船橋競馬場

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船橋競馬場
船橋競馬場ダートコース
施設情報
所在地 千葉県船橋市若松1-2-1
座標 北緯35度41分4.9秒
東経139度59分48.9秒
座標: 北緯35度41分4.9秒 東経139度59分48.9秒
開場 1950年8月
所有者 株式会社よみうりランド
管理・運用者 千葉県競馬組合
コース
周回 左回り
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船橋競馬場スタンド遠景

船橋競馬場(ふなばしけいばじょう)は、千葉県船橋市(一部施設が習志野市にまたがる)に所在する地方競馬競馬場。広報などでの表記は「船橋ケイバ」。

競馬の主催者は千葉県競馬組合(千葉県、船橋市、習志野市からなる一部事務組合)で、土地・施設は株式会社よみうりランドから賃借している。浦和競馬場船橋競馬場大井競馬場川崎競馬場の1都3県の競馬場南関東4競馬場という。SPAT4加盟競馬場。

コース概要[編集]

船橋競馬場付近の空中写真。1989年撮影。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
  • 馬場:左回りで、1周1,400mの外回りコースと、1,250mの内回りコースからなる。スパイラルカーブを採用している。
    • 枠順による有利、不利が少なく、南関東4競馬場の中でもっとも乗りやすいコースといわれている。
  • 直線(4コーナーからゴール板まで):300m
  • コース幅:外回りコース 25m、内回りコース 20m
  • 距離設定:1000m、1200m、1400m(内)、1500m、1600m、1700m、1800m、2000m、2400m
    • 2400mはダイオライト記念のみで使用される。
    • 2000mは第3コーナーのポケットからスタートするが、2003年10月3日以降は使用されていない。
    • 1400mのみ内回りコースが使用される。しかし、内回りコースは2006年11月17日以降は使用されておらず、現在は調教用コースとして使用されている。
  • 最大出走頭数(フルゲート): 外回り14頭、内回り12頭
    • ただし外回りの1200mと1500mはフルゲート12頭である。

開設当初は競馬用レースコースの内部にオートレース用のダートトラックを設備しており、ここで日本最初のオートレースが開催された。

発売する馬券の種類[編集]

○…発売 ×…発売なし

単勝 複勝 枠番連複 枠番連単 馬番連複 馬番連単 ワイド 3連複 3連単

主な競走[編集]

ダートグレード競走[編集]

重賞競走[編集]

所属騎手[編集]

所属調教師[編集]

日本のホースマンの始祖とされる函館大経の函館一族の者が調教師として在籍する全国唯一の競馬場である(函館一昭調教師が在籍)。第1回東京優駿の優勝騎手である函館孫作は戦後、この競馬場に厩舎を置いていた。

川島正行NARグランプリの最優秀調教師賞を複数回受賞している。

交通アクセス[編集]

歴史[編集]

施設情報[編集]

競馬場[編集]

厩舎[編集]

船橋競馬場に所属する厩舎は競馬場のスタンド寄りの本厩舎とトラック向正面の海岸厩舎に分かれている。かつては船橋競馬場の南側は砂浜で船橋競馬場の所属馬はこの砂浜でも調教されていた。現在は(隣地の谷津干潟を除いて)周辺が埋められているため往時をしのぶことはできない。

2006年9月3日未明、場内南側厩舎地区で火災が発生し厩舎2棟を全焼、現役競走馬9頭が焼死した。焼死した競走馬の中には2003年8月の台風10号による北海道地区の被害に巻き込まれ、当時過ごしていた牧場から流されながらも生還したスーパーハリケーン(牡4歳・2勝)もいた。2008年6月23日未明にも火災が発生し厩舎兼厩務員宿舎1棟を全焼、現役競走馬9頭が焼死した。

場外発売所[編集]

船橋競馬場本場開催のみ発売される。
その他の詳細は大井競馬場#場外馬券売場場外勝馬投票券発売所#地方競馬の場外勝馬投票券発売所を参照

ほか

J-PLACE船橋[編集]

2013年10月6日よりJRA勝馬投票券の発売を開始した。

日曜開催のJRA各競馬場のメインレース(最大3レース)が対象。開門および発売開始は12時30分で、発売締切は各競走発走時刻の4分前となる(前日発売は実施せず)。払戻時間はJ-PLACE船橋の発売時間の他、船橋競馬開催時、南関東場外発売時。

テレビ中継[編集]

放送体制[編集]

備考[編集]

  • 同じ船橋市内には中央競馬中山競馬場が存在(一部敷地が隣の市川市内にかかる)するうえ、船橋競馬場では周辺環境との兼ね合い(周辺スポットを参照)で土曜・日曜開催やナイター開催ができず、集客的に不利な側面がある[2]。2006年からは薄暮競走が行われており、2012年6月18日の開催から「オレンジレース」と命名された[3]。なお発走時刻は月別に決まっているが、2009年は開催別に変更した。
  • 2014年は3月21日春分の日)に本場開催が当初予定されていたが、この日に中央競馬(中山・中京)が組み込まれ、日程重複が生じることになったため、上記の理由でこの日の本場開催を中止し、J-PLACEとしての場外馬券発売のみを行った。
  • 2003年にはダーレー・ジャパン・レーシング馬主として初進出(船橋競馬場が第1号)。2005年には所有馬であるシーチャリオットが南関東二冠を制した。2006年全日本2歳優駿ではフリオーソが勝ち初めて日本国内の統一GIレース制覇を果たし、2007年ジャパンダートダービーもJpn(G)I制覇し3歳ダート路線の頂点に立ち、2008年と2010年の帝王賞を制している。
  • 船橋競馬は馬券の結果が堅く収まることが他と比較して少なく、中穴・大穴の配当が割合出やすい競馬場として知られている。これは枠により不利を受けにくいコース形態もさることながら、船橋競馬所属の騎手の層が規模と比較して非常に厚いことも影響している。腕達者なジョッキーたちの争いに魅せられるファンも多い。2009年2月4日には当時の公営競技最高記録となる1911万0000円の超高額配当を記録している。
  • 2010年の4月開催より場内映像がハイビジョン化される。
  • 2011年の10月開催より、個人協賛競走が実施されるようになった。開催1日につき最大2競走まで実施(特別競走・重賞競走は対象外)で、協賛金として3万円が必要となる[4]。なお著作権にかかわる名称については、著作権を持つ個人や団体からの許可を証明できる文書等を送付しなければならないため注意が必要。
  • 2014年7月29日に千葉県競馬組合からナイター競走を導入することが発表された。2015年3月の完成を目指しており、早ければ同年春に開始する予定である。開催期間は4月から12月までの予定で期間中は従来通り、昼間開催も検討している。組合によると、園田競馬場(そのだ金曜ナイター)の成功事例を踏まえて導入に踏み切ったとのこと[5]

脚注[編集]

  1. ^ 3月11日の地震による船橋競馬場の被害状況について - 船橋ケイバ公式サイト 2011年3月14日
  2. ^ ただし大井競馬場・川崎競馬場のナイター競走場外発売は行われており、夏期限定で日曜日のナイター競走場外発売も行われている。
  3. ^ 薄暮開催は「オレンジレース」 - 船橋ケイバ公式サイト 2012年6月18日
  4. ^ 企業協賛・個人協賛レース(冠レース)の募集について - 船橋ケイバ公式サイト 2011年8月17日
  5. ^ 船橋競馬場におけるナイター競馬の導入について - 船橋ケイバ 2014年7月29日

関連項目[編集]

  • 谷岡ヤスジ - PRのポスターに起用されたことがある。
  • タカマガハラ - 天皇賞馬。登録上は長野県産であるが、実際には船橋競馬場内の厩舎で誕生したとされる。

外部リンク[編集]