セントウルステークス

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セントウルステークス
Tennessee-girl.jpg
2001年セントウルステークス
主催者 日本中央競馬会
開催地 日本の旗阪神競馬場
施行時期 9月上旬 - 中旬
(原則4回阪神2日目)
格付け GII
1着賞金 5500万円
賞金総額 1億480万円
距離 芝1200m
出走条件 サラブレッド系3歳以上(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量 グレード別定(本文に記載
第1回施行日 1987年9月13日
特記 地方所属馬のみ、上位2着までにスプリンターズステークスへの出走権
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セントウルステークスとは日本中央競馬会 (JRA)阪神競馬場1200mで施行する中央競馬重賞(GII)競走である。競走名の由来は阪神競馬場のセントウルガーデン内にあるセントウル(ケンタウロス)の像から。

目次

[編集] 概要

1970年代に芝1600m、1984年から1986年まで芝2200mのオープン競走として行われていたが、1987年に短距離路線の充実を目的に4歳(現3歳)以上の競走馬による芝1400mの重賞(GIII)競走セントウルステークスとして創設された。1989年には混合競走となり外国産馬にも開放され、1995年からは指定競走に指定され地方馬にも門戸が開かれた。

創設からスワンステークスマイルチャンピオンシップスプリンターズステークスと続く秋の短距離路線のステップ競走という位置づけであったが、2000年よりスプリンターズステークスが10月初旬に前倒しされたことに伴い、開催時期を9月上旬へ移行すると共に施行距離も芝1200mへと短縮された。

2005年より国際競走に指定され、外国調教馬の出走が可能になり、2006年には、スプリンターズステークスのステップ競走としての意義づけを明確にするためGIIに格上げされ、更にサマースプリントシリーズの最終戦に組み込まれるようになった。また、2005年から2010年まではグローバル・スプリント・チャレンジの第5戦に組み込まれていた。2007年より日本のパートI国昇格に伴い国際格付けとなっている。

スプリンターズステークスに向けての最重要な前哨戦であり、またサマースプリントシリーズの最終戦に指定されているため、GIを目指す陣営と夏競馬を使ってきた陣営が相見える競走となっている。サマースプリントシリーズに指定されてからは、この競走を制したシーイズトウショウ(2006年)、サンアディユ2007年)、カノヤザクラ2008年)、エーシンヴァーゴウ2011年)がシリーズのチャンピオンとなった。

なお地方所属馬に限られるが、上位2着までにスプリンターズステークスの出走権(優先出走権ではない)が与えられるトライアル競走である。

出走資格はサラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属馬(未出走馬および未勝利馬を除く)、地方所属の競走馬(3頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)、出走枠は16頭まで。

負担重量は3歳は54kg、4歳以上は56kg、牝馬は2kg減を基本とし、

  • 施行日当日から1年前の開催週以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は2kg増
  • 施行日当日から1年前の開催週以降の牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は1kg増
  • 施行日当日から1年前の開催週より過去のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は1kg増

以上の条件で斤量が課せられる。ただし2歳時の成績を除く。

[編集] 歴史

  • 1987年 - 4歳(現3歳)以上の競走馬による賞金別定の重賞(GIII)競走・セントウルステークスが創設され、阪神競馬場の芝1400mで施行された。
  • 1988年 - 河内洋が騎手として史上初の連覇。
  • 1989年 - 混合競走に指定。
  • 1990年 - 阪神競馬場の改修工事により中京競馬場の芝1200mで施行。
  • 1991年 - 阪神競馬場の改修工事により中京競馬場の芝1200mで施行。
  • 1994年 - 京都競馬場の改修工事による振替開催に伴い、中京競馬場の芝1200mで施行。
  • 1995年
    • 指定交流競走に指定され、地方所属馬は3頭まで出走可能となる。
    • 阪神競馬場の阪神・淡路大震災の影響による復旧工事により京都競馬場の芝外回り1400mで施行。
  • 1996年 - 武豊が騎手として2人目の連覇。
  • 2000年
    • 施行距離を現在の芝内回り1200mに変更。
    • 施行時期を9月下旬から9月上旬に再度移設。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
  • 2002年
    • 負担重量を賞金別定からグレード別定に変更(基本負担重量を3歳54kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減に設定)。
    • ビリーヴがコースレコード1:07.1で優勝。
    • 当時、地方兵庫所属の岩田康誠が当競走で地方所属騎手として初制覇。
  • 2004年 - 施行日当日から1年前の開催週より過去のGI・GII競走優勝実績馬に対しては、1kg減量する措置を行う。
  • 2005年
    • 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は4頭まで出走可能となる。
    • グローバル・スプリント・チャレンジに参加、第5戦に組み込まれる。
    • ゴールデンキャストが史上初の連覇。
    • 橋口弘次郎が調教師として史上初の3連覇。
  • 2006年
    • グレードをGIIに格上げ。
    • サマースプリントシリーズの最終戦に組み込まれる。
    • 基本負担重量を3歳54kg、4歳以上56kg(牝馬2kg減)から3歳55kg、4歳以上57kg(牝馬2kg減)に変更。
    • 負担重量の加増内容を以下に変更。
      • 過去1年以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬の斤量加増を3kgから2kgに変更。
      • 過去1年以降の牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬および施行日前日から過去1年以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬の斤量加増を2kgから1kgに変更。
      • 過去1年以降の牝馬限定GII競走またはGIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬および施行日前日から過去1年以前の牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬の加増1kgを削除。
    • 阪神競馬場の馬場改修工事により中京競馬場の芝1200mで施行、フルゲート18頭で争われた。
    • オーストラリアテイクオーバーターゲットが外国調教馬として史上初の出走。
  • 2007年
    • 国際GIIに格付け。
    • 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。但し、当年は馬インフルエンザの影響により中央競馬所属馬のみで施行。
  • 2008年 - 関西主場においての最終レースの発走時刻を16時40分に設定したことに伴い、当競走の競走番号が第11競走から第10競走に変更。
  • 2010年 - グリーンバーディー香港の調教馬として初の出走。
  • 2011年
    • グローバル・スプリント・チャレンジの対象競走から外れる。
    • 東日本大震災の影響による薄暮開催の中止に伴い、この年は第11競走として施行。
    • 4位入線のグリーンバーディーが進路妨害により14着に降着。
  • 2012年 - 基本負担重量を3歳54kg、4歳以上56kg(牝馬は2kg減)に戻す。

[編集] 歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1987年09月13日 ミスターボーイ 牡5 1:22.5 河内洋 中尾正 小原巖
第2回 1988年09月11日 サンキンハヤテ 牡4 1:21.7 河内洋 橋口弘次郎 河原サキノ
第3回 1989年09月10日 ホウエイソブリン 牡5 1:20.9 村本善之 目野哲也 北川末次
第4回 1990年09月09日 エーコーシーザー 牡5 1:08.5 田島信行 安田伊佐夫 池内賢市
第5回 1991年09月08日 ニフティニース 牝4 1:07.9 竹原啓二 松山康久 吉田善哉
第6回 1992年09月13日 マイスーパーマン 牡6 1:22.8 南井克巳 鹿戸幸治 菅原吾一
第7回 1993年09月12日 エリザベスローズ 牝4 1:22.1 河内洋 渡辺栄 吉田勝己
第8回 1994年10月02日 エイシンワシントン 牡3 1:08.7 熊沢重文 内藤繁春 平井豊光
第9回 1995年10月01日 ビコーペガサス 牡4 1:21.2 武豊 柳田次男 (有)レジェンド 
第10回 1996年09月29日 フジノマッケンオー 牡5 1:21.0 武豊 中村好夫 中村寛俊
第11回 1997年09月28日 オースミタイクーン 牡6 1:21.0 武幸四郎 武邦彦 山路秀則
第12回 1998年10月04日 マイネルラヴ 牡3 1:21.3 武豊 稲葉隆一 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第13回 1999年10月03日 エイシンガイモン 牡6 1:20.7 芹沢純一 加用正 平井豊光
第14回 2000年09月10日 ビハインドザマスク 牝4 1:07.6 福永祐一 北橋修二 (有)サンデーレーシング
第15回 2001年09月09日 テネシーガール 牝4 1:08.1 山田和広 坪正直 平井豊光
第16回 2002年09月08日 ビリーヴ 牝4 1:07.1 岩田康誠 松元茂樹 前田幸治
第17回 2003年09月14日 テンシノキセキ 牝4 1:07.8 横山典弘 橋口弘次郎 杉谷枡夫
第18回 2004年09月12日 ゴールデンキャスト 牡4 1:08.2 武豊 橋口弘次郎 前田幸治
第19回 2005年09月11日 日本の旗ゴールデンキャスト 牡5 1:08.3 小牧太 橋口弘次郎 前田幸治
第20回 2006年09月10日 日本の旗シーイズトウショウ 牝6 1:08.6 池添謙一 鶴留明雄 トウショウ産業(株)
第21回 2007年09月09日 日本の旗サンアディユ 牝5 1:07.1 川田将雅 音無秀孝 松岡隆雄
第22回 2008年09月14日 日本の旗カノヤザクラ 牝4 1:07.3 小牧太 橋口弘次郎 神田薫
第23回 2009年09月13日 日本の旗アルティマトゥーレ 牝5 1:07.8 松岡正海 奥平雅士 (有)社台レースホース
第24回 2010年09月12日 日本の旗ダッシャーゴーゴー 牡3 1:08.0 川田将雅 安田隆行 芦田信
第25回 2011年09月11日 日本の旗エーシンヴァーゴウ 牝4 1:08.5 田辺裕信 小崎憲 (㈱)栄進堂

※国際競走となった2005年以降は国旗を表記。

[編集] 本競走からのスプリンターズステークス優勝馬

2000年からスプリンターズステークスの前哨戦として施行されているが5頭がスプリンターズステークスを制覇している。以下は複数回出走した該当馬は優勝年を表記したもの。なお、本競走を勝利してスプリンターズステークスと連勝した馬は現在のところビリーヴしかいない。2002年のスプリンターズステークスは新潟競馬場での代替開催だったため、現在でも本競走と本来の中山競馬場開催のスプリンターズステークスを連勝した馬はいない。

回数 馬名 性齢 着順 備考
第14回 ダイタクヤマト 牡6 7着
第16回 ビリーヴ 牝4 1着 2003年高松宮記念優勝
第17回 デュランダル 牡4 3着 2003・2004年にマイルチャンピオンシップを連覇
第20回 オーストラリアの旗テイクオーバーターゲット 騸7 2着 外国調教馬
第23回 ローレルゲレイロ 牡5 14着 2009年高松宮記念優勝

[編集] 関連項目

[編集] 注釈

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