新鎌ヶ谷駅

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新鎌ヶ谷駅
駅舎(2011年10月10日)
駅舎(2011年10月10日)
しんかまがや - Shin-Kamagaya
所在地 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷
所属事業者 北総鉄道駅詳細
京成電鉄駅詳細
新京成電鉄駅詳細
東武鉄道駅詳細
北口(2011年10月10日)
北総線・成田スカイアクセス線と新京成線乗換専用改札口(北総鉄道の管轄)
(2011年10月10日)

新鎌ヶ谷駅(しんかまがやえき)は、千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷にある、北総鉄道京成電鉄新京成電鉄東武鉄道である。鎌ケ谷市において唯一の乗換駅で、鎌ケ谷市を通るすべての路線がこの駅を通っている。

目次

乗り入れ路線 [編集]

北総鉄道の北総線、京成電鉄の成田空港線(成田スカイアクセス線)、新京成電鉄の新京成線、東武鉄道の野田線が乗り入れる総合駅となっている。このうち、京成電鉄については北総鉄道の線路を借りて運行を行う形態(当駅前後の区間では北総が第一種鉄道事業者、京成が第二種鉄道事業者として施設を共用)のため、実用上では同一の路線の形で利用できる。そのため、当駅は実質的に3路線の接続駅という形になる。

なお、北総鉄道(及び京成電鉄)と東武鉄道は駅番号を採用しており、北総(京成)はHS08、東武はTD 30である。

駅構造 [編集]

北総線・成田スカイアクセス線(成田空港線)は高架駅、新京成線は地上駅(高架化工事中)だが、ほぼ並列しており、乗り換えは比較的容易である。東武野田線は掘割の中にあり、北総線と新京成線の駅の東側で交差しているため、両線との乗り換えは少し距離がある。ただし、各線とも改札口はほぼ同一平面上にあり、高架下が店舗を兼ねたかたちの乗り換え通路になっており、雨の日も濡れずに乗り換えることができる。

2013年3月29日から当駅でNTTdocomoの公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」が利用できるようになる。


北総鉄道・京成電鉄 [編集]

北総・京成 新鎌ヶ谷駅
しんかまがや - Shin-Kamagaya
所在地 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷一丁目13-1
所属事業者 北総鉄道
京成電鉄
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
30,501*人/日
-2011年-
開業年月日 1991年平成3年)3月31日
乗入路線 2 路線
所属路線 北総鉄道北総線**
駅番号 HS08
キロ程 12.7km(京成高砂起点)
HS07 大町 (2.3km)
(3.1km) 西白井 HS09
所属路線 京成成田空港線(成田スカイアクセス線)**
キロ程 12.7km(京成高砂起点)
東松戸 (5.2km)
備考 共同使用駅(北総の管轄駅)
* 北総と京成の合計値
** 京成高砂 - 印旛日本医大間は両線の共用区間

島式ホーム2面4線を有する。駅舎は高架下にあり、ホームと連絡するエスカレーターエレベーターを完備しているほか、ホーム上には待合室などが設置されている。

南側のホームは開業以来未供用だったが、2007年11月に2面4線(待避駅)化され、当駅での通過待避および緩急接続が可能な構造となった。

2010年7月17日より、京成電鉄が運行するアクセス特急(特別料金不要)が停車することで、京成の駅としても取り扱われている。

これにより乗り入れ会社は京成(第二種鉄道事業者)を加えた4社となったが、あくまで北総鉄道の管轄駅であるため、駅番号は北総の番号 (HS08) となる[1]。また、駅表記も従来通り北総鉄道の名前のみが記載されているが、改札口等の案内サインでは「北総線・成田スカイアクセス線」と表記することで空港利用者に配慮している。

のりば [編集]

番線 路線 方向 行先
1・2 北総線
成田スカイアクセス線
上り 東松戸高砂押上上野浅草日本橋
西馬込品川TRON 9-9145.gif羽田空港横浜方面
3・4 北総線
成田スカイアクセス線
下り 千葉ニュータウン中央印西牧の原
印旛日本医大TRON 9-9145.gif成田空港方面
北総線新鎌ヶ谷駅舎(2011年10月10日) ホーム(2011年10月10日)
北総線新鎌ヶ谷駅舎(2011年10月10日)
ホーム(2011年10月10日)


新京成電鉄 [編集]

新京成 新鎌ヶ谷駅
しんかまがや - Shin-Kamagaya
北初富 (0.8km)
(1.2km) 初富
所在地 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷一丁目13-1
所属事業者 新京成電鉄
所属路線 新京成線
キロ程 12.1km(松戸起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
29,952人/日
-2011年-
開業年月日 1992年平成4年)7月8日
備考 管理は北総鉄道に委託

島式ホーム1面2線を有する。改札口など駅舎部分は北総鉄道と共用しており、改札業務も北総鉄道に委託している。

開業時はエスカレーターを併設した跨線橋を持つ相対式ホーム2面2線だったが、2013年時点では高架化工事中のため仮設ホームになっており、エレベーターを併設した地下通路を持っている。工事完成後も島式ホーム1面2線となる。

新京成線の駅としては最も新しく、唯一平成時代に開設された駅である。

のりば [編集]

番線 路線 方向 行先
1 新京成線 下り 初富北習志野新津田沼京成津田沼京成線方面
2 新京成線 上り 北初富八柱松戸方面
北総線・成田スカイアクセス線と新京成線の改札口(2011年10月10日) ホーム(2011年10月10日)
北総線・成田スカイアクセス線と新京成線の改札口(2011年10月10日)
ホーム(2011年10月10日)
新京成線新鎌ヶ谷駅連絡通路(2011年10月10日 現在高架工事が進められている新京成線。奥は北総線の高架(2011年10月10日)
新京成線新鎌ヶ谷駅連絡通路(2011年10月10日
現在高架工事が進められている新京成線。奥は北総線の高架(2011年10月10日)


東武鉄道 [編集]

東武 新鎌ヶ谷駅
しんかまがや - Shin-kamagaya
TD 29 六実 (1.4km)
(1.9km) 鎌ヶ谷 TD 31
所在地 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目10-1
駅番号 TD 30
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線
キロ程 53.3km(大宮起点)
電報略号 シマヤ
駅構造 地上駅橋上駅掘割構造
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
35,729人/日
-2011年-
開業年月日 1999年(平成11年)11月25日

相対式ホーム2面2線を有し、線路は開削構造になっている。橋上駅舎を有しており、スロープやエレベーター、エスカレーターが設置されている。

野田線内では流山おおたかの森駅に次いで2番目、東武鉄道内では流山おおたかの森駅、東上線つきのわ駅に次いで3番目に新しく、東京地下鉄(東京メトロ)管理の伊勢崎線押上駅を含めると4番目に新しい駅である。東武鉄道全駅中、最も東に位置する。

のりば [編集]

番線 路線 方向 行先
1 野田線 下り 船橋方面
2 野田線 上り 六実春日部大宮方面

発車メロディ [編集]

2008年7月28日より発車メロディを導入した。当初は流山おおたかの森駅や春日部駅と同じものが使用されていたが、2009年2月26日から鎌ケ谷市に二軍の本拠地を置く北海道日本ハムファイターズと同市との連携により「ファイターズ讃歌」が使用されている[2]

改札口(2011年10月10日) ホーム(2011年10月10日)
改札口(2011年10月10日)
ホーム(2011年10月10日)


利用状況 [編集]

  • 北総鉄道 - 2011年度の一日平均乗降人員は30,501人で、北総線内では、千葉ニュータウン中央駅に次いで第2位。
  • 京成電鉄 - 2011年度の一日平均乗降人員は3,602人[3]で、京成線内では第58位。
  • 新京成電鉄 - 2011年度の一日平均乗降人員は29,952人で、新京成線内では第7位。
  • 東武鉄道 - 2011年度の一日平均乗降人員は35,729人であり、野田線内では第6位[4]であるが、船橋 - 柏間の途中駅では最も多い。野田線内の多くの駅で利用客数の減少が進む中、当駅は年々増加傾向にある。

3社[5]を合わせた2011年度の一日平均乗降人員は96,182人であり、鎌ケ谷市内の駅としては単独および乗り換えを含めて最も多い。

駅周辺 [編集]

駅前広場の様子(2011年10月10日)

元々は既成市街地ではなく、園が広がる土地の3路線交差部に設置された駅であるため、開業当時は少し離れて市役所庁舎がある程度で、他に特筆すべき建物や施設などはなかった。しかし、3路線揃った2000年代に入ってからは鎌ケ谷市の新市街地として開発が進められており、2004年以降は大型ショッピングセンターが駅前に開業するなど、開業当時からは大きく変貌を遂げている。

また、駅周辺は以前「初富」という地名[6]であったが、2008年2月25日からこれらの地区の住居表示が「新鎌ケ谷」となり、駅名から発祥した「しんかまがや」という名称が正式に地名となった[7]

主な周辺施設 [編集]

北総鉄道本社

当駅周辺には市の名産である梨(幸水、豊水、新高等)園が存在する。

バス路線 [編集]

路線バス [編集]

主に白井市方面への路線バスが駅前交通広場から発着する。

コミュニティバス [編集]

  • 鎌ケ谷市コミュニティバス「ききょう号
    • ききょう南線:鎌ケ谷大仏駅
    • ききょう西線:東武鎌ケ谷駅・ファイターズタウン方面/鎌ケ谷市役所行
    • ききょう東線:さわやかプラザ軽井沢行/鎌ケ谷市役所行
    • ききょう東線2:粟野コミュニティセンター・北部公民館方面
  • 白井市循環バス「ナッシー号
    • 西ルート:鎌ケ谷総合病院行/西白井駅・七次台・白井駅北口経由 白井市役所行
    • 南ルート:冨士センター・池の上・白井駅北口経由 白井市役所行/西白井駅・白井駅北口経由 白井市役所行

深夜バス [編集]

歴史 [編集]

駅設置まで [編集]

  • 1923年大正12年)12月27日 - 北総鉄道船橋線(現在の東武鉄道野田線) 船橋 - 柏間開業。
  • 1955年昭和30年)4月21日 - 新京成線 鎌ヶ谷初富(現:初富) - 松戸間開業により、野田線と新京成線が交差する。
  • 1979年(昭和54年)3月9日 - 北総開発鉄道北総線(後に北総・公団線、現在の北総鉄道北総線) 北初富 - 小室間開業(第一期開業。当初は暫定的に新京成電鉄松戸駅まで乗り入れを行っていた)。新鎌ヶ谷は駅格上げを前提とした信号所だった。これにより交差が3社に及ぶようになる。
  • 1989年平成元年)11月28日 - 東武野田線、新鎌ヶ谷信号所設置。同時に六実 - 新鎌ヶ谷信号所間を複線化、新鎌ヶ谷信号所は単複境界として設置された。こちらは駅昇格を前提にはしない信号所であり、駅昇格は後述の東武鉄道の方針を曲げさせて設置に至った。

駅設置後 [編集]

  • 1991年(平成3年)3月31日 - 北総・公団線京成高砂 - 新鎌ヶ谷間開業(北総線第二期開業)に伴い、新鎌ヶ谷駅が開業する。
  • 1992年(平成4年)7月8日 - 新京成線の新鎌ヶ谷駅が開業し、北総・公団線との乗り換え業務を開始。同時に連絡改札口が設置される。これに伴い北総・公団線と新京成線との相互直通運転を中止し、当駅 - 北初富間の連絡線を廃止した。連絡線の高架はしばらく存置されていたが、その後撤去され、現在は構内の一部の線路が保線基地として使用されている。
  • 1999年(平成11年)11月25日 - 東武野田線の新鎌ヶ谷駅が開業。
  • 2006年(平成18年)3月5日 - 北総線・新京成線乗換連絡改札口に乗車券類の2枚投入が可能な自動改札機を導入。
  • 2007年(平成19年)7月28日 - 成田新高速鉄道工事に関連して北総線の駅改良工事を行い、北総線・新京成線乗り換え連絡改札口を移設。
  • 2007年(平成19年)11月10日 - 北総線のホームを1面増設。同時に北総線のホーム形態を1面2線から2面2線へ変更。
  • 2008年(平成20年)7月28日 - 東武野田線ホームに発車メロディを導入。
  • 2009年(平成21年)2月26日 - 東武野田線の発車メロディを「ファイターズ讃歌」に変更。
  • 2010年(平成22年)7月17日 - 京成成田空港線(成田スカイアクセス線)の開業により北総線の駅は京成電鉄との共同使用駅となり、「アクセス特急」の停車駅となる。同時に北総線のホーム形態を2面2線から2面4線へ変更。

当駅付近の路線形態の経緯 [編集]

新京成線と東武野田線は当駅がある地点で交差していたが、新京成・東武両社とも長い期間この地点に駅を設置しなかった。このため、両路線の乗り換えは新京成線の初富駅と野田線の鎌ヶ谷駅によって行われたが、両者の距離は約1km、徒歩で十数分の時間を要し、乗り換えは不便だった。古くから新京成線と東武野田線の交差地点に乗り換え駅を要望する声はあったが、長らく実現しなかった。

その後、1979年に北総線の第一期区間(北初富 - 小室間)が開業したことで3線が交差・隣接した。この時、同線には後に新鎌ヶ谷駅となるホームなどの躯体は建設されたものの、駅は設置されず、同線と新京成線との乗り換えは乗り入れのために接続する隣駅の北初富駅で行われた。また、東武野田線とは接続されていなかった。

1991年、北総線の第二期区間(当駅 - 京成高砂間)が開業した際に、当駅が設置された。ただし、この時点では新京成電鉄側に駅を設置する予定はなかった。「鎌ケ谷市内の連続立体交差事業完成時まで駅を設置せず、両線の接続は乗り入れの継続により行う」という方針によるものである。

その後、鎌ケ谷市などの働き掛けと費用負担で方針が変わり、1年後の1992年に新京成線と北総線の乗り入れが廃止され、新京成線にも乗り換え駅として新鎌ヶ谷駅が設置された(管理は北総鉄道が実施)。

東武野田線については、以前から地元住民や通勤客、鎌ケ谷市などから東武鉄道へ駅設置の要望が相次いでいた。同社は野田線の複線化にあたり、新京成線の高架化まで同線との交差部を複線にできないことから1989年より当駅近傍に「新鎌ヶ谷信号所」を設置し、六実から同信号所までの複線化を実施したものの、駅は設置されなかった。新京成線の駅設置時にも現在の新鎌ヶ谷駅周辺に駅を設置する予定はなかった。しかし、費用を乗り換え駅所在地の地方公共団体(鎌ケ谷市)が拠出することを条件に、東武側が(駅を設置しないという)方針を変更し、市や周辺住民の要求を飲む形で(北総線の駅設置から8年後となる)1999年に野田線の新鎌ヶ谷駅はようやく設置された。なお、ほぼ同じ理由で北総線東松戸駅の乗り換え駅として東日本旅客鉄道武蔵野線にも1年前の1998年3月に東松戸駅が開業している。

北総線ホームは1979年の同線開業時から2面4線の躯体が用意されていたものの、1991年の当駅開業時には当時の輸送需要やダイヤなどを鑑み北側の1面2線しか供用されず、南側には留置線が設置されたもののホームは長年放置されたままであったが、成田スカイアクセスの開業に伴い輸送力を増強するにあたり、2007年からようやく南側ホームが供用されるに至った。

付記 [編集]

新鎌ヶ谷駅に展示されている北海道日本ハムファイターズの新人選手(2011年)の手形。手前にあるのが斎藤佑樹の手形。また2012年入団選手の手形も展示されている

隣の駅 [編集]

北総鉄道・京成電鉄
北総線・成田スカイアクセス線(成田空港線)
アクセス特急(「TRON 9-9145.gifアクセス特急」含む)
東松戸駅 (HS05) - 新鎌ヶ谷駅 (HS08) - 千葉ニュータウン中央駅 (HS12)
特急・急行(西白井方当駅から各駅に停車。特急は上りのみ、急行は下りのみ)
東松戸駅 (HS05) - 新鎌ヶ谷駅 (HS08) - 西白井駅 (HS09)
普通
大町駅 (HS07) - 新鎌ヶ谷駅 (HS08) - 西白井駅 (HS09)
※東隣の西白井駅は白井市にあるが、途中柏市を通過する。
新京成電鉄
新京成線
北初富駅 - 新鎌ヶ谷駅 - 初富駅
東武鉄道
野田線
六実駅 (TD 29) - 新鎌ヶ谷駅 (TD 30) - 鎌ヶ谷駅 (TD 31)

脚注 [編集]

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  1. ^ 京成時刻表Vol.25 2010年7月9日
  2. ^ 東武野田線 鎌ヶ谷駅・新鎌ヶ谷駅で「ファイターズ讃歌」を発車案内メロディーに使用開始♪ (PDF) - 東武鉄道ニュースリリース 2009年2月24日
  3. ^ 北総鉄道の利用客数のうち、京成電鉄が運行するアクセス特急を利用した客の人数で換算。
  4. ^ 2010年度まで岩槻駅より少なかったが、2011年度で利用客数が増え、順位が入れ替わった。
  5. ^ 北総、新京成、東武の3社
  6. ^ 新京成線の北隣駅の北初富駅の地名は「北中沢」、南隣駅の初富駅の地名は「中央」である。
  7. ^ 同様に駅名から地名が生まれたケースは同じ東武鉄道の路線では中板橋が、他社の路線では国立西船新横浜南浦和などがある。
  8. ^ 新松戸・千葉ニュータウン・成田線
  9. ^ 千葉県ウェブサイト:千葉県内の鉄道整備計画(東京10号線延伸新線)

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]