鳥栖市
| とすし 鳥栖市 |
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|---|---|
| 鳥栖市市章 | |
| 国 | |
| 地方 | 九州地方 |
| 都道府県 | 佐賀県 |
| 団体コード | 41203-1 |
| 面積 | 71.73km² |
| 総人口 | 71,417人 (推計人口、2013年5月1日) |
| 人口密度 | 996人/km² |
| 隣接自治体 | 基山町、みやき町 福岡県久留米市、小郡市、筑紫野市、那珂川町 |
| 市の木 | モチノキ |
| 市の花 | ハナショウブ |
| 市の鳥 | メジロ |
| 鳥栖市役所 | |
| 所在地 | 〒841-8511 佐賀県鳥栖市宿町1118番地 |
| 外部リンク | 鳥栖市の公式サイト |
| ウィキプロジェクト | |
目次 |
概要[編集]
九州の陸上交通網において、福岡県・熊本県・鹿児島県を結ぶ南北軸(九州自動車道・国道3号・鹿児島本線・九州新幹線)と、長崎県・大分県を結ぶ東西軸(長崎自動車道・大分自動車道・国道34号・国道500号・長崎本線)の交点に位置しており、九州最大の交通の要衝として知られる。国道や鉄道の分岐点でもあるため物流施設の集積地であり企業の進出が盛んな市である。佐賀県における人口規模は佐賀市・唐津市に次ぐ3位だが、人口密度は両市を上回り佐賀県内の自治体で第一位である(2位は隣接する基山町)。
前述のような立地条件もあって鳥栖市は物流拠点戦略を打ち出し、多くの産業団地を造成している。九州の高速道路網の一大拠点となる鳥栖ジャンクションがあり、2011年(平成23年)には九州新幹線の停車駅であり、長崎本線との交点に位置する新鳥栖駅が完成して新たな交通拠点が誕生した。交通の利便性から企業進出が相次いでおり、人口増加が顕著である。2011年(平成23年)10月にはAmazon.co.jpの九州物流拠点であるアマゾン鳥栖FCの建設が発表された。
九州の交通の要衝として価値があることから、2004年(平成16年)には鳥栖プレミアム・アウトレット、2006年(平成18年)には九州シンクロトロン光研究センターなどの大型施設が進出したほか産業技術総合研究所の九州センターが設置されており、九州における産学官連携の中核としての機能を果している。2013年(平成25年)には九州初となる九州国際重粒子線がん治療センターが開業する予定である。
日本四大売薬の一つとして知られる田代売薬が栄えた土地である。鳥栖市に本社を置く久光製薬は田代売薬を祖とする企業である。
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するサガン鳥栖のホームタウンであり、JR鳥栖駅東側にベストアメニティスタジアムがある。
東洋経済オンラインの「住みよさランキング」では上位にランクインすることが多く、2010年(平成22年)は九州ブロックで1位、全国総合ランキングで4位となった[1][2]。
福岡都市圏の通勤通学圏に含まれ、人口の約5%が福岡都市圏へ通勤通学している。
地理[編集]
筑紫平野(佐賀平野)に位置し、南の境を筑後川が流れる。低地は水田に利用され、その中に市街地がある。北西部は脊振山地の東部にあたる。
隣接している自治体[編集]
人口[編集]
| 鳥栖市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 鳥栖市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||
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■紫色 ― 鳥栖市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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鳥栖市(に該当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 / 国勢調査 | ||||||||||||||||||||||||||||
歴史[編集]
古代から江戸時代まで[編集]
鳥栖の歴史は古く、ヤマト政権には既に「鳥巣(とりのす)」と読まれていた。
古文書「肥前国風土記」によると「応神天皇の御代、この地に鳥屋が置かれた」とあり、この地で様々な鳥を飼育して献上していたことから「鳥巣」と称していたが、これが後に「鳥栖」に転化したという。
鳥屋が多かったことから、古くから養鶏の盛んな土地であった。
江戸時代[編集]
藩政において、現在の市域東部は対馬府中藩の飛び地で「田代領」と呼ばれ、長崎街道田代宿の宿場町であった。又、鳥栖市街地には、同じく長崎街道轟木宿の宿場が置かれていた。
田代宿には、対馬府中藩の米倉や代官所が設置されていた。また、朝鮮通信使の立ち寄る場所であり、応接の為の施設も備えられた。藩主の宗氏が、朝鮮との貿易で朝鮮から輸入した漢方薬の実物と知識が豊富に供給された事と、収入源を確保する目的から、領民には薬の製造を副業とする者が増え、次第に他領でも行商するようになった。江戸時代後期には日本四大売薬の一つと数えられ、九州の薬商の大半を田代産の薬が占める程であった。
明治期から第二次世界大戦まで[編集]
佐賀の乱や西南戦争時に薬が不足したことをきっかけに製薬業の拡大がみられた。日清戦争期には、現在の久光製薬などが「佐世保や広島といった軍都に近い」地の利を活かして販路を拡大させている。また、江戸時代から続いた綿織物生産は生糸生産に代わり、養蚕業が盛んになった。
後述する鉄道網の整備により、大正から昭和初期にかけて製糸工場(養蚕業)や製粉工場(当時裏作として小麦を生産していた)が開業したものの、第二次世界大戦時には戦況悪化による衰退がみられた。
交通都市としての発展もみられ、鉄道網としては九州鉄道の最初の区間として博多から筑後川北岸まで開通した(現在の鹿児島本線、1889年(明治22年))のを始め、1891年(明治24年)には佐賀、1898年(明治31年)には長崎・佐世保方面(現在の長崎本線・佐世保線・大村線)までが開業し、1934年(昭和9年)の久大本線全通をもって東西南北へと整備された。最盛期の1948年(昭和23年)頃には「鉄道の町」「煤煙の町」と称されるほどであった。
- 1874年(明治7年) - 佐賀の乱が勃発。市内朝日山において、政府軍と反乱軍の戦闘が行われた。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制により、以下の各村が発足。
- 1896年(明治29年)3月26日 - 郡制施行により、上記各村は全て三養基郡に属する。
- 1907年(明治40年)3月19日 - 轟木村が町制を施行し、鳥栖町となる。
- 1936年(昭和11年)2月11日 - 田代村が町制施行し、田代町となる。
第二次世界大戦後[編集]
1954年(昭和29年)4月には鳥栖町・田代町・麓村・基里村・旭村の2町3村が合併し鳥栖市が成立。「鉄道の町」としての機能を失いつつあったのに対し、道路網の整備が進められる(1960年(昭和35年)の国道34号改良、1972年(昭和47年)の鳥栖筑紫野道路開通、1973年(昭和48年)の鳥栖ジャンクション開通)ようになり、交通都市としての性質も変化した。
文字通り「交通都市」となった鳥栖市は、地の利を活かした企業誘致を進めたことにより、工業都市としても発展を続けた。現在は物流拠点としての整備も進められている。
行政区域変遷[編集]
- 変遷の年表
| 鳥栖市市域の変遷(年表) | ||
|---|---|---|
| 年 | 月日 | 旧鳥栖市市域に関連する行政区域変遷 |
| 1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行により、以下の村がそれぞれ発足。[3][4] |
| 1896年(明治29年) | 3月26日 | 養父郡・三根郡と基肄郡とともに合併し三養基郡が発足。 |
| 1907年(明治40年) | 3月19日 | 轟木村は町制施行・改称し、鳥栖町になる。 |
| 1936年(昭和11年) | 4月1日 | 田代村は町制施行し、田代町になる。 |
| 1954年(昭和29年) | 4月1日 | 鳥栖町・田代町・基里村・麓村・旭村とともに合併し鳥栖市が発足。 |
- 変遷表
| 鳥栖市市域の変遷表 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1868年 以前 |
明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||
| 養父郡 | 轟木村 | 轟木村 | 明治29年3月26日 三養基郡発足 |
明治40年3月19日 鳥栖町に 町制改称 |
昭和29年4月1日 鳥栖市 |
鳥栖市 | 鳥栖市 |
| 藤木村 | |||||||
| 真木村 | |||||||
| 鳥栖村 | |||||||
| 宿村 | 麓村 | 麓村 | |||||
| 山浦村 | |||||||
| 立石村 | |||||||
| 牛原村 | |||||||
| 江島村 | 旭村 | 旭村 | |||||
| 儀徳村 | |||||||
| 下野村 | |||||||
| 基肄郡 | 田代村 | 田代村 | 昭和11年2月11日 町制 |
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| 永吉村 | |||||||
| 柚比村 | |||||||
| 神辺村 | |||||||
| 萱方村 | |||||||
| 酒井東村 | 基里村 | 基里村 | |||||
| 酒井西村 | |||||||
| 姫方村 | |||||||
| 飯田村 | |||||||
| 酒井東村の一部 | 基山村 の編入 |
昭和14年1月1日 町制 |
昭和34年 鳥栖市の編入 |
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行政[編集]
- 市長:橋本康志(はしもとやすし、2007年3月15日就任)
市議会[編集]
- 条例定数:24(現員数22)
- 会派別議席数
国際親善姉妹都市 [編集]
マスコットキャラクター[編集]
治安・防衛[編集]
- 警察
消防[編集]
国家機関[編集]
産業[編集]
交通の要衝なので、九州の主要都市へのアクセスも便利な位置にある地の利を生かして、工場の誘致が積極的に行われている。また、工場以外の流通拠点としても活用されてあり、流通業務団地には拠点の立地が相次いでいる。
鳥栖市に本社を置く企業[編集]
鳥栖市に工場・事業所を置く企業[編集]
- アイリスオーヤマ鳥栖工場
- あじかん鳥栖工場
- 関西酵素鳥栖工場
- キーコーヒー鳥栖工場
- キユーピー鳥栖工場
- コカ・コーラウエスト鳥栖工場
- 積水化学工業鳥栖駐在
- 東洋新薬鳥栖本部・工場
- トーホー鳥栖コーヒー工場
- 西井製作所鳥栖工場
- 日清製粉鳥栖工場
- パナソニック システムネットワークス佐賀事業場
- 日野出鳥栖センター
- フランスベッド九州工場
- ブリヂストン鳥栖工場
- ブリヂストンサイクル旭工場
- ブリヂストンプラントエンジニアリング村田工場
- 毎日新聞九州センター鳥栖印刷工場 - 毎日新聞・スポーツニッポンを印刷している他、産経新聞九州・山口特別版を委託印刷している。
- 山下医科器械九州物流センター
- 読売新聞鳥栖印刷工場(プリントメディア西部鳥栖工場) - 読売新聞・スポーツ報知を印刷
- リンガーハット鳥栖工場
- スタードッグス(大型ペットショップ専門店)鳥栖本店・本社(イズミ鳥栖店内)
- アマゾン・ジャパン鳥栖物流センター
市外局番[編集]
- 0942 (久留米MA。全域)
健康[編集]
- 平均年齢:42.30歳
- 年少人口割合:17.12%
- 生産年齢人口割合:74.83%
- 老年人口割合:19.43%
教育[編集]
短期大学[編集]
専修学校[編集]
高等学校[編集]
中学校[編集]
小学校[編集]
- 鳥栖市立鳥栖小学校
- 鳥栖市立鳥栖北小学校
- 鳥栖市立田代小学校
- 鳥栖市立基里小学校
- 鳥栖市立麓小学校
- 鳥栖市立弥生が丘小学校
- 鳥栖市立旭小学校
- 鳥栖市立若葉小学校
自動車教習所[編集]
交通[編集]
鉄道[編集]
- 中心となる駅:鳥栖駅
バス[編集]
- 西鉄バス佐賀
- 西鉄小郡駅 - 鳥栖プレミアム・アウトレット - 鳥栖市中心部
- 西鉄久留米駅 - 鳥栖市中心部
- 神埼市 - 鳥栖市中心部
- 鳥栖市内
- 鳥栖市ミニバス(コミュニティバス) - 鳥栖構内タクシーに運行委託
道路[編集]
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
名所・旧跡[編集]
- 朝日山城址
- 勝尾城筑紫氏遺跡
- ベストアメニティスタジアム
- サンメッセ鳥栖 - 月光の夏で有名な、ドイツのフッペル社製のピアノが展示してある。
観光スポット[編集]
- 佐賀競馬場(地方競馬)
- 朝日山公園
- 鳥栖プレミアム・アウトレット
- 河内ダム周辺
- とりごえ荘・やまびこ山荘
- 市民の森
- 河内河川プール
- 四阿屋(あずまや)
- 御手洗(おちょうず)の滝
- 沼川河川プール
- 杓子ヶ峰
- 田代公園
- 九千部山
- 中冨記念くすり博物館
祭事・行事[編集]
- とす弥生まつり(3月の最終日曜日)
- 花の日(5月4日)
- 鳥の日(5月10日から16日までの間の日曜日)
- まつり鳥栖(7月最終日曜日)
- 鳥栖山笠(夏休み最初の土・日曜日)
- 土曜夜市(7月下旬の土曜日)
- 『九州まん祭』(2010年〈平成22年〉は5月8、9日)
娯楽[編集]
スポーツ団体[編集]
過去存在したスポーツ団体[編集]
鳥栖市出身の有名人[編集]
- 雪見山堅太夫(江戸時代の力士・大関)
- 古賀逸策(電気通信工学者)
- 古賀雷四郎(政治家・北海道開発庁長官)
- 川崎徳次(元プロ野球選手)
- 古澤憲吾(映画監督)
- 権藤正利(元プロ野球選手)
- 原貢(アマチュア野球監督、原辰徳の父)
- 権藤博(元プロ野球選手・監督)
- 久保敏文(元騎手、実業家)
- 原尞(作家)
- 川原昭二(元プロ野球選手)
- 園田英樹(脚本家・劇場版『ポケットモンスター』シリーズの脚本家として知られる)
- 孫正義(実業家・ソフトバンク社長)
- 三浦恭資(自転車競技選手)
- 緒方孝市(元プロ野球選手、広島東洋カープコーチ)
- 吉田稔(元騎手・元名古屋競馬場所属・実業家)
- 松雪泰子(女優)
- 孫泰蔵(実業家)
- 小石龍臣(元サッカー選手)
- KING(プロレスラー)
- 飛松誠(陸上競技選手)
- 赤司大輔(元サッカー選手)
- 岩橋勇二(騎手・ホッカイドウ競馬所属)
- 田中賢治(サッカー選手)
- 小山慶一郎(NEWS)
- 吉松育美(ファッションモデル。2012年「ミス・インターナショナル」日本代表。同コンクール世界大会グランプリ)
鳥栖市の画像[編集]
参考文献[編集]
- 中村周作 「九州のクロスロードシティ - 鳥栖市」『九州 地図で読む百年』 古今書院、平岡昭利編、1997年3月、47-52頁 ISBN 4-7722-1665-0
脚注[編集]
- ^ 住みよさランキング2010年版(住みよさランキング総合評価)
- ^ 住みよさランキング2010年版(地方別ランキング(3))
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』、角川書店、1982年 ISBN 4040014103より
- ^ 日本加除出版株式会社編集部『全国市町村名変遷総覧』、日本加除出版、2006年、ISBN 4817813180より
外部リンク[編集]
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