アメリカンファラオ

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アメリカンファラオ[1]
2015年プリークネスステークス勝利時
欧字表記 American Pharoah[2][3]
品種 サラブレッド
性別 [1][注 1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2012年2月2日[2][3]
Pioneerof the Nile[2][3]
Littleprincessemma[2][3]
母の父 Yankee Gentleman[2][3]
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[3]
生産者 Zayat Stables[2][3]
馬主 Zayat Stables[2][3]
調教師 Bob Baffertアメリカ[2][3]
競走成績
生涯成績 11戦9勝[2][3]
獲得賞金 865万300ドル[2]
勝ち鞍
G1 デルマーフューチュリティ 2014年
G1 フロントランナーS 2014年
G1 アーカンソーダービー 2015年
G1 ケンタッキーダービー 2015年
G1 プリークネスステークス 2015年
G1 ベルモントステークス 2015年
G1 ハスケル招待ステークス 2015年
G1 BCクラシック 2015年
G2 レベルステークス 2015年
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アメリカンファラオもしくはアメリカンフェイローAmerican Pharoah2012年2月2日 - )は、アメリカ合衆国競走馬種牡馬

2015年に37年ぶりとなるアメリカクラシック三冠を達成した。

主な勝ち鞍は2014年デルマーフューチュリティフロントランナーステークス、2015年のアーカンソーダービーケンタッキーダービープリークネスステークスベルモントステークスハスケル招待ステークスブリーダーズカップクラシック[2]

経歴[編集]

アメリカンファラオは、オーナーでもあり、Zayat Stables LLCのCEOを務めるアーメド・ザヤット(Ahmed Zayat)[7]により生産された[8]。父のパイオニアオブザナイル(Pioneerof the Nile)にとっては2世代目、母のリトルプリンセスエマ(Littleprincessemma)にとっては2頭目の産駒である[9]

2013年の8月にはTaylor Made Sales Agencyに引き渡されファシグ・ティプトン・サラトガセールに出品されたが、ザヤットの代理人により30万ドルで買い戻された[6][注 2][注 3]

2014年の春には、ザヤットの所有馬としてボブ・バファート(Bob Baffert)厩舎に入厩した[13]。アメリカンファラオは歩様が他馬より滑らかでストライドが長く、バファートも「彼のような動きをする馬を管理したことが無い」とコメントしている[14]

名前[編集]

名の由来であるが、これは父がパイオニアオブザナイル、母父がヤンキージェントルマン(Yankee Gentleman)であることと[15][注 4]オーナーがアメリカ在住のエジプト人であることから付けられた[17]。なお、古代エジプトの王・ファラオの綴りは"Pharaoh"であるが、電子登録の際に間違えたため本馬は"American Pharoah"となっている[15][18][注 5]。そのため日本語媒体では馬名を「アメリカンフェイロア」としている例もある[20]
「アメリカンフェイロー」と表記されることも多いが[21]、これは"Pharaoh"の英語読みの一つであり([ˈf.r][22][注 6])、綴りの間違いや表記揺れとは関係がない。

競走馬時代[編集]

アメリカンファラオのオーナーであるザヤットステーブルの勝負服

2歳(2014年)[編集]

アメリカンファラオは、2014年の8月2日に、デルマー競馬場のオールウェザー(ポリトラック)6.5ハロンのメイドン(Maiden)[注 7]で鞍上にマーティン・ガルシアを迎えてデビューした。9頭立てのこの競走で、アメリカンファラオは勝ち馬から9馬身以上離された5着に敗れた[24][注 8]

デビュー戦での敗戦にもかかわらず、次走には9月4日に行われたG1・デルマーフューチュリティ(オールウェザー7ハロン)が選ばれ、単勝2番人気に支持された[26]。なお、この競走からビクター・エスピノーザが手綱を取っている[26]。また、前走ではブリンカーを着用していたがバファートはこれが合っていなかったと考え、遮眼部分を除いた上で耳の部分に綿を詰めてこの競走に挑んだ[27]。スタートから先頭に立ったアメリカンファラオは、2着に4馬身3/4差をつけて優勝、初勝利を挙げた[26]

続いて、9月27日にサンタアニタ競馬場で行われたG1競走、フロントランナーステークス(ダート8.5ハロン)に出走、前回のレースと同様に逃げ切り勝ちを収めた[28]

次走にはブリーダーズカップ・ジュヴェナイルを予定していたが、 左前脚の故障により回避した[29]。しかし、エクリプス賞では、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル勝ち馬で上記のフロントランナーステークスでは3着で入線したテキサスレッド(Texas Red)を抑えて最優秀2歳牡馬に選出された[6][注 9][注 10]

3歳(2015年)[編集]

3歳初戦は、3月14日にオークローンパーク競馬場のG2、レベルステークスに出走した。このレースでアメリカンファラオには他馬より2ポンド(約0.9キログラム)[注 11]以上重い119ポンド(約54.0キログラム)の重量が課されたが、単勝1.4倍[注 12]の支持に応え、6馬身4分の1差で勝利した[34][35]

次走には、同じオークローンパーク競馬場で4月11日に開催されたG1、アーカンソーダービー(ダート8ハロン)に出走した。8頭での競走で単勝1.1倍[注 12]の圧倒的な1番人気に推されたアメリカンファラオは、ここでも8馬身差の圧勝を飾った[36]

5月2日、アメリカンファラオはアメリカ三冠の1戦目・ケンタッキーダービー(ダート10ハロン)に出走。出走馬18頭となったこの競走は、単勝の1番人気がアメリカンファラオ(3.9倍[注 12])で、以下G1・サンタアニタダービーなど6戦無敗のドルトムント(Dortmund)[37]、BCジュヴェナイル2着馬でG1・ブルーグラスステークスなどに勝利したカープディーム(Carpe Diem)[38]、G3・サンランドダービーの勝ち馬で、5戦2勝2着3回と安定した成績を残してきたファイアリングライン(Firing Line)[39]と続いた[40]。レースは序盤からドルトムントが逃げ、その後にファイアリングライン、アメリカンファラオの順に進む[40][41]。他馬も向こう正面までは後ろを追走していたが、第3コーナーからこの3頭が引き離しにかかる[40][41]。最後の直線では、最内にドルトムント、その外にファイアリングライン、一番外にアメリカンファラオが並び叩き合う[41]。まずドルトムントが脱落し、その後抜け出したアメリカンファラオが2着のファイアリングラインに1馬身の差をつけて優勝した[40][41]。エスピノーザは、「初めて騎乗したときから、彼はずっと特別な馬だ」「彼は多くの才能を持っており、信じられない馬だ」と述べた[41]。なお、エスピノーザはレース中にムチで32回アメリカンファラオを打っているように見え、使用が多過ぎるのではないかと審査が行われた[42]。その結果チャーチルダウンズ競馬場の裁決委員は、「何度も何度もリプレイを見直したが、問題となるようなことは無かった」との見解を示した[43]。またバファートは、「エスピノーザは(馬体ではなく)ゼッケンの上から打っていた」と述べた[43]

ケンタッキーダービーの2週間後の5月16日に、アメリカンファラオはアメリカ三冠の2戦目、プリークネスステークス(ダート9.5ハロン)に出走、単勝1.9倍[注 12]の1番人気に支持された[44]。発走の直前には雷を伴う激しい雨に見舞われ[45]、1983年以来となる不良馬場での競走となった[46]。レースでは、1番枠から出走したアメリカンファラオがスタート後のホームストレッチで先頭に立ち、後続を離して逃げていく。第3コーナーから第4コーナーにかけてドルトムントら後続も差を詰めにかかるがアメリカンファラオは先頭を譲らない。直線に入ると後続を引き離す一方で、エスピノーザはムチを使うことなく7馬身差をつけて優勝、二冠を達成した[47][48][注 13]。エスピノーザにとっては、前年のカリフォルニアクローム(California Chrome)に続き2年連続でのケンタッキーダービー・プリークネスステークス制覇となった[45][50][注 14]。また、バファートにとってはアメリカ三冠の最初の二冠を制したのは過去19年で4度目である[47][注 15]。この競走の後に、ザヤットはアメリカンファラオの種牡馬としての権利をクールモアグループに売却し、2015年終了後にアシュフォードスタッドで種牡馬入りすることを発表した[53][注 16](しかし、この譲渡交渉は2014年の間に既に成立していたとされている[55])。

2015年のベルモントステークスにおけるアメリカンファラオ

ベルモントステークスに向け、バファートはアメリカンファラオを自らの厩舎があるチャーチルダウンズ競馬場で調教して競走直前の火曜日にベルモントパーク競馬場に輸送することにした[56]。現地での調整を行わない方法に疑問を呈する調教師もいたが、バファートはアメリカンファラオを「ハッピー」に保つことが重要だと考え、2001年には同様の方法でポイントギヴンにベルモントステークスを勝たせていた[56]。6月6日のベルモントステークスは、8頭での競走となった。他の7頭のうち、5頭はプリークネスステークスを回避してケンタッキーダービーから直行、1頭は逆にプリークネスステークスのみに出走、もう1頭はピーターパンステークスを経由しての出走と、5週間で全てが行われ日程的に厳しいアメリカクラシック三冠競走に全て出走していたのはアメリカンファラオだけであった[57]。レースでは、揃ったスタートからすぐにアメリカンファラオがリードをとり、最初のコーナーに向かっていく。第3コーナーから多くの馬は騎手が手綱を動かし始めるが、アメリカンファラオは持ったままで先頭を走り続ける。直線に入るとこれまでのレースと同様に差を広げていき、5馬身1/2差で優勝[58][注 17]、1978年のアファームド以来、37年振り12頭目となるアメリカクラシック三冠馬となった[1][59][60][61][62][注 18]。なお、ベルモントパーク競馬場で発売されたアメリカンファラオの単勝馬券[注 19]は9万4128票であったが、競走の2日後の午後でも95%以上に当たる9万237票が換金されておらず、そのほとんどが記念馬券として保存または売買されていると考えられている[64]。ベルモントステークスの翌朝には、バファートがベルモントパーク競馬場に報道関係者を招き入れ、約30人がアメリカンファラオと触れ合うことが出来た[65][注 20]。 チャーチルダウンズ競馬場に戻ったアメリカンファラオは、6月13日に同競馬場でお披露目され、約3万人が駆け付けた[66]。また、関係者にケンタッキーダービーの記念品と三冠のトロフィーも授与された[66]

8月2日、アメリカンファラオは、G1・ハスケルインビテーショナルステークス(ダート9ハロン)に出走[注 21]。7頭立てとなったこの競走では、道中は他馬に先頭を譲り、2番手で追走する。しかし第3-4コーナーにかけて仕掛け先頭を奪うと、直線では騎手が持ったままで2着に2馬身1/4差をつけ勝利した[67][68][69]

次走には、サラトガ競馬場トラヴァーズステークス(ダート10ハロン)が選ばれた。これはザヤットが望んだものであったが、バファートは、8月に2度目の出走となり、しかもいずれもアメリカ大陸を横断する遠征となるため、アメリカンファラオに対する負担を考慮して乗り気ではなかった[70]。しかし調教は順調であったため、「トラヴァーズステークスに出走しない口実を探してみたが、見つからなかった」として出走を決めた[71]。 この競走は10頭で行われた。特に暑い日ではなかったが、発走ゲートでアメリカンファラオに発汗が見られたことから、エスピノーザは不安を感じていた[72]。レースでは、スタート直後からアメリカンファラオが先頭に立つが、道中は常にフロステッド(Frosted)が1馬身以内につけてプレッシャーをかける。最後の直線に入り何とかフロステッドを振り切るが、外から追い上げたキーンアイス(Keen Ice)に交わされ、3/4馬身差の2着に敗れた[73][74][注 22][注 23]。この敗戦について、エスピノーザは「3週間の間に飛行機で往復したのが少し厳しかったかもしれない。アメリカンファラオは非常に気持ちよく走っていたが、いつもとは少し違った」とコメントした[76]。ザヤットは敗戦直後にはアメリカンファラオの引退も口にしたが、5日後には「今回はアメリカンファラオがベストを出せない複合的な要因があったと思うが、再びベストの走りが出来る自信がある」として、ブリーダーズカップ・クラシックへの出走を表明した[77]

10月31日のブリーダーズカップ・クラシック(ダート10ハロン)には8頭が出走。その中でもアメリカンファラオは単勝1.7倍[注 12]の1番人気に推される[78]。レースではスタート直後から先頭に立ったアメリカンファラオは、道中は後続に1-2馬身差をつけて逃げる。3コーナーから動き始めると、直線では2着馬との差を広げ、6馬身半差で優勝、有終の美を飾った[78][79][80]。勝ちタイムの2分0秒07は、従来のコースレコードを5秒以上更新するものであった[79]

以上の活躍を受け、2015年エクリプス賞の年度代表馬および最優秀3歳牡馬に満票で選出された[81]。年度代表馬に満票で選出されたのは、1981年のジョンヘンリー以来2頭目である[81]。また、バファートは最優秀調教師、ザヤットは最優秀馬主および最優秀生産者に選ばれた[81]。一方、エスピノーザは最優秀騎手表彰で、ハビエル・カステリャーノ[注 24]に次ぐ2位であった[81]

記録[編集]

競走成績[編集]

出走日 競馬場 競走名 距離[注 29] 頭数 着順 騎手 着差 タイム 1着(2着)馬 出典
2014年08月09日 デルマー メイドン AW6.5f 9頭 5着 M.ガルシア - - Om [24]
2014年09月08日 デルマー デルマーフューチュリティS G1 AW7f 9頭 1着 V.エスピノーザ (4馬身3/4) 1:21.48 (Calculator) [26]
2014年09月27日 サンタアニタ フロントランナーS G1 D8.5f 8頭 1着 V.エスピノーザ (3馬身1/4) 1:41.95 (Calculator) [28]
2015年03月14日 オークローンパーク レベルS G2 D8.5f 7頭 1着 V.エスピノーザ (6馬身1/4) 1:45.78 (Madefromlucky) [35]
2015年04月11日 オークローンパーク アーカンソーダービー G1 D9f 8頭 1着 V.エスピノーザ (8馬身) 1:48.52 (Far Right) [36]
2015年05月02日 チャーチルダウンズ ケンタッキーダービー G1 D10f 18頭 1着 V.エスピノーザ (1馬身) 2:03.02 (Firing Line) [40]
2015年05月16日 ピムリコ プリークネスS G1 D9.5f 8頭 1着 V.エスピノーザ (7馬身) 1:58.46 (Tale Of Verve) [48]
2015年06月06日 ベルモントパーク ベルモントS G1 D12f 8頭 1着 V.エスピノーザ (5馬身1/2) 2:26.65 (Frosted) [58]
2015年08月02日 モンマスパーク ハスケルインビテーショナルS G1 D9f 7頭 1着 V.エスピノーザ (2馬身1/4) 1:47.95 (Keen Ice) [68]
2015年08月29日 サラトガ トラヴァーズS G1 D10f 10頭 2着 V.エスピノーザ 3/4馬身 - Keen Ice [73]
2015年10月31日 キーンランド ブリーダーズカップ・クラシック G1 D10f 8頭 1着 V.エスピノーザ (6馬身1/2) 2:00.07 (Effinex) [78]

引退後[編集]

種牡馬時代[編集]

ブリーダーズカップ・クラシックから2日経った11月2日、アメリカンファラオはキーンランド競馬場近郊のアッシュフォードスタッドに到着[97][98]。種牡馬として、第二の馬生を送ることとなった。

初年度の種付け料は、20万ドルに設定された[97][99][注 31]。これは、アメリカにおける初年度の種付け料としては2006年のゴーストザッパーに並ぶ史上最高額である[99]。また2016年におけるこの額は、2014年と2015年のリーディングサイアー[101]2016年の種付け料が30万ドルのタピットに次いで、ウォーフロントと並ぶ全米で2番目の高額である[99]

2016年は208頭の牝馬を集め、そのうち55頭がG1優勝馬自身またはG1優勝馬の母であった[100]。2017年1月3日に初仔が誕生[102]。同年の11月に行われたファシグ・ティプトン・ノベンバーセールとキーンランド・ノベンバーセールで合計7頭の初年度産駒が取り引きされ、平均価格は約47万ドル、最高額は100万ドル[注 32]であった[103]

2017年シーズンからはオーストラリアでもシャトル種牡馬として供用されている[104][105][106][注 33]

2019年4月13日、アイルランドのネース競馬場でエイダン・オブライエン厩舎に所属するモナークオブエジプトがライアン・ムーアを背に芝1000メートルのメイドン戦でデビューして先行抜け出しの競馬で勝利し、産駒の初出走初勝利を達成した。初年度産駒からはG1ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ3着のスウィートメラニア、G2ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルターフスプリントを優勝したフォーウィールドライブ、G3のデュボワ賞を制したフランスのメイヴィンなどを送り出し、2020年度の種付け料は17万5000ドルに設定された[107]

2020年10月10日、アメリカのキーンランド競馬場のクイーンエリザベス2世チャレンジカップステークスでウィリアム・モット厩舎に所属するハーベイズリルゴイルが叩き合いを制して勝利し、産駒のG1制覇を果たした[108]

その後の種付け料は2021年が10万ドル[109][110]、2022年が8万ドル[111][110]、2023年が6万ドル[110]、2024年が5万ドル[110]と低下している。アメリカ本国での種牡馬としての評価は下がりつつあるが[111]、日本での産駒は好調である[111]

主な産駒[編集]

2017年産
2018年産
2019年産
2020年産

※太字はGI・JpnI競走

血統[編集]

American Pharoah血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ファピアノ系
[§ 2]

Pioneerof the Nile(USA)
2006 黒鹿毛
父の父
Empire Maker(USA)
2000 黒鹿毛
Unbridled Fappiano
Gana Facil
Toussaud El Gran Senor
Image of Reality
父の母
Star of Goshen(USA)
1994 鹿毛
Lord At War General
Luna de Miel
Castle Eight Key to the Kingdom
Her Native

Littleprincessemma(USA)
2006 栗毛
Yankee Gentleman(USA)
1999 鹿毛
Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Key Phrase Flying Paster
Sown
母の母
Exclusive Rosette(USA)
1993 栗毛
Ecliptical Exclusive Native
Minnetonka
Zetta Jet Tri Jet
Queen Zetta
5代内の近親交配 Northern Dancer 5×5 [§ 3]
出典
  1. ^ [113]
  2. ^ [113]
  3. ^ [113]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 停留精巣と判断され、2014年にはこれを表す「Ridgling[4]」を性別として記述されていた事もある[5][6](アメリカの性別欄では通常の牡馬やせん馬と区別される[4])。しかしザヤットは「アメリカンファラオはずっと(健康な)牡馬だった」と述べている[5]
  2. ^ ザヤットは有望な仔馬は100万ドル以下では売らないとしており、2007年のセールでもパイオニアオブザナイルを29万ドルで買い戻している[10]。なおこの時のアメリカンファラオについて、ザヤットは「彼の振る舞い、オーラ、馬体、動き方には輝きがある」と評価していた[11]
  3. ^ アメリカンファラオは競りの数週間前に脚をぶつけたためセールの際に小さなコブがまだ残っており、これが入札者に購入を躊躇させる一因となった[12]
  4. ^ 「Yankee」の日本語訳は「アメリカ人(の)」である[16]
  5. ^ ベルモントステークスに勝利した際にはアメリカクラシック三冠達成を記念した馬着が着せられたが、これには「AMERICAN PHARAOH」と書かれていた[19]
  6. ^ 他に、ˈfær oʊ、ˈfer oʊ、ˈfeər əʊ[22]
  7. ^ 欧米における新馬・未勝利馬による競走の呼称[23]
  8. ^ パドックでひどくイレ込んだ[25]
  9. ^ アメリカンファラオ126票、テキサスレッド111票[30]
  10. ^ ブリーダーズカップが開催されるようになって以来、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルに未出走の馬が最優秀2歳牡馬に選ばれるのは5頭目である[31]
  11. ^ 1ポンドは約0.453592キログラム[32]
  12. ^ a b c d e アメリカでのオッズは「1ドル賭けたときに生じる儲け」で表されるので、払い戻しとしては出典の「Odds」に1(賭けた1ドル)を足した金額になる[33]。この「1を足した数字」が日本式のオッズに等しいので、この記事では日本式のオッズを記述する。
  13. ^ この着差は、プリークネスステークス史上6番目の大差である[49]
  14. ^ エスピノーザは、2002年にも ウォーエンブレムで二冠を制覇している[51]
  15. ^ ケンタッキーダービーは4勝目、プリークネスステークスは6勝目[52]
  16. ^ まず980万ドルで売買され、三冠を達成したことで400万ドルが追加された[54]
  17. ^ この着差は、三冠馬がベルモントステークスで2着につけた差の中で4番目の大差である[59]
  18. ^ 三冠達成時に62歳だったバファートは史上2番目に高齢の三冠トレーナー[59]、43歳だったエスピノーザは最高齢の三冠ジョッキーとなった[60]。なお、2018年にジャスティファイがアメリカクラシック三冠を達成したことで、その管理調教師でもあったバファートは自身の記録を65歳に更新し、52歳だったマイク・スミスが最高齢の三冠ジョッキーとなった[63]
  19. ^ 1票は2ドルで購入でき、3.5ドルの払い戻しを受けられる[64]
  20. ^ これについてバファートは「アメリカンファラオを皆と共有し、彼がいかに優しく可愛いかを示したかった」と述べている[65]
  21. ^ 主催者であるモンマスパーク競馬場側は、この出走に対してザヤットとバファートにそれぞれ7万5000ドルを支払うと共に、賞金総額を100万ドルから175万ドル(1着賞金105万ドル)に引き上げている[67]
  22. ^ 過去にトラヴァーズステークスに挑んだ三冠馬は3頭いたが、勝利したのはワーラウェイのみであり、ギャラントフォックスアファームドは敗れていた(アファームドは1着で入線したが進路妨害により2着に降着)[75]。また、同じ競馬場で開催された1919年のサンフォードメモリアルステークスではマンノウォーが生涯唯一の敗戦を喫し、1973年のホイットニーハンデキャップでも三冠達成後のセクレタリアトが敗れているため、サラトガ競馬場は「王者の墓場(Graveyard of Champions)」とも呼ばれる[75]
  23. ^ キーンアイスは、ケンタッキーダービー(7着)[40]、ベルモントステークス(3着)[58]、ハスケルインビテーショナルステークス(2着)[68]でアメリカンファラオに敗れており、4度目の対戦で初勝利を挙げた。
  24. ^ 2015年は、キーンアイスでアメリカンファラオを破ったトラヴァーズステークス[73]をはじめG1競走で17勝を挙げるなど活躍[82]。344勝はこの年の北米1位であり、さらに北米記録を更新する2812万767ドルを獲得した[82]
  25. ^ ブリーダーズカップ・クラシックは4歳以上でも出走出来るが、グランドスラムを達成するには3歳時にこの競走に勝利する事が求められている[83]
  26. ^ 先代の三冠馬であるアファームドは1978年にアメリカクラシック三冠を達成し、その後の1984年にブリーダーズカップ・クラシックが創設されたため、この称号への挑戦自体アメリカンファラオが史上初である[79]
  27. ^ 従来の記録はスマーティージョーンズが2004年に記録した756万3535ドルであるが、この中には2015年時点では廃止されていた500万ドルのボーナス(レベルステークス、アーカンソーダービー、ケンタッキダービーを全て制した馬にオークローンパーク競馬場から与えられていた[85])が含まれる[84]
  28. ^ 2017年にアロゲートが1333万8000ドルを獲得してこれを更新した[86]
  29. ^ 出典にはマイルを用いているものもあるが(例えばケンタッキーダービーは「One And One Fourth Miles」[40])、1マイルは8ハロンであることから換算[92]。1ハロンは約201.168メートル[93]
  30. ^ この地でレベルステークスとアーカンソーダービーに勝利した後にアメリカクラシック三冠を達成したことから、飛躍の礎になった場所として建設された[94]
  31. ^ 2016年は、20万ドルで2頭の牝馬に種付けしたとされている[100]
  32. ^ この馬が取り引きされたファシグ・ティプトンの当歳セールでは過去最高に並ぶ高額である[103]
  33. ^ アメリカンファラオを種牡馬として購入したクールモアグループは、オーストラリアにも牧場を保有している[104]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 月刊『優駿』(日本中央競馬会)2015年7月号74-76頁
  2. ^ a b c d e f g h i j k l American Pharoah”. Equibase. 2015年6月6日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j American Pharoah (USA) Race record”. Racing Post. 2015年11月1日閲覧。
  4. ^ a b 競走馬プロフィールの調べ方 EQUIBASE(エクイベース)”. 日本中央競馬会. 2019年3月15日閲覧。
  5. ^ a b Get to know American Pharoah all over again -- a dozen fun factsWayback Machine、2015年7月4日) - https://www.wdrb.com/story/29221883/crawford-get-to-know-american-pharoah-all-over-again-a-dozen-fun-facts/[リンク切れ]
  6. ^ a b c American Pharoah is Champion 2-Year-Old Male”. The Blood-Horse. Blood-Horse Publications (2015年1月17日). 2015年6月6日閲覧。
  7. ^ 月刊『優駿』2015年6月号91頁
  8. ^ That time when no one wanted to buy American Pharoah”. Yahoo! Sports (2015年6月2日). 2015年6月3日閲覧。
  9. ^ Littleprincessemma”. Equineline (2015年2月9日). 2015年5月23日閲覧。
  10. ^ American Pharoah: the Early Development of a Champion”. Thoroughbred Daily News (2015年4月27日). 2015年5月24日閲覧。
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外部リンク[編集]