西鉄天神大牟田線

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西鉄天神大牟田線
3000形(2006年3月25日)
3000形(2006年3月25日)
路線総延長 74.8 km
軌間 1435 mm
電圧 1500 V 架空電車線方式 (直流)
最高速度 110 km/h
福岡市地下鉄空港線
tSTRq tSTRq
tBHFq + HUB81
tBHFq + HUB81
tBHFq
tSTRq
天神駅
KBFa-ELEV + HUB84
KBFa-ELEV + HUB84
KBFa-ELEV
HUB71
0.0 西鉄福岡(天神)駅
hSTR
tSTRrg + HUB62
tSTRrg + HUB62
tSTRrg
tKBHFr + HUB82
tKBHFr + HUB82
tKBHFr
天神南駅
hSTR tÜWol tÜWclu
福岡市地下鉄七隈線
hWSTR
tÜWcro + WASSERq
tÜWcro + WASSERq
tÜWcro
tÜWo+r + WASSERq
tÜWo+r + WASSERq
tÜWo+r
薬院新川
hSTR tHST
渡辺通駅
BHF-ELEV + HUB84
BHF-ELEV + HUB84
BHF-ELEV
HUB64 tSTR
0.8 薬院駅
tSTRq hKRZt
tBHFq + HUB83
tBHFq + HUB83
tBHFq
tSTRrf
BHF-ELEV
1.8 西鉄平尾駅
exSTRq ehKRZ exHSTq
筑前高宮駅
hSTR
筑肥線
BHF-ELEV
2.9 高宮駅
hWSTR
若久川
BHF-ELEV
4.3 大橋駅
ELEVe
WBRÜCKE
那珂川
hSTRq KRZh hSTRq hSTRq
博多南線
STR STRrg
鹿児島本線
BHF HST
6.1 井尻駅
STRrg STRq KRZo STRq STRrf
笹原駅
STR WBRÜCKE
諸岡川
HST BHF
8.0 雑餉隈駅
STR STR
南福岡駅
HST BHF
9.5 春日原駅
STR STR
春日駅
STR WBRÜCKE
牛頚川
HST BHF
10.8 白木原駅
STR STR
大野城駅
HST BHF
11.6 下大利駅
STR STR
水城駅
STR WBRÜCKE
平田川
STR WBRÜCKE
御笠川
STR WBRÜCKE
御笠川
STR BHF
13.8 都府楼前駅
HST STR
都府楼南駅
STR STR KHSTa
太宰府駅
STR eABZrg exKDSTr STR
二日市工場
STR ABZrg STRq STRrf
太宰府線
STR BHF
15.2 西鉄二日市駅
HST uexHSTa STR
二日市駅
STR ueLUECKE eBHF
紫駅 2010春予定
STR uexSTR WBRÜCKE
高尾川
STR
uexBHF + HUB81
uexBHF + HUB81
uexBHF
STR
STR
uexSTRlf + HUB26
uexSTRlf + HUB26
uexSTRlf
emKRZ uexSTRq
朝倉軌道本線
STR
leer + HUB62
leer + HUB62
BHF + HUB82
BHF + HUB82
BHF
17.6 朝倉街道駅
STR WBRÜCKE
山口川
HST STR
天拝山駅
STR BHF
19.4 桜台駅
ABZrg STRq KRZu STRq
筑豊本線
LUECKE BHF
20.8 筑紫駅
ABZlf STRlg
STR KDSTe
筑紫車両基地
BHF
23.0 津古駅
WBRÜCKE
宝珠川
BHF
24.1 三国が丘駅
BHF
25.6 三沢駅
BHF
27.0 大保駅
WBRÜCKE
高原川
WBRÜCKE
大板井堤
WBRÜCKE
築地川
STR
甘木鉄道甘木線
HBHF-ELEV + HUB81
HBHF-ELEV + HUB81
HBHF-ELEV
KRZh hSTRq
小郡駅
leer + HUB62
leer + HUB62
BHF + HUB82
BHF + HUB82
BHF
28.7 西鉄小郡駅
uexSTRq emKRZ uexSTRq
朝倉軌道田代線
BHF
30.7 端間駅
WBRÜCKE
宝満川
BHF
33.7 味坂駅
WBRÜCKE
思案橋川
STR KHSTa
甘木駅
STR STRrg STRrf
甘木線
CPICl CPICr
36.5 宮の陣駅
ABZrg
uexSTR + STRrf
uexSTR + STRrf
uexSTR
STR
uexSTR + POINTERl
uexSTR + POINTERl
uexSTR
三井線
WBRÜCKE uexWBRÜCKE
筑後川
BHF + HUB84
BHF + HUB84
BHF
uexBHF + HUB82
uexBHF + HUB82
uexBHF
37.7 櫛原駅
uexSTRq emKRZ uexSTRrf
uexSTRq emKRZ uexSTRq
筑後軌道
ELEVa
BHF-ELEV
38.6 西鉄久留米駅
uexSTRq emhKRZ uexSTRq
福島線
BHF-ELEV
39.5 花畑駅
hWSTR
金丸川
LUECKE exLUECKE BHF-ELEV
40.1 試験場前駅
ABZlf xhKRZ hKRZ STRq
久大本線
STR exSTRlf-ELEV ehKRZhu exhSTRq
九州新幹線
STRlf STRq hKRZ STRq STRlg
ELEVe LUECKE
exSTRq eABZlg
上久留米線
BHF
41.4 津福駅
BHF
42.8 安武駅
eBHF
御塚駅 -1937
WBRÜCKE
広川
BHF
45.1 大善寺駅
exSTRq eABZrf
大川線
BHF
46.9 三潴駅
BHF
48.0 犬塚駅
WBRÜCKE
山ノ井川
BHF
50.6 大溝駅
BHF
52.9 八丁牟田駅
WBRÜCKE
花宗川
BHF
55.5 蒲池駅
ELEVa
BHF-ELEV
57.3 矢加部駅
exSTRq ehKRZ exSTRq
国鉄佐賀線
WBRÜCKE
沖の端川
WBRÜCKE
二ッ川
BHF
58.4 西鉄柳川駅
ABZlf STRlg
STR KDSTe
柳川車両基地
WBRÜCKE
塩塚川
BHF
59.7 徳益駅
BHF
61.1 塩塚駅
DST
63.1 中島信号場
ELEVa
BHF-ELEV
63.5 西鉄中島駅
WBRÜCKE-ELEVe LUECKE
矢部川
BHF ÜWc2 ÜWor
65.1 江の浦駅
WBRÜCKE ÜWo+l ÜWc4
楠田川
BHF HST
66.6 開駅
STR STR
渡瀬駅
WBRÜCKE WBRÜCKE
隈川
BHF STR
67.9 西鉄渡瀬駅
STR HST
吉野駅
BHF STR
69.6 倉永駅
BHF STR
70.8 東甘木駅
WBRÜCKE WBRÜCKE
白銀川
WBRÜCKE WBRÜCKE
銀水川
ÜWc2 ÜWor HST
銀水駅
ÜWo+l
ÜWc2 + ÜWc4
ÜWc2 + ÜWc4
ÜWc2
ÜWor
BHF ÜWo+l ÜWc4
72.1 西鉄銀水駅
WBRÜCKE WBRÜCKE
堂面川
STR eBST
旭町駅
STR ABZlf STRq
STRlg + POINTERl
STRlg + POINTERl
STRlg
三井化学専用鉄道
BHF STR STR
73.7 新栄町駅 1970-
STR STR uexHSTa STR
旭町駅
exSTRq eKRZu eKRZu uexmKRZu xABZ3lf
三池鉄道三池本線
eBHF + HUB84
eBHF + HUB84
eBHF
STR + HUB25
STR + HUB25
STR
uexBHF + HUB82
uexBHF + HUB82
uexBHF
73.9 西鉄栄町駅 -1970
STR STR ueLUECKE
栄町駅前駅
WBRÜCKE WBRÜCKE uexWBRÜCKE
大牟田川
KBHFe + HUB84
KBHFe + HUB84
KBHFe
BHF + HUB25
BHF + HUB25
BHF
uexBHF + HUB82
uexBHF + HUB82
uexBHF
74.8 大牟田駅
STR uexSTR
大牟田駅前駅
1 2
1: 鹿児島本線
2: 大牟田市内線

天神大牟田線(てんじんおおむたせん)は、福岡県福岡市中央区天神西鉄福岡(天神)駅から、同県大牟田市久保田町の大牟田駅までを結ぶ西日本鉄道(西鉄)の鉄道路線である。

2000年12月までは路線名が大牟田線であったことから、本路線のことを「天神大牟田線」ではなく「大牟田線」と呼ぶ利用者が多い。また、かつては急行電車の愛称でも親しまれていた[1]

目次

[編集] 路線データ

[編集] 概要

天神大牟田線は西鉄の本線格の路線で、福岡県を南北に結ぶ大動脈であり、西鉄随一のドル箱路線である。沿線には県下でも比較的規模の大きな都市や拠点的な都市が連なっており、福岡都心から各地へ向かう路線の中でも古くから沿線開発が進んだ。

県内都市間輸送及び沿線輸送の役割を担っているため、通勤・通学路線としての性格が強いが、西鉄沿線には柳川の城下町や太宰府天満宮九州国立博物館グリーンランドなどの観光地があり、中でも柳川・太宰府へは沿線外からの利用も多い。さらに大牟田駅島原鉄道高速船島原港行と連絡する三池港行のバスと接続しており、これは福岡都心から島原半島への最速ルートである。

また、この路線に並行するJR鹿児島本線国道3号九州自動車道など他の主要な交通路は福岡県筑紫野市から一旦佐賀県基山町鳥栖市)を通って福岡県久留米市に入るが、当路線のルートは県境を通らず、筑紫野市から小郡市を通って久留米市に入っており、佐賀県内を全く通っていない。

大部分がJR鹿児島本線と並行しているが、小郡市や柳川市など鹿児島本線から離れている都市も経由する。両路線が通過する都市でも西鉄・JRの同居駅となっているのは大牟田駅だけで、相互の乗り継ぎの便はあまりよくない。ただし、西鉄二日市駅とJR二日市駅に関しては西鉄バス(運賃100円)利用で比較的近い。また、駅同士が近く徒歩連絡できる駅もある。以下にそれらの例を記す。左側が西鉄駅、右側がJR駅である。

井尻 - 雑餉隈間では鹿児島本線をオーバークロスするが、かなり前から「JRと西鉄の同居駅を新設したらどうか」という提案はなされている。しかし、オーバークロスする場所の周辺には中学校や工場があるほか、周りが住宅地の上にJR側では笹原駅と非常に近くなってしまうためか、いまだ具体化には至っていないのが現状である。同様に試験場前 - 津福間でも鹿児島本線をオーバークロスする地点への新設駅の設置を要望する声があるが、こちらも具体化はしていない。


[編集] 沿線風景

下り列車の進行方向基準に記述する。

[編集] 西鉄福岡(天神) - 西鉄二日市

天神九州最大の繁華街を形成しており、その中心にあるソラリアターミナルビルの2Fに西鉄福岡(天神)駅はある。この駅を出発するとやや右にカーブを描き、真南に進むようになると、まもなくすべての電車の停車駅である薬院駅に到着する。薬院は天神の繁華街からはやや離れた位置にある。その薬院駅を発車すると、左にカーブを描き、再び南東方向に走る。カーブが完全に終わると、まもなく西鉄平尾駅を通過、南区に入る。しばらくは福岡市街の高架区間を進む。この区間より井尻駅付近までは福岡県道31号福岡筑紫野線とほぼ並走する。大橋駅を過ぎると国道385号を乗り越え、高架線を降り地平区間に入る。地平区間に入った後すぐに那珂川を渡り、JR博多南線福岡高速5号線の高架の下を過ぎると、JR鹿児島本線を乗り越え、同線とは雑餉隈駅から桜台駅付近までほぼ同間隔で並走する。雑餉隈駅付近から下大利駅付近までは高架化工事が進行中である。下大利駅を過ぎて御笠川を渡り九州自動車道の下をくぐり抜け、国道3号としばらく併走する。この並走区間のほとんどは立体交差となっていて、本線の高架を左手に見ながら地上を走りぬける。その途中で都府楼前駅を通過、その後、進行方向左手から太宰府線の単線の線路が近づくとすぐに西鉄二日市駅に到着する。

[編集] 西鉄二日市 - 西鉄久留米

西鉄二日市駅は太宰府線との乗り換え客も多い。特に年始は太宰府天満宮への参拝客で混雑する。その西鉄二日市駅を出発して約900mの地点に紫駅が建設される予定である(2009年3月着工、2010年春開業予定)。朝倉街道駅手前で博多湾に注ぐ御笠川水系と有明海に注ぐ筑後川水系の分水嶺が存在するが、その標高はわずか海抜約40mであり、沿線風景も住宅地が続いている。その後国道3号をくぐると桜台駅を通過する。桜台駅を抜けると筑紫平野が広がり、JR筑豊本線(原田線)と立体交差し、筑紫駅を過ぎると進行方向左手に筑紫車両基地が見える。その後右にカーブして南南西に進路を変える。ここから宮の陣駅まで福岡県道88号久留米小郡線と並走する。また、津古駅からやはり宮の陣駅まではほとんど直線である。西鉄小郡駅付近までは閑静な住宅街を走りぬけ、そのすぐ手前で大分自動車道甘木鉄道の下をくぐる。この駅より甘木鉄道への乗り換えができる。西鉄小郡駅を出ると次第に住宅がまばらになり、宮の陣駅手前まではのどかな田園風景が広がる。夜間は真っ暗で、窓の外は何も見えないことが多いが、昼間は右手に遠く佐賀県鳥栖市の中心市街を望むことができる。その鳥栖市の手前には九州自動車道の高架が走っている。端間駅を過ぎたあたりで並走している県道88号のさらに奥で宝満川が並行して流れるようになる。味坂駅の手前で平行に流れてた宝満川が流路を南から西へ直角に向きを変え、味坂駅を通過後、電車はその宝満川を鉄橋で渡る。その後九州自動車道をくぐると、まもなく小郡市から久留米市へ入る。この付近で電車は最も佐賀県に接近する。久留米ビジネスパークが左手に見えてくると甘木線の単線が見え、宮の陣駅に入る。宮の陣駅を出るとすぐに甘木線が合流する。駅を出てから甘木線と合流するため、宮の陣駅の甘木線ホームは天神大牟田線のホームとは並行でない。その甘木線と合流後、すぐに筑後川を渡る鉄橋を走り抜ける。鉄橋からは久留米市街が一望できる。鉄橋を渡るとすぐに国道210号を乗り越える。その後住宅街を縫うように走り、途中で櫛原駅を通過。その直後から高架線を上り、久留米の繁華街の中心を形成する西鉄久留米駅に到着する。

[編集] 西鉄久留米 - 西鉄柳川

西鉄久留米駅からはすぐ目の前に花畑駅が見える。このため、西鉄久留米駅を出てるとすぐに花畑駅に到着する。花畑駅はすべての電車が停車し、同駅始発・終着の急行も多く設定されているが、隣の西鉄久留米駅に比べると利用者はかなり少ない。試験場前駅を出るとまもなく複線から単線になる。この単線は大善寺駅まで続く。JR久大本線の単線と鹿児島本線の複線と次々に乗り越えるが、その高架を乗り越えるように現在九州新幹線が建設中である。すぐに高架を下り、住宅に挟まれたような狭い単線を走ると津福駅に到着する。この付近には、単線区間の複線化・高架化の早期実現を要望する看板が設置されていた。その津福駅を出発すると、矢加部駅の手前まで福岡県道23号久留米柳川線と並走する。津福駅から大善寺駅までは旧大川鉄道からの買収区間で、線路脇まで密集した住宅地や急カーブに、かつての軽便鉄道の名残りをうかがわせる。大善寺駅からは再び複線となる。ここからしばらくはカーブも少なく、比較的線形も良い。蒲池駅からは再び単線となり、蒲池 - 矢加部間で有明海沿岸道路と交差し、左にカーブして南西から南東に進路を変え、高架駅の矢加部駅を過ぎて沖の端川を渡ると柳川市街地となり、西鉄柳川駅に到着する。

[編集] 西鉄柳川 - 大牟田

西鉄柳川駅を過ぎると左手に柳川車両基地が広がり、有明海沿岸道路と再び交差する。徳益駅構内で右にカーブした後は、ほぼ直線の線路を南下してゆく。やや左にカーブし、西鉄唯一の信号場である中島信号場を通過、高架線を上る。高架線のうち真新しい区間が存在するが、これは高架下の県道大和城島線拡張に際して付け替えたものである。西鉄中島駅を通過した後に矢部川を渡り、ここからみやま市に入る。開駅で単線区間が終わり、ここからは終点まで複線となる。西鉄渡瀬駅の手前で大牟田市に入り、市北部の丘陵地帯を通過。倉永駅を過ぎて県道南関大牟田北線をくぐった付近から進行方向左手に鹿児島本線が近づいてくる。西鉄銀水駅の手前から鹿児島本線と完全に併走し、複々線のような様相を呈する。なお、鹿児島本線との並走区間は踏切構造がJRの基準に合わせられている。 大牟田市街地に入り、新栄町駅を過ぎ、三井三池専用鉄道(廃線)の高架をくぐると、終点大牟田駅に到着する。

[編集] 運行形態

優等列車
運行経路図
記号凡例
BHF
全列車停車
HST
一部列車停車

急行 快速急行 直行 特急


KBHFa KBHFa KBHFa KBHFa
西鉄福岡(天神)駅
BHF BHF BHF BHF
薬院駅
BHF BHF STR STR
大橋駅
BHF STR STR STR
春日原駅
BHF STR STR STR
下大利駅
BHF BHF KBHFe BHF
西鉄二日市駅
BHF BHF STR
朝倉街道駅
BHF BHF STR
筑紫駅
HST STR STR
津古駅
HST STR STR
三国が丘駅
HST STR STR
三沢駅
HST STR STR
大保駅
BHF BHF STR
西鉄小郡駅
HST STR STR
端間駅
HST STR STR
味坂駅
BHF BHF STR
宮の陣駅
HST STR STR
櫛原駅
BHF BHF BHF
西鉄久留米駅
BHF BHF BHF
花畑駅
HST STR STR
試験場前駅
HST STR STR
津福駅
HST STR STR
安武駅
BHF BHF BHF
大善寺駅
HST STR STR
三潴駅
HST STR STR
犬塚駅
HST STR STR
大溝駅
HST STR STR
八丁牟田駅
HST STR STR
蒲池駅
HST STR STR
矢加部駅
BHF BHF BHF
西鉄柳川駅
BHF BHF BHF
新栄町駅
KBHFe KBHFe KBHFe
大牟田駅

[編集] 列車種別

以下の種別の列車が運行される。

[編集] 特急

天神大牟田線の最速種別である。特急料金は不要。全列車が西鉄福岡(天神) - 大牟田間で運転され、都市間輸送の基幹となっている。朝ラッシュ時と夜間を除き終日30分間隔で運転される。2008年3月22日のダイヤ改正で最高速度が100km/hから110km/hに引き上げられ、現行ダイヤでの所要時間は西鉄福岡(天神) - 西鉄久留米間では上下共最速28分、西鉄福岡(天神) - 大牟田間では最速下り59分、上り58分となっている。上り西鉄久留米 - 西鉄二日市間の表定速度は100.3km/hで、これは区間表定速度としては大手私鉄で2番目に速い数値である(最速は京浜急行電鉄快特・京急川崎 - 横浜間の104km/h)[2]

車両は日中が8000形、ラッシュ時には5000形6000形・6050形7両が主に使用される(一部の時間帯やダイヤの乱れ、連休、車両検査・故障を除く。#特急車両も参照)。

[編集] 直行

平日朝に下り4本のみ西鉄福岡(天神) - 西鉄二日市間で運行される。途中薬院のみ停車する。以前は西鉄二日市までノンストップだったので「直行」という名称が使われた。朝ラッシュ時に増えた上り列車を車両基地まで送り込む、送り込み列車としての意味合いがある。

車両は主に6000形・6050形7・8両で運行している。

[編集] 快速急行

平日朝に上り2本(大牟田・西鉄柳川発各1本)が運行される。急行停車駅の春日原下大利に停車しない。両列車共8両編成での運行。上記2駅に停車しない理由はラッシュ時の急行の遠近分離による混雑緩和のためと踏切の制約などにより8両編成の列車が停車できないためである(ドアカットは行われない)。2本とも、途中駅で特急を待避しない。

車両は主に6000形・6050形が8両で運行している。

[編集] 急行

終日運転され、日中は西鉄福岡(天神) - 西鉄小郡間と西鉄福岡(天神) - 花畑間にそれぞれ毎時2本ずつ、合計4本運行される。ただし15分間隔の運転ではなく、西鉄福岡(天神)- 西鉄二日市間を特急とセットで約10分間隔の運転となるダイヤが組まれているため、運転間隔が約10分→約20分の繰り返しのサイクルとなっている(約20分間隔となる間に特急が1本入る)。このため、同区間内で特急が停車しない急行停車駅(大橋・春日原・下大利)では急行の乗車機会が不均一となってしまっている。また朝夕ラッシュ時には西鉄福岡(天神) - 西鉄二日市・太宰府筑紫津福大善寺西鉄柳川・大牟田間で運転されるものがある。

時刻表で特に注が付されていない列車については、西鉄久留米以南が各駅停車となる。日中に西鉄福岡(天神) - 西鉄小郡間で運行される急行は筑紫以南が普通となる。また、ラッシュ時に運行される急行も大牟田寄りの一部の区間(列車により異なる)が普通となるものが多い。他社においては同様のパターンでは「準急」(西鉄二日市・筑紫以南各駅停車タイプがこれに相当)、「区間急行」(同、西鉄久留米以南各駅停車タイプに相当)のように区別するケースが多いが、西鉄の場合、途中で急行⇔普通と種別変更を行うことにより対応している。また、早朝と夜間には花畑以南でも急行運転する列車(この列車は実質的に特急が無い時間帯の補完列車で、時刻表には終着駅まで急行と表示される)や西鉄柳川 - 大牟田間の区間列車も運行される。花畑以南の急行停車駅は特急停車駅と同一である。

車両は日中が主に3000形5両、2000形・5000形6両で運行しており、ラッシュ時は5000形・6000形・6050形の7両でも運行している(車両検査・故障やダイヤの乱れなどを除く)。

途中駅での特急待避は行われない(普通列車に変わる区間を除く)。

[編集] 普通

日中は西鉄福岡(天神) - 筑紫・大善寺間を走る線内列車のほか、太宰府線直通列車が西鉄福岡 - 太宰府間に、甘木線直通列車が甘木 - 大牟田間に運行され、大橋・西鉄二日市・小郡・西鉄久留米・花畑・大善寺・西鉄柳川で緩急接続する。

朝夕ラッシュ時には西鉄柳川発着の列車もあるほか、わずかだが全線通しの列車も存在する。上記の各駅のほか、春日原・筑紫で緩急接続する列車もある。

天神大牟田線内列車および太宰府線直通列車については、昼間は主として5000形・6000形・6050形4両が使用され、一部の列車には7000形・7050形4両が使用される。ラッシュ時は5000形6両および7両・6000形・6050形7両、2000形・8000形6両、3000形5両も運行している(車両検査・故障やダイヤの乱れなどを除く)。甘木線直通列車は7000形・7050形2両編成によるワンマン運転である。

[編集] 運転本数

日中の各区間における1時間あたりの運転本数は以下の通り。

  • 西鉄福岡(天神) - 西鉄二日市:特急2本、急行4本、普通6本
  • 西鉄二日市 - 筑紫:特急2本、急行4本、普通4本
  • 筑紫 - 西鉄小郡:特急2本、急行2本、普通(筑紫以北急行)2本、普通2本
  • 西鉄小郡 - 宮の陣:特急2本、急行2本、普通2本
  • 宮の陣 - 花畑:特急2本、急行2本、普通2本、普通(甘木線列車)2本
  • 花畑 - 大善寺:特急2本、普通4本
  • 大善寺 - 大牟田:特急2本、普通2本

[編集] 特急車両

※ただし、JRの在来線特急のように「完全な特急専用車」としての扱いではない。特に平日朝夕ラッシュ時には、これらの車両は乗り降りに時間がかかる上、乗客を捌ききれないため基本的に5000形6000形・6050形が特急として運行されている。その間は比較的乗客の少ない太宰府線などで定期的に普通として運用されている。また、8000形が2編成以上同時に工場に入場している場合は2000形が特急に使用されることがある。ゴールデンウィーク正月などの多客時などには昼間でも3000形・5000形・6000形・6050形の7両編成が特急で運行される。

[編集] 女性専用車両

平日7時41分 - 9時20分に西鉄福岡(天神)駅に到着する上り特急・快速急行・急行の最後部(大牟田寄り)1両に「女性専用車両」が設定されている(久留米または筑紫から急行運転を開始する普通電車を含む)。なお、特急・急行が7両編成、快速急行が8両編成での運行となっているため、女性専用車両の乗車位置が特急・急行と快速急行とで異なる駅も存在する。その場合は快速急行の乗車口に快速急行の種別カラーであるオレンジ色を用いて、他の種別との乗車位置の違いを区別している。 なお、「女性客に同伴される小学生以下の男性」および「障がい者が介護者を伴う場合のどちらか片方が女性の場合」は女性専用車両に乗車可能である、としている。

[編集] 歴史

西鉄福岡(天神) - 津福間と大善寺 - 大牟田間は西鉄の前身の九州鉄道(2代目)の手で当初から電化路線として開業したものである。津福 - 大善寺間は大川鉄道により開業した区間で、九州鉄道が大川鉄道を吸収合併した際に電化・改軌した上で組み込んだものである。1924年(大正13年)に西鉄福岡(天神) - 西鉄久留米間が開業した当時、炭都大牟田、そして熊本までの延伸を視野に入れていたが、1939年(昭和14年)に大牟田まで開通して以降、土地の確保に難航したため、熊本延伸計画は頓挫した。

西鉄福岡(天神) - 西鉄久留米間は開通当時から複線区間だが、西鉄久留米以南は資金難のため、単線で開業した。その後、八丁牟田付近や開以南など、特急同士の離合箇所を優先的に複線化したため、西鉄久留米以南だけでも約6割は複線化施工済である。大溝や倉永、西鉄銀水など上下本線に挟まれた島式プラットホームの駅が存在するのは複線化の歴史の名残である。

[編集] 年表

  • 1924年大正13年)4月12日 九州鉄道により福岡(現在の西鉄福岡(天神)) - 久留米(現在の西鉄久留米)間が開業。
  • 1932年昭和7年)12月28日 九州鉄道 久留米 - 津福間が開業。
  • 1937年(昭和12年)6月22日 九州鉄道が大川鉄道を合併。上久留米 - 津福 - 大善寺 - 榎津間を譲り受ける。
  • 1937年(昭和12年)10月1日 旧大川鉄道線の津福 - 大善寺間を1067mm軌間から1435mm軌間に改軌し電化。大善寺 - 柳河(現在の西鉄柳川)間が開業(上記以外の旧大川鉄道線のあゆみについては西鉄大川線を参照)。
  • 1938年(昭和13年)12月1日 福岡 - 津福間を軌道法から地方鉄道法準拠に変更。
  • 1938年(昭和13年)9月1日 柳河 - 中島(現在の西鉄中島)間が開業。
  • 1938年(昭和13年)10月1日 中島 - 栄町(現在の新栄町)間が開業。
  • 1939年(昭和14年)7月1日 栄町 - 大牟田間が開業。福岡 - 大牟田間の大牟田線が全通。
  • 1942年(昭和17年)9月19日 九州電気軌道が九州鉄道などを合併。
  • 1942年(昭和17年)9月22日 九州電気軌道が西日本鉄道に改称。同社の大牟田線となる。
  • 1944年(昭和19年)8月10日 柳川車庫竣功。
  • 1951年(昭和26年)11月1日 西鉄久留米 - 試験場前間複線化。
  • 1956年(昭和31年)12月1日 西鉄久留米以南の各駅に停車するローカル急行の運行を開始。準急を廃止。
  • 1959年(昭和34年)5月1日 急行を特急に格上げ(特別料金不要)。ローカル急行を急行に格上げ。特急・急行・普通の3種別となる。
  • 1960年(昭和35年)3月20日 倉永 - 西鉄銀水間複線化。
  • 1960年(昭和35年)4月28日 貨物運輸営業を休止。
  • 1961年(昭和36年)4月 西鉄銀水 - 栄町間複線化。
  • 1961年(昭和36年)6月21日 栄町 - 大牟田間複線化。
  • 1961年(昭和36年)11月1日 西鉄福岡駅高架化。
  • 1965年(昭和40年)11月20日 開 - 倉永間複線化。
  • 1966年(昭和41年)10月 輸送量増加のため西鉄柳河駅の大牟田方に検車区を新築。車庫も現在地へ移転。
  • 1967年(昭和42年)2月 大善寺 - 三潴間、大溝 - 蒲池間複線化。
  • 1968年(昭和43年)4月10日 大橋 - 春日原間でATS使用開始。
  • 1969年(昭和44年)3月1日 櫛原 - 西鉄久留米間高架化。
  • 1970年(昭和45年)4月28日 栄町駅を福岡寄りに221m移転、新栄町駅と改称。
  • 1971年(昭和46年)3月1日 桜台駅が開業。西鉄雑餉隈駅を雑餉隈駅に、西鉄柳河駅を西鉄柳川駅に改称。
  • 1972年(昭和47年)12月26日 西鉄福岡 - 大牟田間の全区間でATS完備。
  • 1974年(昭和49年)6月10日 CTC完成。
  • 1975年(昭和50年)12月20日 シルバーシート設置。
  • 1978年(昭和53年)3月3日 西鉄平尾 - 大橋間高架化。
  • 1982年(昭和57年)3月25日 筑紫車庫・検車区完成。使用開始。
  • 1987年(昭和62年)1月1日 筑紫工場操業開始に伴い、二日市工場・車庫の全面移転完了。
  • 1987年(昭和62年)3月25日 直行の運行を開始。4種別となる。
  • 1987年(昭和62年)10月1日 主要駅に自動改札機を設置。
  • 1992年平成4年)3月25日 三国が丘駅が開業。
  • 1995年(平成7年)3月25日 西鉄福岡 - 西鉄平尾間高架化。
  • 1995年(平成7年)4月25日 終日禁煙実施
  • 1997年(平成9年)1月15日 三潴 - 大溝間複線化。
  • 1997年(平成9年)9月27日 西鉄福岡駅の改良工事が完成。日中の西鉄福岡 - 西鉄小郡間で急行を増発(筑紫から各駅に停車)。
  • 2001年(平成13年)1月1日 線名を大牟田線から天神大牟田線に改称し、西鉄福岡駅を西鉄福岡(天神)駅に改称。
  • 2001年(平成13年)1月20日 快速急行の運行を開始。5種別となる。
  • 2001年(平成13年)11月10日 西鉄久留米 - 大牟田間の一部列車をワンマン運転化。
  • 2004年(平成16年)10月17日 西鉄久留米 - 津福間高架化。

[編集] 駅一覧

  • 全駅福岡県に所在。
  • 快速急行:上りのみ運転
  • 直行:下りのみ運転
  • 普通列車は全駅に停車するため省略
凡例
●:停車
▲:急行筑紫行のみ停車
△:急行小郡行と花畑・試験場前・津福・柳川始発の一部のみ停車
■:急行試験場前始発・津福行・大善寺行・柳川行の一部・久留米発大牟田行のみ停車
|:通過
単線/複線 … ∥:複線区間、◇:単線区間(列車交換可能)、|:単線区間(列車交換不可)、∨:ここより下は単線、∧:ここより下は複線
駅名 駅間キロ 営業キロ 急行 快速急行 直行 特急 接続路線 単線/複線 所在地
西鉄福岡(天神)駅 - 0.0 福岡市地下鉄:空港線天神駅
福岡市地下鉄:七隈線天神南駅
福岡市中央区
薬院駅 0.8 0.8 福岡市地下鉄:七隈線
西鉄平尾駅 1.0 1.8  
高宮駅 1.1 2.9   福岡市南区
大橋駅 1.4 4.3  
井尻駅 1.8 6.1  
雑餉隈駅 1.9 8.0   福岡市博多区
春日原駅 1.5 9.5   春日市
白木原駅 1.3 10.8   大野城市
下大利駅 0.8 11.6  
都府楼前駅 2.2 13.8   太宰府市
西鉄二日市駅 1.4 15.2 西日本鉄道:太宰府線 筑紫野市
紫駅 - -    2010年春開業予定
朝倉街道駅 2.4 17.6    
桜台駅 1.8 19.4    
筑紫駅 1.4 20.8    
津古駅 2.2 23.0     小郡市
三国が丘駅 1.1 24.1    
三沢駅 1.5 25.6    
大保駅 1.4 27.0    
西鉄小郡駅 1.7 28.7   甘木鉄道:甘木線小郡駅
端間駅 2.0 30.7    
味坂駅 3.0 33.7    
宮の陣駅 2.8 36.5   西日本鉄道:甘木線 久留米市
櫛原駅 1.2 37.7    
西鉄久留米駅 0.9 38.6    
花畑駅 0.9 39.5    
試験場前駅 0.6 40.1    
津福駅 1.3 41.4    
安武駅 1.4 42.8    
大善寺駅 2.3 45.1    
三潴駅 1.8 46.9    
犬塚駅 1.1 48.0    
大溝駅 2.6 50.6     三潴郡大木町
八丁牟田駅 2.3 52.9    
蒲池駅 2.6 55.5     柳川市
矢加部駅 1.8 57.3    
西鉄柳川駅 1.1 58.4    
徳益駅 1.3 59.7    
塩塚駅 1.4 61.1    
中島信号場 - (63.1)    
西鉄中島駅 2.4 63.5    
江の浦駅 1.6 65.1     みやま市
開駅 1.5 66.6    
西鉄渡瀬駅 1.3 67.9     大牟田市
倉永駅 1.7 69.6    
東甘木駅 1.2 70.8    
西鉄銀水駅 1.3 72.1    
新栄町駅 1.6 73.7    
大牟田駅 1.1 74.8   九州旅客鉄道:鹿児島本線

[編集] 今後の課題

試験場前 - 大牟田間は一部に単線区間が残っており、ラッシュ時に充分な特急・急行の本数が確保できていない(急行は花畑以南普通がほとんど)という課題を残している。そのため、速度向上・輸送力増強の観点からも早期の福岡(天神) - 大牟田間完全複線化が望まれている。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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  1. ^ 西日本鉄道公式サイト 企業情報
  2. ^ いずれも秒単位を切り捨てるものとして計算した数値。
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