三冠 (競馬)
競馬における三冠(さんかん)とは競馬の競走のうち特定の3競走を指す。その3競走すべてに優勝した馬を三冠馬と呼ぶ。もともとは3競走あるクラシック競走(3歳馬限定戦)をすべて獲るという概念から、古馬の競走などにも派生した概念である。
解説 [編集]
競馬における三冠の起源はイギリスの三冠競走(クラシック競走)を起源とする。
詳細は「クラシック (競馬)」および「イギリスクラシック三冠」を参照
日本においては中央競馬クラシック三冠および中央競馬牝馬三冠が広く知られている。
詳細は「中央競馬クラシック三冠」を参照
本項では以下に世界各国で行われている三冠競走や、「変則三冠」について記述する。
変則三冠 [編集]
クラシック競走を牡馬クラシック三冠、牝馬クラシック三冠以外の組み合わせで3勝することを指す。クラシックは牡馬は3歳三冠の3競走しか出走することができないが牝馬は5競走すべて出走可能な場合があり、5競走のうち適当な3競走を制することによって本来の牝馬三冠とは別に変則三冠が可能となる。中央競馬においては、1943年に東京優駿・優駿牝馬・菊花賞を勝利したクリフジのみがこれに該当する。またクリフジは、中央競馬の牝馬による唯一のクラシック競走3勝馬でもある。
中央競馬の変則三冠については中央競馬クラシック三冠を、イギリスの変則三冠についてはイギリスクラシック三冠を参照
日本 [編集]
中央競馬の三冠 [編集]
中央競馬クラシック三冠 [編集]
詳細は「中央競馬クラシック三冠」を参照
中央競馬牝馬三冠 [編集]
詳細は「中央競馬クラシック三冠」を参照
その他の三冠 [編集]
本来三冠とは特定の体系のなかでの(とくにクラシック競走での)3つの大競走であるが、現在は広い意味で「1頭の馬が傾向の似た3つの競走を優勝する」ことをもって三冠(あるいはそれ以上)と呼ばれることが多くなっている。またマスコミの煽り文句に使いやすい言葉ということもあり、その意味では今後もさまざまな(広義の)三冠が生まれうると言える。以下に挙げる「秋古馬三冠」と「変則三冠」はその代表例である。
秋古馬三冠 [編集]
秋の10 - 12月の関東各開催の最終日に行われる3歳以上の牡馬・牝馬が出走できる3つの主要GIを同一年に制することをいう。中央競馬を主催する日本中央競馬会 (JRA) はこの三冠に正式な呼称を設けていない[1]が、俗にこのように言われる。達成馬はテイエムオペラオー(2000年)、ゼンノロブロイ(2004年)。
1999年にスペシャルウィークが天皇賞(秋)とジャパンカップを連勝したが、有馬記念ではグラスワンダーに4センチメートルの差で敗れた。
2000年からこの3つの競走を同一年に制した場合に、褒賞金が1億円贈られるようになった。現在は内国産馬2億円、外国産馬1億円に増額されており秋古馬三冠を達成したテイエムオペラオー、ゼンノロブロイはこの褒賞金を獲得している。もともと存在していたこの3つのGIにこのような名称をつけてひとつのシリーズとみなし、褒賞金がついた理由のひとつに、この3競走を1シーズンに総なめする馬がジャパンカップ創設以降長い間出現せずスペシャルウィークが史上初めてその快挙に挑み惜しくも達成できなかったことによって、1年での3競走制覇の困難さとそれに対する意義が再確認されたことが挙げられる。[要出典]
秋ダート三冠 [編集]
秋に行われる3歳以上が出走できる3つの主要中距離ダート競走をすべて制覇することを秋ダート三冠という。JBCクラシックは地方競馬場の持ち回り開催、ジャパンカップダートは2008年から阪神競馬場での開催、東京大賞典は大井競馬場での開催である。
2007年にヴァーミリアンが初めてこの3競走を制覇したことから、新聞などでこの呼称が用いられた[要出典]。正式な呼称ではないため同一年での制覇でなくとも用いられる場合があるかもしれないが、実際にこの3競走をすべて制覇しているのはヴァーミリアンのみである。
札幌・函館競馬 [編集]
北海道の中央競馬には三冠の概念はないが、両競馬場の函館記念・札幌記念の二冠を目標とすることがある。同一年にツキサムホマレ(1975年)、エアエミネム(2001年札幌記念・2003年函館記念)が達成している。なお、ツキサムホマレが達成した当時は札幌記念はダート競走[2]であった。
地方競馬の三冠 [編集]
北海道三冠 [編集]
ホッカイドウ競馬のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。1980年成立。達成馬はトヨクラダイオー(1981年)、モミジイレブン(1999年)、ミヤマエンデバー(2001年)、クラキンコ(2010年)の4頭。このうちクラキンコは牝馬による達成。
北海道2歳三冠 [編集]
- 栄冠賞 (H2)
- ブリーダーズゴールドジュニアカップ (H1)
- 北海道2歳優駿 (JpnIII)
ホッカイドウ競馬のサラブレッド系2歳馬による三冠競走。2007年成立。達成馬なし。
ばんえい三冠 [編集]
ばんえい競馬の3歳馬による三冠競走。達成馬はハクリュウ(1975年)、マルトダンサー(1980年)、ウンカイ(1997年)、ヨコハマボーイ(2001年)の4頭。
ばんえい牝馬三冠 [編集]
- 黒ユリ賞 (BG3)
- ばんえいプリンセス賞 (BG3)
- ばんえいオークス (BG1)
ばんえい競馬の3歳牝馬による三冠競走。2007年度成立。達成馬はニシキエース(2008年)の1頭。
ばんえい2歳三冠 [編集]
- ナナカマド賞 (BG2)
- ヤングチャンピオンシップ (BG3)
- イレネー記念 (BG1)
「新馬三冠」ともいう[3]。ばんえい競馬は4月から3月までを1つの年度としており、イレネー記念は3月に施行され「明け3歳馬」による競走となる。
岩手3歳三冠 [編集]
岩手競馬のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。達成馬はセイントセーリング(2007年)、ロックハンドスター(2010年)の2頭。
2007年 - 2009年はダイヤモンドカップ・不来方賞に加えて従来11月に行われていた阿久利黒賞を5月に移行して三冠競走を形成していたが、2008年に休止したダービーグランプリを2010年に復活させ上記3競走を「三冠レース」として設定したため阿久利黒賞は対象競走から外れる形となった。なお、不来方賞は2004年から地方競馬全国交流競走であったがダービーグランプリが2010年から地方競馬全国交流競走として設定されたため、2010年からはダービーグランプリの岩手所属馬限定トライアル競走となった。
岩手競馬は近年競走体系を幾度と変更しているが1999年だけ不来方賞、オータムカップ、ダービーグランプリと組んでこれを三冠と称する意見もある[誰?]。だが、翌2000年からは距離別体系の導入で牝馬限定戦をのぞき7つの重賞競走(スプリント2つ、マイル2つ、クラシックディスタンス3つ)が組まれたことで三冠という概念はなくなった。競走体系を見直した2007年からは主催者は上記の競走で正式に三冠制度を導入し、対象競走の優勝馬馬主に特別奨励金(ボーナス)が支給されることになった。
岩手2歳三冠 [編集]
達成馬はワタリシンセイキ(2008年)とベストマイヒーロー(2010年)の2頭。ワタリシンセイキはこの活躍が認められ、2歳馬ながら岩手競馬年度代表馬に選出された。
岩手古馬三冠 [編集]
2008年度より3歳と古馬の三冠指定競走が設定され、達成すると主催者より馬主に対して奨励金(ボーナス)300万円が与えられる(3歳三冠についても達成すると与えられる)。なお、古馬三冠については2007年に同年年度代表馬テンショウボスが達成している。ただし、岩手古馬三冠指定競走が設定される前の2007年と2008年ではシアンモア記念の代わりに北上川大賞典であった。
南関東三冠 [編集]
- 羽田盃(南関東SI)
- 東京ダービー(南関東SI)
- ジャパンダートダービー (JpnI)
南関東公営競馬のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。1964年成立。3走とも大井競馬場で開催される競走である。
1990年代後半から競走体系がたびたび変動している。
- 東京王冠賞は秋に開催するヨーロピアンスタイルであった。
- 東京王冠賞が春に移動し、三冠すべてを春に行うアメリカンスタイルとなった。あわせて羽田盃と東京王冠賞が距離短縮。
- ダートグレード競走のジャパンダートダービー(2000メートル)が東京ダービーのあとに新設される。さらに東京王冠賞と東京ダービーが距離短縮。
- 東京王冠賞が廃止され、ジャパンダートダービーが南関東三冠に組み込まれた。羽田盃が東京王冠賞の距離を引き継ぐ形で距離延長。
達成馬はヒカルタカイ(1967年)、ゴールデンリボー(1975年)、ハツシバオー(1978年)、サンオーイ(1983年)、ハナキオー(1986年)、ロジータ(1989年、唯一の牝馬による達成)、トーシンブリザード(2001年)の7頭。トーシンブリザードはジャパンダートダービーも優勝しているため、四冠馬と呼ばれることもある。
南関東牝馬三冠 [編集]
南関東公営競馬のサラブレッド系3歳牝馬による三冠競走。1987年に東京プリンセス賞の創設によって成立。牡馬クラシックと異なり浦和、大井、川崎を転戦する。
牡馬三冠と異なり、設立当初からアメリカンスタイルの短期連戦型となっている。
金沢三冠 [編集]
金沢競馬場のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。1993年成立。2004年まではMRO金賞のかわりにサラブレッドチャレンジカップであった。
達成馬は1996年のプライムキング、2008年のノーブルシーズの2頭。
東海三冠 [編集]
名古屋競馬場、笠松競馬場のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。1996年成立。東海地区は重賞競走の乱立および改廃が多く、三冠と称しにくいきらいがある。同地区独自のローカルグレード (SPI、SPII、SPIII) が存在しSPI(スーパープレステージワン)に格付け、伝統を考慮すると上記3競走が三冠と言える[独自研究?]。なお、SPIとしては笠松競馬場で岐阜王冠賞、東海チャンピオンシップという重賞競走が過去に行われていた。
達成馬は1996年以降いないものの、参考までに1995年以前に上記3つを制した馬はイズミダッパー(1980年)、ゴールドレット(1982年)、サブリナチェリー(1993年)の3頭。ほか、サンリナール(1989年)が駿蹄賞、東海ダービー、岐阜王冠賞を、マックスブレイン(1991年)が東海ダービー、岐阜王冠賞、岐阜金賞をそれぞれ制している。
兵庫三冠 [編集]
- 菊水賞
- 兵庫チャンピオンシップ (JpnII)
- 兵庫(園田)ダービー
兵庫県(園田競馬場、姫路競馬場)のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。2000年成立。2000年のみ兵庫チャンピオンシップの代わりに六甲盃であったが、兵庫チャンピオンシップも行われたので事実上の四冠競走であった。
達成馬は2001年のロードバクシン1頭。
高知三冠 [編集]
高知競馬場のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。1997年成立。
達成馬はカイヨウジパング(1998年)、オオギリセイコー(2000年)、グランシング(2009年)の3頭。
現在、使われなくなった三冠 [編集]
3歳ダート三冠 [編集]
1999年、7月中旬に統一GIジャパンダートダービーが新設され、それにともないスーパーダートダービーは南関東のローカル重賞に格下げされ名称もスーパーチャンピオンシップとなった。現在はユニコーンステークスも三冠の1つ目ではなく、ジャパンダートダービーのステップ競走となっている。現在この「3歳ダート三冠」という総称は使われておらず2005年にカネヒキリがユニコーンステークス、ジャパンダートダービー、ダービーグランプリをすべて制したが三冠馬と呼ばれることは少ない。
短距離三冠 [編集]
グレード制が導入された1984年から導入。同年にハッピープログレスが達成。スプリンターズステークスの開催時期変更にともない廃止。
地方交流三冠 [編集]
達成馬なし。
小倉三冠 [編集]
呼称のみであり、達成ボーナスなどは制定されていない。アトラス(北九州記念1967年、小倉大賞典1968年、小倉記念1969年)、ロッコーイチ(北九州記念1974年、小倉記念・小倉大賞典1975年)、ミヤジマレンゴ(北九州記念・小倉記念1976年、小倉大賞典1978年)、メイショウカイドウ(小倉記念2004年・2005年、小倉大賞典・北九州記念2005年)が達成した。
アトラスは当時小倉競馬場で行われていた重賞をすべて優勝している。また、メイショウカイドウは2005年に同一年制覇を成し遂げている。中央競馬の場内放送でも、小倉競馬場で誘導馬となったメイショウカイドウが登場した際に「小倉三冠馬」と紹介した。
2006年、北九州記念の施行距離がそれまでの1800メートルから1200メートルに大きく短縮されたことにより「小倉三冠」の呼称は使われなくなった。
北海道アラブ三冠 [編集]
ホッカイドウ競馬のアラブ系3歳馬による三冠競走。1980年成立。1996年廃止。
達成馬はバンガードライデン(騸馬 1983年)[6]、ミヤコスイセイ(1994年)[6]の2頭。
岩手アラブ三冠 [編集]
- ビクトリーカップ
- 北日本アラブ優駿
- 日高賞
岩手競馬のアラブ系3歳馬による三冠競走。一般的にはほとんど三冠と称されることはない。1984年成立。1999年廃止。
達成馬はテットテンプー(1984年)、ワダリンホー(1985年)、ジョセツローゼン(1995年)の3頭。
上山三冠 [編集]
- さつき賞(旧競走名:上山王冠賞→日本海賞)
- こまくさ賞(上山ダービー)
- すみれ賞(旧競走名:紅葉賞)
上山競馬のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。こまくさ賞は定量戦ではなく、賞金ハンデ戦だった。1992年成立したが、達成馬が現れないまま、2002年廃止。岩手・山形・新潟持ち回りで開催されていた東北優駿については上山三冠に含まない。上山競馬が廃止された2003年はさつき賞・こまくさ賞だけ実施された。
上山アラブ三冠 [編集]
- スズラン賞(旧競走名:さくらんぼ賞)
- ひまわり賞(旧競走名:上山アラブ王冠)
- コスモス賞(旧競走名:菊花賞)
上山競馬のアラブ系3歳馬による三冠競走。達成馬はカウンターアタック(1994年)の1頭のみ。1978年成立。1997年廃止。上山競馬が廃止される前年2002年までに全廃された。
北関東三冠 [編集]
北関東地区(宇都宮競馬場、足利競馬場、高崎競馬場)のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。2000年成立。2004年廃止。
達成馬はフジエスミリオーネ(宇都宮)1頭。
1999年までは栃木県(宇都宮、足利)と群馬県(高崎)は別立てで
- 栃木 - しもつけ皐月賞、とちぎダービー、しもつけ菊花賞
- 高崎 - 高崎皐月賞、高崎ダービー、北関東菊花賞
と、独自の三冠路線を敷いていた。統一以前には栃木でサラノオー(1981年)、カネユタカオー(1991年)、ベラミロード(牝馬 1999年)の3頭が達成した。
北関東アラブ三冠 [編集]
- 華厳賞(宇都宮)
- とちぎアラブ王冠(宇都宮)
- 北関東アラブチャンピオン(高崎)
北関東地区(宇都宮競馬場、足利競馬場、高崎競馬場)のアラブ系3歳馬による三冠競走。かつては重賞競走として高崎競馬場でアラブ4歳チャンピオン、足利競馬場で朝顔賞も行われていたが1993年で廃止され三冠が成立。だが三冠と称されることはなく、三冠馬も皆無。1998年から華厳賞が格下げされたため成立した期間はわずかだった。1995年成立。1997年廃止。
南関東アラブ三冠 [編集]
南関東公営競馬のアラブ系3歳馬による三冠競走。1956年成立。サラブレッド牡馬の南関東三冠と同様、すべて大井競馬場で開催される競走であった。
南関東地区所属のアラブ系競走馬の減少にともない1993年に千鳥賞、アラブ王冠賞が廃止。ここに三冠としての競走体系が消滅した。1996年には大井競馬場のアラブ系単独の競走そのものが廃止となり、この年をもって残るアラブダービーも廃止となった。
達成馬はタカラガワ(1960年)、セカンドホーリ(1969年)、ホクトライデン(1975年)、ガバナースカレー(牝馬 1978年)、ケイワイホマレ(1982年)、ゴールデンビクター(1985年)、タイヨウペガサス(1986年)、オタルホーマー(1988年)、トチノミネフジ(1993年)の8頭が達成した。
東海アラブ三冠 [編集]
- 帝冠賞(愛知)
- アラブ王冠(愛知)
- アラブダービー(岐阜)
名古屋競馬場、笠松競馬場のアラブ系3歳馬による三冠競走。1995年成立。2003年廃止。東海地区の三冠定義、ローカルグレードについては上記の東海三冠を参照。1994年までは笠松競馬場で岐阜銀賞が行われていた。達成馬はいないが、参考までに1994年以前、上記3つを制した馬としてはカヅミネオン(1989年)、スズノキャスター(1991年)の2頭。
兵庫アラブ三冠 [編集]
兵庫県(園田競馬場、姫路競馬場)のアラブ系3歳馬による三冠競走は1999年まで菊水賞・楠賞全日本アラブ優駿・六甲盃、2000年から2001年までフクパーク記念・楠賞全日本アラブ優駿・姫山菊花賞の3競走で行われたが、2001年廃止。菊水賞はサラブレッドの三冠競走に転換されている。
達成馬はアサヒマロット(1970年)、ケイエスヨシゼン(1996年)の2頭。
福山アラブ三冠 [編集]
福山での本格的なサラブレッド系競走馬の導入、またアラブ系競走馬の減少もあり、2007年に福山ダービーと鞆の浦賞がサラ系競走へ転換されたために三冠としての競走体系が消滅、残されたアラブ王冠も2008年に競走名を福山王冠と改めたうえでサラ系競走へ転換された。
達成馬はテルステイツ(1980年)、ウインホープ(1981年)、マグニカチドキ(1983年)、サワトヨキング(1984年)、ローゼンホーマ(1986年)、ハイセンプー(1991年)、ユノワンサイド(2001年)の7頭。
福山三冠 [編集]
福山競馬場のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。2008年成立。それまでに行われたアラブ系3歳馬の三冠競走から2008年に完全にサラブレッド系3歳馬の三冠競走に転換したが、競走体系はそのままで、アラブ王冠の名称が福山王冠に変更されただけである。
達成馬なし。2013年3月で福山競馬が廃止。
高知アラブ三冠 [編集]
- マンペイ記念
- 南国優駿(アラブダービー)
- 荒鷲賞
高知競馬場のアラブ系3歳馬による三冠競走。1997年成立。2004年廃止。達成馬なし。
九州三冠 [編集]
九州地区のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。2001年成立。2011年、荒尾競馬場の廃止にともない荒尾ダービーが廃止となり、かわりに飛燕賞が一冠目となる。
達成馬は2002年のカシノオウサマ1頭。
ヨーロッパ [編集]
イギリスクラシック三冠 [編集]
- 2000ギニー
- ダービー(エプソムダービー)
- セントレジャーステークス
詳細は「イギリスクラシック三冠」を参照
イギリス牝馬クラシック三冠 [編集]
詳細は「イギリスクラシック三冠」を参照
イギリス長距離三冠 [編集]
達成馬はIsonomy(1879年)、Alycidon(1949年)、Souepi(1953年)、Le Moss(1979年・1980年)、Longboat(1986年)、Double Trigger(1995年)。
古馬による三冠競走である。この3競走はどれも200年近い歴史を持ち、古くは非常に重要で価値の高い競走だった。しかし長距離戦の権威低下にともない長距離三冠の威光は著しく低下、グッドウッドカップとドンカスターカップはともにG2である。
イギリスBHBサマー三冠 [編集]
英国競馬公社 (BHB) の主催で施行されていた、夏季に行われる主要競走で形成された三冠体系である。
一冠目はコロネーションカップ・オークス・ダービー・プリンスオブウェールズステークスのいずれかを勝てばよい。達成馬には100万ポンドが支払われる。
参考として2003年の制定前のコロネーションカップを一冠目とした達成馬はBallymoss(1958年)、Royal Palace(1968年)、Opera House(1993年)。ダービーを一冠目とした達成馬はTulyar(1952年)、Mill Reef(1971年)、Nashwan(1989年)。プリンスオブウェールズステークスを一冠目とした達成馬はRoyal Palace(1968年)、Brigadier Gerard(1972年)、Ela-Mana-Mou(1980年)、Mtoto(1988年)。
- オークスからの達成馬はなし。
さらにイギリスBHBサマー三冠の達成馬が同年インターナショナルステークスに優勝するとBHBグランドスラムとなり、ボーナス500万ポンドが支払われる。
2003年の制定後の達成馬はなく、現在は廃止されている。
イギリススプリント三冠 [編集]
イギリスマイル三冠 [編集]
アイルランドクラシック三冠 [編集]
達成馬はMuseum(1935年)、Windsor Slipper(1942年)。1983年にセントレジャーが4歳以上の古馬にも開放され、現在はほとんど機能していない。
アイルランド牝馬クラシック三冠 [編集]
- アイリッシュ1000ギニー
- アイリッシュオークス
- アイリッシュセントレジャー
現在はほとんど機能していない。1926年の制定以来、達成馬なし。
フランスクラシック三冠 [編集]
- プール・デッセ・デ・プーラン(フランス2000ギニー)
- ジョッケクルブ賞(フランスダービー)
- ロワイヤルオーク賞
1979年にロワイヤルオーク賞が4歳以上の古馬にも開放され、現在この三冠の意義はないに等しい。
フランスパリ三冠 [編集]
達成馬はStuart(1888年)、Ajax(1904年)、Hotweed(1929年)、Mieuxce(1936年)、Clairvoyant(1937年)、Le Pacha(1941年)、Charlottesville(1960年)。
2005年にリュパン賞が廃止され、この体系は消滅した。
フランス新三冠(便宜上の定義) [編集]
- プール・デッセ・デ・プーラン(フランス2000ギニー)
- ジョッケクルブ賞(フランスダービー)
- パリ大賞典
2005年にリュパン賞が廃止されたことにともないジョッケクルブ賞が2400メートルから2100メートルへと距離短縮、かつて3000メートルから2000メートルに距離短縮されたパリ大賞典が2400メートルで施行されることになった。その結果、この3競走が現状、フランスの新しい3歳三冠競走となったと言える[独自研究?]。
フランス牝馬クラシック三冠 [編集]
- プール・デッセ・デ・プーリッシュ(フランス1000ギニー)
- ディアヌ賞(フランスオークス)
- ヴェルメイユ賞
達成馬はSemendria(1900年)、La Camargo(1901年)、Pearl Cap(1931年)、Nikellora(1945年)、Corteira(1948年)、Allez France(1973年)、Zarkava(2008年)。
なおヴェルメイユ賞は2004年から4歳牝馬に、2006年からは5歳以上の牝馬にも開放された。
フランス2歳三冠 [編集]
近代三冠 [編集]
- ダービー(エプソムダービー)
- アイリッシュダービー
- キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス
Generous(1991年)が上記3競走を制した際、Racing Post紙がその偉業を讃え命名したもの。同馬以降ではGalileo(2001年)も達成している。後述の「ヨーロッパ三冠」という言葉は、これにヒントを得たものである。
ヨーロッパ三冠 [編集]
- ダービー(エプソムダービー)
- キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス
- 凱旋門賞
達成馬はMill Reef(1971年)、Lammtarra(1995年)の2頭。
なお「ヨーロッパ三冠」という言葉は日本人による命名したであり、当地には「ヨーロッパ三冠」という言葉は存在しないが、この三つのレースが特に格の高いレースであることは間違いない。
ヨーロッパオークス三冠 [編集]
- オークス(エプソムオークス)
- アイリッシュオークス
- ヨークシャーオークス
英愛オークス三冠とも。ヨークシャーオークスは古馬混合競走である。達成馬はFair Salinia(1978年)、Diminuendo(1988年)、User Friendly(1992年)、Ramruma(1999年)、Alexandrova(2006年)の5頭。
ヨーロッパ3歳牡馬マイル三冠 [編集]
- 2000ギニー、プール・デッセ・デ・プーラン(フランス2000ギニー)
- アイリッシュ2000ギニー
- セントジェームズパレスステークス
一冠目は2000ギニーかプール・デッセ・デ・プーランのいずれかを勝てばよい。達成馬はRock of Gibraltar(2002年)、Henrythenavigator(2008年)の2頭。いずれも2000ギニーを勝利して三冠を達成している。
ヨーロッパ3歳牝馬マイル三冠 [編集]
- 1000ギニー、プール・デッセ・デ・プーリッシュ(フランス1000ギニー)
- アイリッシュ1000ギニー
- コロネーションステークス
一冠目は1000ギニーかプール・デッセ・デ・プーリッシュのいずれかを勝てばよい。達成馬はAttraction(2004年)1頭で1000ギニーを勝利して三冠を達成している。
イタリア三冠 [編集]
- パリオーリ賞(イタリア2000ギニー)
- デルビーイタリアーノ
- セントレジャーイタリアーノ
達成馬はNiccolo dell'Arca(1941年)、Gladiolo(1946年)、Botticelli(1954年)。
セントレジャーイタリアーノが準重賞に降格し三冠も廃止。
イタリア牝馬三冠 [編集]
- レジーナエレナ賞(イタリア1000ギニー)
- オークスイタリアーノ
- セントレジャーイタリアーノ
セントレジャーイタリアーノが準重賞に降格し三冠も廃止。
ドイツ三冠 [編集]
- メールミュルヘンスレネン(ドイツ2000ギニー)
- ドイチェスダービー
- ドイチェスセントレジャー
達成馬はKönigsstuhl(1979年)。現在ではドイチェスセントレジャー(2005年にG3降格、2007年に古馬開放)に出走する有力馬が少なく、ほとんど機能していない。
ドイツ牝馬三冠 [編集]
- ヘンケルレネン(ドイツ1000ギニー)
- ディアナ賞
- ドイチェスセントレジャー
スペイン三冠 [編集]
- シメラ賞
- ヴィラパディエルナ賞
- ヴィラメジャー賞
1997年に廃止。
スペイン牝馬三冠 [編集]
- ヴァルデラス賞
- ビーモンテ賞
- ヴィラメジャー賞
1997年に廃止。
ロシア三冠 [編集]
- ボルソージュヘチニージュ賞
- ボリショイフシエソユツニー賞
- ブディオニー記念
ロシア牝馬三冠 [編集]
- アナロギックノージュ賞
- ボリショイ賞
- ブディオニー記念
セルビア三冠 [編集]
- セルビアダービートライアルステークス
- セルビアダービー
- セルビアセントレジャー
セルビア牝馬三冠 [編集]
- セルビア1000ギニー
- セルビアオークス
- セルビアセントレジャー
ポーランド三冠 [編集]
- ナグロダ・ルーレラステークス
- ポーランドダービー・ナグロダ
- ナグロダ・ポーランドセントレジャー
ポーランド牝馬三冠 [編集]
- ナグロダ・ウィオセナステュブナステークス
- ナグロダ・リリー賞
- ナグロダ・ポーランドセントレジャー
チェコ三冠 [編集]
- チェスコスプリング大賞
- チェスコダービー
- チェスコセントレジャー
チェコ牝馬三冠 [編集]
- サラブレッド春季大賞
- チェスコオークス
- チェスコセントレジャー
スロバキア三冠 [編集]
- スロヴェンスコ2000ギニー
- スロヴェンスコダービー
- スロヴェンスコセントレジャー
スロバキア牝馬三冠 [編集]
- スプリング牝馬賞
- アービー賞
- スロヴェンスコオークス
ハンガリー三冠 [編集]
- ナショナル賞
- マジャールダービー
- マジャールセントレジャー
ハンガリー牝馬三冠 [編集]
- エリザベス女王賞
- マジャールメア賞
- マジャールセントレジャー
オーストリア三冠 [編集]
- トライアルステークス
- オーストリアンダービー
- オーストリアンセントレジャー
ウィーン三冠 [編集]
- フロイデナウ2000ギニー
- フロイデナウダービートライアル
- ダービーウィーン
スイス三冠 [編集]
- ヘルウェティア2000ギニー
- ヘルウェティアダービー
- ヘルウェティアセントレジャー
スイス牝馬三冠 [編集]
- ヘルウェティア1000ギニー
- スチューテンクラシック
- ヘルウェティアセントレジャー
ノルウェー三冠 [編集]
- ノルウェー2000ギニー
- ノルウェーダービー
- ノルウェーセントレジャー
ノルウェー牝馬三冠 [編集]
- ノルウェー1000ギニー
- ノルウェーオークス
- ノルウェーセントレジャー
スウェーデン三冠 [編集]
- スヴェンスク2000ギニー
- スヴェンスクダービー
- スヴェンスクセントレジャー
スウェーデン牝馬三冠 [編集]
- スヴェンスク1000ギニー
- スヴェンスクオークス
- スヴェンスクセントレジャー
デンマーク三冠 [編集]
- デニッシュ2000ギニー
- デニッシュダービー
- デニッシュセントレジャー
デンマーク牝馬三冠 [編集]
- ポンポスカップ
- デニッシュオークス
- デニッシュセントレジャー
オランダ三冠 [編集]
- ヘングステン・プロダクテンレン賞
- ネーデルラントダービー
- ネーデルラントセントレジャー
オランダ牝馬三冠 [編集]
- メリーズ・プロダクテンレン賞
- ダイアナ賞
- ネーデルラントセントレジャー
北アメリカ [編集]
アメリカ三冠 [編集]
達成馬はSir Barton(1919年)、Gallant Fox(1930年)、Omaha(1935年)、War Admiral(1937年)、Whirlaway(1941年)、Count Fleet(1943年)、Assault(1946年)、Citation(1948年)、Secretariat(1973年)、Seattle Slew(1977年)、Affirmed(1978年)の11頭である。
アメリカ三冠の最大の特徴はケンタッキーダービーからプリークネスステークスまで中1週、プリークネスステークスからベルモントステークスまで中2週とわずか5週間で終わってしまうキャンペーンの短さにある。短期間に3競走を使うことによるコンディション維持の難しさから勢いで二冠を達成する馬は比較的多いものの三冠まで届くのは困難を極め、二冠を達成できなかったケンタッキーダービー優勝馬がベルモントステークスを回避することも少なくない。
近年も二冠を達成して三冠に挑戦する馬は多いがことごとく失敗し、1978年以降アメリカ三冠馬は誕生していない。イギリスのクラシック三冠馬も近年は誕生していないがイギリスのクラシックは三冠体系自体が形骸化しているのに対してアメリカ三冠はそのようなことはなく、常に有力馬が顔をそろえている。
もっとも歴史の古い競走はベルモントステークスだが、一番権威と格があるのはケンタッキーダービーである。血統や競走内容にもよるがケンタッキーダービーを勝ちさえすれば種牡馬としての価値を上げることができ、古馬になる前に種牡馬入りするケンタッキーダービー馬も多い。近年ではフサイチペガサスが1番人気で同競走を勝利しG1勝利はこれだけであったにもかかわらず6000 - 7000万ドル(約64 - 74億円)という世界最高額で売却されたという例からも、その価値の高さがうかがえる[要出典]。またケンタッキーダービーほどではないが、そのほかプリークネスステークス・ベルモントステークスを勝っても種牡馬としての価値は格段に上昇する。このような現状のおかげで数多くあるアメリカG1競走の中でもこれらの三冠競走の価値が下がることはなく、現在も有力馬を多く集めることができている。
詳細は「アメリカクラシック三冠」を参照
ニューヨーク牝馬三冠 [編集]
- エイコーンステークス
- コーチングクラブアメリカンオークス(CCAオークス)
- アラバマステークス
牡馬三冠の「トリプルクラウン」にちなみ、こちらはトリプルティアラ (Triple Tiara) とも呼ばれる。すべてニューヨーク州の競馬場で施行される競走であるため「ニューヨーク牝馬三冠」と呼ばれるが、同国を代表する牝馬三冠戦として「アメリカ牝馬三冠」の呼称が使われる場合もある。
達成馬はDark Mirage(1968年)、Shuvee(1969年)、Chris Evert(1974年)、Ruffian(1975年)、Davona Dale(1979年)、Mom's Command(1985年)、Open Mind(1989年)、Sky Beauty(1993年)の8頭。
2002年まではすべてベルモントパーク競馬場で施行されるエイコーンステークス、マザーグースステークス、CCAオークスの3競走で構成されており上記の三冠達成はすべてこの期間になされたものである。
2003年に主催元であるニューヨーク競馬協会によって三冠体系が改定され、エイコーンステークスの代わりにサラトガ競馬場のアラバマステークスが新たに加わりマザーグースステークスを第1戦、コーチングクラブアメリカンオークスを第2戦、アラバマステークスで第3戦と制定されていた。当時達成馬には200万ドルのボーナスが用意されていたが改定後に達成した馬はなく2005年にボーナスは打ち切られ、2007年からはレース構成も2002年までのものに戻された。期間外に上記の3競走すべてに優勝した馬はShuvee(1969年)、Mom's Command(1985年)、Open Mind(1989年)、Sky Beauty(1993年)がいる。
2010年からはマザーグースステークスが外れてアラバマステークスが再度三冠に復帰し、CCAオークスの開催もサラトガ競馬場に移行した。
中部アメリカ三冠 [編集]
中部地区の3歳戦3競走による三冠戦。しかし権威の低下に伴い、現在G1競走となっているのはセクレタリアトステークスのみである。達成馬はHonor Glide(1997年)。
ニューヨークハンデ三冠 [編集]
ニューヨーク州で行われる古馬競走の、主要なハンデキャップ戦3競走による三冠戦。現在は意義が薄れ、サバーバン・ブルックリンの2競走はG2へと格下げされている。達成馬はWhisk Broom(1913年)、Tom Fool(1953年)、Kelso(1961年)、Fit to Fight(1984年)。
カナダ三冠 [編集]
1959年に創設された、カナダ産馬による3歳馬限定の三冠戦。産地限定戦のため、いずれも格付けは持たない。
達成馬はニュープロヴィデンス(1959年)、ケンボラ(1963年)、ウィズアプルーヴァル(1989年)、イズヴェスティア(1990年)、ダンススマートリー(牝馬、1991年)、ペテスキー(1993年)、ワンド(2003年)。制定前の3競走制覇馬はクイーンズウェイ(牝馬、1932年)、アーチワース(1939年)、オトモスト(1946年)、エースマリン(1955年)、カナディアンチャンプ(1956年)。
カナダ牝馬三冠 [編集]
カナダ産馬による3歳牝馬限定の三冠戦。牡馬のものと同じく、格付けは持たない。達成馬はSealy Hill(2007年)。
トロッター三冠 [編集]
英語版:Triple Crown of Harness Racing for Trottersを参照。
トロッターの三冠。スタンダードブレッドによって行われる。繋駕速歩競走の項を参照。
達成馬はScott Frost(1955年)、Speedy Scot(1963年)、Ayres(1964年)、Nevele Pride(1968年)、Lindy's Pride(1969年)、Super Bowl(1972年)、Windsong's Legacy(2004年)、Glidemaster(2006年)。
ペーサー三冠 [編集]
英語版:Triple Crown of Harness Racing for Pacersを参照。
ペーサーの三冠。スタンダードブレッドによって行われる。繋駕速歩競走の項を参照。
達成馬はAdios Butler(1959年)、Bret Hanover(1965年)、Romeo Hanover(1966年)、Rum Customer(1968年)、Most Happy Fella(1970年)、Niatross(1980年)、Ralph Hanover(1983年)、Western Dreamer(1997年)、Blissful Hall(1999年)、No Pan Intended(2003年) 。
メキシコ三冠 [編集]
- ジョッキークラブメヒカーノス
- ナシオナル大賞
- ダービーメヒカーノス
ドミニカ共和国三冠 [編集]
- ラモン・M・メラー賞
- フランシスコ・デル・ロザリオ・サンチェス賞
- ジョアン・パブロ・デュアーテ賞
ジャマイカ三冠 [編集]
- ジャメイカ2000ギニー
- ジャメイカダービー
- ジャメイカセントレジャー
ジャマイカ牝馬三冠 [編集]
- ジャメイカ1000ギニー
- ジャメイカオークス
- ジャメイカセントレジャー
トリニダード・トバゴ三冠 [編集]
- イースターギニー
- ミッドサマークラシック
- ロイヤルオークダービーステークス
バルバドス三冠 [編集]
- バルバドス銀行ギニー
- バルバドスミッドサマークレオールクラシック
- バルバドスダービー
バルバドス牝馬三冠 [編集]
- バルバドスフィリーズギニー
- バルバドスミッドサマークレオールクラシック
- バルバドスダービー
パナマ三冠 [編集]
- A.E.マックス&エリックアートロ・デルヴァーレ賞
- カルロス&フェルナンド・エレータ賞
- パナマ独立記念日賞
パナマ牝馬三冠 [編集]
- ルイーズ&ロジータ・マーティッツ賞
- テミストクレス・ディア・A賞
- T.G.デュキー&T.アルタミラノ・デュキー賞
南アメリカ [編集]
サンパウロ三冠 [編集]
当初はサンパウロジョッキークラブ大賞の代わりにコンサグラシカオ大賞。
達成馬はFarwell(1959年)、Giant(1967年)、Cacique Negro(1989年)。
サンパウロ牝馬三冠 [編集]
当初はエンリケ・デ・トレド・ララ大賞の代わりにホセ・グァテモジン・ノゲイラ大賞。
達成馬はDulce(1957年)、Olhada(1961年)、Jembélia(1963年)、Emerald Hill(1977年)。
リオデジャネイロ三冠 [編集]
当初はフランシスコドゥアルドデポーラマチャド大賞の代わりにブラジルジョッキークラブ大賞。
リオデジャネイロ牝馬三冠 [編集]
当初はゼリア・ゴンザーガ・ペシュート・デ・カストロ大賞の代わりにモルシアノジア・グイアルモレイラ大賞。
アルゼンチン三冠 [編集]
- ポージャ・デ・ポトリロス(ダート1600メートル)
- ジョッキークラブ大賞(芝2000メートル)
- ナシオナル大賞(ダート2500メートル)
達成馬はPippermint(1902年)、Old Man(1904年)、Melgarejo(1906年)、Chopp(1908年)、Botafogo(1917年)、Rico(1922年)、Mineral(1931年)、Silfo(1934年)、Sorteado(1938年)、Embrujo(1939年)、Yatasto(1951年)、Tatan(1955年)、Manantial(1958年)、Gobernado(1964年)、Forli(1966年)、Telescopico(1978年)、El Serrano(1986年)、Refinado Tom(1996年)。
アルゼンチン四冠については四冠馬参照。
アルゼンチン牝馬三冠 [編集]
- ポージャ・デ・ポトランカス
- エンリケアセバル大賞
- セレクシオン大賞
サンイシドロ三冠 [編集]
- 2000ギニー大賞
- ジョッキークラブ大賞
- カルロスペレグリーニ大賞
サンイシドロ牝馬三冠 [編集]
- 1000ギニー大賞
- ジョッキークラブ大賞
- カルロスペレグリーニ大賞
ベネズエラ三冠 [編集]
- ホセ・アントニオ・パエス
- クリアナシオナル
- ベネズエラ・ボリバル共和国賞
ベネズエラ牝馬三冠 [編集]
- ラ・リンコナーダ競馬場大賞
- 愛馬プレンサナシオナル
- ヨハンキン・クレスポ将軍大賞
コロンビア三冠 [編集]
- ポージャ・デ・ポトリロス
- エルキンエチャバリッア大賞
- ダービーアンティオキア
コロンビア牝馬三冠 [編集]
- ポージャ・デ・ポトランカス
- エルキンエチャバリッア大賞
- ダービーアンティオキア
エクアドル三冠 [編集]
- エストレーノDr.ロールレベッドシガリ賞
- Sr.オーガスチン・フェブレス・コルデロ賞
- Sr.ベンジャミンローセールスA賞
ペルー三冠 [編集]
- ポージャ・デ・ポトリロス大賞
- リカルド・オルティス・ジ・ザヴァージョス大賞
- ダービーナシオナル大賞
チリ三冠 [編集]
- エル・エンセーヨ
- チリセントレジャー
- エルダービー
チリ牝馬三冠 [編集]
- ミルギニー
- アルベルト・ソラリ・マグナスコ大賞
- ハラス・デ・チリ大賞
チリ競馬場三冠 [編集]
- ドスミルギニー
- エル・エンセーヨ
- チリグランクリテリウム
サンチアゴ三冠 [編集]
- ポージャ・デ・ポトリロス
- ナシオナル・リカルド・リヨン大賞
- チリセントレジャー
アジア [編集]
香港三冠 [編集]
- スチュワーズカップ(董事盃)
- 香港ゴールドカップ(香港金盃)
- 香港チャンピオンズ&チャターカップ(香港冠軍曁遮打盃)
達成馬はRiver Verdon(翠河 1994年)。
香港短距離三冠 [編集]
- センテナリースプリントカップ(百週年紀念短途盃)
- チェアマンズスプリントプライズ(主席短途獎)
- クイーンズシルヴァージュビリーカップ(女皇銀禧紀念盃)
1993/1994年の制定から1998/1999年まではハッピーヴァレートロフィー(跑馬地錦標)、センテナリーカップ(百週年紀念盃)、チェアマンズプライズ(主席獎)が香港短距離三冠とされており当時は年をまたいで行われる形になっていた。2000年から2005年まではボーヒニアスプリントトロフィー(洋紫荊短途錦標)、センテナリースプリントカップ(2001年にセンテナリーカップから改称)、チェアマンズスプリントプライズ(2001年にチェアマンズプライズから改称)の3競走。
達成馬はMr. Vitality(活力先生 1995/1996年)、Grand Delight(喜勁寶 2003年)、Silent Witness(精英大師 2004年・2005年)。2006年に現在の3競走に改定されてからの達成馬はなし。
韓国三冠 [編集]
達成馬は、J.S.Hold(2007年)。2007年の一冠目はトゥクソム杯(뚝섬배)だったが、2008年に馬齢条件をKRAカップマイル(KRA컵마일)と入れ替えた。
ドバイ三冠 [編集]
達成馬はAsiatic Boy(2007年)。
ドバイ牝馬三冠 [編集]
2003年を最後にムーンシェルマイルが廃止されたことにより消滅。達成馬なし。
トルコ三冠 [編集]
トルコ牝馬三冠 [編集]
- ディジ・タイ・デネム賞
- キスラック賞
- アンカラ・コスス賞
達成馬はSadettin(1970年)、Karayel(1973年)、Seren(1983年)、Uğurtay(1985年)、Hafız 2nd(1986年)、Bold Pilot 2nd(1996年)、Grand Ekinoks(2001年)。
インド三冠 [編集]
インド牝馬三冠 [編集]
ゴルコンダ三冠 [編集]
ゴルコンダ牝馬三冠 [編集]
バンガロール三冠 [編集]
バンガロール牝馬三冠 [編集]
カルカッタ三冠 [編集]
カルカッタ牝馬三冠 [編集]
チェンナイ三冠 [編集]
チェンナイ牝馬三冠 [編集]
シンガポール三冠 [編集]
シンガポールスプリント三冠 [編集]
シンガポール4歳三冠 [編集]
マレーシアスランゴール三冠 [編集]
オセアニア [編集]
シドニー2歳三冠 [編集]
2歳秋(おもに4月)に行われる、ニューサウスウェールズ州の2歳短距離三冠。1200メートル→1400メートル→1600メートルと距離が伸びていく。Dance Heroの年は3連闘、長くても中1週ずつの開催と、オセアニア特有の非常に短いレース間隔が特徴。
達成馬はBaguette(無敗 1970年)、Luskin Star(1977年)、Tierce(1991年)、Burst(牝馬 1992年)、Dance Hero(2004年)、Pierro(無敗 2012年)。
シドニー春季3歳三冠 [編集]
- STCピーターパンステークス
- グローミングステークス
- スプリングチャンピオンステークス
シドニー秋季3歳三冠 [編集]
達成馬はMoorland (1943/1944年)、Martello Towers (1959/1960年)、Imagele (1973/1974年)、Octagonal (1995/1996年)、It's A Dundeel(2012/2013年)
メルボルン2歳三冠 [編集]
- ブルーダイヤモンドプレリュード
- ブルーダイヤモンドステークス
- VRCサイアーズプロデュースステークス
メルボルン3歳三冠 [編集]
- アリスタークラークステークス
- シャノンズクラシック
- オーストラリアンギニー
クイーンズランド三冠 [編集]
- クイーンズランドギニー
- グランプリステークス
- クイーンズランドダービー
アデレード牝馬三冠 [編集]
- レイクウッドステークス
- オーストララシアンオークス
- サウスオーストラリアンフィリーズクラシック
ニュージーランド三冠 [編集]
達成馬なし。
ニュージーランド牝馬三冠 [編集]
- ニュージーランド1000ギニー
- レヴィンクラシック
- ニュージーランドオークス
ホーキーズベイ三冠 [編集]
- マクフィチャレンジステークス
- ストーニーブリッジステークス
- ケルトキャピタルステークス
ニュージーランドカップ三冠 [編集]
- ニュージーランドカップ
- オークランドカップ
- ウェリントンカップ
アフリカ [編集]
南アフリカ三冠 [編集]
- ハウテンギニー
- サウスアフリカンクラシック(ベノニギニー)
- サウスアフリカンダービー
当初はハウテンギニーの代わりにサウスアフリカンセントレジャー→ケープギニー。 達成馬はNagaina Hall(1955年)、Horse Chestnut(1999年)。
南アフリカ牝馬三冠 [編集]
- ハウテンフィリーズギニー
- サウスアフリカンフィリーズクラシック
- サウスアフリカンオークス
達成馬はIgugu(2011年)。
南アフリカチャンピオンズ三冠 [編集]
- サマーカップ
- J&Bメトロポリタンステークス
- ダーバンジュライ
南アフリカゴールデンマイル三冠 [編集]
- クイーンズプレート
- ホースチェスナットステークス
- ゴールドチャレンジ
南アフリカ牝馬マイル三冠 [編集]
- マジョルカステークス
- エンプレスクラブステークス
- ガーデンプロヴィンスステークス
南アフリカ2歳三冠 [編集]
- ゴールドメダリオン
- ゴールデンホースシュー
- プレミアズチャンピオンステークス
南アフリカ2歳牝馬三冠 [編集]
- アランロバートソンチャンピオンシップ
- ゴールデンスリッパー
- セクウィニフィリーズステークス
ジンバブエ三冠 [編集]
- ジンバブエギニー
- BAMMジンバブエ2000
- ジンバブエダービー
ケニア三冠 [編集]
- ケニアギニー
- ケニアダービー
- ケニアセントレジャー
ケニア牝馬三冠 [編集]
- ケニアフィリーズギニー
- ケニアオークス
- ケニアセントレジャー
脚注 [編集]
- ^ ただしJRAの子会社が運営する競馬情報サービスJRA-VANの天皇賞(秋)の解説ページ(リンク先は2011年のもの)では「秋古馬三冠路線」と明記されている
- ^ 当時の札幌競馬場には芝コースがなく、現在の芝コース付近は競走用に使用する外回りダートコース(現ダートコースが調教用の内回り)に相当(札幌競馬場・芝コースの設置の項参照)。
- ^ “重賞特設ページ 【第43回イレネー記念】出走予定馬” (日本語). ばんえい十勝. 帯広市 (2012年). 2012年11月13日閲覧。
- ^ 2002年と2003年のみ、大井競馬場のスタンド改築の関係で1790メートルで行われた。
- ^ a b c d “TOPICS 2006「チャームアスリープ(船橋)南関東牝馬3冠達成!」” (日本語). 地方競馬全国協会 (2006年6月15日). 2012年9月30日閲覧。
- ^ a b c d e 北海道競馬事務所「トピックス『11年ぶりに3冠馬誕生』」、『ハロン』、地方競馬全国協会、1994年10月、 60頁。