エンパイアメーカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
エンパイアメーカー
英字表記 Empire Maker
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 2000年4月27日
Unbridled
Toussaud
母の父 El Gran Senor
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ケンタッキー州
生産 Juddmonte Farms Inc.
馬主 Juddmonte Farms Inc.
調教師 Robert J.Frankelアメリカ
競走成績
生涯成績 8戦4勝
獲得賞金 198万5800ドル
テンプレートを表示

エンパイアメーカー (Empire Maker) とはアメリカ合衆国で生産された元競走馬で、現在は日本軽種馬協会静内種馬場で繋養されている種牡馬である。競走馬時代の主戦騎手ジェリー・ベイリーが務め、全8戦すべての競走で騎乗した。エンパイアメイカーと表記される場合もある。

競走馬時代[編集]

2002年(2歳)[編集]

10月にベルモントパーク競馬場で競走馬デビュー戦を迎え、デビュー戦で初勝利を挙げた。続く重賞競走初挑戦となった11月のレムゼンステークス (G2) では3着となり、その後は休養に入った。

2003年(3歳)[編集]

休養を終えて、2月に復帰戦となった準重賞競走で2着となり、3月にG1競走初挑戦となるフロリダダービーに出走し、2着馬に9馬身3/4差をつけて勝利してG1競走初勝利を挙げた[1]。続く4月のウッドメモリアルステークスでは1番人気に支持され、レースでは2着となったファニーサイドから半馬身差で先着し、G1競走2勝目を挙げた[2]。そしてG1競走2連勝で迎えた5月のケンタッキーダービーでも1番人気に支持されたが、レースではファニーサイドに3/4差で敗れて2着だった。次走はプリークネスステークスを回避してベルモントステークスに出走し、レースでは2着となったイリノイダービー馬のテンモーストウォンテッドを3/4差で抑えて勝利した[3]。なお前走対戦して敗れた二冠馬のファニーサイドは3着だった。8月にはジムダンディーステークス (G2) で1番人気に支持されたが、ストロングホープにクビ差で敗れて2着となり、その後怪我が原因で競走馬を引退した。

種牡馬時代[編集]

4歳となった2004年より生まれ故郷でもあるケンタッキー州ジュドモントファームで種牡馬入りしている。初年度は種付け料は10万ドルで111頭の繁殖牝馬との交配をおこなった。

2007年には初年度産駒のカントリースターアルシバイアディーズステークスを制して産駒がG1競走初勝利を挙げている。

種付け料は種牡馬入り以来10万ドルで設定されていたが、2009年は7万5000ドル、2010年は5万ドルとなっている。

日本には、数は少ないが競走馬としての輸入された産駒と持込馬として日本で誕生した産駒が競走馬デビューしており、2008年に初年度産駒で唯一日本で走る持込馬のトーセンスターンが中央競馬で産駒の初勝利を記録している。さらに2007年生まれ産駒にはダンスパートナーとの仔(フェデラリスト)やウインドインハーヘアの孫にあたる良血馬もいる。

2010年11月には日本軽種馬協会に売却され[4]2011年から日本の日本軽種馬協会静内種馬場で供用されている[5]。初年度の種付け料は条件によるが200 - 300万円で、初年度は204頭に種付けを行った[6]

主な産駒[編集]

血統表[編集]

エンパイアメーカー血統ミスタープロスペクター系 / In Reality 4×3=18.75%、Buckpasser 5×4=9.38%、Aspidistra 5×5=6.25%(父内)、Rough'n Tumble 5×5=6.25%、Native Dancer 5×5=6.25%

Unbridled
1987 黒鹿毛
Fappiano
1977 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Killaloe Dr. Fager
Grand Splendor
Gana Facil
1981 栗毛
Le Fabuleux Wild Risk
Anguar
Charedi In Reality
Magic

Toussaud
1989 黒鹿毛
El Gran Senor
1981 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Sex Appeal Buckpasser
Best in Show
Image of Reality
1976 鹿毛
In Reality Intentionally
My Dear Girl
Edee's Image Cornish Prince
Ortalan F-No.6-d

血統背景[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 鞍上のベイリーとフランケル厩舎共に同競走初勝利となり、父アンブライドルドも1990年に同競走を制しており父子制覇となった。
  2. ^ 鞍上のベイリーとフランケル厩舎共にG1昇格前を含め同競走初勝利となった。
  3. ^ 鞍上のベイリーは12年ぶり2回目、フランケル厩舎は初の同競走勝利となった。
  4. ^ 種牡馬エンパイアメーカー号(Empire Maker)を購買契約【日本軽種馬協会】 - JRA公式サイト 2011年2月16日閲覧
  5. ^ エンパイアメーカーがJBBA静内種馬場にスタッドイン - JBBA公式サイト「競走馬のふるさと案内所」 2011年2月16日閲覧
  6. ^ 【2011年度の種付頭数】〜JBBA日本軽種馬協会編 - 馬市.com 2011年10月4日閲覧

外部リンク[編集]