ききょう号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ちばレインボーバスが運行する東線(新鎌ヶ谷駅)
船橋新京成バスが運行する南線(鎌ヶ谷営業所)
鎌ヶ谷観光バスが運行する西線

ききょう号は、千葉県鎌ケ谷市が運行するコミュニティバスである[1]ちばレインボーバス船橋新京成バス鎌ヶ谷観光バスへ運行を委託している[1]

概要[編集]

新鎌ヶ谷駅および鎌ケ谷市役所を中心に、全5路線が運行されている[1]年末年始の12月29日 - 1月3日は運休となる[1]

名称は、市の花であるキキョウに由来する[2]

運行受託事業者[編集]

沿革[編集]

  • 2001年平成13年)4月1日 - 4路線で運行開始。専用車両としてききょう柄の日野・リエッセが用意される。
  • 2006年(平成18年)10月1日 - 西線の運行会社を船橋新京成バスから鎌ヶ谷観光バスへ変更。
  • 2016年(平成28年)11月1日 - 以下の内容で再編を実施。
    • 西線を「西線」と「西線2」に分割。
    • 土曜日・日曜日の運行を開始。
    • 東線・東線2、南線で交通系ICカードに対応。
    • 小児運賃・障害者運賃を適用開始。

運賃・乗車券類[編集]

現行路線[編集]

現行路線の詳細については、鎌ケ谷市公式サイト「コミュニティバス「ききょう号」」を参照。

過去の路線[編集]

  • 市内で鎌ヶ谷が付く駅名の表記はすべて「鎌谷」であるが、ききょう号のバス停名はすべて地名に合わせ、大文字で「鎌谷」駅と表記する。
ききょう南線
ききょう西線
  • 鎌ケ谷駅 - グリーンハイツ - ファイターズタウン - 鎌ケ谷駅 - 北初富駅 - くぬぎ山コミュニティセンター - 新鎌ケ谷駅 - 鎌ケ谷総合病院 - 鎌ケ谷市役所
ききょう東線
  • 鎌ケ谷市役所 - 鎌ケ谷総合病院 - 新鎌ケ谷駅 - 南初富交差点 - 社会福祉センター - 市民体育館 - さわやかプラザ軽井沢
ききょう東線2
  • 鎌ケ谷市役所 → 鎌ケ谷総合病院 → 新鎌ケ谷駅 → 粟野コミュニティセンター → 北部公民館 → 新鎌ケ谷駅 → 鎌ケ谷総合病院 → 鎌ケ谷市役所

車両[編集]

運行開始時に各社共通デザインの専用車両として、白地にききょうの花を描いた日野・リエッセ(KK-RX4JFEA)が用意された。中扉に車椅子用リフトを装備したステップリフトバスで、バリアフリーに対応している。

そのほか、運行を受託する各社が保有する小型ノンステップバスも使用され、ちばレインボーバスでは三菱ふそう・エアロミディME[1]、船橋新京成バスでは日野・ポンチョを使用する[1]。これらの車両は専用カラーではなく各事業者の標準塗装のため「コミュニティバス ききょう号」のマグネットを貼って運行する[1]

また、鎌ヶ谷観光バスでは専用車両として「ききょう号」の表記と屋根上行灯があるトヨタ・ハイエースを用意する[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o コミュニティバス「ききょう号」 鎌ケ谷市、2022年9月3日閲覧。
  2. ^ 市の花・木 鎌ケ谷市、2022年9月3日閲覧。
  3. ^ 乗り継ぎについて 鎌ケ谷市、2018年6月25日、2022年9月3日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]