田記念、毎日王冠、マイルチャンピオンシップの4競走でダイワメジャーの1つ後ろの着順に入線した(特に安田記念以外の3競走はダイワメジャー→ダンスインザムードの順による1-2着であった)ため、「同父の禁断の恋」などと囁かれた。引退レースの香港マイルで惨敗した時も、騎乗した武が「ダイワメジャーを探していたのかな?」と冗談を口にしたほどである。

[編集] 血統表

ダンスインザムード血統  サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/(Almahmoud4×5=9.38%、Blue Swords・Bluehaze5×5=6.25%、Native Dancer=5×5=6.25%)

* サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo
1969 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well
1975 鹿毛
Understanding Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss

*ダンシングキイ
Dancing Key
1983 鹿毛
Nijinsky II
1967 栗毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Flaming Page Bull Page
Flaring Top
Key Partner
1976 黒鹿毛
Key to the Mint Graustark
Key Bridge
Native Partner Raise a Native
Dinner Partner F-No.7

[編集] 脚注

  1. ^ 岡部はの故障のため、13ヶ月間休養していた
  2. ^ 中央競馬関東地方を拠点にする競走馬。現在は美浦トレーニングセンター1箇所
  3. ^ この遠征が、その後、3歳牝馬のアメリカ遠征という、新たな選択肢を増やしたことになり、その足跡を作った功績は大きい
先代:
スティルインラブ2003年
JRA賞最優秀3歳牝馬
2004年
次代:
シーザリオ2005年
先代:
スイープトウショウ2005年
JRA賞最優秀4歳以上牝馬
2006年
次代:
コイウタ2007年
先代:
スティルインラブ
桜花賞馬
2004年
次代:
ラインクラフト
先代:
(初代)
ヴィクトリアマイル勝ち馬
2006年
次代:
コイウタ