アルゼンチン共和国杯

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アルゼンチン共和国杯
The Copa Republica Argentina 20101107.jpg
第48回アルゼンチン共和国杯
主催者 日本中央競馬会
開催地 日本の旗東京競馬場
施行時期 11月上旬
(原則5回東京2日目)
格付け GII
1着賞金 5500万円
賞金総額 1億480万円
距離 芝2500m
出走条件 サラブレッド系3歳以上(国際)(特指)
出走資格も参照
負担重量 ハンデキャップ
第1回施行日 1963年5月19日
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第46回アルゼンチン共和国杯

アルゼンチン共和国杯(アルゼンチンきょうわこくはい)は、日本中央競馬会(JRA)東京競馬場2500mで施行する競馬重賞(GII)競走。公式の外語表記はCopa Republica Argentina中央競馬の重賞では唯一のスペイン語となっている。

正賞はアルゼンチン共和国社会福祉省賞。

概要[編集]

1963年に4歳(現・3歳)以上・別定重量の重賞競走アルゼンチンジョッキークラブカップ(略称:ARJC杯)として創設。当初は春季に施行されており、施行場・距離も創設時は東京競馬場の芝2300mであった。翌1964年より出走条件が5歳(現・4歳)以上に変更になった。施行距離も、幾度かの条件変更を経て1972年からは東京競馬場の芝2400mで定着した。

1972年より混合競走となり外国産馬の出走が可能になった。1975年にはアルゼンチンの競馬の主催が国に変更されたのに伴い、創設時の競走名から現競走名に改称され、1981年からは中山競馬場の芝2500mとなった。

1984年からは目黒記念(秋)の条件を引き継ぐ形で、施行時期が秋季の11月に移り施行場も再び東京競馬場に変更されるとともに、グレード制導入によりGIIに格付けされた。また、出走条件を4歳(現・3歳)以上に戻し、負担重量を現在と同じハンデキャップとした。さらに混合競走から除外された。

1990年には再び混合競走に指定され、1998年より特別指定交流競走として地方馬にも門戸が開かれた。2005年から国際競走に指定され、外国調教馬の出走も可能となっている。なお、本競走は日本がパートI国に昇格した2007年から2年間は、国内限定の格付けを表すJpnII表記となっていた。これはレースレーティングがGIIの基準を満たしていないという、国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告によるためである。2009年より国際格付けを得られたため、GII表記に戻した。

GIIながらハンデキャップ競走であり、また1997年以降は天皇賞(秋)の翌週に施行されていることもあって、天皇賞を除外された馬、または距離適性の関係から天皇賞に出走しなかった馬がこのレースへ回ってくることもしばしばある。GI級の有力馬の出走は少ないが、ジャパンカップ有馬記念への出走を目指す馬や、平地重賞の最長距離となるステイヤーズステークスへ向かう馬が出走することが多い。2008年の優勝馬スクリーンヒーローは本競走をステップとして次のジャパンカップを制した。

出走資格サラブレッド系3歳以上で、施行日当日過去1年前以降1週前までの期間内に1回以上出走のJRA所属の競走馬と地方所属馬(2頭まで)、及び外国調教馬(9頭まで)。

負担重量はハンデキャップである。

歴史[編集]

  • 1963年 - 東京競馬場の芝2300mの4歳(現3歳)以上の別定の重賞競走アルゼンチンジョッキークラブカップとして創設。
  • 1964年 - 出走条件が4歳(現3歳)以上から5歳(現4歳)以上に変更。
  • 1966年 - 施行距離を芝3200mに変更。
  • 1968年 - 開催時期を10月に変更。
  • 1969年
    • 施行距離を芝2600mに変更。
    • 開催時期を5月に戻す。
  • 1970年 - 施行場を中山競馬場の芝2500mに変更。
  • 1972年
    • 混合競走に指定。
    • 流行性の馬インフルエンザの影響で6月に順延開催。
    • 施行場を東京競馬場の芝2400mに変更。
  • 1975年 - 競走名を現在の「アルゼンチン共和国杯」に変更。
  • 1977年
  • 1981年
    • 開催時期を3月末から4月上旬に変更。
    • 施行場を中山競馬場の芝2500mに変更。
  • 1983年
  • 1984年
    • グレード制の施行によりGIIに格付け。
    • 施行場を東京競馬場の芝2500mに変更。
    • 開催時期を現在の11月に変更。それに伴い、出走条件が4歳(現3歳)以上に変更。
    • 負担重量をハンデキャップに変更。
    • 混合競走から除外。
  • 1989年 - 郷原洋行が騎手として2人目の連覇。
  • 1990年 - 混合競走に再び指定。
  • 1991年 - 横山典弘が騎手として3人目の連覇。
  • 1993年
  • 1998年
    • 日本・アルゼンチン修好100周年記念の副称が当年のみ付く。
    • 特別指定交流競走に指定され、地方馬が2頭まで出走可能となる。
  • 2000年 - 施行日が日曜日に戻る。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
  • 2002年 - 東京競馬場の改修工事による振替開催により中山競馬場の芝2500mで施行。
  • 2005年 - 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIに変更。
  • 2009年
    • 重賞格付け表記をGIIに戻す。
    • 外国調教馬の出走枠が9頭に拡大。
  • 2010年 - アルゼンチン共和国建国200周年記念の副称が当年のみ付く。
  • 2011年 - 池江泰寿調教師として2人目の連覇。

歴代優勝馬[編集]

国際競走となった2005年以降は優勝馬の国旗を表記する。

回数 施行日 優勝馬 タイム  性齢 優勝騎手 管理調教師 馬主[要出典]
第1回 1963年05月19日 エムローン 2:23.9 牡5 加賀武見 高木良三 久保田かつ
第2回 1964年05月17日 トースト 2:22.0 牝5 保田隆芳 尾形藤吉 永田雅一
第3回 1965年05月16日 トサイサミ 2:24.5 牡4 伊藤竹男 稗田敏男 斎藤ジョウ
第4回 1966年05月15日 コレヒデ 3:24.8 牡4 保田隆芳 尾形藤吉 千明康
第5回 1967年05月05日 リコウ 3:23.0 牡5 加賀武見 小西喜蔵 鈴木富喜子
第6回 1968年10月13日 スピードシンボリ 3:23.6 牡5 野平祐二 野平省三 和田共弘
第7回 1969年05月11日 メジロタイヨウ 2:43.7 牡5 横山富雄 八木沢勝美 北野豊吉
第8回 1970年05月05日 マツセダン 2:34.8 牡4 星野信幸 橋本輝雄 松岡冨治
第9回 1971年05月09日 メジロアサマ 2:38.0 牡5 池上昌弘 保田隆芳 北野豊吉
第10回 1972年06月11日 ゼンマツ 2:27.0 牡4 吉永正人 松山吉三郎 癸生川ヨシ
第11回 1973年05月13日 クリイワイ 2:27.4 牡4 柴田政人 大久保勝之 栗林友二
第12回 1974年05月12日 トーヨーアサヒ 2:28.2 牡5 小島太 古山良司 (有)トーヨークラブ
第13回 1975年05月11日 キクノオー 2:27.6 牡4 横山富雄 山岡寿恵次 田中伊三郎
第14回 1976年05月16日 アイフル 2:27.7 牡5 嶋田功 仲住芳雄 藤本義昭
第15回 1977年05月15日 アイフル 2:34.4 牡6 嶋田功 仲住芳雄 藤本義昭
第16回 1978年05月14日 カネミノブ 2:27.8 牡4 加賀武見 阿部新生 金指利明
第17回 1979年05月13日 カネミカサ 2:28.1 牡5 蛯沢誠治 成宮明光 畠山伊公子
第18回 1980年05月11日 ブルーマックス 2:29.8 牡5 東信二 境勝太郎 角隆司
第19回 1981年03月29日 ウエスタンジェット 2:35.2 牡4 柴田政人 柴田欣也 西川商事(株)
第20回 1982年04月04日 ミナガワマンナ 2:35.4 牡4 菅原泰夫 仲住芳雄 寺内倉蔵
第21回 1983年04月03日 ミナガワマンナ 2:36.9 牡5 郷原洋行 仲住芳雄 寺内倉蔵
第22回 1984年11月18日 メジロシートン 2:35.8 牡3 的場均 大久保洋吉 (有)メジロ牧場
第23回 1985年11月17日 イナノラバージョン 2:36.4 牡8 嶋田功 矢野照正 石井亀吉
第24回 1986年11月16日 サクラサニーオー 2:35.9 牡4 小島太 境勝太郎 (株)さくらコマース
第25回 1987年11月22日 カシマウイング 2:32.8 牡4 的場均 飯塚好次 松浦安雄
第26回 1988年11月20日 レジェンドテイオー 2:38.1 牡5 郷原洋行 田村駿仁 (有)貞文
第27回 1989年11月19日 クリロータリー 2:33.5 牝5 郷原洋行 吉野勇 栗林英雄
第28回 1990年11月18日 メジロモントレー 2:32.9 牝4 横山典弘 奥平真治 (有)メジロ牧場
第29回 1991年11月17日 ヤマニングローバル 2:32.6 牡4 横山典弘 浅見国一 土井宏二
第30回 1992年11月22日 ミナミノアカリ 2:33.5 牡4 藤田伸二 庄野穂積 岩谷包美
第31回 1993年11月20日 ムッシュシェクル 2:32.6 牡5 藤田伸二 小林稔 藤立啓一
第32回 1994年11月19日 マチカネアレグロ 2:31.3 牡3 河内洋 浅見秀一 細川益男
第33回 1995年11月18日 ゴーゴーゼット 2:31.3 牡4 村本善之 新井仁 林儀信
第34回 1996年11月16日 エルウェーウィン 2:31.8 牡6 南井克巳 坪憲章 雑古隆夫
第35回 1997年11月01日 タイキエルドラド 2:32.2 牡3 岡部幸雄 藤沢和雄 (有)大樹ファーム
第36回 1998年11月07日 ユーセイトップラン 2:32.9 牡5 佐藤哲三 音無秀孝 (有)アサヒクラブ
第37回 1999年11月06日 マーベラスタイマー 2:32.0 牡5 的場均 矢野照正 笹原貞生
第38回 2000年11月05日 マチカネキンノホシ 2:33.9 牡4 岡部幸雄 藤沢和雄 細川益男
第39回 2001年11月04日 トウカイオーザ 2:32.0 牡4 蛯名正義 松元省一 内村正則
第40回 2002年11月03日 サンライズジェガー 2:30.6 牡4 岡部幸雄 福永甲 (株)松岡
第41回 2003年11月09日 アクティブバイオ 2:31.9 牡6 武幸四郎 崎山博樹 バイオ(株)
第42回 2004年11月07日 レニングラード 2:33.8 牡5 横山典弘 音無秀孝 近藤英子
第43回 2005年11月06日 日本の旗 サクラセンチュリー 2:32.4 牡5 佐藤哲三 佐々木晶三 (株)さくらコマース
第44回 2006年11月05日 日本の旗 トウショウナイト 2:31.0 牡5 武士沢友治 保田一隆 藤田衛成
第45回 2007年11月04日 日本の旗 アドマイヤジュピタ 2:30.9 牡4 村田一誠 友道康夫 近藤利一
第46回 2008年11月09日 日本の旗 スクリーンヒーロー 2:30.8 牡4 蛯名正義 鹿戸雄一 吉田照哉
第47回 2009年11月08日 日本の旗 ミヤビランベリ 2:30.9 牡6 吉田隼人 加藤敬二 村上義勝
第48回 2010年11月07日 日本の旗 トーセンジョーダン 2:30.0 牡4 三浦皇成 池江泰寿 島川隆哉
第49回 2011年11月06日 日本の旗 トレイルブレイザー 2:31.5 牡4 安藤勝己 池江泰寿 前田幸治
第50回 2012年11月04日 日本の旗 ルルーシュ 2:29.9 牡4 横山典弘 藤沢和雄 山本英俊
第51回 2013年11月03日 日本の旗 アスカクリチャン 2:30.9 牡6 戸崎圭太 須貝尚介 栗本博晴

関連項目[編集]

外部リンク[編集]