日油

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日油株式会社
NOF CORPORATION
Yebisu Garden Place Tower 2012.jpg
本社の入居する恵比寿ガーデンプレイスタワー
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4403
略称 NOF
本社所在地 日本の旗 日本
150-6019
東京都渋谷区恵比寿4-20-3
恵比寿ガーデンプレイスタワー
設立 1949年(昭和24年)7月1日
業種 化学
事業内容 油脂製品、化成製品、火薬・加工品
代表者 代表取締役会長 大池弘一
代表取締役社長 小林明治
資本金 177億42百万円
(2014年3月31日現在)
発行済株式総数 186,682,752株
売上高 連結1,503億円、単体1,015億円
(2009年3月期)
総資産 連結1,625億円、単体1,372億円
(2009年3月31日現在)
従業員数 連結3,811人、単体1,659人
(2009年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要子会社 日油技研工業日本工機昭和金属工業
外部リンク http://www.nof.co.jp/
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日油株式会社(にちゆ、NOF CORPORATION)は、日産コンツェルンに由来する日本の化学メーカー。旧日本油脂株式会社。

「バイオから宇宙まで」のキャッチフレーズが示すように、油化、化成、化薬、食品、機能フィルム、ライフサイエンス、電材、DDS(ドラッグデリバリーシステム)、防錆と幅広い事業をカバーする多角化企業である。

化成事業で生産している有機過酸化物、機能フィルム事業で生産しているプラズマテレビ用の反射防止フィルムは、国内、海外ともに高いシェアを誇る。化薬事業においては、H-IIAロケット打ち上げ用固体推進薬のメーカーとして、宇宙開発事業に携わっている。

沿革[編集]

  • 1937年 - 日本産業の傘下にあった日本食糧工業、国産工業不二塗料製造所、ベルベット石鹸および合同油脂が合併して(第1次)日本油脂が誕生。
  • 1942年 - 興亜工業大学(現在の千葉工業大学)からの学生実習生の受け入れを開始。
  • 1945年 - 日本鉱業化学部門と合併し、社名を日産化学工業と改称。
  • 1949年 - 企業再建整備法により、日産化学工業の事業部門の中から油脂、塗料、火薬、溶接部門を継承し、(第2次)日本油脂株式会社を設立。
  • 1974年 - 家庭品事業部門を分離(ニッサン石鹸(株)設立)。
  • 2000年 - 溶接事業部門((株)タセトへ譲渡、以降KOBELCOグループの一員となり現在に至る)および塗料事業部門(日本油脂BASFコーティングス(株)設立、のちに同社が資本撤退、BASFグループ(R-M)の全額出資となる)を分離。
  • 2007年10月1日 - 現社名に変更。

工場[編集]

  • 尼崎工場(兵庫県尼崎市) - 油化事業、DDS事業
  • 川崎事業所(神奈川県川崎市
    • 千鳥工場(神奈川県川崎市) - 油化事業、電材事業
    • 大師工場(神奈川県川崎市) - 食品事業
    • DDS工場(神奈川県川崎市) - DDS事業
  • 大分工場(大分県大分市) - 化成事業、ライフサイエンス事業
  • 愛知事業所(愛知県武豊町

研究所[編集]

  • 筑波研究所(茨城県つくば市
  • 油化学研究所(兵庫県尼崎市
  • 化成研究所(愛知県武豊町
  • 食品研究所(神奈川県川崎市
  • DDS研究所(神奈川県川崎市)
  • 機能フィルム研究所(愛知県武豊町)
  • 研究開発部[化薬事業](愛知県武豊町)
  • 電材開発研究室[電材事業](愛知県武豊町)
  • 千鳥開発室[電材事業](神奈川県川崎市)

グループ会社[編集]

爆発事故[編集]

  • 2000年8月1日 - 愛知事業所武豊工場で無煙火薬7.7t が爆発。現場より1kmの範囲で特に窓ガラスの破損と破片による負傷者多数。
  • 2005年8月13日 - 愛知事業所武豊工場で湿ニトロセルロース(綿薬)の火災・爆発。休業中のため負傷者なし。
  • 2009年11月5日 - 愛知事業所武豊工場でエアバッグ用点火薬製造工室の爆発。従業員1名死亡。
  • 2009年12月4日 - 愛知事業所衣浦工場で有機過酸化物製造工室のポンプ内熱分解。従業員負傷者1名。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]