UDトラックス

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UDトラックス株式会社
UD Trucks Corporation
UD TRUCKS logo.svg
種類 株式会社
市場情報
東証1部 7210 2007年7月23日上場廃止
略称 日デ、UD、Uトラ
本社所在地 日本の旗 日本
362-8523
埼玉県上尾市大字壱丁目1番地
設立 1950年5月1日(創業1935年12月1日
業種 輸送用機器
事業内容 自動車
代表者 代表取締役社長 坂上 優介
資本金 750億円
売上高 単独3,454億円、連結4,662億円
(2007年3月期)
従業員数 単独7,323名 (2013年12月末日)
決算期 12月31日
主要株主 スウェーデンの旗 ボルボ・グループ
外部リンク http://www.udtrucks.co.jp/
特記事項:取締役会長 ヨアキム・ローゼンバーグ(非常勤・ボルボグループEVP兼任)
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UDトラックス株式会社(ユーディトラックス)は、日本の埼玉県を拠点とする大型車専業(トラックバスなど)の自動車メーカー。2010年2月1日に、旧社名の日産ディーゼル工業株式会社(にっさんディーゼルこうぎょう)から社名変更した。

現在は世界最大の重型トラックメーカー・ボルボ社傘下の外資系企業である。旧社名の元である日産自動車との資本関係はなくなっているが、業務提携は継続して行われている。

概要[編集]

主にトラックを手がけており、旧会社名である「日産ディーゼル」(ニッサンディーゼル)の名称と共に、「UD」(ユーディー/ユーデー)の名称でも広く親しまれており、かつて、独自の単流掃気方式2サイクルディーゼルエンジンUniflow Scavenging Diesel Engine」を製造しており、その頭文字及び、その頭文字から取ったエンジンの商標であった。2010年まではバスも生産していた。大型トラックを得意としており、大型トレーラーにおいては占有率が国内トップクラスである。

この他、自動車業界内では「日デ」(ニチデ)[1]運輸事業の現場では単に「日産」の通称も用いられている[2]。UDの商標は2サイクルエンジンの製造終了後も継続して使われており、現在ではUDを、Ultimate Dependability(究極の信頼)の頭文字をとったものとしている。

Quon

1999年ルノー日産自動車と資本提携を行った際に日産ディーゼルにも出資し、日産自動車に次いで第2位の大株主となり、ルノーの指揮下でリストラが進められることになった。また、2003年4月には従来日デ車の約6割に架装していた富士重工業伊勢崎製作所(群馬県伊勢崎市スバルカスタマイズ工房を経て現在の桐生工業)がバス車体製造から撤退した。これに伴い、バスボディーの調達先を西日本車体工業福岡県北九州市小倉北区)に集約した。

2005年3月に経営再建が完了したことから、ルノーが所有する株式を放出し、再び日産自動車の直接傘下となった。

2006年3月に筆頭株主だった日産自動車が保有する株式19%中13%を、スウェーデンのトラックメーカーボルボに売却し、ボルボが筆頭株主となる。同年9月に残りの6%もボルボに売却され、日産自動車との資本関係はなくなった。この時点では社名変更はしないと発表した。

2007年2月20日、ボルボが完全子会社化を目的とした株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表、日産ディーゼルも賛同を決議。

前述のTOB成立に伴い、2007年7月23日付で東証上場廃止となった。

2009年11月、公式サイトにて2010年1月1日付で日本ボルボを吸収合併すると発表した。また、日産ディーゼルの100%子会社であるクリエイトセンターと、ボルボ・インフォメーション・テクノロジー・ジャパン[3]も同日付で吸収合併することが発表されている。

2010年1月19日付の各紙朝刊に、同年2月1日付けで、「UDトラックス」に社名をに変更することが報じられた。その報道に対し、「2月1日に社名変更するのは事実だが、新社名については1月26日に発表する」と公式サイト上でコメントしていた[4]。そしてそのコメント通り、1月26日、2月1日付の「UDトラックス」への社名変更が正式に発表され、ブランドも「UDトラックス」に統一された[5]

バス事業に関しては、2007年5月の三菱ふそうエアロスター-Sの販売開始以後、三菱ふそうとの相互OEM供給が開始された。2009年8月31日に三菱ふそうとバス事業に関する合弁会社の設立に向けた協議を開始するための覚書を締結している。その後、2010年8月には西日本車体工業の車体製造の終了及び会社解散に伴い相互OEM供給を事実上終了し、UDトラックス販売の車両は全て三菱ふそうからのOEM車種となっていた。

しかし、2010年10月29日付で合弁会社設立に関する協議の打ち切りと、前述の相互OEM供給の終了が発表される[6]。これにより、自社でバス車体の製造を行なっていないUDトラックスは事実上バス事業から撤退した。ただし、リコールの対応はその後も行なっている。その後はボルボの中国製バス輸入も模索したが、日本の保安基準対応にはコストがかかるため断念、完全な撤退を決めたと2012年9月に報じられた。[7]

2014年3月19日、ボルボグループは「UD Buses」ブランドの導入を発表した。ボルボは「UDのバスはかつて日本や東南アジアにおいて強固なブランド力があった」としており、成長市場に特化して開発されるバスにそのブランドが使用されることになった。最初の市場はインドで、年内にも製造・販売を開始する。また、バンガロールのバス工場を輸出ハブとする予定である[8]。ただし、日本でのバス事業再開は考えていないという[9]

沿革[編集]

民生デイゼル T80G型
この節における出典:UDトラックス株式会社2013年版沿革

生産拠点[編集]

車種一覧[編集]

現行車種[編集]

トラック[編集]

産業エンジン[編集]

その他[編集]

  • FJ(はしご車専用シャーシ)
  • 空港用化学消防車(東邦車輌との共同開発)

絶版車種[編集]

発売順に掲載する。

バス[編集]

前述のとおり、2010年10月29日でバスの車種全ての販売が終了しているが、2014年3月19日にバス事業に再参入し、インドをはじめとする成長市場で販売を行うことが発表されている[8]

トラック[編集]

その他[編集]

販売会社[編集]

UDトラックスへの変更に伴い、連結決算対象の3社(子会社1、持分法適用2)及び北海道販売は連動して社名を変更した[1][2]

その後、岩手・栃木も変更し、現在は群馬のみが「日産ディーゼル」を含む名称となっている。

脚注[編集]

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  1. ^ 日本自動車工業会自動車雑誌などでの表記。単に「日産」とすると、かつて大型自動車の生産を(大型バスは1972年昭和47年)、大型トラックは1976年(昭和51年)まで)行なっていた日産自動車製の車種との区別ができないため。鉄道ジャーナル誌など一部では「日産ディ」の表記も見られる
  2. ^ 大阪市交通局が一例で、同局が発行する「大阪トラフィック・ログ」における大阪市営バス保有車両一覧表において「日産」と表記している。同書では三菱ふそうトラック・バスについても「三菱」と略している。
  3. ^ ボルボITジャパン、旧システムブレーン。ITサービス提供企業。
  4. ^ 当社の社名とブランドに関する報道について - 日産ディーゼル2010年1月19日付プレスリリース
  5. ^ 日産ディーゼル工業、会社名の変更とブランド名の統一 - 日産ディーゼル2010年1月26日付プレスリリース
  6. ^ a b バス事業に関する合弁会社の設立協議打ち切りのお知らせ - UDトラックス2010年10月29日付プレスリリース
  7. ^ UD、バス事業撤退 国内市場縮小 希望退職700人募る - 日本経済新聞電子版2012年9月17日(全文は会員のみ公開)
  8. ^ a b c Volvo Group introduces UD buses”. Volvo Buses India (2014年3月19日). 2014年3月20日閲覧。
  9. ^ バスラマインターナショナル No.143 P.67 ぽると出版 ISBN 978-4-89980-143-6
  10. ^ 日産ディーゼル、三菱ふそう バスの相互OEM供給に関し基本合意 - 日産ディーゼル・三菱ふそうトラック・バス2006年7月13日付共同プレスリリース
  11. ^ 日産ディーゼルと三菱ふそう、バス事業における協力を拡大 - 日産ディーゼル・三菱ふそうトラック・バス2009年8月31日付共同プレスリリース
  12. ^ 最終生産車は西鉄バス壱岐自動車営業所配属の6265号車(スペースランナーRA)。バスラマ・インターナショナルSPECIAL10 西工の軌跡(ぽると出版) 2010年9月発行 ISBN 978-4-89980-017-0 P.9
  13. ^ UDトラックス社とのバス事業に関する合弁会社の設立協議交渉終了について - 三菱ふそうトラック・バス2010年10月29日付ニュースリリース
  14. ^ 新興国市場向け新大型トラック「クエスター」を発表”. UDトラックスプレスリリース (2013年8月26日). 2013年8月26日閲覧。
  15. ^ 様々な顧客ニーズに応える新大型トラック「クエスター」”. UDトラックスプレスリリース (2013年8月26日). 2013年8月26日閲覧。


関連項目[編集]

外部リンク[編集]