シニアカー

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シニアカー

シニアカーとは、福祉用電動車両(バッテリーカー)のことである。福祉用のため購入時には、車両に掛かる消費税は非課税扱いとなる。3輪の自転車スクーターのような外見を有するものから、4輪の乗用車タイプまで存在する。4輪は大型タイプも存在するが、あくまでも車椅子扱いであり、交通法規上は歩行者と同等である。歩道があれば歩道を走行しなければならない。 「シニアカー」は俗称であり「ハンドル形電動車いす」というのが正式な名称。

手軽さゆえに充電を忘れ、出先でバッテリーが上がって身動きが取れなくなってしまうことも多い。交通法規の遵守も含め、十分な知識や判断力を有している者か、使用をサポートできる家族がいないと所有は困難であろう。

「シニアカー」は一般的呼称、「セニアカー」はスズキの商品名である。

元々の設計思想は当時流行していたゲートボール場への足としてスズキにて設計・販売されたが、福祉機器としての有効性が認められ現在に至る。

目次

[編集] 特徴

  • 自動車原動機付自転車等の運転免許は不要。(道路交通法の電動車イスに分類され、歩行者扱いとされる)販売やレンタルには同法による型式認定が必要。
  • 道路交通法によって、最高速度は6km/h以下に制限される。
  • クラクション、前照灯、ウィンカーなどの保安部品装着の義務はない。
  • ヘルメットは不要。

以上の要件は法的には「道路交通法」によって規定されているが、JIS規格で製造の条件が、さらに詳細に規定されている。しかし、現行の法制度ではJIS規格適合製品であるかどうかは電動車イスの型式認定には無関係である。

なお、経済産業省は多発する事故に対応するために消費経済審議会に諮り、消費生活用製品安全法による特定製品に指定し、厳しい安全基準を義務化しようとしていた。 この諮問については異論が多く、特定製品の指定は当面見送りになり、安全利用については利用者教育と利用者の能力判定などで対応する方向で対応することになった。 安全性についての機器改善は、JIS規格改正原案委員会に委ねられる方針。

[編集] メリット

使用方法は、レバーを操作するだけで加減速ができる。自動車の運転経験のないお年寄りでも非常に扱いやすいことが特徴。足腰が立たなくなった、足や腕が不自由なお年寄りの行動半径を飛躍的に広げるアイテムとなった。

[編集] デメリット

自動車の運転をしたことがないお年寄りが、乗用車感覚で車道の真ん中を走ることもある上、一部の簡易な機種は尾灯すら持たないことから追突による交通事故が多い。特に、夜間の使用は注意が必要であるが、 近年では前後にLED式の点滅灯を装備した物もある。

[編集] 保険

対人・対物損害賠償保険は不要である。但し、無保険であるため事故の加害者となったときには問題を抱えることになる(例えば、踏切で立往生して列車と接触して損害賠償請求をされるといった場合、自動車であれば保険で対応するが、無保険のシニアカーであれば自分で払わなければならない) そのため、無保険で公道を走行することは大きいリスクを負う危険性があることを認識する必要がある。 現在「三井住友海上保険株式会社」が、ハンドル形電動車いすへの交通事故傷害保険を販売している。 良心的な販売店は1年間の保険加入を付けている場合もある。

[編集] 関連項目