はね駒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
はね駒
ジャンル ドラマ
放送時間 15分
放送期間 1986年4月7日 - 10月4日
放送国 日本の旗 日本
制作局 NHK
脚本 寺内小春
出演者 斉藤由貴
渡辺謙
樹木希林
小林稔侍
柳沢慎吾
美保純
沢田研二
細川俊之(語り)
時代設定 1890年~1912年
テンプレートを表示

はね駒』(はねこんま)は、1986年昭和61年)4月7日から10月4日まで放送されたNHK朝の連続テレビ小説第36作である。

概要[編集]

明治 - 大正に活躍した女性新聞記者の半生を描いたテレビドラマである。前年にデビューし、当時アイドルとして人気絶頂であった斉藤由貴が主演したことでも話題になった。

ストーリーには、肉親の死や戦争(日露戦争)なども織り込まれていたが、全体として、軽快なタッチで展開された。一方でオープニングテーマは重厚で重々しい曲調である。

1986年の平均視聴率は41.7%、最高視聴率は49.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[1]。全156回。

主人公のモデルは、都市社会学者磯村英一の母で、女性新聞記者の草分けと言われた磯村春子1877年3月16日 - 1918年1月31日)。

スタッフ[編集]

  • 脚本:寺内小春
  • 音楽:三枝成彰
  • 演奏:Cカンパニー
  • 制作:岡本由紀子
  • 演出:岡本喜侑、管野高至、大森青児、末松縁朗、木田幸紀、二瓶亙、安本稔
  • 語り(最終回で、主人公とすれ違う通行人の役で特別出演):細川俊之

キャスト[編集]

あらすじ[編集]

父方の祖父母、両親、兄、妹と暮らしていたりんには、親の決めた許婚がいたが、仙台の東北女学校に進みもっと勉強をしたいと考えていた。許婚との結婚を自ら破談にしてしまい、父親に一度は勘当されながらも、女学校の試験に合格、給費生として寄宿生活を送ることになる。

当初は成績不振で給付打ち切りの危機にも直面するが、苦学して優秀な成績で卒業したりんは女学校の教師となる。その後、妹の死をきっかけに家族と共に上京、女学校時代に知り合った小野寺源造と結婚する。

子供も生まれ幸せな生活が続くかと思われた矢先、源造が商売に失敗し、借金漬けの毎日が続く。働くことを決意したりんは、新聞社の見習記者として働き始め、持ち前の情熱と行動力で、女性ならではの視点から書いた記事が評価されるようになる。

仕事と家庭の両立に悩みながらも、第一線で活躍する記者として成長していく。

エピソード[編集]

沢田研二が演じた松浪先生は、主人公の初恋の人でもあり、視聴者からの人気が高かった。主人公の在学中に女学校を去ることになり、当初はそのまま再出演の予定はなかったが、視聴者から「死亡したわけではないのでもう一度出演させて」という声が多数寄せられたため、終盤で新聞記者になった主人公に再会する設定で再出演している。

主人公の母親役、樹木希林はこのドラマの演技が高く評価され、翌年、第37回芸術選奨文部大臣賞を受賞した。同じ年に主演の斉藤由貴も文部大臣新人賞を受賞し、“母娘受賞”となった。

脚注[編集]

外部リンク[編集]

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
はね駒
NHK BS2 連続テレビ小説・アンコール
前番組 番組名 次番組
はね駒