いすゞ・ギガ

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ギガ(GIGA)いすゞ自動車が製造する大型トラックである。海外では2代目Cシリーズ及びEシリーズとして販売される。

歴史[編集]

初代(1994年-)[編集]

ギガマックス KC-EXRあるいはEXD系
ギガPJ-EXRあるいはEXD系 2005~2007年式
ギガPDG-CYMあるいはCYL系 2007~10年式
  • 1994年11月810シリーズの後継として登場。単車の型式がKC-C##系、翌年に登場するトラクタはKC-EX#系である。このモデルで初めてGVW22t&25t車が登場。キャブはカーゴ用のハイウェイキャブとダンプ用のオフロードキャブの2種類を設定。ハイウェイキャブはヘッドライトがバンパー側に付いている。ドアやヘッドライト、ウインカーランプなどは同年2月に登場した320系フォワードと共通している。この時低床4軸車のCXH・CYH・CYJはまだ総輪同径ではなく、第1軸のみ高床車用のタイヤを装備した異径仕様だったが、後に総輪同径に変更されている。
  • 1995年:セミトラクタを追加。
  • 1997年:大型トラックとしては初めて、全車に運転席SRSエアバッグを標準装備。6×4セミトラクタに国内最高600PSのV型10気筒自然吸気エンジン10TD1を設定。4バッグエアサス搭載のギガマックス発売。ギガマックスはフロントのナンバープレートが通常よりも低い位置に取り付けられているのが特徴である。
  • 2000年:ビッグマイナーチェンジ。平成11年排出ガス規制に適合(KL‐)。フロントリッドのグリルが逆台形のデザインになり、キャブの搭載位置が高くなった(タンクローリーなど、特装車向けに低キャブ仕様もあり)。エンジンは、V型が12PE1から8TD1に変更し、直6が6WA1から6WF1・6WG1に変更した。また、オフロードキャブ仕様のフロントバンパーが専用品からハイウェイキャブ用のエアダムなしの小型タイプのバンパーを流用するようになった(ヘッドライト部分は目潰ししてある)。
  • 2003年11月:6WF1型エンジン搭載車に平成16年排出ガス規制(新短期排出ガス規制)適合車を追加設定。
  • 2004年:完成車「Gカーゴ」の設定。
  • 2005年8月:マイナーチェンジで灯火器の保安基準適合(オフロードキャブを廃止)。フロントウインカーの面積を2分割し、外側をウインカー、奥側をフォグランプとした。厳密にはこのコンビランプ自体は2000年に登場したスーパードルフィンプロフィア・テラヴィの流用である(テラヴィのコンビランプはギガ用と外形が同一で、灯室を二分割しフォグランプを足して設計変更したものであった)。バンパー横にオレンジ色のリフレクターを追加。平成16年排出ガス規制(新短期排出ガス規制、PJ‐)に完全対応させる。6SD1型エンジンを6UZ1型エンジンに代替。コスト削減の為に全輪駆動車が提携関係にある日野自動車プロフィアと同様、生産中止となった。全輪駆動車が必要とされる除雪車や農畜車輌などの需要にはプロフィアと同じく、UDトラックス(旧:日産ディーゼル)からクオンの全輪駆動車のOEM供給を受ける事で対応している。
  • 2006年4月1日:6UZ1型エンジン搭載車に平成17年排出ガス規制適合車を追加。完成車「Gカーゴ」の装備拡充およびショートキャブ・ルーフベッド付きの「スーパーGカーゴ」の追加設定
ギガ 2010年モデル
  • 2007年3月:6UZ1型エンジン搭載車が先行してマイナーチェンジ。PDG-C##系。フロントリッドのグリルデザインを“6キューブ”と呼ばれるものへ変更。同時にそれまでフロントウインドウ直下に存在していた黒帯がなくなったも大きな特徴である。「GIGA」ロゴも新デザインになった。全車フロントナンバープレートの位置をヘッドライトのある段に統一。また低キャブ仕様も廃止され全車キャブの高さが統一されている。全車型が新長期排出ガス規制適合、主力車型に平成27年度燃費基準達成車を設定する。ミリ波レーダー車間距離警報装置、同クルーズコントロールを「VAT」として新開発。バンパー上部のガーニッシュはブラックからグレーに変更。
  • 2007年6月:6WG1型エンジン搭載車も遅れてマイナーチェンジ。トラクタには電子式車両姿勢制御システム(IESC)を新たに採用。6WF1型エンジンは廃止。
  • 2007年10月:危険走行時に自動的に減速し衝突被害を軽減するプリクラッシュブレーキを開発。IESCを単車にも展開。
  • 2009年2月:カーゴ系車両用ミラーが空力形状となり、ドアウインカーが法規対応(ECE/R48)のため小型化された。また、「VAT」に側方監視モニターを追加した。
  • 2010年5月17日:ビッグマイナーチェンジ。日野と共同開発した尿素SCRシステムDPDを組み合わせ、平成21年排出ガス規制に適合。単車は原則として6UZ1型エンジンに統一。ダンプ(CXZ・CYZ)には新たに副変速機付き16段MTを設定。キャブはフロントグリル面積を拡大しエンジン冷却性能を高め、ヘッドライトをフォワード増トン仕様車と同一の物に変更。また、22.5インチホイールをJIS規格の8スタッドからISO規格の10スタッドに変更。

ラインナップ[編集]

  • CVR(4×2)
  • CXK(6×2R)NKサス
  • CXM(6×2R)
  • CYM(6×2R)GVW20t超
  • CYL(6×2R)GVW20t超・エアサス
  • CXG(6×2F)
  • CXE(6×2F)エアサス
  • CYG(6×2F)GVW20t超
  • CYE(6×2F)GVW20t超・エアサス
  • CXZ(6×4)
  • CYZ(6×4)GVW20t超
  • CYY(6×4)GVW20t超・エアサス
  • CVZ(低床6×4)GVW18t仕様
  • CXZ-J(低床6×4)
  • CYZ-J(低床6×4)GVW20t超
  • CYY-J(低床6×4)GVW20t超・エアサス
  • CXH(低床8×4)
  • CYH(低床8×4)GVW20t超
  • CYJ(低床8×4)GVW20t超・エアサス
  • CVS(4×4)除雪車専用シャーシ
  • CXW(6×6)除雪車専用シャーシ
  • CYW(6×6)GVW20t超・除雪車専用シャーシ
  • EXR(4×2セミトラクタ)
  • EXD(4×2セミトラクタ)エアサス
  • EXZ(6×4セミトラクタ)
  • EXY(6×4セミトラクタ)エアサス

搭載エンジン[編集]

下表の“区分”は車両型式のアルファベット3文字(上記のC**またはEX*)の次位の数字2桁を示す。

区分 エンジン型式 形態・方式 排気量(cc) 出力帯(PS) 搭載期間
23 6SD1 直6・TI 9,839 310-340 1994-2005
50 6WA1 12,068 330-390 1994-2000
51 6WF1 14,256 330-370 1999-2007
52 6WG1 15,681 400-520 1997-
73 6TE1 V6・NA 18,933 330-370 2001-2003
74 8TD1 V8・NA 24,312 410-480 2000-2003
75 10TD1 V10・NA 30,390 600 1997-2003
77 6UZ1 直6・TI 9,839 330-400 2005-
80 8PE1 V8・NA 15,201 285 1994-2003
81 10PE1 V10・NA 19,001 325-360
82 12PE1 V12・NA 22,801 385-450 1994-2000

関連項目[編集]

外部リンク[編集]