西鉄甘木線

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西日本鉄道 甘木線
金島 - 大堰間を走る7050形電車
金島 - 大堰間を走る7050形電車
路線総延長 17.9 km
軌間 1435 mm
電圧 1500 V 架空電車線方式直流
最高速度 65 km/h
KHSTa
大牟田
uexSTRlg STR
福島線
uexHST HST
花畑
STRrg uxmKRZ
天神大牟田線
HST uexSTR
西鉄久留米
STR
2.4 日吉町
STR uexBHF
2.1 順光寺前 -?
STR uexBHF
1.9 蛍川
STR uexBHF
通三丁目 -?
STR uexBHF
1.8 寺町 -1935?
STR uexBHF
1.5 国道
STR uexBHF
通外町 -?
STRlf uxmKRZ STRlg
uexBHF STR
1.1 南薫 -1935?
uexBHF BHF
1.0 櫛原
uexBHF STR
筒川 -?
uexBHF STR
0.5 渕ノ上 -?
uexBHF STR
0.3 筑後川 -1935?
uexSTR STR
↑1948年休止区間
uxABZmg+l ABZrf
 (三井線時代)
BHF BHF
0.0 宮の陣
STR STRlf
天神大牟田線
eBHF
将軍梅前 -?
eHST
競馬場前 (仮) 1927
BHF
0.9 五郎丸
BHF
1.7 学校前
eBHF
2.7 富安 -1942以降
eBHF
3.3 鯉段 -1948
BHF
3.9 古賀茶屋
eBHF
4.3 十郎丸 -1942以降
eBHF
郡農前 -1921?
eBHF
4.8 下北野 -1948
eBHF
中北野 -1935?
BHF
5.4 北野
eBHF
6.1 中村 -1935?
eBHF
6.5 陣屋 -1948
eBHF
7.5 仁王丸 -1948
BHF
8.0 大城
BHF
9.4 金島
eBHF
8.6 -?
eBHF
9.0 高島 -?
BHF
9.4 金島
eBHF
10.4 安永 -1948
eBHF
10.9 -?
BHF
11.6 大堰
eBHF
下本郷 -?
BHF
13.1 本郷
eBHF
井堰 -1948
eBHF
14.7 下浦 -1942?
BHF
14.9 上浦
BHF
16.1 馬田
eBHF
17.2 牛木 -1942?
STR STRrg
甘木鉄道甘木線
KBHFe KBHFe
17.9 甘木

甘木線(あまぎせん)は、福岡県久留米市宮の陣駅から福岡県朝倉市甘木駅までを結ぶ西日本鉄道(西鉄)の鉄道路線である。

路線データ[編集]

運行形態[編集]

普通列車のみの運行。全列車が天神大牟田線西鉄久留米方面に直通し、全列車2両編成でワンマン運転を行っている。日中から終電にかけてはおおむね30分間隔の運行で、甘木 - 大牟田間の運行である。早朝並びに朝ラッシュ時は本郷 - 花畑・大牟田間の途中折り返し列車が設定されている。朝ラッシュ時は大部分が花畑発着となり、区間運転列車が増発される。上下列車の交換駅は、日中以降が学校前駅および金島駅で、朝ラッシュ時には北野駅および本郷駅が加わる。

甘木駅では日中、列車が到着すると、その反対側の乗り場から列車がすぐに発車する。

甘木線線内では車両の中間のドアは締切となる。また、甘木駅、北野駅、宮の陣駅以外の各駅では11時から16時にかけて先頭車両の後ろ乗り前降りとなり、後部車両の扉は開かない(駅によって時間は多少前後する)。

なお、正式な起点は宮の陣駅だが、列車運行および旅客案内では甘木駅から宮の陣駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。

歴史[編集]

  • 1913年(大正2年)7月18日 三井電気軌道により福島 - 日吉町間が開業、福島・吉田・川瀬・中広川・湯ノ楚・春川・原屋敷・一丁田・鞍打・花畑・広又・日吉町の各停留所が開業(中広川・原屋敷の各停留所の廃止日は不明)
  • 1915年(大正4年)10月15日 宮の陣 - 北野間が開業、宮の陣・五郎丸・宮ノ陣学校前・富安・恋ノ段・古賀茶屋・十郎丸・郡農会前・中北野・北野の各停留所が開業
  • 1916年(大正5年)9月27日 日吉町 - 櫛原間が開業、螢川・寺町・国道・南薫・櫛原の各停留所開業
  • 1921年(大正10年)
    • この年以前 古賀・野添・二軒茶屋・八軒屋・特科隊前・通三丁目・通外町・渕ノ上・将軍梅前・明善寺前の各停留所開業、春川停留所を上津荒木停留所に、鞍打停留所を六軒屋に改称(通三丁目・通外町・渕ノ上の各停留所の廃止日は不明)
    • 12月8日 北野 - 甘木間が開業、中村・陣屋・二王丸・大城・鏡・高島・金島・安永・染・大堰・下本郷・本郷・井堰・下浦・上浦・馬田・牛木・甘木の各停留所が開業(鏡・高島・染・下本郷の各停留所の廃止日は不明)
  • 1923年(大正11年)以前 将軍梅前・郡農会前の各停留所廃止
  • 1924年(大正13年)
    • 3月13日 筑後川に完成した新宮の陣橋に併用軌道を敷設し櫛原 - 宮の陣間が開業、これにより福島 - 甘木間が全通
    • 6月30日 九州鉄道(西鉄天神大牟田線の前身)が三井電気軌道を合併し三井線とする
  • 1925年(大正14年)2月12日 筑後川停留所・将軍梅前仮停留所の開設を届出(将軍梅前仮停留所の廃止日は不明)
  • 1927年(昭和2年)
    • この年以前 通五丁目停留所開業(後に順光寺前停留所と改称。改称・廃止日不明)
    • 12月16日 競馬場前仮停留所開業
    • 12月18日 競馬場前仮停留所廃止
  • 1935年(昭和10年)以前 筑後川停留所廃止
  • 1939年(昭和14年)
    • この年以前 特科隊前・寺町・南薫・中北野・中村の各停留所廃止
    • 3月25日 車庫前停留所開設認可。
    • 12月31日 湯ノ楚停留所を湯納楚停留所に、宮ノ陣学校前停留所を学校前に、恋ノ段停留所を鯉段停留所に、二王丸停留所を仁王丸停留所に改称
  • 1942年(昭和17年)
    • 9月19日 九州鉄道が九州電気軌道に合併
    • 9月22日 九州電気軌道が西日本鉄道に改称、同社の三井線となる
    • この年以降 国分・富安・十郎丸・下浦・牛木の各停留所廃止、車庫前停留所を八軒屋に改称
  • 1948年(昭和23年)
    • 11月9日 甘木線の架線電圧を600Vから1500Vに昇圧。路面電車型の2軸単車に代わり、200形を使用する大牟田線花畑発着の運行形態となる。広又・鯉段・下北野(元の明善寺前)・陣屋・仁王丸・安永・井堰の各停留所を廃止
    • 11月11日 宮の陣 - 日吉町間休止、三井線の甘木 - 宮の陣間を甘木線、日吉町 - 福島間を福島線と改称。
    • 11月21日 宮の陣 - 学校前間を移設し、大牟田線と接続
  • 1952年(昭和27年)4月25日 宮の陣 - 日吉町間廃止
  • 1958年(昭和33年)11月27日 福島線廃止
  • 1960年(昭和35年)8月1日 宮の陣 - 甘木間を軌道法から地方鉄道法準拠に変更
  • 1989年(平成元年)
    • 4月25日 甘木線初の冷房車両600形の運転を開始し200形を全廃
    • 10月1日 甘木 - 花畑間で600形2連によるワンマン運転開始。上浦駅を無人化。
  • 2001年(平成13年)11月10日 甘木 - 大牟田間の直通列車(ワンマン運転)の運転開始。また、これに合わせて7000形の運行も開始
  • 2003年(平成15年)3月 7050形の運転を開始
  • 2004年(平成16年)9月 600形の運行を終了
  • 2008年(平成20年)5月18日 ICカードnimoca導入
  • 2014年(平成26年)3月22日 本郷、大堰、学校前の各駅を無人化。

駅一覧・接続路線[編集]

駅名 駅間キロ 営業キロ 接続路線 所在地
宮の陣駅 - 0.0 西日本鉄道天神大牟田線 久留米市
五郎丸駅 0.9 0.9  
学校前駅# 0.8 1.7  
古賀茶屋駅 2.2 3.9  
北野駅# 1.5 5.4  
大城駅 2.6 8.0  
金島駅# 1.4 9.4  
大堰駅 2.2 11.6   三井郡
大刀洗町
本郷駅# 1.5 13.1  
上浦駅 1.8 14.9   朝倉市
馬田駅 1.2 16.1  
甘木駅# 1.8 17.9 甘木鉄道甘木線

車両[編集]

1948年の昇圧以降、電圧は天神大牟田線と統一されているものの、使用される(あるいは過去に使用された)車両は以下の形式に限られる。

現用車両[編集]

過去の車両[編集]

北野駅に停車中の600形電車(2004年)

昇圧以前の車両については、「西鉄福島線の車両」を参照のこと。

参考文献[編集]

関連項目[編集]