日清紡ホールディングス

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日清紡ホールディングス株式会社
Nisshinbo Holdings Inc.
ロゴ
Nisshinbo Industries, Inc. (head office).jpg
日清紡ホールディングス本社
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3105
大証1部(廃止) 3105 2013年7月12日上場廃止
名証1部 3105
福証 3105
札証 3105
略称 日清紡
本社所在地 日本の旗 日本
103-8650
東京都中央区日本橋人形町2-31-11
設立 1907年2月5日
業種 繊維製品
事業内容 繊維製品、ブレーキ製品、紙製品、化学製品等の製造及び販売
代表者 河田正也(代表取締役社長)
資本金 275億8,797万円(2013年3月31日現在)
売上高 連結:4,506億9,300万円
(2013年3月期連結)
総資産 連結:5,519億3,300万円
(2013年3月31日現在)
従業員数 単体:231名
連結:22,083名
(2013年3月31日現在)
決算期 3月
主要株主 富国生命保険
帝人
みずほコーポレート銀行
日本無線
主要子会社 日本無線
新日本無線
CHOYA
関係する人物 日比谷平左衛門(設立発起人)
福澤桃介(創業者)
宮島清次郎(元社長)
桜田武(元社長)
大倉喜八郎(元相談役)
根津嘉一郎(初代) (元相談役)
外部リンク http://www.nisshinbo.co.jp/
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日清紡ホールディングス株式会社(にっしんぼうホールディングス、英語名: Nisshinbo Holdings Inc.)は、東京都中央区日本橋人形町本社を構える日本の持株会社。日清紡と省略して呼ばれることが多い。「環境カンパニー」を目標に掲げ、環境・エネルギー分野へ事業シフトを進めている。エレクトロニクス、繊維、自動車ブレーキ、メカトロニクス等の多分野の企業を包括するグループ中核企業である。

会社概要[編集]

芙蓉グループ(旧根津財閥系)。旧社名は日清紡績株式会社。2009年(平成21年)4月1日に主要事業を会社分割し、社名変更ならびに持ち株会社へ移行した。

吉田茂首相根津財閥総帥の根津嘉一郎日清製粉創始者の正田貞一郎と親交深かった宮島清次郎日本工業倶楽部元理事長)と、池田勇人内閣時に小林中水野成夫永野重雄とともに「財界四天王」と言われ、政界にも絶大な影響力を持った桜田武日経連元会長)という名経営者を輩出した。

経営は堅実であることで知られ、含み資産が多いが、近年はその豊富な資産を元に積極的なM&Aを進め、企業規模を急激に拡大させている。
日清紡グループは大きく分けて6分野の事業領域を形成している(1.テキスタイル事業、2.ブレーキ事業、3.ペーパープロダクツ事業、4.メカトロニクス事業、5.ケミカル事業、6.エレクトロニクス事業)。 事業の祖業は綿紡績であるが、近年は海外からの安価な製品に押され不振であることから、国内トップクラスのシェアを誇るブレーキ事業が収益源となっている。また、事業領域再編を目指し、太陽電池製造設備、燃料電池セパレータ、燃料電池用触媒、電気二重層キャパシタ、機能化学品、プラントファクトリー等、次世代事業の育成も積極的に推進している。
M&Aとしては、2004年(平成16年)にアパレルメーカーのCHOYAを皮切りに、2005年(平成17年)は新日本無線TOBで買収、2010年(平成22年)12月には日本無線を子会社化した。結果、エレクトロニクス事業がテキスタイル事業を抜いて最大事業セグメントとなった。尚、新日本無線の買収の際は村上世彰率いる村上ファンドと競合した。2011年(平成23年)11月、ルクセンブルグの大手ブレーキ摩擦材メーカーのTMD Friction Group S.A.を買収し、世界トップシェアのブレーキ摩擦材メーカーとなった。

その他、2007年(平成19年)2月、スティール・パートナーズが日清紡の発行株式のうち5.04%の株式を取得したが、その後全株式を売却した。

ちなみに、同じ日清を社名としている企業のうち、日清製粉グループ本社とは同じ根津財閥系企業であることから相互出資をする関係にあるが、日清食品日清オイリオとは一切関係はない。

企業理念[編集]

  • 「企業公器」
  • 「至誠一貫」

キャッチフレーズ[編集]

  • せんいからメカトロニクスまで
  • ロマンチックインダストリー
  • いいもの、ず~っと
  • ひらめきがとまらない
  • 地球の相棒
  • いま、必要な会社。(2012年4月~)

年表[編集]

社史[編集]

  • 1906年(明治39年) 日清紡績株式会社設立発起人会が開催される。社章が内定する。
  • 1907年(明治40年) 会社が設立される。会長に平沼専蔵、専務取締役に佐久間福太郎、福澤桃介が就任する。
  • 1908年(明治41年)旧亀戸本社工場(現東京都江東区)運転を開始する。
  • 1910年(明治43年) 日比谷平左衛門、会長に就任する。帝国製糸京都工場を買収して、京都工場とする。
  • 1913年(大正2年) 安部幸兵衛、会長に就任する。
  • 1914年(大正3年) 安部幸兵衛、社長に就任する。根津嘉一郎、相談役に就任する。
  • 1915年(大正4年) 高岡紡績を買収して、高岡工場とする。
  • 1919年(大正8年)宮島清次郎、社長に就任する。
  • 1920年(大正9年) 日本橋出張所(現本社)を開設する。
  • 1921年(大正10年) 岡崎紡績と合併、岡崎工場(針崎工場)とする。名古屋工場の操業を開始する。
  • 1922年(大正11年) 中国に青島工場を建設して、操業を開始する。
  • 1924年(大正13年)東京紡績を合併して、西新井工場とする。
  • 1925年(大正14年) 名古屋営業所を開設する。
  • 1926年(大正15年) 大阪出張員詰所を開設する。浜松工場の操業を開始する。
  • 1927年(昭和2年) 帝国紡績の工場を岡崎第三工場(戸崎工場)とする。
  • 1928年(昭和3年) 京都工場を閉鎖する。
  • 1933年(昭和8年)日清レイヨンを設立する。富山工場の操業を開始する。
  • 1937年(昭和12年)川越紡績を買収して、川越工場とする。
  • 1938年(昭和13年) 日清レイヨンを合併、岡崎レイヨン工場(美合工場)とする。
  • 1939年(昭和14年) 西新井工場隣接地に日清紡績科学研究所が完成する。
  • 1940年(昭和15年) 鷲尾勇平、社長に就任する。本社工場を亀戸工場、岡崎工場を針崎工場、岡崎レイヨン工場を美合工場と改名する。
  • 1942年(昭和17年) 愛知物産組を買収して、千種工場とする。亀戸工場の操業を停止する。
  • 1944年(昭和19年) 針崎工場・戸崎工場を三菱重工業へ賃貸する。美合工場、双発爆撃機尾翼を初出荷。西新井工場、航空機用ブレーキライニングの製造を開始する。湖東紡績を統合して、能登川工場とする。中国・青島に青島支店を開設する。
  • 1945年(昭和20年) 桜田武、社長に就任する。南進製機明治工場を買収して、浜松工場吉原分工場(富士工場)とする。終戦により、青島工場が接収される。亀戸工場、千種工場が焼失する。
  • 1946年(昭和21年) 日清紡績労働組合が結成される。
  • 1947年(昭和22年) 事業部を新設して、非繊維事業への本格参入を開始する。
  • 1951年(昭和26年) 本社を日本橋横山町へ移転する。
  • 1952年(昭和27年) 島田工場の操業を開始する。
  • 1958年(昭和33年)徳島工場の操業を開始する。
  • 1959年(昭和34年) 高岡工場の運転を中止する。伊勢湾台風により名古屋工場が被災する。
  • 1962年(昭和37年) 西新井工場を西新井化成工場、浜松工場吉原分工場を吉原製紙工場へ改名する。
  • 1964年(昭和39年)露口達が社長に就任する。
  • 1967年(昭和42年) 藤枝工場の操業を開始する。
  • 1972年(昭和47年)ブラジル日清紡を設立する。
  • 1973年(昭和48年) 山本啓四郎が社長に就任する。島田工場に製紙工場を増設する。
  • 1979年(昭和54年) 中瀬秀夫が社長に就任する。
  • 1981年(昭和56年) 館林化成工場の操業を開始する。能登川工場のバレーチームが全日本実業団、琵琶湖国体で優勝する。
  • 1986年(昭和61年) 田邊辰男が社長に就任する。美合工機工場が発足する。
  • 1987年(昭和62年) 浜北精機工場の操業を開始する。日清紡のビジョンを作成する。美合工場が緑化で内閣総理大臣賞を受賞する。
  • 1988年(昭和63年) 現在のコーポレートマークを導入する。千葉県旭市に旭テストコースを新設する。日清紡国際会議を開催する。
  • 1990年(平成2年) 吉原製紙工場を富士工場に改名する。
  • 1992年(平成4年) 千葉工場(現旭事業所)の操業を開始する。
  • 1993年(平成5年) 本社を東京都中央区日本橋人形町へ移転する。西新井化成工場を東京工場と改称して、舘林化成工場を館林工場へ改称する。ヨーロッパ日清紡を設立する。SSP(スーパーソフトピーチフェイズ)の販売を開始する。
  • 1994年(平成6年) 望月朗宏が社長に就任する。SSPが日経優秀製品・サービスの最優秀賞を受賞する。
  • 1995年(平成7年) インドネシアにニカワ・インダストリーの操業を開始する。米国に日清紡オートモーティブを設立する。
  • 1996年(平成8年) タイに日清紡ソンブーンオートモーティブを設立する。
  • 1997年(平成9年) 米国に日清紡オートモーティブ・マニュファクチャリング・インクを設立する。戸崎工場を閉鎖する。
  • 1998年(平成10年) インドネシアにギステック・ニッシンボウ・インドネシアを設立する。
  • 1999年(平成11年) 千葉市に研究開発センター(現中央研究所)の稼働を開始する。韓国にセロン・オートモーティブ・コーポレーションを設立する。
  • 2000年(平成12年) 指田禎一が社長に就任する。戸崎工場跡地にイオン岡崎ショッピングセンターオープン。コンティネンタル・テーベス(現コンティネンタル・オートモーティブ)を設立する。
  • 2001年(平成13年)能登川工場の操業を停止する。
  • 2002年(平成14年) 日清紡績(上海有限公司を設立する。東京工場の操業を停止する。
  • 2004年(平成16年) CHOYAを子会社化する。浜松工場を閉鎖する。
  • 2005年(平成17年) 新日本無線を子会社化する。豊田工場の運転を開始する。
  • 2006年(平成18年) 岩下俊士が社長に就任する。日本無線を長野日本無線を関連会社化する。富山工場・名古屋工場を閉鎖する。
  • 2007年(平成19年) 創立100周年。針崎工場を閉鎖する。
  • 2008年(平成20年)工場から事業所へ名称を変更する。研究開発センターを中央研究所、千葉事業所を旭事業所へ名称変更する。
  • 2009年(平成21年)日清紡ホールディングスに商号変更して、新設の日清紡テキスタイル(繊維事業)、日清紡ブレーキ(ブレーキ装置事業)、日清紡ペーパープロダクツ(紙製品事業)、日清紡メカトロニクス(産業機械事業)、日清紡ケミカル(化学製品事業)に事業分割する。既存の子会社も各事業会社の傘下となる。鵜澤静が社長に就任する。中央研究所隣接地に千葉事業所が操業を開始する。川越事業所を閉鎖する。
  • 2010年(平成22年) 日本無線、長野日本無線を子会社化する。
  • 2011年(平成23年) TMD Frictionを子会社化する。
  • 2012年(平成24年) トヨタ自動車トヨタ・TS030 HYBRID日清紡ホールディングス製キャパシタを搭載、FIA 世界耐久選手権およびル・マン24時間レースへ初参戦。
  • 2013年(平成25年) 河田正也が社長に就任する。

歴代社長[編集]

1.安部幸兵衛
2.宮島清次郎
3.鷲尾勇平
4.桜田武
5.露口達
6.山本啓四郎
7.中瀬秀夫
8.田邊辰男
9.望月朗宏
10.指田禎一
11.岩下俊士
12.鵜澤静
13.河田正也

主な事業会社[編集]

テキスタイル事業
ブレーキ事業
ペーパープロダクツ事業
メカトロニクス事業
エレクトロニクス部門
その他

かつての子会社[編集]

製造・研究拠点[編集]

支社・支店・事務所[編集]

過去に存在した拠点[編集]

  • 亀戸工場(東京都江東区)
  • 京都工場(京都府京都市)
  • 青島工場(中国山東省青島市)
  • 高岡工場(富山県高岡市)
  • 千種工場(愛知県名古屋市千種区)
  • 戸崎工場(愛知県岡崎市)
  • 能登川工場(滋賀県神崎郡能登川町:現・東近江市)
  • 名古屋工場(愛知県名古屋市南区)
  • 東京工場(東京都足立区)
  • 浜松工場(静岡県浜松市浜北区)
  • 富山工場(富山県富山市)
  • 針崎工場(愛知県岡崎市)
  • 川越事業所(埼玉県川越市)・・・2010年1月に解体

ブランド[編集]

テキスタイル製品[編集]

三つ桃
織物素材に使用。寝具や肌着等で展開。昭和30年代から40年代にかけては、コマーシャル効果により知名度は70%を超えていた
SSP
世界初の綿100%形態安定シャツ。ドレスシャツをはじめ、多くの生地に使用。日経優秀製品賞の最優秀製品賞を受賞
NON CARE(ノンケア)
ドレスシャツ素材に使用。伊藤忠商事、香港TAL APPAREL LIMITEDとのコラボレーション商品

紙製品[編集]

コットンフィール
ティッシュトイレットペーパーで展開。天然コットンを配合した製品。肌に優しい。
シャワートイレのためにつくった吸水力が2倍のトイレットペーパー
トイレットペーパー。シャワートイレ専用に開発され、人気を博す。
ピーチデラックス
ティッシュペーパー
すずらん
再生紙100%のトイレットペーパー
白樺
再生紙100%のトイレットペーパー(現在は業務用。旧国鉄時代から一部のJR(主に東海道新幹線)の列車トイレで使用されている)

ほか

ブレーキ製品[編集]

NBK
ブレーキパッドに使用。

ケミカル製品[編集]

N`sCAP
電気二重層キャパシタ(EDLC)に使用。
カルボジライト
高機能性樹脂に使用。

関連項目[編集]

人物[編集]

テレビラジオ提供または提供枠のある番組(全て過去)[編集]

日本テレビ系列
テレビ朝日系列
  • クイズタイムショック山口崇司会時代、一時期提供されていた。参加賞にトイレットペーパーやボックスティッシュがプレゼントされていたが、紹介時には「のマークの日清紡」と言っていた。)

CMキャラクター[編集]

現在[編集]

過去[編集]

スポーツとの関連[編集]

外部リンク[編集]