唐津市
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唐津市(からつし)は、佐賀県の北西に位置し、県北部の中心的な役割を担っている都市として知られる市である。日本三大松原の一つ虹の松原や、日本最古の水田稲作跡が見つかった菜畑遺跡、唐津神社の秋季例祭唐津くんちなど、観光名所が多い。
市全域が福岡都市広域圏、浜玉地区が福岡都市圏の10%都市圏に入っており、福岡方面へ通勤・通学をする市民が多い。
目次 |
[編集] 地理
玄界灘に面し、東松浦半島と糸島半島に挟まれた唐津湾に松浦川が注いでおり、その周辺に中心市街地が形成されている。松浦川河口周辺は、満島地区(東唐津1丁目~4丁目)が河口に突き出して島のようになっており、唐津市の特徴的な地形の一つである。市北部の東松浦半島は上場台地と呼ばれ、リアス式海岸である。また東部の七山地区は背振山地の一部で、福岡市民の避暑地にもなっている。以上の事から、唐津市は非常に多彩な面を持っていることが分かる。
- 山:三方山 (505.2m) 、鏡山 (284m) 、野高山 (260m) 、衣干山 (163m) 、城山(377m)、十坊山(535m) 、椿山(760m) 、天山、女山、八幡岳 (763.6m) 、作礼山 (887.1m) 、岸岳 (313m) 、陣ノ山 (303.7m) 、日ノ高地山 (288.1m) 、霧佐山 (209.6m)
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
唐津はその名が示唆するように、中国大陸(唐)に通じる港町(津)として早くから開けていた土地である。古くは、日本で水稲耕作が初めて行われた縄文晩期後半の菜畑遺跡があり、また、3世紀には魏志倭人伝に末廬国として記録され、万葉集には鏡山、玉島川、松浦川の情景が詠まれている。律令制では現在の市全域が肥前国の一部となる。1591年(天正19年)に市北部の海岸部(旧鎮西町域)に名護屋城が築城され、翌年から豊臣秀吉により行われた朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の拠点となった。そのさなかの1593年(文禄2年)に寺沢広高が唐津藩を開いて統治を始め、1602年(慶長7年)から名護屋城に代わり現在の唐津市中心部にあたる地域に唐津城を築城し、以後は唐津城を中心にした城下町が形成されていくことになる。唐津藩は藩主家の交代が何回か行われており、歴代藩主の中にはのちに天保の改革で名を知られた水野忠邦も含まれる。なお1966年に唐津城の天守閣が再建されている。
明治時代以降、現在の市域内の各地で石炭が発見され、唐津炭田と呼ばれる産炭地となり第二次世界大戦後まで繁栄を続けたが、1960年代以降、エネルギー事情の変化により炭鉱はすべて閉山した。
[編集] 行政区域の変遷
- 1889年4月1日 - 町村制度施行により、現在の市域にあたる以下の町村が発足(郡はすべて東松浦郡)。
- 1896年7月28日 - 大村 → 玉島村に村名変更。
- 1922年7月1日 - 浜崎村が町制施行。浜崎町となる。
- 1922年11月1日 - 名古屋村 → 名護屋村に村名変更。
- 1924年1月1日 - 満島村を唐津町へ編入。
- 1928年8月1日 - 呼子村が町制施行。呼子町となる。
- 1931年2月1日 - 唐津村を唐津町へ編入。
- 1932年1月1日 - 唐津町が市制施行。唐津市となる。
- 1935年9月1日
- 佐志村が町制施行。佐志町となる。
- 相知村が町制施行。相知町となる。
- 1941年11月3日 - 佐志町を唐津市へ編入。
- 1952年5月3日 - 厳木村が町制施行。厳木町となる。
- 1954年11月1日 - 鏡村・久里村・鬼塚村・湊村を唐津市へ編入。
- 1956年9月30日
- 1958年11月1日
- 切木村を分割し、唐津市と入野村へ編入。
- 入野村が町制施行。肥前町となる。
- 1966年11月1日 - 浜崎玉島町 → 浜玉町に町名変更。
- 2005年1月1日 - 唐津市と東松浦郡浜玉町・厳木町・相知町・北波多村・肥前町・鎮西町・呼子町が合併(新設合併)し、新市制による唐津市が発足。
- 2006年1月1日 - 七山村を唐津市に編入。
[編集] 行政
[編集] 市長
- 初代市長:坂井俊之(2005年2月7日~現職、2003年5月から市解散まで(旧)唐津市長)
[編集] 治安
- 海上保安庁
- 唐津海上保安部
- 警察
[編集] 市議会
- 市議会会派(定数46人)
- 唐創会(20人)
- 新風会(18人)
- 公明党( 3人)
- 日本共産党・まつら(3人)
- みらい(1人)
- 市民ネットワーク(1人)
[編集] 産業
[編集] 主な産業
- 農業および水産業が中心。また観光地としても知られる。
- 第二次大戦後、石炭の積出港として重要港湾指定を受けた唐津港があり、現在は周辺に工業団地が整備されている。
[編集] 産業人口
- 第一次産業:9,507人 14.54%(2000年)
- 第二次産業:16,846人 25.76%(2000年)
- 第三次産業:38,948人 59.55%(2000年)
- 分類不能の産業:106人 0.16%(2000年)
合併前の唐津市、浜玉町、厳木町、相知町、北波多村、肥前町、鎮西町、呼子町、七山村の合計
[編集] 特産品
[編集] 唐津市に本社を置く主な企業
- 石井食品九州
- 笠原建設株式会社(公式サイト)
- 昭和自動車株式会社(公式サイト)
- BSL/Bloom Strategy Laboratory(公式サイト)
- 株式会社ブルーム(公式サイト)
- 株式会社まいづる百貨店(公式サイト)(公式サイト)
- 松浦通運株式会社(公式サイト)
- 宮島醤油株式会社(公式サイト)
- 株式会社ワイビーエム(公式サイト)
[編集] 唐津市に工場を置く主な企業
- 日東工業唐津工場
- リョーユーパン唐津工場
- 丸大食品唐津工場
- ヨコオ(鶏肉加工品メーカー)厳木工場
- 東和コーポレーション佐賀工場(厳木町)
[編集] 商業
[編集] 商店街
唐津駅北口から大手口まで170メートルのアーケード商店街呉服町商店街など複数の商店街がある。
[編集] スーパーマーケット
- まいづる本店ショッピングプラザ
- スーパーモリナガ唐津店
- まいづる9西唐津店 - 他8店舗
- サンフレッシュ神田店、町田店、和多田店
- Aコープ - 数店舗
[編集] 郊外型ショッピングセンター
[編集] ディスカウントストア
[編集] 娯楽
1990年代まで東宝大劇など複数の映画館が存在したが、現在は市内に映画館は一軒もなく、映画を見たい市民は県南部や福岡市に足を伸ばすことになる。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 海外
[編集] 地域
[編集] 健康
[編集] 教育
[編集] 大学
唐津市内に大学はないが、以下の佐賀大学の関連施設がある。
[編集] 県立高等学校等
[編集] 県立中学校
- 佐賀県立唐津東中学校(唐津東高等学校の併設中学校)
[編集] 市立小・中学校
[編集] 国立専門学校
[編集] 養護学校
[編集] 公共施設
[編集] 文化施設
[編集] スポーツ施設
- 体育の森公園内
- 唐津市文化体育館
- 唐津市陸上競技場
- 唐津市野球場
- 体育の森公園相撲場
- 松浦河畔公園内
- 唐津市松浦河畔公園野球場
- 唐津市松浦河畔公園ラグビー・サッカー場
- 唐津市松浦河畔公園庭球場
- さが社会保健センター唐津
- 唐津市神田野球場
- 唐津市屋内プール
- 唐津市庭球場
- 肥前体育館
- 鎮西スポーツセンター
[編集] 交通
[編集] 鉄道
- 九州旅客鉄道(JR九州)
かつては鉄道建設の歴史上、唐津市内(2005年の合併前の市域)の鉄道交通の拠点が唐津駅・東唐津駅・山本駅に分散していたが、1983年の筑肥線電化・ルート変更の際、拠点が唐津駅に集約された。
[編集] 道路
[編集] 自動車専用道路
[編集] 有料道路
[編集] 一般国道
[編集] 県道
- 主要地方道
- 佐賀県道23号唐津呼子線
- 佐賀県道32号伊万里畑川内厳木線
- 佐賀県道33号唐津肥前線
- 佐賀県道37号厳木富士線
- 佐賀県道38号相知山内線
- 佐賀県道40号浜玉相知線
- 佐賀県道47号肥前呼子線
- 佐賀県道50号唐津北波多線
- 佐賀県道52号山本波多津線
[編集] 道の駅
[編集] バス
主に昭和自動車が運行しており、市内の唐津大手口バスセンターを中心とした路線網が整備されている。
[編集] 大手口バスセンター
唐津市中心部の大手口地区にある大手口バスターミナルには以前、まいづる百貨店が入居していたが、2002年にまいづる百貨店が撤退し、以後大手口バスターミナルは廃墟と化していた。
2008年1月、旧まいづる百貨店と大手口バスターミナルの地権者が中心になって再開発ビルを建設する計画が持ち上がった。計画では、現在のビルを解体して400平方メートルの敷地に駐車場を含む7階建てのビルを総工費26億6000万円をかけて建設し、2010年の開業を目指している。ビルには、飲食店やミニシアター、事務所などがテナントとして入居し、唐津市や佐賀県も入居することに意欲を示している。
[編集] 高速・特急バス
[編集] 一般路線バス
[編集] 港湾
[編集] 航路
- 唐津東~壱岐市印通寺(九州郵船)
- 唐津~高島(唐津市漁業協同組合高島支所)
- 湊~神集島(唐津市漁業協同組合神集島支所・ユージングボート宇野)
- 呼子~小川島(川口汽船)
- 呼子~加唐島(加唐島汽船)
- 呼子~馬渡島(郵正丸)
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 名所・旧跡・観光スポット
- 唐津城
- 唐津焼
- 旧高取家住宅(高取伊好邸)(国の重要文化財)
- 旧三菱合資会社唐津支店(佐賀県指定重要文化財、現唐津市歴史民俗資料館)
- 旧唐津銀行本店
- 岸岳城
- 虹の松原(日本の道100選)
- 七つ釜
- 宝当神社
- 室園神社石造肥前鳥居~天正十八年銘(佐賀県指定重要文化財)
- 菜畑遺跡
- 久里双水古墳
- 唐津競艇場(1953年開設、1975年現在地に移転)
- 松浦河畔公園
- 鏡山
- 恵日寺
- 名護屋城跡、名護屋城博物館
- いろは島
- 波戸岬
- 立神岩
- 観音の滝(日本の滝百選)
- 鳴神温泉ななのゆ
- マリンパル呼子
- マリンセンターおさかな村
- 志気の大シャクナゲ
- 椿山森林公園
- 樫原湿原
[編集] 祭事
[編集] 唐津市出身の有名人
[編集] 経済・産業
[編集] 社会・政治
[編集] スポーツ
- 荒海昇太(大相撲力士)
- 唐津海誠二(大相撲力士)
- 木塚忠助 (プロ野球選手)
- 小玉佐知子 (バレーボール選手)
- 重由美子 (ヨット選手)
- 藤井将雄 (プロ野球選手)
- 原田正規 (プロサーファー)
- 中牟田(旧姓 加茂)純子 全日本テニス選手権 1939年単優勝、1940年・1950年複優勝
[編集] 文化・芸能
- 青木光一(歌手)
- 北方謙三 (著作家)
- 田久保尚英(テレビ西日本アナウンサー)
- 中島潔 (画家、旧東松浦郡厳木町出身)
- 西方裕之 (歌手)
- 村田英雄 (歌手、旧東松浦郡相知町出身)
- 山下惣一 (著作家)
- やまだないと (漫画家)
- 西尾芳彦(作曲家、音楽プロデューサー)
- ※近松門左衛門が唐津出身との説もあるが、定かではない。
- 中島淳一 画家・劇団エーテル主宰
- 三代目 大川竜之助 舞台役者
- 西村純二 (アニメーション監督、旧東松浦郡呼子町出身)
[編集] 軍人
[編集] 唐津市を舞台とした作品
- 『にあんちゃん』(安本末子)日記本・映画 ※旧肥前町
- 『トラック野郎 男一匹桃次郎』 1977年 東映
- 『神様のくれた赤ん坊』(1979年)松竹
- 『ブルーシンフォニー ジャック・マイヨールの愛した海 唐津』(2008年)
- 『春よこい』(2008年)東映
[編集] その他
- かおり風景100選:虹の松原潮のかおり
- 日本の音風景100選:唐津くんちの曳山囃子
- 唐津バーガー
[編集] 外部リンク
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