信子とおばあちゃん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
連続テレビ小説 > 信子とおばあちゃん
信子とおばあちゃん
ジャンル ドラマ
原作 獅子文六
脚本 井手俊郎
出演者 大谷直子
北沢彪
加藤道子
下條アトム
毛利菊枝 ほか
ナレーター 青木一雄
時代設定 現代
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1969年4月7日 - 1970年4月4日
放送時間月曜 - 土曜8:15~8:30
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数309[1]
番組年表
前作あしたこそ
次作
テンプレートを表示

信子とおばあちゃん』(のぶことおばあちゃん)は、1969年昭和44年)4月7日から1970年(昭和45年)4月4日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第9作である[2]

解説[編集]

獅子文六のベストセラー小説「信子」「おばあさん」を基に、井手俊郎が脚本を担当した。佐賀娘・信子が、おばあちゃんや周囲の人たちの励ましの中、強く生きていく姿を描く。「信子」「おばあさん」はそれぞれ角川文庫で刊行されていたが、当ドラマ化にあわせて「信子・おばあさん」として角川文庫(及び主婦と友社)から刊行された。

スチル写真は残っているが、当時の放送用VTRが2インチ規格で機器・テープとも高価・操作煩雑だったことなどから映像を収録した全話のマスターテープは他の番組制作に使い回されたため、NHKに本作の映像は残っていない。

1969から70年の平均視聴率は37.8%、最高平均視聴率は46.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[3]

朝ドラ(連続テレビ小説)が好きだった昭和天皇のお気に入り作品として、話題となった[4]

キャスト[編集]

小宮山信子
演 - 大谷直子[4]
ヒロイン
小宮山佳年(かね)
演 - 毛利菊枝
信子のおばあちゃん
小宮山健一
演 - 北沢彪
信子の父
小宮山邦子
演 - 加藤道子
信子の母
徳田米子
演 - 藤間紫
信子のおば
徳田勝
演 - 渡辺篤史
米子の息子
欣二
演 - 根上淳
信子のおじ
滝子
演 - 丹阿弥谷津子
欣二の妻
谷口一彦
演 - 下條アトム
信子の友人
笹崎真
演 - 田村亮
信子の友人
高橋久子
演 - 二木てるみ
信子の友人
その他
演 - 高峰三枝子河野秋武松原マモル佐藤英夫沢村貞子久保菜穂子伊藤孝雄川口恒中尾彬前田吟ミヤコ蝶々桜田千枝子菊容子

スタッフ[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

  • 信子 (映画) - 小説『信子』の映画化作品(1940年)。
  • 娘と私 - 1961年度に放送された朝ドラ第1作。信子の父・健一を演じた北沢彪の主演作品および、獅子文六の小説が原作。北沢が演じた「私」の役柄も「娘がいて、母親が健在」と、よく似ている(違いとしては、妻を亡くしていること)。
  • 資生堂青春アワー - 日本テレビ系列のテレビドラマ枠。第1作『信子』(1964年)が同原作。

外部リンク[編集]

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
あしたこそ
(1968年度)
信子とおばあちゃん
(1969年度)

(1970年度)