つくばセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

座標: 北緯36度04分57.5秒 東経140度06分44.6秒 / 北緯36.082639度 東経140.112389度 / 36.082639; 140.112389

つくばセンターバスターミナル(写真右)を南側から望む。木の右奥にあるのがつくば駅A4出入口である(2005年8月29日)。

つくばセンターは、茨城県つくば市吾妻一丁目にあるバス停留所で、つくば駅前広場を使用したバスターミナルである。首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスつくば駅と接続する。なお、つくば駅前広場は2008年7月から再整備工事を行っている。

つくばセンター風景。左側のビルはQ't(2005年8月25日)。
クリスマスイルミネーション(2011年12月撮影)。

目次

[編集] 概要

国際科学技術博覧会(科学万博)開幕直前の1985年3月14日筑波研究学園都市の交通結節点として都心地区(センター地区)に「つくばセンター交通広場」が設置され、「つくばセンター」は交通広場のバス停留所の名称として用いられた。開設時から研究学園都市における交通の拠点として機能し、JTB時刻表では2006年4月号でつくば駅に変更されるまで、このつくばセンターが市の中心駅として扱われた。

つくばエクスプレス開業後は、「つくばセンター交通広場」が「駅前広場」に改称され、つくば駅のバス乗り場としても機能する様になる。しかし、乗り入れるバス会社では方向幕・停留所共に現在も「つくばセンター」の名を引き続き使用している。一部バスの方向幕は「(TXつくば駅)」を併記している。

筑波山筑波大学などの市内観光地・研究機関、牛久土浦などの周辺都市への一般路線バスや、つくば市のコミュニティバス「つくバス」、都内東京国際空港(羽田空港)、成田国際空港(成田空港)、茨城空港水戸などを結ぶ中距離高速バスや、京都大阪方面への夜行長距離高速バス路線が発着する。

[編集] 駅前広場

現在は全面新装工事中で仮設運用中であるため、このセクションでは工事に入る前の状況について記す。

屋外型の広場で、外周部と中央部にバスバースが、南寄りにターミナルビルの「つくばターミナル」やタクシープールが、外周部の北西寄りにつくば駅出入口(A3・A4・エレベーター専用)があった。バスの出入口は北(学園中央通り)側と南(つくばクレオスクエア「Q't」)側の2ヶ所であった。開設当初からバスレーンへの一般車乗り入れは禁止されており、別に一般車乗り付けスペースを設置していた。また、広場周辺には大型自転車駐車場や数百~千台規模の大型駐車場が数箇所設置されている。なお、「つくばセンター広場」はこれとは別のもので、隣接するつくばセンタービル前の広場の事である。

各バス乗り場をつなぐ橋上駅の様な陸橋(階段)が設置されており、2階にあたる階層はペデストリアンデッキとつながる「つくばセンター広場」と同じであった。ターミナルビルは同広場の階層と同じ2階にも出入口があった。これは路線数の関係上ほとんどのバスが外周部分からの発着となるためあまり利用されていなかったが、つくば駅開業後はこの陸橋の一番北の階段(8番乗り場)が駅へのエスカレーター(A3出入口)と事実上接続する形となり、駅からデッキ、つくばセンタービル方面へ移動する通行者が若干増加した。ターミナルビル横には「つくばセンター広場」に上る専用エスカレーターもあった。

複合系標識(2010年7月撮影)
筑波山シャトルバス運用中の関鉄パープルバスの観光車両
北部シャトルの通常車両
JRバス関東 高速バス 一般ハイデッカー車(東京にて撮影)
関鉄 高速バス 一般ハイデッカー車(東京にて撮影)
京浜急行バス
地域循環の通常車両
つくばサイエンスツアーバス

[編集] 特徴

  • バスターミナル専従職員はおらず、バス関係では関東鉄道系の代理店「関鉄学園サービスセンター」があるのみとなっている。
  • バス乗り場の案内図とダイヤグラム通りのバス発車標が駅A3出入口付近に設置されている。一方、バスの到着を知らせる構内アナウンスやバス接近表示は導入されていない。バス車両からの音声のみとなっている。

[編集] バス乗降場

[編集] 1番のりば

筑波山に直行する「筑波山シャトルバス」が発車する。つくば駅A4出入口前に位置する。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行会社
1番 筑波山シャトルバス 沼田・筑波山神社入口 筑波山(つつじヶ丘) 関東鉄道

[編集] 2番のりば

つくバスの吉沼シャトルと南部シャトルが発車する。つくば駅改札外エレベーターの地上出口前に位置する。

乗場 系統 番号 主要経由地 行先 運行会社
2番 吉沼シャトル YB 研究学園駅・科学万博記念公園豊里の杜・上郷 吉沼 関東鉄道
南部シャトル NB 谷田部車庫・農林団地中央・高野台中央・高見原中央 茎崎窓口センター

[編集] 3番のりば

つくバスの北部シャトルと小田シャトルが発車する。つくば駅A3出入口前に位置する。

乗場 系統 番号 主要経由地 行先 運行会社
3番 北部シャトル HB 大穂窓口センター・つくばウェルネスパーク・筑波窓口センター 筑波山口 関東鉄道
小田シャトル OB 桜窓口センター・栄・テクノパーク桜・栗原・小田中央 筑波窓口センター

[編集] 4番のりば

おもに研究学園地区南部(松代二の宮稲荷前並木など)を循環する路線、荒川沖駅ひたち野うしく駅牛久駅の各駅へ向かう一般路線が発車する。

乗場 系統番号 主要経由地 行先 運行会社
4番 20/21A 竹園二丁目/竹園高校前・学園並木 荒川沖駅 関東鉄道
C22 竹園二丁目 学園並木
C20 竹園二丁目・並木公園南・常総学院入口 桜ニュータウン
27 竹園二丁目・北荒川沖・補給処阿見町役場 阿見中央公民館
41 竹園二丁目/竹園高校前・学園並木・谷田部車庫 牛久駅
71 竹園高校前 学園並木 関鉄パープル
30/31 二の宮中央・洞峰公園環境研究所牛久栄進高校 ひたち野うしく駅 関東鉄道・JR関東
36 (直行) ひたち野うしく駅 関東鉄道
CG 筑波宇宙センター梅園公園・気象台茗渓学園・二の宮 循環学園南右回り
CG 二の宮・茗渓学園・気象台・梅園公園・筑波宇宙センター 循環学園南左回り
C15 松代二丁目・松代小学校 循環松代
42 松代二丁目・谷田部車庫 牛久駅
42A 松代二丁目・生物研大わしキャンパス・谷田部車庫 牛久駅
C6 春日二丁目 研究学園駅

[編集] 5番のりば

土浦市街、大穂・豊里・筑波地区、常総市石下地区、下妻市方面への一般路線が発車する。

乗場 系統番号 主要経由地 行先 運行会社
5番 10/11 竹園二丁目・花室交差点・千束町 土浦駅 関東鉄道
11B 竹園二丁目・花室交差点・土浦二高 土浦駅
竹園二丁目・花室交差点・土浦二高・土浦一高 合同庁舎
11D つくば国際会議場・上広岡・上高津・千束町 土浦駅
11A/18 吾妻・花室交差点・田中町 土浦駅東口
18/C8 筑波実験植物園・防災科学技術研究所・高エネルギー加速器研究機構 つくばテクノパーク大穂
C8A 筑波実験植物園・合宿所・防災科学技術研究所・高エネルギー加速器研究機構 つくばテクノパーク大穂
26/36/C6 春日一丁目・国土地理院 建築研究所
19 竹園二丁目・花室交差点・土浦二高 土浦駅 関鉄パープル
19/C9A 春日一丁目・高野・豊里中学校・上郷 石下駅
71 春日一丁目・国土地理院・高エネルギー加速器研究機構・作谷・高道祖 下妻駅

[編集] 6番のりば

筑波大学構内を経由する系統が発車する。

乗場 系統番号 主要経由地 行先 運行会社
6番 10 筑波大学病院入口・第二エリア前 筑波大学中央 関東鉄道
20/30 筑波大学病院入口・一ノ矢学生宿舎前 筑波大学中央
C10 筑波大学病院入口・一ノ矢学生宿舎前・筑波大学中央・合宿所 循環筑波大学(右回り)
合宿所・筑波大学中央・一ノ矢学生宿舎前・筑波大学病院入口 循環筑波大学(左回り)
42/42A/52 吾妻一丁目西・春日一丁目 筑波大学病院

[編集] 7番のりば

東京駅行の高速バスと、イオンモール土浦への路線バスが発車する。

乗場 系統 行先 運行会社
7番 つくば号 東京駅日本橋口 関東鉄道・JR関東
直行 イオンモール土浦 JR関東

[編集] 8番のりば

茨城県運転免許センターへの急行バスと、「つくば号」を除いたすべての高速バスが発車する。土曜・休日には研究施設などを巡る「つくばサイエンスツアーバス」も発車する。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行会社
8番 エアポートライナー「NATT'S   成田空港 関東鉄道・千葉交通成田空港交通
つくば - 羽田線   羽田空港 関東鉄道・京急
TMライナー 石岡・県自動車学校・県庁BT・水戸駅南口 偕楽園 関鉄観光
よかっぺ関西号 京都駅八条口・大阪駅前(東梅田)・なんば あべの橋駅 関東鉄道・近鉄
急行 わかば号 (途中降車不可) 運転免許センター 関鉄パープル
茨城空港シャトルバス (途中降車不可) 茨城空港 関東鉄道
筑波山
筑波大学

[編集] バスでアクセスできる市内の主要施設

関東鉄道グループとつくバスの路線は、系統番号が路線ごとに割り当てられるため、方面が上下逆方向でも同じ系統番号となる。徒歩約10分以内の施設はつくば駅・駅周辺を参照。

[編集] 観光地・名所

[編集] 大学・教育機関

[編集] 研究・学術機関

下記の路線バスの他、施設によってはつくばサイエンスツアーバスを利用する事もできる。

  • 国立科学博物館 筑波実験植物園 - [C8][C8A][18]「筑波実験植物園」下車、又は[C10](左回り)「天久保二丁目」下車徒歩10分。
  • 防災科学技術研究所 - [HB]「花畑」下車、又は同一地点の[C8][C8A][18]「防災科学技術研究所」下車。
  • 国土地理院 - [71][26][36][C6]「国土地理院」下車。
  • 土木研究所 - [71][26][36][C6]「土木研究所」下車。
  • 建築研究所 - [26][36][C6]「建築研究所」下車、又は[71]「教員研修センター」下車徒歩5分、又は[HB]「大穂窓口センター」下車徒歩20分。
  • 高エネルギー加速器研究機構 - [HB][71][C8][C8A][18]「高エネルギー加速器研究機構」下車。
  • 国立公文書館 つくば分館 - [HB]「つくばウェルネスパーク」下車徒歩10分。又は[C8][C8A][18]「つくばウェルネスパーク入口」下車徒歩10分。
  • 物質・材料研究機構 千現地区 - [20][21A][C20][27][41]「千現一丁目」下車、又は[11D]「竹園二丁目南」下車。
  • 物質・材料研究機構 並木地区 - [20][21A][C20][27][41]「物質研究所」下車。
  • 物質・材料研究機構 桜地区 - [OB]「テクノパーク桜」下車。
  • 宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センター - [20][21A][C20][27][41]「物質研究所」下車、又は[CG](右回り)「筑波宇宙センター」下車。
  • 産業技術総合研究所 つくば中央事業所(サイエンス・スクエアつくば・地質標本館) - [20][21A][C20][CG](右回り)[27][41]「並木二丁目」下車。
  • 産業技術総合研究所 つくば東事業所(くらしとJISセンター) - [20][21A][C20][CG](右回り)[27][41]「産技総合研筑波東事業所つくば研究支援センター入口」下車。
  • 産業技術総合研究所 つくば西事業所
  • 気象研究所 - [30][31][CG]「気象研究所」下車。
  • 国立環境研究所 - [30][31][CG]「環境研究所」下車。
  • 農林水産省筑波農林研究団地 - [NB]「農林団地中央」「高野台中央」下車。

[編集] その他

  • 筑波大学附属病院 - [42][42A][52]「筑波大学病院」下車、又は[C10](右回り)[10][20][30]「筑波大学病院入口」下車。
  • 筑波記念病院 - [71][26][36][C6]「筑波記念病院」下車。
  • つくば市立病院 - [HB]「筑波窓口センター」下車。
  • 筑波学園病院 - [NB][41][42][42A]「谷田部車庫」下車。
  • つくば双愛病院 - [NB]「高崎中央」下車徒歩20分。
  • 筑波学都資金財団 筑波研修センター - [C10](左回り)「メディカルセンター病院」下車徒歩約5分、又は[C8][C8A][18]「妻木」下車徒歩約5分。
  • さくら運動公園 - [OB]「桜窓口センター」下車、又は[10][11][11B][18][19]「花室交差点」下車徒歩約7分。
  • つくばウェルネスパーク - [HB]「つくばウェルネスパーク」下車、又は[C8][C8A][18]「つくばウェルネスパーク入口」下車。
  • 科学万博記念公園 - [YB]「科学万博記念公園」下車。
  • 高崎自然の森 - [NB]「高崎中央」下車徒歩20分。
  • 茎崎運動公園 - [NB]「茎崎窓口センター」で乗換、[JB]「茎崎運動公園」下車。

[編集] 周辺

つくば駅#駅周辺を参照の事。

[編集] つくばターミナル

解体前のつくばターミナルビル(2005年8月15日)。

財団法人つくば都市交通センターが管理する2階建ての建物であったが解体され、現存しない。1階はバス乗り場やタクシー乗り場に面し、2階はペデストリアンデッキとつながる「つくばセンター広場」に隣接し、1階・2階の双方に出入口があった。

以下は建物解体前の参考事項で、当時のビル内は下記の通りである。

[編集] 1階

[編集] 2階

  • そば店(つくば十割そば) - 以前はコーヒー店であった。
  • DPE
  • ATM(関東つくば銀行)
  • CATVサテライトスタジオ(ACCSメディアプラザ) - 収録スタジオ、インターネットコーナー、申し込み窓口、マルチテレビモニタ(映像のみの街頭テレビ)

[編集] 以前あった施設

※カッコ内は閉鎖日

[編集] 歴史

  • 1985年昭和60年)3月14日 - 「つくばセンター交通広場」完成。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 東京を結ぶ高速バス「特急つくば号」乗り入れ開始。
  • 1994年平成6年)7月1日 - 成田空港連絡バス「エアポートライナーNATT'S」乗り入れ開始。
  • 1998年(平成10年) - 3月1日に水戸行「急行TMライナー」が、3月14日にひたち野うしく駅発着系統が乗り入れ開始。
  • 1999年(平成11年)6月1日 - 羽田空港連絡バス乗り入れ開始。
  • 2001年(平成13年)4月26日 - 大阪行夜行高速バス「よかっぺ関西号」乗り入れ開始(初の夜行路線)。
  • 2005年(平成17年) - つくばエクスプレスつくば駅開業に対応すべくバスレーン入口を増設、駅出入口を設置。
    • 8月24日 - つくば駅開業。真壁・岩瀬行急行バス乗り入れ開始(関鉄グリーンバス初乗り入れ)。
  • 2006年(平成18年)2月28日 - JR東日本つくば店(みどりの窓口)が営業を終了。
  • 2008年(平成20年)7月 - つくば駅前広場再整備工事に着手[1]
  • 2009年(平成21年) - 再整備工事にもとづき、2月28日につくばターミナルビル閉鎖。3月23日に仮設バスターミナルが供用開始。
  • 2010年(平成22年)
    • 1月18日 - 新バスターミナル供用開始。
    • 4月16日 - 茨城空港シャトルバス乗り入れ開始。

[編集] 出典

[ヘルプ]
  1. ^ つくば駅前広場再整備工事の概要

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

管理団体
バスターミナル画像等
乗り入れ各社等(路線・時刻・運賃・のりば)
個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス