松戸新京成バス

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松戸新京成バス株式会社
Matsudo Shin-Keisei Bus Co., Ltd.
松戸新京成バス
松戸新京成バス独自塗装車(大型)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
270-0021
千葉県松戸市紙敷96-36
設立 2003年平成15年)4月28日
業種 陸運業
事業内容 旅客自動車運送事業
代表者 代表取締役社長 中馬 寿元
資本金 5,000万円
従業員数 192人
主要株主 新京成電鉄 100%
外部リンク www.shinkeisei.co.jp/bus/
(新京成バス各社公式)
特記事項:新京成電鉄自動車部松戸営業所管内の乗合バス事業を継承。
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松戸新京成バス(まつどしんけいせいバス)は、千葉県松戸市を中心に営業エリアをもつ、新京成電鉄京成グループ)系列のバス事業者である。

概要[編集]

従来新京成電鉄が行っていたバス事業を分社化、2003年4月28日に設立され、同年10月1日に営業開始した。分社化の形態は事業エリア毎に3つの事業者としたもので、旧松戸営業所がここで触れる松戸新京成バスとなり、旧鎌ヶ谷営業所は船橋新京成バス、旧習志野車庫は習志野新京成バスとなった。松戸新京成バスの営業エリアは分社化前の松戸営業所のエリアをほぼ踏襲し、主に、松戸駅八柱駅五香駅馬橋駅新松戸駅北小金駅の6駅を主ターミナルとし、大部分が千葉県松戸市域(一部は柏市)である。

なお、後述の高塚梨香台線の移管から一部路線で1999年頃から船橋新京成バス習志野新京成バスで採用されていたものと同じ運賃収受方式に変更されたが、その2社は2011年3月20日からICカードの普及に伴い一般的な中乗り運賃後払いとなった一方、松戸新京成バスでは準備が整うまで当面変更しないものとしていたが[1]、同年11月16日12月23日より整理券方式の中乗り・前降り・運賃後払い」に変更統一することを発表した[2]

沿革[編集]

松戸新京成バスは、2003年4月28日に設立され、同年10月1日に 新京成電鉄松戸営業所管内のバス路線を継承して営業を開始した。さらに、2008年9月16日京成バス市川営業所から高塚梨香台線を譲受し編入、同時に三矢小台線・高塚梨香台線で上下線のうち下りを整理券方式に変更し、さらに2011年12月23日から全線上下線とも整理券方式に変更した。また2012年2月25日から新バスロケーションシステム(Bus-Vision)を使用開始した[3]が、バス路線検索は開始日より前からできた。

利用方法[編集]

前述のように、2011年12月23日から一般的な中乗り運賃後払いに変更された[2]。また、グループ他社においてみられた前払い時に乗務員の運賃箱設定完了前に読取部へのタッチによる運賃過払いの対策にもなっている。

  1. 中扉から乗車。
  2. 整理券をとり、ICカードは読取部にタッチする(券なし区間は省略可)。
  3. 降りる停留所が近づいたら降車ボタンを押す
  4. 運賃箱整理券と運賃を入れる、ICカードは読取部にタッチする。
  5. 前扉から下車する。

本社・営業所[編集]

同社の登記上の本社は当初、新京成電鉄船橋新京成バス習志野新京成バスとともに千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山に位置し、新京成線くぬぎ山駅に隣接していたが、営業所および車庫がある松戸市紙敷に変更された。北総線およびJR武蔵野線東松戸駅が最寄り駅である。

現行路線[編集]

三矢小台線[編集]

  • 松1:松戸駅東口~富士見台〜野菊野団地~三矢小台
  • 松2:松戸駅東口~富士見台〜野菊野団地
  • 松3:松戸駅東口~富士見台〜野菊野団地~新東京病院
  • 松5:松戸駅東口~富士見台〜野菊野団地~新東京病院~三矢小台
    • 2008年9月16日京成バス高塚梨香台線の移管に伴い陣ヶ前停留所に停車、また乗降方式が変更。
    • 2012年12月1日:新たに開院した新東京病院に乗り入れを開始し、松3系統新東京病院行・松5系統新東京病院経由三矢小台行の2系統及び停留所の新設、日中時間帯の運行本数の増便を含むダイヤ改正を行った。[4]


三矢小台線は住宅地の間を縫うように走り、松戸駅東口発着線の主力となっている。途中で京成バス国分線他と同じ道路(国道464号線)を走行する部分があり、京成バスの陣ヶ前停留所の前も通っていたが松戸新京成バスの停留所がなく、2008年9月16日京成バスの高塚梨香台線が移管された際に停車するようになった。また、三矢小台停留所は京成バス市川線の上矢切停留所のすぐそばにある。

野菊野団地折返便は団地内から発車するため、ポールの場所が三矢小台始発のものと異なっている(整理券の番号も異なる)。

野菊野団地折返便(松2)の一部は、松高線の入出庫運用になっている。これは、松戸駅東口~紙敷車庫を回送する松高線運用車が、一旦野菊野団地停に寄ることで、松戸駅東口〜野菊野団地を松2系統として営業運行するためである。(但し、直接回送されたり、松7・松8系統で入出庫することもある。)

なお、前述の高塚梨香台線移管の際、一部で路線が重複する事から、高塚梨香台線と同じ乗降方式に変更された(高塚梨香台線の項を参照)。 2012年12月1日の三矢小台線ダイヤ改正により、新東京病院(和名ヶ谷)に乗り入れを開始、それに伴い和名ヶ谷スポーツセンター停留所の新設と新東京病院行き・新東京病院経由三矢小台行の系統を設定、日中時間帯の運行本数が増便された。

なお、昼間の便は全て松5系統となっており、新東京病院を経由するが、朝夕は松1系統(新東京病院非経由の三矢小台行き)が主となり、新東京病院方面へは松3系統を使わなくてはならない。

東松戸線[編集]

  • 松7:松戸駅東口~富士見台〜工業団地~稔台十字路〜紙敷車庫
  • 松8:松戸駅東口~富士見台〜如来堂前~稔台十字路〜紙敷車庫
  • 松9:松戸駅東口~富士見台〜工業団地~稔台十字路〜東松戸駅
  • 松10:松戸駅東口~富士見台〜如来堂前~稔台十字路〜東松戸駅
    • 2007年2月10日松戸駅東松戸駅便が一部経路変更。新経路上に金楠台(かなくすだい)停留所を新設。
    • 2011年11月16日:路線名を松戸循環線から東松戸線に改称、循環路線(旧・松9及び旧・松10)の廃止、工業団地経由の東松戸駅行きを松14から松9に改番し如来堂前経由の東松戸駅行きを松10として新設[5]


東松戸線は、松戸駅東口を発着する路線のうち、主に工業団地または如来堂前側を経由し東松戸駅へ至る路線の総称である。おおむね真東に至る路線と言うこともできる。

どちらの便も松戸駅東口〜富士見台と、稔台十字路〜東松戸駅の区間は同じ経路を辿る。 工業団地経由便は、稔台工業団地の中を右へ左へと進路を変えながら進み、停留所名も工場の名前が多く入っている。 一方、如来堂前経由便は、カーブの多い道を通って和名ヶ谷の住宅街を抜けていく。


2007年2月10日に、松戸駅東口~東松戸駅便の経路がショートカットされる形で一部変更され、新経路上に金楠台(かなくすだい)停留所が設置された。なお、従来の経路にある京成分譲地入口は、松戸駅東口〜紙敷車庫便のみの停車となっている。

本数が多いのは工業団地経由・東松戸駅発着の松9系統で、日中はおおむね2〜3本/時である。松戸新京成バスの中では走行区間が最も短い紙敷車庫~東松戸駅の入出庫便は、松9・10系統の他、八柱7系統の入出庫にも使用されており、本数が多い。松戸駅東口~紙敷車庫の入出庫便は、如来堂前経由の松8系統と工業団地経由の松7系統がある。

2011年11月16日に循環路線を廃止、如来堂前経由東松戸駅行きの松10系統が新設されることに伴い、「松戸循環線」から「東松戸線」に改名された[5]

松高線[編集]

松高線(松12)

その名の通り、千葉県立松戸高等学校へ行く路線であるが、その周辺に住宅もあり、必ずしも高校の利用者だけではない。北松戸駅松高前間の沿線には、松戸市立病院や看護専門学校、運動公園もあって、さまざまな利用目的がある。

この路線は、終点の手前の区間、千駄堀口~県立松高前間で、中央線のない狭い道を通る。また、県立松高前で転回場のスペースがないため、停留所名となっている県立松戸高校の敷地内ロータリーを利用している事も特筆される。北松戸駅を超え松戸駅方面への利用客は買い物や市役所利用などが目的であり、早朝深夜は全便北松戸駅折返しとなり、それ以外の時間は松戸駅東口折返しとなる。また、市立病院がある事から、ノンステップバスが定期的に充当される路線の一つでもある。

高塚梨香台線[編集]


当初は京成バスにて運行していた路線だが、2008年9月16日に松戸新京成バスに移管された。この際、松戸駅の発着を東口バスターミナルへ変更、松戸駅への到達時間を大幅に短縮した。また、北総線秋山駅のロータリーにも乗り入れが始まった(ただし松21は非経由)。初乗り運賃は160円とそのまま据え置かれたが、それ以降は最大でも250円と、運賃は区間によっては京成時代より20〜80円の値下げとなっている。

さらに、移管によって乗降方式が船橋新京成バス習志野新京成バスと同様だった方向別のものに変更となり、後の整理券方式統一まで松戸駅東口発が中乗り前降り後払い、松戸駅東口行きが前乗り中降り前払いとなっていた。これは、三矢小台線(松1、松2)にも採用されていた。

使用車両は全て中型である。運行本数は移管前より微減。昼間時間帯は全て梨香台団地経由市立東松戸病院行き(松23)となっており、近年ではこれの運行時間帯が拡大している。 朝夕は松戸駅までの到着を早めるため、梨香台団地を経由しない五中入口経由市立東松戸病院行き(松21)が設定され、梨香台団地へは松22を使うことになる。


八柱線[編集]

八柱駅に停車中の八柱線車両

八柱線は八柱駅から八柱霊園の参道を経由し、東松戸駅または紙敷車庫へ至る路線である。 東松戸駅発着便は、通常、ほとんどの便が中型車により運行されるが、お彼岸・お盆などの霊園利用者で混雑する時期は大型車が投入される。なお、紙敷車庫発着便は小金原団地線(八柱8)などの入出庫車による運行で、ほとんどが大型車である。一部はノンステップ車で運行される。

近年、京成バスによって運行されていた松戸駅八柱霊園間の臨時直通バスの運行が停止された関係で、霊園坂下〜田中新田をショートカットする形で開通した都市計画道路を利用し、片道ながらも八柱駅発の霊園直行バスをお彼岸・お盆などの時期に運行している。この便の系統番号は、廃止により空き番号となった八柱5が割り当てられている。終点の八柱霊園に到着後、霊園発の八柱7系統として、八柱駅へと戻る。この時の出入庫は紙敷車庫と牧の原の操車場を使って行う。

牧の原線[編集]

  • 八柱1:八柱駅~かぶと公園〜牧の原小学校~牧の原団地
  • 常2:常盤平駅~常盤平支所前〜牧の原小学校~牧の原団地

八柱駅常盤平駅と牧の原団地を結ぶ路線である。どちらの便も2kmほどと短区間であるが、団地や住宅街の中を走る事や、終点の牧の原団地停の最寄りに松戸国際高校がある事から、終日利用者の多い路線である。特に、八柱駅発着便に於ける朝ラッシュ時の運行頻度は、三矢小台線(松1、松2、松3)や新松戸線(新1)に匹敵する。開通当初は常盤平駅発着便だけであったが、武蔵野線の延長により八柱駅発着便が開通した。現在、八柱駅発着が日中12分間隔なのに対し、常盤平駅発着は25分間隔と、交通の便がよい八柱駅への運行本数が多い。車両の運用面でも、常盤平駅発着の運用には八柱駅発着の車両が間合いで入る事も多い。また、終点の牧の原団地停の近くに、市の福祉施設「ふれあい22」があるため、八柱駅発着便はノンステップバスが定期的に充当される路線の一つとなっている。

松飛台線[編集]

松飛台線は、もともとかつての松戸循環線(現・東松戸線)の便として松戸駅東口・紙敷車庫・松飛台駅五香駅西口間を運行していたものが、2000年8月16日の改正で松飛台駅・紙敷車庫発着便のみとなり、これに伴って別の線名が与えられたものである。 当該路線は松飛台の街を駆け抜ける形で経路が設定されている。 全体的なバス需要の低下に加え、北総線松飛台駅の開業により、沿線のバス利用者は漸減している。2005年10月現在、紙敷車庫発着便と松飛台駅発着便を併せて、ほぼ20分間隔で運行している。

小新山線[編集]

小新山線は五香駅東口の五香駅バス停から北東方面に向かう路線である。半数程度の停留所が柏市にあるのも特徴である。当初は小新山町入口まで運行していたが、1991年からは約半数の便が柏陵高校まで延長となっている。なお、柏陵高校停留所という名前であるが高校からは相当の距離がある。

柏陵高校への延長に際してワンマン化を実施するために、小新山町入口停留所の移転(折返し方法の改善)、中型車の使用、運行本数の増発という対応がなされた。大型車での運行に移行したがその後排ガス規制による車両の置き換えが進み、現在は再び中型車により運行されている。

馬橋線[編集]

2006年3月16日のダイヤ改正で両端駅に発着していた小金原団地線の系統が廃止になり、途中の八原台以外では他路線と接続しない路線となった。

2012年2月16日より馬橋坂下停留所前の松戸市役所馬橋支所跡地をバス折返所とし、ここに「馬橋駅入口」停留所を移転した。同時に馬橋坂下停留所は廃止された。従来、馬橋方向は八ヶ崎入口→馬橋駅入口間は国道6号経由のループ運行での折返しだったが、これにより国道6号を経由しなくなったため、馬橋駅入口方向の所要時間が大幅に短縮されるとともに渋滞による遅延のリスクを減らした。この折返所は駅出口から370mも離れているが、トイレやベンチ、雨除け、テレビ付きの乗務員休憩室など移転前にはなかった施設を揃えた。[6]

使用車両はほとんどが中型である。ただし、4月のさくら祭りの時期には利用客が増加するため、それに合わせて大型での運行となる。

途中に千葉西病院という停留所があり、千葉西総合病院の敷地の目の前にポールが立っており、病院のすぐそばで乗り降りできたが、2013年に病院が新館に移転したため、現在は停留所から5分ほど歩かなくてはならない。

新松戸線[編集]

新松戸駅から走る2系統である。馬橋駅西口停留所と馬橋線の馬橋駅入口停留所を別の停留所と捉えると、他線との接続がない。

新松戸七丁目方面は、全線通して新松戸の住宅街を走る団地内路線である。終点付近を除きJR武蔵野線に垂直にまっすぐ進む。終点・新松戸七丁目停留所付近は道が狭く、流山市との境界が近く、西側には田畑が広がる。本数が多い。ただし、最近は減便傾向で、昼間は1時間に5本で運行している。

分岐する馬橋駅西口方面は、駅から離れた郊外部を常磐線と平行に走り、住宅街はほとんどが一戸建てである。もともと、この地域は新京成により馬橋駅(東側、1972年以降は西口発着)~三村新田~主水稲荷間に路線(馬橋線六和支線)があったが、当路線に置き換えられた。日中の本数は、運行間隔がほぼ統一されている新1に比べると少ない。一部はノンステップバスでの運行である。数少ない紙敷・小金原の共管路線で、休憩所がある新松戸七丁目を拠点にしている。

なお、馬橋駅西口~蓮田橋間で、京成バス流山線の支線(松72系統、松戸駅馬橋駅西口)の経路と重複する。

小金原団地線[編集]

都市再生機構(UR)小金原団地と最寄駅を結ぶ目的で開設された通勤通学路線である。

小金1〜4、13系統[編集]

小金原団地線のバス
小金原バス案内所(小金原操車場)
  • 小金1:北小金駅~小金原団地循環(右回り)
  • 小金2:北小金駅→表門→殿内→若芝→小金原バス案内所(入庫のみ。出庫時は小金1か回送。)
  • 小金3:北小金駅~小金原団地循環(左回り)
  • 小金4:北小金駅→向原→若芝→殿内→小金原バス案内所(入庫のみ。出庫時は小金3か回送。)
  • 小金13:小金原バス案内所→表門→久保平賀→北小金駅(短絡系統/平日朝のみ運行)

小金1~4系統は小金原団地線で最も便数・乗客が多い。小金原1~9丁目と小金原地区の全丁目に接しており、沿線にはUR「小金原団地」(集合住宅団地)を多く抱える。八ヶ崎一丁目、小松園や柏市の小田急西山団地等、隣接地域にも住宅地が多い。

小金1系統が右回り循環、小金3系統が左回り循環である。小金2系統及び小金4系統は出入庫系統で小金原バス案内所発着であるが、小金2系統は1番の、小金4系統は小金3の循環区間を一周弱運行するので、それぞれ小金1系統及び小金3系統と大差はない。

運行上の拠点である小金原バス案内所停留所には出入庫系統(小金2、小金4)しか経由しない。循環系統に合わせて一周弱運行することから遠回りになるバス案内所とその一つ手前の停留所(殿内・行政センター)間は大抵乗客無しである。同停留所付近への乗客の多くは経由順序の早い殿内・行政センター停留所を利用している。

平日の朝にはバス案内所始発で循環線の中でも特に乗降客数の多い殿内停留所や表門停留所を増便するという形で短絡系統(小金13系統)も運行されている。 以前は、北小金駅前や周辺の道路が狭く、バスの乗り入れができなかったために、小金上町にある銀行支店付近(北小金駅入口停留所)を始発としていた。北小金駅入口〜久保平賀間でループ運行になっているのはこの名残である。

また、八柱8,9系統と停留所を共有する区間(笹塚〜久保下/バス案内所除く)では、利用客が特に多い、始発〜9時ごろまでの便で乗降をスムーズに行うため、八柱方面と北小金方面とで使用するポールを別にしている。(八柱8,9の項も参照) 当該系統では2つあるうちの前方のポールに停車する。



小金5・6系統(貝の花小循環)[編集]

  • 小金5:北小金駅→食品センター→貝の花小学校→貝の花→食品センター→北小金駅
  • 小金6:北小金駅→食品センター→貝の花小学校→貝の花(入庫のみ)

貝の花小循環系統(小金5・6系統)は、廃止された馬橋系統の代替として2006年3月16日のダイヤ改正で登場した。旧馬橋系統のようにUR小金原団地住宅を含めて小金原地区を大きく回らず、概ね一戸建てが立ち並ぶ小金原5丁目西部・8丁目西部(貝の花)付近を循環する経路となっており、小金1~4番系統がカバーしていない単独区間のみに縮小された形である。旅客案内上「小金原団地」の方面名称を用いない。

馬橋系統に比べ本数は多くない。住宅地である八ヶ崎1~3丁目と小金原5・8~9丁目の各西部住民の通勤通学と松戸市地方公設卸売市場北部市場・松戸東警察署への用務客需要を充たす。

北小金駅周辺において往復とも小金小学校・小金下町停留所区間(小金宿)を通り、両停留所の郊外方向行き乗降場は1999年12月の五香北線経路変更以来、約6年ぶりの復活となった。小金宿内の需要は少ないものの五香北線当時から一定存在している。

小金7系統[編集]

  • 小金7:北小金駅~交通公園~行政センター~公園中央口~八柱駅 (9時から17時迄のみ運行)
    • 2006年3月16日:運行開始(日中のみ)。萬福寺前(仮称:小金原3丁目)バス停新設。

21世紀の森と広場森のホール21最寄の公園中央口を経由して北小金駅八柱(新八柱)駅を結ぶ日中のみ運行される系統である。両施設へのアクセス路線ではあるが、小金1~4系統、八柱8・9系統と重複する区間が多く、それらの“増便”として利用する小金原住民も多い。交通公園~行政センター間で新設経路を走行する。2009年4月のダイヤ改正で終便の繰り上げを行い、若干減便した。

八柱8・9系統[編集]

  • 八柱8:八柱駅~小金原団地循環(左回り、出庫便は東若芝発バス案内所経由 八柱駅 行き)
  • 八柱9:八柱駅→東若芝→殿内→小金原バス案内所(入庫のみ、1日1本)

JR武蔵野線京葉線東京直通化の約3年後の1993年、新規に八柱駅新八柱駅)と団地間の路線を開業。これは「都市計画道路3・3・7号線」の「21世紀の森と広場」を跨ぐ区間開通により、従来接点がなかった駅に乗り入れたものである。

左回りのみの設定であるが、小金原操車場担当の運用に東若芝始発とバス案内所止まり(八柱9系統)がそれぞれ一便存在する。それ以外の運用は紙敷車庫の担当で、ノンステップバス充当される。

開通当初は30分おきであったが、その後20分おきに増便され、常盤平系統の代替の役割を果たすようになった。なお、2006年3月16日のダイヤ改正では停留所が新設された。現在は毎時4本程度運行され、小金1〜4番系統に次ぐ便数・乗客数で、小金原の主力系統に成長した。小金原地区沿線住民利用の他、21世紀の森と広場・森のホール21・松戸東警察署・松戸市地方公設卸売市場北部市場へのアクセス手段にもなっている。

また、小金1〜4と停留所を共有する区間(笹塚〜久保下/バス案内所除く)では、利用客が特に多い、始発〜9時ごろまでの便で乗降をスムーズに行うため、八柱方面と北小金方面とで使用するポールを別にしている。(小金1〜4、13の項も参照) 当該系統では2つあるうちの後方のポールに停車する。

小金23系統[編集]

  • 小金23:北小金駅~西新田~小金原バス案内所
    • 2006年3月16日北小金駅~西新田~小金原バス案内所に運行区間の延長、小金原団地線に統合。及び根木内小学校入口バス停(仮称:小金原2丁目)新設。

北小金駅から西新田経由で小金原団地に入る。北小金駅~西新田間は五香北線の北端部で最終的に存続した区間である(南端部は小新山線)。西新田~表門間は小金原団地乗り入れに際して新設した。

概ね小金原1・2・3丁目及び根木内集落と北小金駅を結ぶ。根木内区間では沿線に新興住宅も増えている一方で、五香北線当時より利用が少なくなっており、小金原地区内での乗降が目立つ。


2000年8月改正により、西新田区間系統のみが残る形となったが、概ね毎時1〜2本に減便。西新田停留所とその先で廃止された広池学園入口停留所の間(旧・松戸市立根木内東小学校付近)に簡易トイレ付きの折返場を有し、出入庫車を除きそこで乗務員休憩・折り返ししていたが、路線網見直しに伴い、出入庫車の回送経路(西新田~(新設)~表門~(旧・小金原団地線)~バス案内所)を営業化する形で延長された。 現在、折り返し場には一戸建ての住宅が並んでいる。

延長に当たり、根木内小学校入口停留所(新設区間の中間)が新設、殿内停留所に小金23系統の専用乗降場が新設されている。

幸田線[編集]

幸田(こうで)線は、松戸市の最北部を走るローカル系統である。開通は新京成バスの中では比較的新しく1986年である。開通当初は西新田から北小金駅北口に経由して幸田に向かう循環線だった。これは北小金駅前(南口)に大型バスが入れず、折返しもできなかったためである。しかし、北小金駅北口停留所の場所が駅から非常に離れたところにあって、非常に使いにくかった。また、北小金駅から西新田側に向かうのも、五香北線と幸田線で乗り場が全然違うというのも非効率的であった。その後、北小金駅前が整備されて全便がバスターミナルに乗り入れたことにより利便性が高まったが、乗客の少ない西新田側については五香北線だけとなってしまい、結果的に減便となった。なお、バスターミナル乗り入れのときに幸田地区内の循環経路が一部変更になっている。

この路線は、北小金駅発着便では唯一紙敷車庫の車両で運行される路線である。回送距離が長いため、前述の小金23系統で出入庫し、日中は小金原操車場を拠点としている。

車両[編集]

貸切車(3902)

他の新京成バス2社(船橋習志野)とは異なり、松戸新京成バスでは主にいすゞによって製造または販売された車両を使用している。大型車と中型車の2種類を導入しており、廃車となった大型車の一部は関東鉄道に譲渡されている。また、2006年以降は松戸独自色の車両が導入されている。

貸切用のバスも3台あり、2台はいすゞ、1台は三菱ふそうの車両である。

2006年に松戸独自色初のノンステップバスを導入した。現在松戸新京成バスのノンステップ車は大型が13台、中型が25台となっている(このうち大型全車、中型18台は分社後導入車)。中型車でも需要を満たす路線が多い為か、分社後は中型ノンステップ車の増備が続いていたが、2005年4月から2006年初頭まで、分社後初の大型ワンステップ車が導入された。

車両の塗色は京成バスから高塚梨香台線の松戸新京成バス移譲により譲渡されたKK-LR233J1改(2223→3501、2248→3505、ノンステップ)とKK-LR233J1(2228→3502、2229→3503、2230→3504、ワンステップ)は青バスカラー塗装である(ただし、肩部と下部の青の色調と後部の肩帯の終端部の処理は京成タイプのまま。)。最近ではノンステップの2台は習志野新京成バスに再び移籍(3501→2922、3505→2921)し、郵便事業株式会社(現:日本郵便株式会社千葉西ターミナル支店の従業員輸送に用いられているが、2922(元2223→3501)が廃車され、2921(元2248→3505)が2721に改番され、路線運用に復帰した。

方向幕については、分社後の3社の中では最も早くLED幕化改造が始まった。大型・中型ともI-771を除く全車がLED幕化改造済みである。I-771にはLED幕化改造は行なわれていない。その後I-771が廃車になり、代替に3001(KL-LV280N1)が特定車に転用された。

PASMO導入[編集]

2008年10月25日には、新京成バスグループでは最後となるPASMOが導入された[8]。なお、一方でバス共通カード導入の際は新京成バスの営業所の中では最初にバス共通カードを導入した。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]