長崎自動車道
| 高速自動車国道 (有料) |
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|---|---|
| 長崎自動車道 | |
| 地図 | |
| 総距離 | 120.4 km |
| 開通年 | 1973年 - 2004年 |
| 起点 | 長崎IC(長崎県長崎市) |
| 主な 経由都市 |
諫早市、大村市、武雄市、佐賀市 |
| 終点 | 鳥栖JCT(佐賀県鳥栖市) |
| 接続する 主な道路 (記法) |
記事参照 |
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長崎自動車道(ながさきじどうしゃどう、NAGASAKI EXPRESSWAY)は、長崎県長崎市を起点とし、佐賀県鳥栖市に至る、延長120.2kmの高速道路(高速自動車国道)である。略称は長崎道(ながさきどう、NAGASAKI EXPWY)。
目次 |
概要 [編集]
長崎市から佐賀県佐賀市などを経て、九州の交通の要衝である鳥栖JCTに至る高速道路である。1990年に長崎市郊外の長崎多良見ICから鳥栖JCTに至るルートが完成、2004年に長崎市内の起点部が開通して全線開通した。
国土開発幹線自動車道の路線名は、大分自動車道と併せて九州横断自動車道長崎大分線であり、道路名称に「“長崎”自動車道」の名称を用いることには佐賀県側で心理的な抵抗が見受けられる。実際、1990年に大村IC-武雄北方IC間が開通して鳥栖IC-長崎多良見IC間が1本につながるまでは、長崎自動車道という道路名は長崎県側(大村IC-長崎多良見IC間)のみで用いられ、佐賀県側の鳥栖JCT-武雄北方IC間は国幹道名称の九州横断自動車道をそのまま道路名としており[注釈 1]、一部で「九州横断道(経由)」の呼称が用いられているケースもある(高速バスわかくす号での車内アナウンスなど)。
法的には長崎市を起点・鳥栖市を終点とするが、前述のような事情もあり、接続する九州自動車道にあわせる形で、終点の鳥栖JCTから起点の長崎ICに向ってIC番号が振ってある(IC番号が終点から振られているのは北陸自動車道や沖縄自動車道などと同様でもある)。
佐賀県内の一部はコンクリート舗装となっている。
通過市町村 [編集]
接続高速道路 [編集]
インターチェンジなど [編集]
ここでは、鳥栖→長崎とする。
- IC番号欄の背景色が■である区間は既開通区間に存在する。施設欄の背景色が■である区間は未開通区間または未供用施設に該当する。未開通区間の名称は全て仮称である。
- (数字)は、他路線の番号。<数字>は、予定番号。
- BSのうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
| IC番号 | 施設名 | 接続路線名 | 鳥栖から (km) |
BS | 備考 | 所在地 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 大分自動車道 大分方面 | |||||||
| (9) | 鳥栖JCT. | 九州自動車道 | 0.0 | 佐賀県 | 鳥栖市 | ||
| 1 | 鳥栖IC | 国道3号 国道34号 |
1.2 | ||||
| - | 神辺BS | - | 3.3 | ○ | |||
| - | 山浦PA | - | 5.7 | ||||
| - | 中原BS | - | 10.6 | ○ | みやき町 | ||
| 2 | 東脊振IC | 国道385号 | 14.8 | 吉野ヶ里町 | |||
| - | 神埼BS | - | 17.3 | ○ | 神埼市 | ||
| - | 金立SA | - | 23.3 | ○ | ハイウェイオアシス |
佐賀市 | |
| 3 | 佐賀大和IC | 国道263号 | 26.6 | ◆ | |||
| - | 小城PA | - | 33.4 | ◆ | スマートICの設置が決定 2017年度に完成予定[1] |
小城市 | |
| 4 | 多久IC | 国道203号(東多久バイパス) | 41.7 | ◆ | 多久市 | ||
| - | 多久聖廟BS | - | 46.1 | ◆ | 休止中 | ||
| - | 多久西PA | - | 46.9 47.6 |
上下線で0.7kmずれている | |||
| 5 | 武雄北方IC | 国道34号 | 52.9 | ◆ | 武雄市 | ||
| - | 川登SA | - | 61.9 | ◆ | |||
| 6 | 武雄JCT. | 西九州自動車道 | 64.3 | ||||
| 7 | 嬉野IC | 県道1号佐世保嬉野線 | 68.8 | ○ | 嬉野市 | ||
| - | 俵坂トンネル | - | |||||
| 長崎県 | 東彼杵町 | ||||||
| 8 | 東そのぎIC | 国道205号 国道34号 |
78.6 | ◆ | |||
| - | 大村湾PA | - | 81.6 | ||||
| - | 松原BS | - | 95.4 | ○ | 大村市 | ||
| 9 | 大村IC | 国道444号 | 92.1 | ○ | |||
| - | 救急車緊急退出路 | 国立病院機構長崎医療センター | |||||
| - | 木場PA | - | 95.4 | ○ | PAは長崎方面 | ||
| - | 今村PA | - | 100.6 | 福岡・熊本・大分方面 | |||
| 10 | 諫早IC | 国道34号 | 104.2 | ○ | 諫早市 | ||
| 11 | 長崎多良見IC | 国道34号(長崎バイパス) | 109.1 | ||||
| 長崎市 | |||||||
| 12 | 長崎芒塚IC | 県道116号長崎芒塚インター線 | 117.4 | 福岡・熊本・大分方面出入口 | |||
| 13 | 長崎IC | 国道324号 ながさき出島道路 県道51号長崎南環状線 |
120.4 | ||||
- IC番号、キロポストは鳥栖JCTからになっている。
- 売店は山浦PAと小城PAを除く、すべてのSA・PAに設置されている。このうち、金立SAと川登SA上り線、コンビニ化されている木場PAと今村PAは24時間営業。ガソリンスタンド・レストランは金立SAと川登SAに設置されており、このうち川登SA下り線のガソリンスタンドは現在休止中のため利用不可能。川登SA上り線のガソリンスタンドも24時間営業はしていない。
主なトンネルと橋 [編集]
- 嘉瀬川橋(佐賀大和IC-小城PA)
- うれしのトンネル(嬉野IC-東そのぎIC) : 上り線700m 下り線680m
- 不動山トンネル(嬉野IC-東そのぎIC) : 上り線2,050m 下り線2,010m
- 俵坂トンネル(嬉野IC-東そのぎIC) : 上り線2,660m 下り線2,610m
- 日岳トンネル(木場PA-今村PA)
- 中里トンネル(長崎多良見IC-長崎芒塚IC)
- 現川トンネル(長崎多良見IC-長崎芒塚IC)
- 中尾トンネル(長崎多良見IC-長崎芒塚IC)
- 長崎トンネル(長崎芒塚IC-長崎IC) : 2,570m
トンネルの数 [編集]
| 区間 | 上り線 | 下り線 |
|---|---|---|
| 鳥栖JCT-東脊振IC | 0 | 0 |
| 東脊振IC-金立SA | 1 | 1 |
| 金立SA-小城PA | 0 | 0 |
| 小城PA-多久IC | 1 | 1 |
| 多久IC-多久西PA | 0 | 0 |
| 多久西PA-武雄北方IC | 1 | 1 |
| 武雄北方IC-川登SA | 2 | 2 |
| 川登SA-嬉野IC | 0 | 0 |
| 嬉野IC-東そのぎIC | 3 | 3 |
| 東そのぎIC-木場PA | 0 | 0 |
| 木場PA-今村PA | 1 | 1 |
| 今村PA-長崎多良見IC | 0 | 0 |
| 長崎多良見IC-長崎芒塚IC | 3 | 3 |
| 長崎芒塚IC-長崎IC | 1 | 1 |
| 合計 | 13 | 13 |
歴史 [編集]
- 1973年11月16日 : 九州自動車道鳥栖IC-南関IC開通と同時に鳥栖IC-鳥栖JCT開通[注釈 2]。
- 1982年11月17日 : 長崎自動車道長崎多良見IC-大村IC開通。
- 1985年3月28日 : 九州横断自動車道佐賀大和IC-鳥栖ICが開通、同時に鳥栖第二IC供用開始。
- 1987年2月5日 : 鳥栖JCTで大分自動車道と直結。
- 1987年3月18日 : 九州横断自動車道武雄北方IC-佐賀大和IC開通。
- 1990年1月26日 : 大村IC-武雄北方IC開通により長崎多良見IC-鳥栖JCTが1本に結ばれ、全区間が長崎自動車道となる(東そのぎIC-嬉野ICは暫定2車線)。同時に西九州自動車道とも接続。
- 1997年12月18日 : 東そのぎIC-嬉野ICが4車線化。
- 2001年3月24日 : 鳥栖JCT改築、九州道下り線-長崎道直結ランプ「サガンクロス橋」開通。
- 2004年3月27日 : 長崎IC-長崎多良見IC開通(暫定2車線)により全線開通、ながさき出島道路と接続。
道路管理者 [編集]
- 西日本高速道路 九州支社
- 久留米高速道路事務所 : 鳥栖JCT-東脊振IC
- (久留米管理事務所管理区間はこの他、九州自動車道 福岡IC-八女IC、大分自動車道鳥栖JCT-日田IC)
- 佐賀高速道路事務所 : 東脊振IC-嬉野IC
- (佐賀高速道路事務所管理区間はこの他、西九州自動車道 佐世保中央IC-武雄JCT)
- 長崎高速道路事務所 : 嬉野IC-長崎IC
ハイウェイラジオ [編集]
- 金立(東脊振IC-佐賀大和IC)
車線・最高速度 [編集]
| 区間 | 車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 鳥栖JCT-嬉野IC | 4=2+2 | 100km/h | |
| 嬉野IC-東そのぎIC | 80km/h | トンネル連続区間 | |
| 東そのぎIC-長崎多良見IC | 100km/h | ||
| 長崎多良見IC-長崎IC | 2=1+1 (暫定2車線) |
70km/h | 対面通行区間 |
全線4車線化に向けた動き [編集]
鳥栖JCT-長崎多良見ICまで開通した当初は、嬉野IC-東そのぎICも暫定2車線で供用していた。後に拡幅工事が実施され、現在、当該区間については上下線とも2車線ずつ(往復4車線)での往来が可能となっている。
長崎自動車道の中で最も遅い2004年3月に開通した長崎多良見IC-長崎IC(約11.3km)については、自民党政権下の2009年4月27日に開催された国幹会議にて、4車線化拡幅の事業化が決定した。この会議の資料では、総事業費1,000億円、費用便益比(B/C)では1.4(つまり便益>費用)と算出されていた[2]。 しかし、同年7月の第45回衆議院議員総選挙の結果民主党が政権につくと、鳩山政権の掲げる「コンクリートから人へ」の大号令の下、相次いで日本全国の大型公共事業の凍結が打ち出され、補正予算が執行停止された長崎自動車道の拡幅事業も一転して暗礁に乗り上げた[注釈 3]。これに対し、当時の金子原二郎知事や地元建設業界のほか、身内である民主党長崎県連からも一斉に戸惑いや反対の声があがる事態となった。なおこの拡幅問題については、同じ民主党内でも長崎1区選出の高木義明議員が「拡幅事業は必要」としているのに対し、同4区選出の宮島大典議員は「拡幅事業は不要」と主張するなど、党内での足並みの乱れも以前から指摘されていた[3]。
2012年3月23日、中村法道知事が前田武志国土交通大臣(当時)に対して拡幅事業の早期再開と財源確保を求める要望書を提出し、前田大臣も「わかりました」と応じた[4]。4月5日には国土交通省が長崎道を含む凍結6路線の拡幅事業を再開する方針を固め[5]、翌6日には同省から正式に発表された。再開事由にについて、長崎道以外の5区間については「渋滞解消のため」としているのに対し、長崎道は「安全性の確保」としている[6]。実際に長崎自動車道では、暫定2車線区間の死傷事故率は4車線区間の約2倍となっていた[7]。
ただし長崎道の拡幅が再開決定された区間は、事故の多い長崎芒塚IC-長崎多良見ICの8.3kmであり[2]、当初予定されていた全11.3km区間での事業化には至らなかった。これに対し中村法道長崎県知事は「(残りの)3.0km区間についても早期に事業化がなされるよう、今後とも国に対して強く要望する」と[8]、田上富久長崎市長も「(拡幅が決定された区間の)早期整備とともに、残された区間の4車線化の実現に向けて引き続き国に要望」と[9]、即日それぞれコメントを出している。
交通量 [編集]
2010年度 [編集]
(平成22年度道路交通センサスより)
平日24時間交通量(台)
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2005年度 [編集]
(平成17年度道路交通センサスより)
平日24時間交通量(台)
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区間別日平均交通量
- 鳥栖第二IC-長崎多良見IC(区間平均) : 23,514台(前年度比97.7%)
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
注釈 [編集]
出典 [編集]
- ^ スマートインターチェンジ設置へ 長崎道小城PA - 佐賀新聞 2012年04月22日
- ^ a b “九州横断自動車道長崎大分線(長崎~長崎多良見)の概要”. 第4回国土開発幹線自動車道建設会議 説明資料 (国土交通省道路局). (2009年4月27日)
- ^ “衆院選ながさき -民主・高木氏と宮島氏、見解にずれ 長崎自動車道長崎~多良見4車線化-”. 長崎新聞 (長崎新聞社). (2009年8月9日)
- ^ “長崎-長崎多良見4車線化を要望”. 長崎新聞 (長崎新聞社). (2012年3月24日)
- ^ “国交省、高速道路4車線化再開へ 09年凍結の6区間”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2012年4月6日)
- ^ “新東名・新名神整備推進と4車線化「国費を使わずに」”. RESPONSEニュース (株式会社イード). (2012年4月6日)
- ^ “九州横断自動車道の4車線化について”. 平成25年度政府施策に関する提案・要望書 (長崎県). (2012年6月25日)
- ^ “長崎自動車道(長崎IC~長崎多良見IC)の4車線化に関する知事コメント”. 長崎県記者発表資料 (長崎県). (2012年4月26日)
- ^ “長崎自動車道長崎大分線 長崎芒塚~長崎多良見区間の4車線化に関する市長コメント”. ようこそ 市長の部屋に (長崎市長執務室). (2012年4月26日)
外部リンク [編集]
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