フードスタイリスト

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フードスタイリストとは、主に書籍雑誌広告写真や、CM映画など映像作品の撮影現場において、撮影される料理やテーブルセッティングなどの演出を手がける職業である[1]。この仕事そのものについてはフードスタイリングと呼称される。

フードスタイリングとは[編集]

料理の撮影の現場では、被写体である料理を「おいしそうに見える」ように演出することが求められる。このために、撮影される料理そのものを調理し準備することのほかに、それらが映える食器テーブルクロス類、周囲の調理小物やなどのセッティングをする[1]

また、撮影においてこのような「おいしさ」を想起させるイメージを「シズル感」と呼ぶが、これを演出するため、料理から立ちのぼる湯気をドライアイスの煙で出したり、ビールの泡を作るといった作業も行う[1]

料理の技術のほかに、食文化や写真、映画などについての幅広い知識が求められる[2]

日本におけるフードスタイリストとしては、「マロン」の通称で知られる板井典夫が「日本のフードスタイリスト第1号」を名乗っており[3]、彼や飯島奈美など、著名なフードスタイリストは料理研究家と同様に料理に関する著作などを出版していることも多い。

進路[編集]

フードスタイリストになるための進路としては、そのための専門学科やフードコーディネーターを養成する学科のある大学専門学校などで学習したあと、プロのフードスタイリストのアシスタントとして経験を積み、独立を目指す者が多い。また、インテリアファッション業界のスタイリストなど、他業界から転身した者もいる[1]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d フードスタイリスト、13歳のハローワーク公式サイト、2012年10月16日参照。
  2. ^ あしたをつかめ日本放送協会、2012年10月16日参照。
  3. ^ プロフィール | マロンズネット、2012年10月16日参照。

外部リンク[編集]