フェブラリーステークス
| フェブラリーステークス | |
|---|---|
第15回フェブラリーステークス
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| 主催者 | 日本中央競馬会 |
| 開催地 | |
| 施行時期 | 2月中旬 - 下旬 (原則1回東京8日目) |
| 格付け | GI |
| 1着賞金 | 9400万円 |
| 賞金総額 | 1億7940万円 |
| 距離 | ダート1600m |
| 出走条件 | サラブレッド系4歳以上(国際)(指定) 出走資格も参照 |
| 負担重量 | 定量(57kg、牝馬2kg減) |
| 第1回施行日 | 1984年2月18日 |
フェブラリーステークスとは日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場のダート1600mで施行する中央競馬の重賞(GI)競走である。競走の名のフェブラリーは英語の2月の意味「February」から。Februaryは2月という意味から2月中に競走の施行日が設定されることが多いが、曜日配列の都合で1月末に施行されたこともある。
正賞は日本馬主協会連合会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞。
目次 |
[編集] 概要
東京競馬場のダート1600mの5歳(現4歳)以上のハンデキャップの混合の1400万下条件の競走フェブラリーハンデキャップとして施行したのが始まり。
1984年の中央競馬におけるダート重賞路線の整備に伴い5歳(現4歳)以上のハンデキャップの重賞競走フェブラリーハンデキャップとして新設、第1回は現在と同じく東京競馬場のダート1600mで施行され創設当初はGIIIの格付けだった。
1989年には混合競走に指定、1994年に競走としての格を再評価されてGIIに昇格、更に負担重量が別定に変更された為、現在のフェブラリーステークスに改名、翌年には指定交流競走に指定、地方所属の競走馬も出走可能になった。
1997年には前年から始まったアラブ首長国連邦のドバイにあるナド・アルシバ競馬場(2010年からはメイダン競馬場)で施行されるドバイワールドカップの日本国内の前哨戦と言う意味合いからダートGI競走の必要性が高まり、中央競馬のダート重賞競走で初めてGIに格付けされた。なお条件特別の競走がGIにまで昇格したのは稀有な例である。またGIに格付けされ負担重量も定量に変更された。更に同年の4月にはダートグレード競走の施行によりダートグレードのGIにも格付けされた。
2007年より国際競走に指定され外国馬の出走も可能になり、国際グレードのGIにも格付けされた。
中央競馬のその年における最初のGI競走(芝も含める)で、日本国内では川崎記念に次ぐ2番目に施行されるGI競走でもある。また中央競馬と地方競馬の最上位クラスの競走馬が例年多く出走する為、冬のダート最強馬を決める競走として位置付けられている。
本競走で優勝や上位入賞をした競走馬は、3月末にアラブ首長国連邦のドバイにあるメイダン競馬場で開催されるドバイミーティング(ドバイワールドカップやドバイゴールデンシャヒーン、ゴドルフィンマイル)へ遠征する場合がある。これまで本競走からのドバイミーティングでの優勝馬はまだ出ていないが、2001年にトゥザヴィクトリー(本競走3着)、2011年にはトランセンド(本競走優勝)がそれぞれドバイワールドカップで2着に入っている。
[編集] 出走資格
- 原則サラ系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の競走馬、地方所属の競走馬(4頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)、出走枠は16頭まで。
- JRA所属競走馬は以下の順で出走馬を決定する。
- 地方馬はJRAが別に定める出走馬選定基準により選定された競走馬に限り出走が可能である(2009年より)。
[編集] 負担重量
- 定量で牡馬・セン馬は57kg、牝馬は2kg減の55kgである。
- フェブラリーハンデキャップ時の第1回から第10回まではハンデキャップ、GIIに格上げされた第11回から第13回まではグレード別定、GIに格上げされた第14回より現行の斤量となっている。
[編集] コース
スタート直後の100m弱は芝の上を走る設定となっている。長さ501mの最後の直線では、残り200mまで2.5mの勾配がある。
[編集] 賞金
| 回(施行年) | 総額賞金 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回(1984年) | 5,160万円 | 2,700万円 | 1,100万円 | 680万円 | 410万円 | 270万円 |
| 第2回(1985年) | ||||||
| 第3回(1986年) | 5,300万円 | 2,800万円 | 700万円 | 420万円 | 280万円 | |
| 第4回(1987年) | 5,700万円 | 3,000万円 | 1,200万円 | 750万円 | 450万円 | 300万円 |
| 第5回(1988年) | 6,100万円 | 3,200万円 | 1,300万円 | 800万円 | 480万円 | 320万円 |
| 第6回(1989年) | 6,500万円 | 3,400万円 | 1,400万円 | 850万円 | 510万円 | 340万円 |
| 第7回(1990年) | 7,060万円 | 3,700万円 | 1,500万円 | 930万円 | 560万円 | 370万円 |
| 第8回(1991年) | 7,600万円 | 4,000万円 | 1,600万円 | 1,000万円 | 600万円 | 400万円 |
| 第9回(1992年) | 8,050万円 | 4,200万円 | 1,700万円 | 1,100万円 | 630万円 | 420万円 |
| 第10回(1993年) | ||||||
| 第11回(1994年) | 1億1,400万円 | 6,000万円 | 2,400万円 | 1,500万円 | 900万円 | 600万円 |
| 第12回(1995年) | 1億2,200万円 | 6,400万円 | 2,600万円 | 1,600万円 | 960万円 | 640万円 |
| 第13回(1996年) | ||||||
| 第14回(1997年) | 1億5,200万円 | 8,000万円 | 3,200万円 | 2,000万円 | 1,200万円 | 800万円 |
| 第15回(1998年) | 1億7,940万円 | 9,400万円 | 3,800万円 | 2,400万円 | 1,400万円 | 940万円 |
| 第16回(1999年) | ||||||
| 第17回(2000年) | ||||||
| 第18回(2001年) | ||||||
| 第19回(2002年) | ||||||
| 第20回(2003年) | ||||||
| 第21回(2004年) | ||||||
| 第22回(2005年) | ||||||
| 第23回(2006年) | ||||||
| 第24回(2007年) | ||||||
| 第25回(2008年) | ||||||
| 第26回(2009年) | ||||||
| 第27回(2010年) | ||||||
| 第28回(2011年) | ||||||
| 第29回(2012年) |
[編集] 歴史
- 1984年 - 東京競馬場のダート1600mの5歳(現4歳)以上のハンデキャップの重賞(GIII)競走フェブラリーハンデキャップとして新設。当時は土曜日施行だった。
- 1989年 - 混合競走に指定。
- 1994年
- GIIに昇格。
- 名称を現在のフェブラリーステークスに変更。
- 負担重量をグレード別定に変更。
- 1995年 - 指定交流競走に指定され、地方馬は5頭まで出走可能となる。
- 1997年
- GIに昇格。
- 負担重量を定量に変更。
- ダート競走格付け委員会にダートグレードのGIに格付け(適用は1998年から)。
- 日曜日に施行変更される。
- 1998年
- 1999年
- 2001年
- 2003年 - 東京競馬場の改修工事により中山競馬場のダート1800mで施行。
- 2007年
- 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は8頭まで出走可能となる。また、国際GIに格付けされる。
- 地方馬の出走枠が5頭から4頭に縮小。
- 2009年
- この年より地方馬の出走資格はJRAが別に定める出走馬選定基準により選定された競走馬のみとなる。
- サクセスブロッケンがコースレコード1:34.6で優勝。
- 2010年 - 第20回優勝馬ゴールドアリュールの仔エスポワールシチーが優勝、史上初の父仔制覇。
- 2012年 - 出走馬選定方法が変わり、レーティングで上位5頭に優先出走を認める。
[編集] 歴代優勝馬
国際競走となった2007年以降は優勝馬の国旗を表記する。
- フェブラリーハンデキャップ(GIII)時代
| 回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 1984年2月18日 | ロバリアアモン | 牡5 | 1:40.1 | 吉永正人 | 松山吉三郎 | 管浦一 |
| 第2回 | 1985年2月16日 | アンドレアモン | 牡6 | 1:36.9 | 中島啓之 | 松山康久 | (株)アモン |
| 第3回 | 1986年2月15日 | ハツノアモイ | 牡5 | 1:36.7 | 大塚栄三郎 | 仲住芳雄 | 仲川初太郎 |
| 第4回 | 1987年2月21日 | リキサンパワー | 牡6 | 1:36.5 | 柴田政人 | 高松邦男 | 岩井三郎 高橋力造 |
| 第5回 | 1988年2月20日 | ローマンプリンス | 牡7 | 1:37.7 | 増沢末夫 | 佐藤征助 | (有)ロング商事 |
| 第6回 | 1989年2月18日 | ベルベットグローブ | 牡6 | 1:37.2 | 郷原洋行 | 大久保房松 | 栗林英雄 |
| 第7回 | 1990年2月17日 | カリブソング | 牡4 | 1:36.7 | 柴田政人 | 加藤修甫 | (株)荻伏牧場レーシングクラブ |
| 第8回 | 1991年2月16日 | ナリタハヤブサ | 牡4 | 1:34.9 | 横山典弘 | 中尾謙太郎 | 山路秀則 |
| 第9回 | 1992年2月22日 | ラシアンゴールド | 牡4 | 1:35.4 | 蛯名正義 | 大久保洋吉 | 大原詔宏 |
| 第10回 | 1993年2月20日 | メイショウホムラ | 牡5 | 1:35.7 | 柴田政人 | 高橋成忠 | 松本好雄 |
- フェブラリーステークス(GII)時代
| 回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第11回 | 1994年2月19日 | チアズアトム | 牡5 | 1:37.8 | 本田優 | 星川薫 | 北村キヨ子 |
| 第12回 | 1995年2月18日 | ライブリマウント | 牡4 | 1:36.4 | 石橋守 | 柴田不二男 | 加藤哲郎 |
| 第13回 | 1996年2月17日 | ホクトベガ | 牝6 | 1:36.5 | 横山典弘 | 中野隆良 | 金森森商事(株) |
- GI時代
| 回数 | 施行日 | 調教国・優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第14回 | 1997年2月16日 | シンコウウインディ | 牡4 | 1:36.0 | 岡部幸雄 | 田中清隆 | 安田修 |
| 第15回 | 1998年2月1日 | グルメフロンティア | 牡6 | 1:37.5 | 岡部幸雄 | 田中清隆 | 石井政義 |
| 第16回 | 1999年1月31日 | メイセイオペラ | 牡5 | 1:36.3 | 菅原勲 | 佐々木修一 | (有)明正商事 |
| 第17回 | 2000年2月20日 | ウイングアロー | 牡5 | 1:35.6 | O.ペリエ | 工藤嘉見 | 池田實 |
| 第18回 | 2001年2月18日 | ノボトゥルー | 牡5 | 1:35.6 | O.ペリエ | 森秀行 | (有)池ばた |
| 第19回 | 2002年2月17日 | アグネスデジタル | 牡5 | 1:35.1 | 四位洋文 | 白井寿昭 | 渡辺孝男 |
| 第20回 | 2003年2月23日 | ゴールドアリュール | 牡4 | 1:50.9 | 武豊 | 池江泰郎 | (有)社台レースホース |
| 第21回 | 2004年2月22日 | アドマイヤドン | 牡5 | 1:36.8 | 安藤勝己 | 松田博資 | 近藤利一 |
| 第22回 | 2005年2月20日 | メイショウボーラー | 牡4 | 1:34.7 | 福永祐一 | 白井寿昭 | 松本好雄 |
| 第23回 | 2006年2月19日 | カネヒキリ | 牡4 | 1:34.9 | 武豊 | 角居勝彦 | 金子真人ホールディングス(株) |
| 第24回 | 2007年2月18日 | 牡5 | 1:34.8 | 安藤勝己 | 音無秀孝 | 松岡隆雄 | |
| 第25回 | 2008年2月24日 | 牡6 | 1:35.3 | 武豊 | 石坂正 | (有)サンデーレーシング | |
| 第26回 | 2009年2月22日 | 牡4 | 1:34.6 | 内田博幸 | 藤原英昭 | 高嶋哲 | |
| 第27回 | 2010年2月21日 | 牡5 | 1:34.9 | 佐藤哲三 | 安達昭夫 | 友駿ホースクラブ | |
| 第28回 | 2011年2月20日 | 牡5 | 1:36.4 | 藤田伸二 | 安田隆行 | 前田幸治 | |
| 第29回 | 2012年2月19日 | 牡6 | 1:35.4 | 岩田康誠 | 村山明 | 吉田和美 |
[編集] フェブラリーステークスの記録
- レースレコード - 1:34.6(第26回優勝馬サクセスブロッケン)
- 2着との最大着差 - 5馬身(第2回優勝馬アンドレアモン)
- 最多勝騎手 - 3勝 柴田政人(第4、7、10回) 武豊(第20、23、25回)
- 最多勝調教師 - 2勝 田中清隆(第14、15回) 白井寿昭(第19、22回)
- 最多出走 - 6回 ノボトゥルー(第18~22、25回)
- 最高齢出走 - 13歳 ミスタートウジン(第16回)
[編集] 父仔制覇
| 父馬名 | 優勝回 | 仔馬名 | 優勝回 |
|---|---|---|---|
| ゴールドアリュール | 第20回 | エスポワールシチー | 第27回 |
[編集] 補足
- フェブラリーステークスは1997年にGIに昇格し2000年にジャパンカップダートが創設されるまでの間、JRA唯一のダートGIであったにもかかわらず1997年から1999年までの3年間、当競走を制した3頭の馬はいずれもJRA賞最優秀ダートホースに選出されなかった。なお、1999年までは地方馬にはJRA賞の受賞資格がなかった(2000年以降は可能になった)。
- 本競走は現存するJRAのダート重賞競走で最も歴史のある競走だが、フェブラリーハンデキャップ時代からこれまでの間、2連覇以上はおろか、2回以上優勝した競走馬がいない。ダートグレード競走のGI・JpnI競走の中でも3歳馬限定のジャパンダートダービー、2歳馬限定の全日本2歳優駿を除くと唯一2回以上優勝した競走馬が出ていない競走となっている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- JRA公式サイト「今週の注目レース」から(2012年版)
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