東松戸駅

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東松戸駅
駅前ロータリー(2012年9月29日)
駅前ロータリー(2012年9月29日)
ひがしまつど - Higashi-Matsudo
所在地 千葉県松戸市東松戸二丁目
所属事業者 北総鉄道駅詳細
京成電鉄駅詳細
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細

東松戸駅(ひがしまつどえき)は、千葉県松戸市東松戸二丁目(旧紙敷)にある、北総鉄道京成電鉄東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

乗り入れ路線[編集]

北総鉄道の北総線、京成電鉄の成田空港線(成田スカイアクセス線)、JR東日本の武蔵野線が乗り入れている。

このうち、京成電鉄については北総鉄道の線路を借りて運行を行う形態(当駅前後の区間で、北総鉄道が第一種鉄道事業者、京成電鉄が第二種鉄道事業者として施設を共用)のため、両線は実質同じ路線として扱われる。北総鉄道には駅番号として「HS05」が与えられている。

駅構造[編集]

北総鉄道・京成電鉄[編集]

北総・京成 東松戸駅
駅前ロータリー(2012年9月29日)
駅前ロータリー(2012年9月29日)
ひがしまつど - Higashi-Matsudo
所在地 千葉県松戸市東松戸二丁目158
所属事業者 北総鉄道
京成電鉄
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
16,479*人/日
-2010年-
開業年月日 1991年平成3年)3月31日
乗入路線 2 路線
所属路線 北総鉄道北総線**
駅番号 HS05
キロ程 7.5km(京成高砂起点)
HS04 秋山 (1.3km)
(1.4km) 松飛台 HS06
所属路線 京成成田空港線
(成田スカイアクセス線)
**
キロ程 7.5km(京成高砂起点)
KS10 京成高砂 (7.5km)
(5.2km) 新鎌ヶ谷
備考 共同使用駅(北総の管轄駅)
* 北総と京成の合計値
** 京成高砂 - 印旛日本医大間は両社線の共用区間。

島式ホーム2面4線を有する高架駅である。JR武蔵野線を跨ぐため、ホームは地上17mの高さにあり、3階が改札コンコース、4階がホームとなり、各階はエスカレーターおよびエレベーターで連絡している。北総鉄道が線路を含む施設全般を保有・駅業務を行っており、標識類は北総様式に準拠している。京成については「京成線」に代わり「成田スカイアクセス線」と標示・案内がされている。これはJR列車内・駅構内も同様である。

開業時から2面4線への拡張が可能な構造となっていた。2010年7月17日の成田空港までの延伸に向けて拡張工事が行われ、2009年2月14日から2面(待避駅)化されて新設上りホームの供用が開始された。これによって当駅での通過待避および緩急接続が可能となった。また、将来的に10両編成が停車可能な構造となっている。

2013年3月29日から当駅でNTTdocomoの公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」が利用できるようになった[1]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1・2 北総線
成田スカイアクセス線
上り 高砂押上上野浅草日本橋西馬込
品川TRON 9-9145.gif羽田空港横浜方面
3・4 北総線
成田スカイアクセス線
下り 新鎌ヶ谷千葉ニュータウン中央印西牧の原
印旛日本医大TRON 9-9145.gif成田空港方面
  • 朝夕時間帯の一部に北総線普通と京成が運行するアクセス特急の緩急接続がある他、北総線の普通が当駅でスカイライナーの通過待ちを行う場合がある。このほか、アクセス特急が当駅でスカイライナーに抜かれる場合もある。

駅構内設備[編集]

ホーム(2012年9月29日)


JR東日本[編集]

JR 東松戸駅
西口(2012年9月29日)
西口(2012年9月29日)
ひがしまつど - Higashi-Matsudo
新八柱 (2.4km)
(1.9km) 市川大野
所在地 千葉県松戸市東松戸二丁目158
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 武蔵野線
キロ程 92.8km(鶴見起点)
府中本町から64.0km
電報略号 ヒマ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
16,687人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1998年平成10年)3月14日
備考 直営駅

相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。改札コンコースとホームを連絡するエスカレーター・エレベーターが設置されている。トイレ車椅子などに対応する多機能トイレを併設する。直営駅新八柱駅被管理駅)。

武蔵野線の駅としては1990年代に開設された唯一の駅であり、吉川美南駅越谷レイクタウン駅に次いで新しい駅である。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 武蔵野線 上り 新松戸南浦和府中本町方面
2 武蔵野線 下り 西船橋南船橋東京方面

駅構内設備[編集]

東口(2012年11月22日) 改札口(2012年11月22日)
東口(2012年11月22日)
改札口(2012年11月22日)
ホーム(2008年9月6日)


利用状況[編集]

  • 北総鉄道 - 2011年度の1日平均乗降人員17,588人である。北総線内では京成高砂駅、千葉ニュータウン中央駅、新鎌ヶ谷駅に次いで第4位。
  • 京成電鉄 - 2012年度の1日平均乗降人員は3,138人である[* 1]。同社全線で第61位。北総鉄道の利用客数のうち、京成電鉄が運行するアクセス特急を利用した客の人数で換算した値である。
  • JR東日本 - 2012年度の1日平均乗車人員は16,687人である[* 2]。武蔵野線内では26駅中18位。開業以来増加傾向が続いているが、武蔵野線単独駅の吉川駅より少なく、2005年度までは武蔵野線内で最も乗車人員が少ない駅であった。

各社とも乗車・乗降人員は乗換駅としては少ない人数である。その理由の一つとして、北総線経由の運賃が割高で、定期通勤経路として敬遠されやすいことが挙げられる。北総鉄道#運賃問題も参照のこと。

また、両線とも都心方向に向かう際には当駅で乗換をしなくても到達できる上、両線とも本数が少なめで乗り継ぎが考慮されてない。京成のアクセス特急は当駅を通過する計画であったが、県や市、JR武蔵野線沿線自治体などの要望により停車することになった[2][3]

2000年代に入ってからは駅周辺マンションの入居が進み、定期通勤利用が増加したため、各社とも利用客数は増加傾向にある。

年度別1日平均乗降・乗車人員(1990年〜2009年)[編集]

開業以降の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 3]
年度 北総鉄道 JR東日本
1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
1990年(平成2年) [備考 1]1,019 未開業
1991年(平成3年) 753 355
1992年(平成4年) 456
1993年(平成5年) 545
1994年(平成6年) 576
1995年(平成7年) 655
1996年(平成8年) 666
1997年(平成9年) 812 [備考 2]3,904
1998年(平成10年) 4,163 5,605
1999年(平成11年) 4,710 7,108
2000年(平成12年) 10,120 5,070 [* 4] 7,808
2001年(平成13年) 5,269 [* 5] 8,581
2002年(平成14年) 5,496 [* 6] 9,146
2003年(平成15年) 5,607 [* 7] 9,533
2004年(平成16年) 5,807 [* 8] 9,841
2005年(平成17年) 5,931 [* 9] 10,170
2006年(平成18年) 12,659 6,332 [* 10] 11,049
2007年(平成19年) 13,717 6,845 [* 11] 11,959
2008年(平成20年) 15,053 7,500 [* 12] 13,248
2009年(平成21年) 15,650 7,802 [* 13] 13,781

年度別1日平均乗降・乗車人員(2010年〜)[編集]

年度別1日平均乗車人員[* 3]
年度 北総鉄道 京成電鉄 JR東日本
1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
2010年(平成22年) 16,479 8,212 [備考 3]1,216 [* 14] 14,513
2011年(平成23年) 17,588 8,767 2,676 1,383 [* 15] 15,405
2012年(平成24年) [* 1] 3,138 [* 2] 16,687
備考
  1. ^ 1991年3月31日開業。開業日の1日乗降人員を集計したデータ。
  2. ^ 1998年3月14日開業。開業日から同年3月31日までを集計したデータ。
  3. ^ 2010年7月17日開業。開業日から翌年3月31日までを集計したデータ。

駅周辺[編集]

駅勢圏は住宅・農地などが混在する郊外地域であった。北総線開業後の開発の主体となった紙敷土地区画整理事業は一時停滞したが、その後の再減歩と松戸市のてこ入れにより軌道に乗り、2012年2月24日に換地処分を完了するに至った。これにより駅を含む周辺の地名であった「紙敷」は、「東松戸(1丁目~4丁目)」に変更された。商店街などはいまだ形成されていないものの、駅前にスーパー・飲食店が徐々にできつつある。

ベルクス東松戸店

バス路線[編集]

松戸新京成バス京成バスの路線が運行されている

  1. 八柱線
    [紙敷1] 紙敷車庫
  2. 高塚線
    [本31] 高塚入口経由本八幡駅
  3. 八柱線
    [八柱7] 八柱霊園経由八柱駅
  4. 東松戸線
    [松9] 工業団地経由 松戸駅東口行
    [松10] 如来堂前経由 松戸駅東口行
  5. 高塚線国分線
    [本34] 高塚行
    [市45] 高塚入口・国分経由市川駅

歴史[編集]

  • 1991年平成3年)3月31日 - 北総開発鉄道の駅として開業。当時は島式ホーム1面2線。
    • 当初、バス乗降場は現在のマクドナルドの位置にあった。
  • 1998年(平成10年)3月14日 - JR東日本の駅が開業。これに伴い駅前ロータリー(現在)の供用開始。
    • 両線とも開業前の仮称は地名の「紙敷」だったが、開業時に「東松戸」とされた。
      • 北総線の駅は1991年に開業していたが、交差する武蔵野線にはそれから7年間駅は設置されなかった。当時、新京成線と北総線は相互直通運転を実施しており、北総線 - 武蔵野線の乗り継ぎ客は新京成線を経由して新八柱駅を乗り換え駅としていた。しかし、新京成線の新鎌ヶ谷駅開業によって相互直通運転は終了し、同駅と新八柱駅で二度の乗り換えが必要となった。
      • JRの駅は設置の予定はなかったが、武蔵野線に駅を設置するように利用者や松戸市などから要望が相次ぎ、費用負担を松戸市も行うということ(支出したのは紙敷土地区画整理組合)で、1998年に駅が開業した。
  • 2001年(平成13年)11月18日 - JR東日本でICカードSuica供用開始。
  • 2004年(平成16年)7月1日 - 社名・路線名称の変更により、北総開発鉄道の駅は北総鉄道北総線の駅となる。
  • 2007年(平成19年)3月18日 - 北総鉄道でICカードPASMO供用開始。
  • 2009年(平成21年)2月14日 - 北総線の特急・急行の停車駅となる。
    • 上り専用ホームが新設されたが、待避設備は供用されず島式ホーム2面2線となる。
  • 2010年(平成22年)7月17日 - 京成成田空港線(成田スカイアクセス線)の開業により北総線の駅は京成電鉄との共同使用駅となり、アクセス特急の停車駅となる。
    • 待避設備が供用開始され、島式ホーム2面4線となる。
  • 2014年(平成26年)4月1日 - JR東日本のみどりの窓口が営業を終了。

その他[編集]

  • JRの駅開設には約3年の工期を費やした。これは駅建設場所が盛土構造であり、上下線を外側に建設した仮線へ移設した上で盛土を切除、その後新たに建設した高架橋へ再度線路を切り替え、その両側(仮線跡)にホームを建造するという煩雑な手順が採られたためである。
  • 住居表示により駅所在地と周辺の地名が、2012年(平成24年)2月25日から「紙敷」から「東松戸」に変更された[11]

隣の駅[編集]

北総鉄道・京成電鉄
北総線・成田スカイアクセス線(成田空港線)
アクセス特急・特急(上りのみ運転)
京成高砂駅 (KS10) - 東松戸駅 (HS05) - 新鎌ヶ谷駅 (HS08)
急行(下りのみ運転)
矢切駅 (HS02) → 東松戸駅 (HS05) → 新鎌ヶ谷駅 (HS08)
普通
秋山駅 (HS04) - 東松戸駅 (HS05) - 松飛台駅 (HS06)
東日本旅客鉄道
武蔵野線
新八柱駅 - 東松戸駅 - 市川大野駅

参考文献[編集]

  • 『まつど議会だより』 松戸市議会発行 平成19年10月28日版

脚注・出典[編集]

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利用状況の出典

関連項目[編集]

外部リンク[編集]